7 / 52
やっぱり恩を仇で返す??
しおりを挟む
その日から学校生活が一変した――ワケでもなく。
「あ゙ぁぁ゙……夏がァ……青春がぁ゙ぁぁ」
「おいおいまた言ってるぞ」
オタクな友人たちのボヤきに苦笑いしつつ、それでも別ジャンルであれど情報交換は欠かさない (雑談配信で使える)平和な時間。
もちろんまだ一年であれどテストは近いので憂鬱ではあるのだが。
「高校生活っつーのは三年しかないんだからな!」
「なにを今さら……」
「逆にどーしてお前らはそんなに呑気にしてられるんだッ!?」
「てかアニメオタクなら二次元の方が好きなんじゃないの」
「なんだその偏見。アニメオタだって生身の女が好きだっての。あー、カノジョ欲しいなぁぁぁ」
アニオタの貴田はここのところいつもこれだ。
中学生の妹に彼氏が出来たことがそんなに悔しかったのか、なにかとカノジョを欲しがっている。
最近はギャルがヒロインのアニメもお気に入りらしく、巨乳清楚系よりオタクに優しいギャルが理想らしいのだが。
「オレは別にいらんがなぁ。だって女なんて面倒だろう」
いつもならこの話題で空気の声優オタクの山口が珍しく口を開いた。
こちらは実のところもっと拗らせていて、若干の女不審気味らしい。
「どうせどんな女もイケメンを見たら股を開くんだ……」
「こっちはだいぶ病んでるなぁ」
ついには項垂れてしまった彼に伊織は心配そうに言ったが、他の友人たちは案外ドライなもので。
「あー? どうせ推しに、イケメン声優だか俳優との熱愛報道が出たんだろ」
「いつものやつ」
なんて心配の欠片もしないのだ。でもそれくらい慣れっこなのは伊織以外この三人が中学からの付き合いだからだったりする。
「くそ……女なんて……3次元なんて……ブツブツ……」
だからこんな様子にも知らん顔だ。
「どうせ一週間くらいで戻る」
「そうならいいけど」
伊織はドン引き半分、心配半分で眺める。
そんな平和な日常――。
「伊織ちゃぁぁんっ、教科書貸して!」
「!?」
教室のドアを音を立てて開け放したのとこの大声はほぼ同時だった。
「ま、稀美さん!?」
色白な手をヒラヒラさせて大股で近づいてくる少女に、伊織はいまだに度肝を抜かれる。
「歴史の教科書忘れちゃった。ね? 貸して!」
「それはいいけど……」
あれからほぼ不登校だった彼女がこうして授業に出るようになったらしい。それは結構なことなのだが。
「あっ、貴田! この前言うてたアニメ、さっそくネ〇フリでみたよー。めっちゃ鬱展開で大爆笑だったんだけどぉ」
「おう見たか。てか笑うな、どっちかというと泣く方で勧めたんだぞ」
なんとオタク趣味とも相性が良かったらしい。
最初こそ女に免疫のないキョドり方をしていた彼らも、気取るどころかガンガン距離を詰めていく明るい稀美に自らの趣味を通じて仲良くなっていったのだ。
「教科書ならオレが貸してやろうか」
「あ、いいの? でも篠原のは落書きだらけだからなー」
「うるせぇ、いいから持ってけよ」
「はーい」
なんだかんだでこうやって上手く馴染んでいたりする、が。
「あれれ? 山口が死んでるぅ」
「言ってやるな、推し声優に熱愛報道が出たんだ」
「ふーん」
こちらは心配することなくあっけらかんに納得して、そんなことよりと伊織の方に向き直る。
「伊織ちゃん♡」
「え……って、ちょっと稀美さん!?」
いきなり彼女が頬に唇寄せて囁く。
「あっち見てみて」
あっちとは? と振り返ると。
「!?!?」
これまた鬼の形相で睨みつけてくる目に、伊織は飛び上がって怯えた。
「ひぇっ」
「キャハッ☆ おもしろーい」
笑っている場合じゃないだろうとツッコミ入れる余裕すらない。
「やややっ、やばいよ! 恭弥くんが怒ってる!!!」
「めっちゃキレてて草」
「草生やしてる場合じゃないってば!!」
やはり俺の可愛い幼なじみに手を出すなっていう牽制だと思うと恐怖と共に、微かに胸が痛んだ気がした。
――あれ?
