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魔法使いと聖職者の違い。それは得意分野によるものだ。
魔法使い自体にも得手不得手はあれど、基本的には攻撃魔法に特化している。
しかし聖職者は、主に回復と防御。互いに、自分の不得意分野の魔法はごく一部しか使えない事が多い。
これはもはや素質だったり、体質なので仕方のないことなのだが。
「おい、トマス。まさか自分自身に回復魔法をかけられないのか?」
「まぁな。でも、アンタになら簡単なのをかけてやれる。ほら、動くなよ」
岩陰に隠れたルイトとトマスは、並んで座りこむ。
おびただしい数の魔物を蹴散らしてきたが、まだまだ出てくるとも限らない。だとすれば、今の状況だと厳しいコンディションだ。
手をにぎりしめ、口の中で呪文を唱えている彼をなんともなしに眺めていた。
「君さ……なかなかやるよな」
「そりゃどうも。アンタもさすが、あのルイト・カントールだ。あんなヤツら、よく相手できたよ」
「それは君もいたからさ」
たった一人では、ここまで戦えていたかどうか。よしんば倒せても、半死半生で倒れていたかもしれない。
少なくても、こんな軽口を叩いてはいられなかっただろう。
「その傷」
「ん? ああ、これか。あははっ、大したことない。ツバでも付けときゃ治る」
どこかで切ったのだろうか。腕ににじむ血をそっとぬぐえば、彼は豪快に笑ってみせる。
とはいえ少々、痩せ我慢だったらしく。すぐさま痛みに顔をしかめた。
「おいおい、世話ないな。君のも手当てしてやるよ」
「お、おい。いいって!」
「ガキが変な遠慮してんじゃないぜ。まったく」
その腕を少し強引にとると、腰につけた皮袋から薬草を取り出す。
「ちょっと待ってろ」
「アンタ、なにをっ!?」
自らの服のすそを破った。そして薬草を揉み込むようにして傷口につけると、素早く服のすそだった布切れを巻き付け始める。
包帯の代わりだ。
「魔法使いの利き手も大事だろ、なにもしないよりはマシだ」
「あ、ありがと……」
なぜか真っ赤になってモゴモゴと礼を口の中でつぶやく少年に、微笑みかける。
「気にすんな。言ったろ、ガキは変な遠慮してんじゃないってさ」
「でも」
「僕の事を守ってくれた優秀な魔法使い君を、労うことくらいさせてくれよ」
「っ、アンタなぁ!」
天を仰いで頭を抱える彼の反応に違和感を覚えた。しかしそれ以上に、なんとも初々しい反応をからかいたくなってしまうもので。
「そんな照れてんじゃないぞ、もしや君は童貞か?」
「どどどっ、童貞ちゃうわっ! つーかっ、関係ねぇし!!!」
「あははは、なに動揺してんだよ」
男相手にこの純粋な反応は、むしろ心配したくなるものだが。
(なんだこの感じ)
ムクムクと湧く、イタズラ心というか。まるでお色気美女が、純真な少年をからかいたくなる時のような。小悪魔的な欲求が頭をもたげてきてしまう。
そんな未知の感覚に戸惑いつつも、薄く微笑んで彼に手を伸ばす。
「なぁトマス」
「?」
頬に、そっと手を触れさせた。
びくりと震えたトマスを覗き込みながら。
「……ん」
ちゅ、と小さなリップ音。
軽いキスを彼の頬に落としたのだ。
「~~っ!?!?!?」
トマスは目ん玉が零れるかっていう程に見開き、口をパクパクさせる。
瀕死の魚みたいだな、なんて思う。
「あ、アンタっ、なにを!?」
「名前で呼べよ。この童貞」
「だから童貞ちがうっつーの! いや、そんな、ええっと――」
「なんか身体が、熱い……」
そう。さっきから、身体の芯がずくりと疼いて熱が上がっていくのがわかった。
この感覚、覚えがある。
(媚薬?)
