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2.平凡には非凡がわかりません
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―――派手な電飾、どこか歪で騒がしい。
でも何故か心が踊る機械音。
大型の箱型のゲーム機が並び、子どもよりむしろ僕らのような高校生が多く屯する。
ゲームセンターっていう場所に僕達はいた。
のしのしとクマみたいに歩く先輩に着いて行った結果だ。
「……入ってみるか」
「ああ、はい」
こちらに視線を向けること無く、行ってしまう大きな背中を僕は溜息ついて追いかけた。
「僕、あんまりこういうとこ行ったことないんですよねぇ……あ、あのクレーンゲームお菓子ある」
そんな事を言いながら、僕は隣をそっと伺った。
僕の話にうんうんと頷いてはいるものの、自分から何も話さないしこっちを見てすらいない。
……こんなのモテまくりが聞いて呆れる。
それとも何か。
所詮顔か、やっぱり顔なのか。
それともつまらないのかな……だろうな。
僕だって気まずい方が大きすぎて、胃が痛いもの。
そもそも、なんで僕をこんな所につれてきたんだって思うのは逆ギレ的だろうか。
こんな所、恋人や友達と行けばいいだろうに。
あ、そうか。姉貴の事が好きなんだっけ。だとしても僕なんかとこんな所で時間の無駄しなくても。
大体、姉貴の好感度を僕が操作出来るわけじゃあないのにな。
確か彼も姉同様、頭脳明晰の完璧型なのに……案外アホなのかも。
「あ。これ」
僕はふと、ひとつのクレーンゲームに足を止めた。
ゲーム自体はなんの変哲もない。でも、その商品。
……このぬいぐるみ、すごくブサイク!
海なんだか山なんだか分からない生き物で、色も不気味だし表情なんか最高にブサイクだ。
でもそこが……可愛い。
よく家族や友達に趣味悪い、センス皆無って笑われるけど。
「おう。可愛い、な」
「え……ほんとそう思います?」
隣から降ってきた言葉に、僕は顔を上げる。
初めてバッチリと視線が合った。
……この可愛さを理解してくれる人が現れた! という、嬉しさで僕の笑顔が止まらない。
「姉貴達にはゲテモノ好き扱いされるんですけど……こういうの、好きなんです」
「す、す、好き……なの、か」
「え? ええ」
ん? なんか酷く動揺してないか、この人。汗凄いし、顔も赤いぞ。
季節外れの熱中症、かな。
「あの。大丈夫……」
「ちょっと待ってろ」
「へ?」
短い言葉の後、彼は突如としてこの場から動かなくなってしまった。
つまり、クレーンゲームに夢中になってしまったのだ。
「えぇっと……」
「……」
鬼気迫る形相でクレーンゲームをするイケメンは、本当に怖い。
一心不乱という言葉がこれ程似合う男がいるとは。
僕と言えばそんな彼を眺めるのも飽きてしまって、視線をそこらにさ迷わせる。
向こう側に格闘ゲームがあって、そこに座りっぱなしじゃあないかっていう大学生位のお兄さん達。
音ゲーと言われるゲームには、さらにやりこんでそうな僕らと似た年頃の男子達が数人。
凄い勢いでバチを操り、太鼓を乱れ打ちしている。
プリクラもあった。女の子達がキャッキャッしながら出てきた。
きっとさぞかし盛ったんだろう。
……あ。カップルもいた。
若い男女。手を繋いでいるから多分そうだ。
指を絡める形の手繋ぎ。あー、本当にするんだな。
手汗とか、僕そういうの気になっちゃうんだけど。
あ、相手のじゃあないよ。自分のだ。緊張すると汗かきやすくなるから。
……僕にも恋人、がいたら。
こういう所より、もっと静かな公園とか喫茶店とかでお喋りしたいな。
あとは図書館で一緒に勉強したり、さ。
妄想だと笑わないで欲しい。
夢見るくらいなら自由だからね。
「おい、喉渇いた。行くぞ」
「えっ……あ、はい」
また突然声をかけられた。
そして再び返事も待たず歩き出す。
……なんだこの俺様っぷりは。
呆れながらもその背中が妙に不器用で、吹き出してしまいそうだった。
■□▪▫■□▫▪■□▪▫■□▫
―――場所を変えると、自販機とベンチが並ぶ休憩所? もあった。
彼がジュースを買ったので、僕も買おうと財布を出す。
「どれが良いんだ?」
「え、あ。そのコーラ……」
とお金を入れてボタンを押す前に、ガコンという音ともにジュースが落っこちてきた。
「ほらよ」
「あっ、すいません、お金……」
差し出されたコーラを受け取って、慌てて財布から小銭出そうとすると彼に制止される。
「要らん。奢りだ」
「ええっと……あ、ありがとう、ございます」
ぷいっと視線逸らしたまま言われたけど、まぁこういうのって断ると却って失礼になるかもだからね。
ここは素直に受け取っておく。大体、彼にどう思われようが僕にはなんの意味もダメージもない。
「……」
「……」
ジュース飲むのにこんなに沈黙が必要だっけ。
……本当に喋らない、この人。
こっそり隣を盗み見すると、美丈夫と評される男前が果汁100%のりんごジュース飲んでいる。
あらま意外だ。
「可愛い」
「ん?」
「あっ」
……し、しまったぁぁッ、口に出た! 思考が口に出ちゃった!?