しかしこの気持ちの意味を考えるヒマさえなく。
「……おい」
「ひぇぇっ!? きょ、恭弥くん」
気付けば長身を縮めるように距離を詰められ見つめられていた。
――心臓が痛い。
さっきのとはまた違う痛み。早鐘のように鳴る鼓動が、目の前の彼に聞かれてやしないかだけが気にかかる。
――やっぱり顔いいな……じゃなくて!
ぶっちゃければ好みのタイプだった。少し苛立ったように上がる眉によくよく見れば少し灰色がかった瞳はカラコンだったりするのだろうか、とか。
形のよい鼻筋から薄い唇まで、すべてが伊織の頬を染めるのは充分なほどの威力で。
「ごっ、ごめんなさい! ま、稀美さんとはその……そういうんじゃなくて!」
「ノート貸せ」
「友達っていうか――って、え?」
ノート貸せ、という言葉が時間差で耳に飛び込んできてようやく脳内でくるくると周り始める。
「ノート……?」
「そうだ。さっきの数学の授業、寝てたから見せろ」
「え……あ……ぇ??」
たしかにさっきは数学だったが、自分のようなお世辞にも優等生とは言い難い自分のモノなんて必要だろうか。
というか取り巻きにでも借りたらいいのにと伊織は思ったが、口にすることは出来なかった。
「いいから貸せ。稀美には良くて俺にはイヤなのか」
「そ、そんなこと!」
すると後ろで。
『つーか稀美ちゃんに貸すのはオレだぞ!!!!』
と篠原の声がするが完全スルーらしい。ジッとこちらに降り注ぐ視線。
「伊織」
「…………僕ので良ければ」
負けた。
まるでカツアゲにでもあったような敗北感でノートを差し出す。
「ん、ありがとな」
強引なわりに礼はちゃんというのかと驚きつつ、小さく上がった彼の口角に一瞬だけ見蕩れる。
――やっぱりなに考えてるかわかんないや。
さっさと離れていく後ろ姿に内心つぶやいた。
ちなみにノートが返ってきたのが放課後であった。
「なにこれ」
「なんだろうな」
伊織を含む彼らが首を傾げる。
「犬? 猫?」
「イタチかタヌキにも見えるけどなぁ」
「いやハムスターだろ」
教科書には数ページにわたって下手くそなイラストと『らびゅぅ(?)』というこれまた下手くそ過ぎて判別さえ危うい文字が書き入れられていた。
「伊織、これって……」
「僕じゃないからね」
「だよな」
するとやはり貸した相手、つまり恭弥の落書きであるのだが。
「借りたノートに落書きするとかエグいってレベルじゃねぇぞ」
とさすがにドン引き顔のオタクたちであった。
「あ゙ぁぁ゙……夏がァ……青春がぁ゙ぁぁ」
「おいおいまた言ってるぞ」
オタクな友人たちのボヤきに苦笑いしつつ、それでも別ジャンルであれど情報交換は欠かさない (雑談配信で使える)平和な時間。
もちろんまだ一年であれどテストは近いので憂鬱ではあるのだが。
「高校生活っつーのは三年しかないんだからな!」
「なにを今さら……」
「逆にどーしてお前らはそんなに呑気にしてられるんだッ!?」
「てかアニメオタクなら二次元の方が好きなんじゃないの」
「なんだその偏見。アニメオタだって生身の女が好きだっての。あー、カノジョ欲しいなぁぁぁ」
アニオタの貴田はここのところいつもこれだ。
中学生の妹に彼氏が出来たことがそんなに悔しかったのか、なにかとカノジョを欲しがっている。
最近はギャルがヒロインのアニメもお気に入りらしく、巨乳清楚系よりオタクに優しいギャルが理想らしいのだが。