「おい、やべぇぞ! ガスだっ、ガスが流されている!」
気がついたときには催淫効果のある、気体が岩場の入口から流されて充満していたのだ。
「くそっ。おい、アンタ大丈夫か!?」
「う……ぅ……ふっ……ぅ」
(やばい。これは、耐えられない)
ガクガクと足が震えて、立っていられない。
崩れ落ちるルイトをトマスが、とっさに抱いて支える。
その刺激に、また唇を噛んで身体をびくつかせてしまう。
「あぅっ」
「オレ、やばいかも」
「と、トマス……逃げ……」
「アンタが悪いんだ」
「ひぃ……っ……ま、待て……お、押し倒す、な……」
さっき、思い切り吸ってしまったのだろう。
一気に効果がまわったトマスは、真剣な顔でこちらを見下ろしてくる。
「シモンには悪いが、アンタを抱くよ」
「や、やめ……そんな……ひぁっ!?」
首筋をツーッとなめられ、あられもない声をあげれば。彼の目が雄の欲にまみれる。
「アンタ、さすがだ。よく慣れてる」
「ど、どういう意味――」
「少しくらい、食わせてもらってもいいよな?」
「君はさっきから、なにいってんだよ!」
訳の分からない事をブツブツいう少年の力は、恐ろしく強い。必死になって身体の下から逃げ出そうとするが、やすやすと押さえつけられてさらに刺激で惚けそうだ。
「やめろっ、やだってば!」
「アンタもオレのこと惑わしただろ」
「そ、それは……」
確かに頬にキスをした。でも、それも少しずつ流れ込んできた催淫ガスの効果のせい。
「オレの初めて、アンタにくれてやるから」
「っ、ひぃ……っ、いら、な……」
グイグイと下腹部にあてられる、怒張した塊に危機感が増す。
熱い、熱すぎる。まだ未発達な身体に対し、男に抱かれた記憶のない彼を怯えさせるのは充分なもので。
「ルイト」
「っ、な、なんで」
「名前呼べっていっただろ」
「離せよッ、トマス!」
「嫌だ。アンタを抱く、めちゃくちゃにしてやる」
(やだ)
片手で服を剥ぎ取るように脱がしていく彼に、いよいよ力の入らなくなったルイトは目を閉じた。
流れる涙が、頬を濡らした時。
「【浄化】!」
鋭い声とともに、吹き抜ける風。
またたくまに立ち込めていた、甘く痺れたような空気は霧散する。
「二人とも大丈夫!?」
「ルイトさんっ……と、トマ……ス……?」
岩場に飛び込んできた二つの影。
仲間を助けんと駆けつけた、剣士のシモンと聖女であるイゼベルだった。
外からでも分かる異変を取り除くべく、浄化魔法をかけたのだ。
そんな彼らの目に映ったのは。
「…………え゙」
「あ゙」
ほとんど服を脱がされたルイトと、それを押し倒す完全フル勃起状態のトマス。
四人は数秒の沈黙の後。
「っうあ゙ァァァ!?」
「キャァァァッ!!」
「ルイトさぁぁぁんっ!」
「ちょ、トマスどけっ……違うんだっ、イゼベル、これはちがくて!!」
もう阿鼻叫喚。収集がつかなくった――。
魔法使い自体にも得手不得手はあれど、基本的には攻撃魔法に特化している。
しかし聖職者は、主に回復と防御。互いに、自分の不得意分野の魔法はごく一部しか使えない事が多い。
これはもはや素質だったり、体質なので仕方のないことなのだが。
「おい、トマス。まさか自分自身に回復魔法をかけられないのか?」
「まぁな。でも、アンタになら簡単なのをかけてやれる。ほら、動くなよ」
岩陰に隠れたルイトとトマスは、並んで座りこむ。
おびただしい数の魔物を蹴散らしてきたが、まだまだ出てくるとも限らない。だとすれば、今の状況だと厳しいコンディションだ。
手をにぎりしめ、口の中で呪文を唱えている彼をなんともなしに眺めていた。
「君さ……なかなかやるよな」
「そりゃどうも。アンタもさすが、あのルイト・カントールだ。あんなヤツら、よく相手できたよ」
「それは君もいたからさ」
たった一人では、ここまで戦えていたかどうか。よしんば倒せても、半死半生で倒れていたかもしれない。
少なくても、こんな軽口を叩いてはいられなかっただろう。
「その傷」
「ん? ああ、これか。あははっ、大したことない。ツバでも付けときゃ治る」
どこかで切ったのだろうか。腕ににじむ血をそっとぬぐえば、彼は豪快に笑ってみせる。
とはいえ少々、痩せ我慢だったらしく。すぐさま痛みに顔をしかめた。
「おいおい、世話ないな。君のも手当てしてやるよ」
「お、おい。いいって!」
「ガキが変な遠慮してんじゃないぜ。まったく」
その腕を少し強引にとると、腰につけた皮袋から薬草を取り出す。
「ちょっと待ってろ」
「アンタ、なにをっ!?」
自らの服のすそを破った。そして薬草を揉み込むようにして傷口につけると、素早く服のすそだった布切れを巻き付け始める。