べ、別に特別な意味とかないから。
単にそのギャップに女の子が『可愛い』とか言うのかな、って考えてただけだから!
なんて言い訳こそ言葉として出せず、口をパクパクと瀕死の魚見たくさせるしか出来ない。
「そうか。可愛いか、そうか」
そんな僕を彼は怒鳴りつけることも、ぶっ飛ばすこともしなかった。
それどころか。なんと笑ったのだ。
白い歯を見せて、すごく嬉しそうに爽やかに。ニッコリと。
それは眩しいくらい、その……カッコ良くて、可愛かった。
「これ、やるよ」
「え……? あ、これ」
さっきのクレーンゲームのブサイクぬいぐるみ2体。色違いだ。
「わぁ、やっぱりブサイクで可愛いっ!」
それに案外抱き心地いいじゃあないか。
男子高校生がぬいぐるみを抱きしめているのを見て、気味悪がっているのかこちらを凝視している。
「あ、あのこれ。ありがとうございます」
慌ててお礼言うと、ハッとしたように『おぅ』と唸り声みたいな返事を返した。
「これ。可愛くないですか?」
僕と趣味、合わないかな……そう思って聞いてみた。
すると彼はやはり目を逸らしたまま。
「あー……の、方、が……可愛い」
なんてもごもご言ってる。
まさか気を遣わせてしまったかな。
「露核先輩? あはは、大丈夫ですよ」
……趣味悪いって言われ慣れてるし。
半笑いでそう弁解しようかと思ったら。
「その、敬語、やめてくれねぇか」
「え」
何故か彼は、すごくションボリしていた。昨日、手紙を渡しに来た日みたいに。飼い主に叱られた犬みたいに。
大きな身体が所在無げに、綺麗な顔が憂いに満ち溢れているとこんな破壊力。
……っていうかなんでこの人こんな顔するの。
そう思っていたら、その破壊力満点の男はぽつりぽつりと言葉を零し始めた。
「お前にとっちゃあ俺は先輩だ……だがな、俺は、実の所お前と仲良く、なりたいと思っている……だから、こういう敬語は……ちと傷付く」
ゆっくりと不器用に紡がれた言葉に、僕がなんて思ったかというと。
『か、可愛い』
そう、可愛いと思った。
僕より遥かに背が高くて美形だけど強面の男を。
……この人、僕が敬語使うと傷付くんだ。
僕と仲良くなりたい、だって。
自分の頬がだらしなく緩んでいくのを感じた。嬉しくて。そう、嬉しくて!