「オレは別にいらんがなぁ。だって女なんて面倒だろう」
いつもならこの話題で空気の声優オタクの山口が珍しく口を開いた。
こちらは実のところもっと拗らせていて、若干の女不審気味らしい。
「どうせどんな女もイケメンを見たら股を開くんだ……」
「こっちはだいぶ病んでるなぁ」
ついには項垂れてしまった彼に伊織は心配そうに言ったが、他の友人たちは案外ドライなもので。
「あー? どうせ推しに、イケメン声優だか俳優との熱愛報道が出たんだろ」
「いつものやつ」
なんて心配の欠片もしないのだ。でもそれくらい慣れっこなのは伊織以外この三人が中学からの付き合いだからだったりする。
「くそ……女なんて……3次元なんて……ブツブツ……」
だからこんな様子にも知らん顔だ。
「どうせ一週間くらいで戻る」
「そうならいいけど」
伊織はドン引き半分、心配半分で眺める。
そんな平和な日常――。
「伊織ちゃぁぁんっ、教科書貸して!」
「!?」
教室のドアを音を立てて開け放したのとこの大声はほぼ同時だった。
「ま、稀美さん!?」
色白な手をヒラヒラさせて大股で近づいてくる少女に、伊織はいまだに度肝を抜かれる。
「歴史の教科書忘れちゃった。ね? 貸して!」
「それはいいけど……」
あれからほぼ不登校だった彼女がこうして授業に出るようになったらしい。それは結構なことなのだが。
「あっ、貴田! この前言うてたアニメ、さっそくネ〇フリでみたよー。めっちゃ鬱展開で大爆笑だったんだけどぉ」
「おう見たか。てか笑うな、どっちかというと泣く方で勧めたんだぞ」
なんとオタク趣味とも相性が良かったらしい。
最初こそ女に免疫のないキョドり方をしていた彼らも、気取るどころかガンガン距離を詰めていく明るい稀美に自らの趣味を通じて仲良くなっていったのだ。
「教科書ならオレが貸してやろうか」
「あ、いいの? でも篠原のは落書きだらけだからなー」
「うるせぇ、いいから持ってけよ」
「はーい」
なんだかんだでこうやって上手く馴染んでいたりする、が。
「あれれ? 山口が死んでるぅ」
「言ってやるな、推し声優に熱愛報道が出たんだ」
「ふーん」
こちらは心配することなくあっけらかんに納得して、そんなことよりと伊織の方に向き直る。
「伊織ちゃん♡」
「え……って、ちょっと稀美さん!?」
いきなり彼女が頬に唇寄せて囁く。
「あっち見てみて」
あっちとは? と振り返ると。
「!?!?」
これまた鬼の形相で睨みつけてくる目に、伊織は飛び上がって怯えた。
「ひぇっ」
「キャハッ☆ おもしろーい」
笑っている場合じゃないだろうとツッコミ入れる余裕すらない。
「やややっ、やばいよ! 恭弥くんが怒ってる!!!」
「めっちゃキレてて草」
「草生やしてる場合じゃないってば!!」
やはり俺の可愛い幼なじみに手を出すなっていう牽制だと思うと恐怖と共に、微かに胸が痛んだ気がした。
――あれ?
しかしこの気持ちの意味を考えるヒマさえなく。
「……おい」
「ひぇぇっ!? きょ、恭弥くん」
気付けば長身を縮めるように距離を詰められ見つめられていた。
――心臓が痛い。
さっきのとはまた違う痛み。早鐘のように鳴る鼓動が、目の前の彼に聞かれてやしないかだけが気にかかる。
――やっぱり顔いいな……じゃなくて!