包帯の代わりだ。
「魔法使いの利き手も大事だろ、なにもしないよりはマシだ」
「あ、ありがと……」
なぜか真っ赤になってモゴモゴと礼を口の中でつぶやく少年に、微笑みかける。
「気にすんな。言ったろ、ガキは変な遠慮してんじゃないってさ」
「でも」
「僕の事を守ってくれた優秀な魔法使い君を、労うことくらいさせてくれよ」
「っ、アンタなぁ!」
天を仰いで頭を抱える彼の反応に違和感を覚えた。しかしそれ以上に、なんとも初々しい反応をからかいたくなってしまうもので。
「そんな照れてんじゃないぞ、もしや君は童貞か?」
「どどどっ、童貞ちゃうわっ! つーかっ、関係ねぇし!!!」
「あははは、なに動揺してんだよ」
男相手にこの純粋な反応は、むしろ心配したくなるものだが。
(なんだこの感じ)
ムクムクと湧く、イタズラ心というか。まるでお色気美女が、純真な少年をからかいたくなる時のような。小悪魔的な欲求が頭をもたげてきてしまう。
そんな未知の感覚に戸惑いつつも、薄く微笑んで彼に手を伸ばす。
「なぁトマス」
「?」
頬に、そっと手を触れさせた。
びくりと震えたトマスを覗き込みながら。
「……ん」
ちゅ、と小さなリップ音。
軽いキスを彼の頬に落としたのだ。
「~~っ!?!?!?」
トマスは目ん玉が零れるかっていう程に見開き、口をパクパクさせる。
瀕死の魚みたいだな、なんて思う。
「あ、アンタっ、なにを!?」
「名前で呼べよ。この童貞」
「だから童貞ちがうっつーの! いや、そんな、ええっと――」
「なんか身体が、熱い……」
そう。さっきから、身体の芯がずくりと疼いて熱が上がっていくのがわかった。
この感覚、覚えがある。
(媚薬?)
「おい、やべぇぞ! ガスだっ、ガスが流されている!」
気がついたときには催淫効果のある、気体が岩場の入口から流されて充満していたのだ。
「くそっ。おい、アンタ大丈夫か!?」
「う……ぅ……ふっ……ぅ」
(やばい。これは、耐えられない)
ガクガクと足が震えて、立っていられない。
崩れ落ちるルイトをトマスが、とっさに抱いて支える。
その刺激に、また唇を噛んで身体をびくつかせてしまう。
「あぅっ」
「オレ、やばいかも」
「と、トマス……逃げ……」
「アンタが悪いんだ」
「ひぃ……っ……ま、待て……お、押し倒す、な……」
さっき、思い切り吸ってしまったのだろう。
一気に効果がまわったトマスは、真剣な顔でこちらを見下ろしてくる。
「シモンには悪いが、アンタを抱くよ」
「や、やめ……そんな……ひぁっ!?」
首筋をツーッとなめられ、あられもない声をあげれば。彼の目が雄の欲にまみれる。
「アンタ、さすがだ。よく慣れてる」
「ど、どういう意味――」
「少しくらい、食わせてもらってもいいよな?」
「君はさっきから、なにいってんだよ!」
訳の分からない事をブツブツいう少年の力は、恐ろしく強い。必死になって身体の下から逃げ出そうとするが、やすやすと押さえつけられてさらに刺激で惚けそうだ。
「やめろっ、やだってば!」
「アンタもオレのこと惑わしただろ」
「そ、それは……」
確かに頬にキスをした。でも、それも少しずつ流れ込んできた催淫ガスの効果のせい。
「オレの初めて、アンタにくれてやるから」
「っ、ひぃ……っ、いら、な……」
グイグイと下腹部にあてられる、怒張した塊に危機感が増す。
熱い、熱すぎる。まだ未発達な身体に対し、男に抱かれた記憶のない彼を怯えさせるのは充分なもので。
「ルイト」
「っ、な、なんで」
「名前呼べっていっただろ」
「離せよッ、トマス!」
「嫌だ。アンタを抱く、めちゃくちゃにしてやる」
(やだ)
片手で服を剥ぎ取るように脱がしていく彼に、いよいよ力の入らなくなったルイトは目を閉じた。
流れる涙が、頬を濡らした時。
「【浄化】!」
鋭い声とともに、吹き抜ける風。
またたくまに立ち込めていた、甘く痺れたような空気は霧散する。
「二人とも大丈夫!?」
「ルイトさんっ……と、トマ……ス……?」
岩場に飛び込んできた二つの影。
仲間を助けんと駆けつけた、剣士のシモンと聖女であるイゼベルだった。
外からでも分かる異変を取り除くべく、浄化魔法をかけたのだ。
そんな彼らの目に映ったのは。
「…………え゙」
「あ゙」
ほとんど服を脱がされたルイトと、それを押し倒す完全フル勃起状態のトマス。
四人は数秒の沈黙の後。
「っうあ゙ァァァ!?」
「キャァァァッ!!」
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