つまりこれ。
僕も、彼と仲良くなりたいってことかな。
いつからそんな感情芽生えちゃったんだろ。
イケメンってずるい。
「あの……露核先輩、これ」
僕も負けじと不器用に、2つのぬいぐるみのうちひとつを差し出した。
「お、おそろいってことで! 友達、だしっ……ね?」
ポカン顔の彼にそれを押し付けて、僕は彼から顔を逸らした。
「……」
首から上が熱い。
熱でもあるのかな。動悸までしてきたじゃないか。
「おぅ……ありがとな。一郎」
―――彼の声は微笑んでいた。
でも何故か心が踊る機械音。
大型の箱型のゲーム機が並び、子どもよりむしろ僕らのような高校生が多く屯する。
ゲームセンターっていう場所に僕達はいた。
のしのしとクマみたいに歩く先輩に着いて行った結果だ。
「……入ってみるか」
「ああ、はい」
こちらに視線を向けること無く、行ってしまう大きな背中を僕は溜息ついて追いかけた。
「僕、あんまりこういうとこ行ったことないんですよねぇ……あ、あのクレーンゲームお菓子ある」
そんな事を言いながら、僕は隣をそっと伺った。
僕の話にうんうんと頷いてはいるものの、自分から何も話さないしこっちを見てすらいない。
……こんなのモテまくりが聞いて呆れる。
それとも何か。
所詮顔か、やっぱり顔なのか。
それともつまらないのかな……だろうな。
僕だって気まずい方が大きすぎて、胃が痛いもの。
そもそも、なんで僕をこんな所につれてきたんだって思うのは逆ギレ的だろうか。
こんな所、恋人や友達と行けばいいだろうに。
あ、そうか。姉貴の事が好きなんだっけ。だとしても僕なんかとこんな所で時間の無駄しなくても。
大体、姉貴の好感度を僕が操作出来るわけじゃあないのにな。
確か彼も姉同様、頭脳明晰の完璧型なのに……案外アホなのかも。
「あ。これ」
僕はふと、ひとつのクレーンゲームに足を止めた。
ゲーム自体はなんの変哲もない。でも、その商品。
……このぬいぐるみ、すごくブサイク!
海なんだか山なんだか分からない生き物で、色も不気味だし表情なんか最高にブサイクだ。
でもそこが……可愛い。
よく家族や友達に趣味悪い、センス皆無って笑われるけど。
「おう。可愛い、な」
「え……ほんとそう思います?」
隣から降ってきた言葉に、僕は顔を上げる。
初めてバッチリと視線が合った。
……この可愛さを理解してくれる人が現れた! という、嬉しさで僕の笑顔が止まらない。
「姉貴達にはゲテモノ好き扱いされるんですけど……こういうの、好きなんです」
「す、す、好き……なの、か」
「え? ええ」
ん? なんか酷く動揺してないか、この人。汗凄いし、顔も赤いぞ。
季節外れの熱中症、かな。
「あの。大丈夫……」
「ちょっと待ってろ」
「へ?」
短い言葉の後、彼は突如としてこの場から動かなくなってしまった。
つまり、クレーンゲームに夢中になってしまったのだ。
「えぇっと……」
「……」
鬼気迫る形相でクレーンゲームをするイケメンは、本当に怖い。
一心不乱という言葉がこれ程似合う男がいるとは。
僕と言えばそんな彼を眺めるのも飽きてしまって、視線をそこらにさ迷わせる。
向こう側に格闘ゲームがあって、そこに座りっぱなしじゃあないかっていう大学生位のお兄さん達。
音ゲーと言われるゲームには、さらにやりこんでそうな僕らと似た年頃の男子達が数人。
凄い勢いでバチを操り、太鼓を乱れ打ちしている。
プリクラもあった。女の子達がキャッキャッしながら出てきた。
きっとさぞかし盛ったんだろう。
……あ。カップルもいた。
若い男女。手を繋いでいるから多分そうだ。
指を絡める形の手繋ぎ。あー、本当にするんだな。
手汗とか、僕そういうの気になっちゃうんだけど。
あ、相手のじゃあないよ。自分のだ。緊張すると汗かきやすくなるから。
……僕にも恋人、がいたら。
こういう所より、もっと静かな公園とか喫茶店とかでお喋りしたいな。
あとは図書館で一緒に勉強したり、さ。
妄想だと笑わないで欲しい。
夢見るくらいなら自由だからね。
「おい、喉渇いた。行くぞ」
「えっ……あ、はい」
また突然声をかけられた。
そして再び返事も待たず歩き出す。
……なんだこの俺様っぷりは。
呆れながらもその背中が妙に不器用で、吹き出してしまいそうだった。
■□▪▫■□▫▪■□▪▫■□▫
―――場所を変えると、自販機とベンチが並ぶ休憩所? もあった。
彼がジュースを買ったので、僕も買おうと財布を出す。
「どれが良いんだ?」
「え、あ。そのコーラ……」
とお金を入れてボタンを押す前に、ガコンという音ともにジュースが落っこちてきた。
「ほらよ」
「あっ、すいません、お金……」
差し出されたコーラを受け取って、慌てて財布から小銭出そうとすると彼に制止される。
「要らん。奢りだ」
「ええっと……あ、ありがとう、ございます」
ぷいっと視線逸らしたまま言われたけど、まぁこういうのって断ると却って失礼になるかもだからね。
ここは素直に受け取っておく。大体、彼にどう思われようが僕にはなんの意味もダメージもない。
「……」
「……」
ジュース飲むのにこんなに沈黙が必要だっけ。
……本当に喋らない、この人。
こっそり隣を盗み見すると、美丈夫と評される男前が果汁100%のりんごジュース飲んでいる。
あらま意外だ。
「可愛い」
「ん?」
「あっ」
……し、しまったぁぁッ、口に出た! 思考が口に出ちゃった!?
べ、別に特別な意味とかないから。
単にそのギャップに女の子が『可愛い』とか言うのかな、って考えてただけだから!
なんて言い訳こそ言葉として出せず、口をパクパクと瀕死の魚見たくさせるしか出来ない。
「そうか。可愛いか、そうか」
そんな僕を彼は怒鳴りつけることも、ぶっ飛ばすこともしなかった。
それどころか。なんと笑ったのだ。
白い歯を見せて、すごく嬉しそうに爽やかに。ニッコリと。
それは眩しいくらい、その……カッコ良くて、可愛かった。
「これ、やるよ」
「え……? あ、これ」
さっきのクレーンゲームのブサイクぬいぐるみ2体。色違いだ。
「わぁ、やっぱりブサイクで可愛いっ!」
それに案外抱き心地いいじゃあないか。
男子高校生がぬいぐるみを抱きしめているのを見て、気味悪がっているのかこちらを凝視している。
「あ、あのこれ。ありがとうございます」
慌ててお礼言うと、ハッとしたように『おぅ』と唸り声みたいな返事を返した。
「これ。可愛くないですか?」
僕と趣味、合わないかな……そう思って聞いてみた。
すると彼はやはり目を逸らしたまま。
「あー……の、方、が……可愛い」
なんてもごもご言ってる。
まさか気を遣わせてしまったかな。
「露核先輩? あはは、大丈夫ですよ」
……趣味悪いって言われ慣れてるし。
半笑いでそう弁解しようかと思ったら。
「その、敬語、やめてくれねぇか」
「え」
何故か彼は、すごくションボリしていた。昨日、手紙を渡しに来た日みたいに。飼い主に叱られた犬みたいに。
大きな身体が所在無げに、綺麗な顔が憂いに満ち溢れているとこんな破壊力。
……っていうかなんでこの人こんな顔するの。
そう思っていたら、その破壊力満点の男はぽつりぽつりと言葉を零し始めた。
「お前にとっちゃあ俺は先輩だ……だがな、俺は、実の所お前と仲良く、なりたいと思っている……だから、こういう敬語は……ちと傷付く」
ゆっくりと不器用に紡がれた言葉に、僕がなんて思ったかというと。
『か、可愛い』
そう、可愛いと思った。
僕より遥かに背が高くて美形だけど強面の男を。
……この人、僕が敬語使うと傷付くんだ。
僕と仲良くなりたい、だって。
自分の頬がだらしなく緩んでいくのを感じた。嬉しくて。そう、嬉しくて!
つまりこれ。
僕も、彼と仲良くなりたいってことかな。
いつからそんな感情芽生えちゃったんだろ。
イケメンってずるい。
「あの……露核先輩、これ」
僕も負けじと不器用に、2つのぬいぐるみのうちひとつを差し出した。
「お、おそろいってことで! 友達、だしっ……ね?」
ポカン顔の彼にそれを押し付けて、僕は彼から顔を逸らした。
「……」
首から上が熱い。
熱でもあるのかな。動悸までしてきたじゃないか。
「おぅ……ありがとな。一郎」
―――彼の声は微笑んでいた。
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