ぶっちゃければ好みのタイプだった。少し苛立ったように上がる眉によくよく見れば少し灰色がかった瞳はカラコンだったりするのだろうか、とか。
形のよい鼻筋から薄い唇まで、すべてが伊織の頬を染めるのは充分なほどの威力で。
「ごっ、ごめんなさい! ま、稀美さんとはその……そういうんじゃなくて!」
「ノート貸せ」
「友達っていうか――って、え?」
ノート貸せ、という言葉が時間差で耳に飛び込んできてようやく脳内でくるくると周り始める。
「ノート……?」
「そうだ。さっきの数学の授業、寝てたから見せろ」
「え……あ……ぇ??」
たしかにさっきは数学だったが、自分のようなお世辞にも優等生とは言い難い自分のモノなんて必要だろうか。
というか取り巻きにでも借りたらいいのにと伊織は思ったが、口にすることは出来なかった。
「いいから貸せ。稀美には良くて俺にはイヤなのか」
「そ、そんなこと!」
すると後ろで。
『つーか稀美ちゃんに貸すのはオレだぞ!!!!』
と篠原の声がするが完全スルーらしい。ジッとこちらに降り注ぐ視線。
「伊織」
「…………僕ので良ければ」
負けた。
まるでカツアゲにでもあったような敗北感でノートを差し出す。
「ん、ありがとな」
強引なわりに礼はちゃんというのかと驚きつつ、小さく上がった彼の口角に一瞬だけ見蕩れる。
――やっぱりなに考えてるかわかんないや。
さっさと離れていく後ろ姿に内心つぶやいた。
ちなみにノートが返ってきたのが放課後であった。
「なにこれ」
「なんだろうな」
伊織を含む彼らが首を傾げる。
「犬? 猫?」
「イタチかタヌキにも見えるけどなぁ」
「いやハムスターだろ」
教科書には数ページにわたって下手くそなイラストと『らびゅぅ(?)』というこれまた下手くそ過ぎて判別さえ危うい文字が書き入れられていた。
「伊織、これって……」
「僕じゃないからね」
「だよな」
するとやはり貸した相手、つまり恭弥の落書きであるのだが。
「借りたノートに落書きするとかエグいってレベルじゃねぇぞ」
とさすがにドン引き顔のオタクたちであった。
43
あなたにおすすめの小説
ウサギ獣人を毛嫌いしているオオカミ獣人後輩に、嘘をついたウサギ獣人オレ。大学時代後輩から逃げたのに、大人になって再会するなんて!?
灯璃
BL
ごく普通に大学に通う、宇佐木 寧(ねい)には、ひょんな事から懐いてくれる後輩がいた。
オオカミ獣人でアルファの、狼谷 凛旺(りおう)だ。
ーここは、普通に獣人が現代社会で暮らす世界ー
獣人の中でも、肉食と草食で格差があり、さらに男女以外の第二の性別、アルファ、ベータ、オメガがあった。オメガは男でもアルファの子が産めるのだが、そこそこ差別されていたのでベータだと言った方が楽だった。
そんな中で、肉食のオオカミ獣人の狼谷が、草食オメガのオレに懐いているのは、単にオレたちのオタク趣味が合ったからだった。
だが、こいつは、ウサギ獣人を毛嫌いしていて、よりにもよって、オレはウサギ獣人のオメガだった。
話が合うこいつと話をするのは楽しい。だから、学生生活の間だけ、なんとか隠しとおせば大丈夫だろう。
そんな風に簡単に思っていたからか、突然に発情期を迎えたオレは、自業自得の後悔をする羽目になるーー。
みたいな、大学篇と、その後の社会人編。
BL大賞ポイントいれて頂いた方々!ありがとうございました!!
※本編完結しました!お読みいただきありがとうございました!
※短編1本追加しました。これにて完結です!ありがとうございました!
旧題「ウサギ獣人が嫌いな、オオカミ獣人後輩を騙してしまった。ついでにオメガなのにベータと言ってしまったオレの、後悔」
『アルファ拒食症』のオメガですが、運命の番に出会いました
小池 月
BL
大学一年の半田壱兎<はんだ いちと>は男性オメガ。壱兎は生涯ひとりを貫くことを決めた『アルファ拒食症』のバース性診断をうけている。
壱兎は過去に、オメガであるために男子の輪に入れず、女子からは異端として避けられ、孤独を経験している。
加えてベータ男子からの性的からかいを受けて不登校も経験した。そんな経緯から徹底してオメガ性を抑えベータとして生きる『アルファ拒食症』の道を選んだ。
大学に入り壱兎は初めてアルファと出会う。
そのアルファ男性が、壱兎とは違う学部の相川弘夢<あいかわ ひろむ>だった。壱兎と弘夢はすぐに仲良くなるが、弘夢のアルファフェロモンの影響で壱兎に発情期が来てしまう。そこから壱兎のオメガ性との向き合い、弘夢との関係への向き合いが始まるーー。
☆BLです。全年齢対応作品です☆
胎児の頃から執着されていたらしい
夜鳥すぱり
BL
好きでも嫌いでもない幼馴染みの鉄堅(てっけん)は、葉月(はづき)と結婚してツガイになりたいらしい。しかし、どうしても鉄堅のねばつくような想いを受け入れられない葉月は、しつこく求愛してくる鉄堅から逃げる事にした。オメガバース執着です。
◆完結済みです。いつもながら読んで下さった皆様に感謝です。
◆表紙絵を、花々緒さんが描いて下さいました(*^^*)。葉月を常に守りたい一途な鉄堅と、ひたすら逃げたい意地っぱりな葉月。
この噛み痕は、無効。
ことわ子
BL
執着強めのαで高校一年生の茜トキ×αアレルギーのβで高校三年生の品野千秋
α、β、Ωの三つの性が存在する現代で、品野千秋(しなのちあき)は一番人口が多いとされる平凡なβで、これまた平凡な高校三年生として暮らしていた。
いや、正しくは"平凡に暮らしたい"高校生として、自らを『αアレルギー』と自称するほど日々αを憎みながら生活していた。
千秋がαアレルギーになったのは幼少期のトラウマが原因だった。その時から千秋はαに対し強い拒否反応を示すようになり、わざわざαのいない高校へ進学するなど、徹底してαを避け続けた。
そんなある日、千秋は体育の授業中に熱中症で倒れてしまう。保健室で目を覚ますと、そこには親友の向田翔(むこうだかける)ともう一人、初めて見る下級生の男がいた。
その男と、トラウマの原因となった人物の顔が重なり千秋は混乱するが、男は千秋の混乱をよそに急に距離を詰めてくる。
「やっと見つけた」
男は誰もが見惚れる顔でそう言った。
学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語
紅林
BL
『桜田門学院高等学校』
日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する幼少中高大院までの一貫校だ。しかし学校の規模に見合わず生徒数は一学年300人程の少人数の学院で、他とは少し違う校風の学院でもある。
そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語
真空ベータの最強執事は辞職したい~フェロモン無効体質でアルファの王子様たちの精神安定剤になってしまった結果、執着溺愛されています~
水凪しおん
BL
フェロモンの影響を受けない「ベータ」の執事ルシアンは、前世の記憶を持つ転生者。
アルファ至上主義の荒れた王城で、彼はその特異な「無臭」体質ゆえに、フェロモン過多で情緒不安定な三人の王子たちにとって唯一の「精神安定剤」となってしまう。
氷の第一王子、野獣の第二王子、知略の第三王子――最強のアルファ兄弟から、匂いを嗅がれ、抱きつかれ、執着される日々。
「私はただの執事です。平穏に仕事をさせてください」
辞表を出せば即却下、他国へ逃げれば奪還作戦。
これは、無自覚に王子たちを癒やしてしまった最強執事が、国ぐるみで溺愛され、外堀を埋められていくお仕事&逆ハーレムBLファンタジー!
【完結済】俺のモノだと言わない彼氏
竹柏凪紗
BL
「俺と付き合ってみねぇ?…まぁ、俺、彼氏いるけど」彼女に罵倒されフラれるのを寮部屋が隣のイケメン&遊び人・水島大和に目撃されてしまう。それだけでもショックなのに壁ドン状態で付き合ってみないかと迫られてしまった東山和馬。「ははは。いいねぇ。お前と付き合ったら、教室中の女子に刺されそう」と軽く受け流した。…つもりだったのに、翌日からグイグイと迫られるうえ束縛まではじまってしまい──?!
■青春BLに限定した「第1回青春×BL小説カップ」最終21位まで残ることができ感謝しかありません。応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
僕の恋人は、超イケメン!!
八乙女 忍
BL
僕は、普通の高校2年生。そんな僕にある日恋人ができた!それは超イケメンのモテモテ男子、あまりにもモテるため女の子に嫌気をさして、偽者の恋人同士になってほしいとお願いされる。最初は、嘘から始まった恋人ごっこがだんだん本気になっていく。お互いに本気になっていくが・・・二人とも、どうすれば良いのかわからない。この後、僕たちはどうなって行くのかな?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる