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五章
謎の女性テデュッセア
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ケルヴィン殿下は、カジノのルーレットのテーブルに座り、膝には見知らぬ女性を乗せている。
だ、大丈夫なのか?
俺は、ケルヴィン殿下に声をかけた。
「ケルヴィン殿下」
「お、アーチロビン」
「その女性は?」
「あぁ、彼女はテデュッセア。ここで知り合った。俺の幸運の女神でさ、ずーっと勝ちっぱなしだよ」
テデュッセアと呼ばれた女性は、泣きぼくろのある美人で、セクシーなドレスに身を包んでいる。
目のやり場に困るな。イルハートほど胸が大きい人ではないけど、見えそうで見えないドレスは嫌でも目を引く。
ゾクゾクきてしまう。
いかん、いかん。
軽く咳払いして横を見ると、目を細めるフィオの顔が見えた。
!!
一瞬で背中が凍りつく。
こ、怖い顔。
普段はあんなに可愛いのに、真顔で目を細められると、本当に怖くなる。
「……見惚れちゃって」
「フ、フィオ、あのな」
「はっはっは」
「ケルヴィン殿下?」
俺たちを見ていたケルヴィン殿下が、急に笑いだした。
「おいおい、フィオ。視線がいくのは、仕方ないんだよ。フィオだって、好みのイケメンがいたら、目がいくだろ?」
「ケルヴィン殿下!! そ、そんなこと!」
「まあ、エロい……いや、魅力的でセクシーな女性が目の前にいたら、俺だって見つめてしまう。あまり、アーチロビンを責めるな」
「……好きな女性がいてもですか? 殿下」
「関係ないね。好みの女性には、何人でも目がいく。あわよくば、関係を持ちたい。それが普通」
「そんな!」
フィオの肩が落ち込む。
いや、俺はいいと思っても、そこでやめる。
理性で抑えればすむ話だ。
俺が補足としてそう言おうとした時、ケルヴィン殿下が、フィオの顔を覗き込んだ。
「フィオ。アーチロビンは、モテる。何人と遊ぼうとも、笑って許せる心の広さが必要だ」
「!!」
ええええ!?
俺は驚いて、ケルヴィン殿下を見つめた。
「ケルヴィン殿下。俺、モテませんけど?」
「は……!? まさか、まだ自覚なしか?」
「自覚? 何を?」
「……」
ケルヴィン殿下が、固まっている。なぜ?
モテたことはないぞ、俺は。
「それに俺……フィオ以外の女の子の相手まで……できません。彼女だけで、俺は満足なんです」
「アーチロビン……」
フィオが、嬉しそうに微笑む。
だってそうだろ?
こんなに可愛くて、愛おしいのに。
俺の心は……もう、満席なんだよな。
他の女性の相手をする、スペースなんてない。
「うふふふ」
テデュッセアが、笑いだした。
え、笑うところ?
テデュッセアは、おかしそうに俺を見る。
「まあ、早い話、フィオさん以外に心が動かないんですよ。よかったですね、フィオさん」
「嬉しいです。テデュッセアさん」
「俺は納得できんがなぁ。色んな女性に目移りするのが、普通だし」
「ケルヴィン殿下、殿方も色々です。ましてや彼は、何か喪失を経験したのではないですか?」
「!!」
「そんな目をしています。彼女を一度失ったのでは?」
「た、確かに」
「彼は、彼女との繋がりを完全に失う恐怖と悲しみを知っています。この先も、その想いが他の女性への移り気を防ぎ、彼女だけを愛し抜くでしょう。羨ましいわ」
「テ、テデュッセア、俺だってやれるよ」
「あら、ケルヴィン殿下。できないことを、口になさらないで?」
「できるさ。試してみるかい?」
「それは楽しみですわ。あなたのその目線が、どこに動くかで私にはわかりますから」
な、なにやら、二人の間に火花のようなものが見えるのは気のせいか?
「でも、フィオさん」
テデュッセアは、ケルヴィン殿下の膝の上から立ち上がり、フィオのそばに来る。
「は、はい」
「もう少し、あなたもその硬さを解くべきですね。時には大胆に迫ることも、殿方を惹きつける要素ですよ」
「だ、大胆に?」
「そうだ、良いことを教えましょう」
テデュッセアは、フィオの耳に何かゴニョゴニョと話していた。
「え! そ、そ、そん…!」
話を聞いているフィオの顔が、みるみる赤くなっていく。
両手で頬を押さえ、俺をチラチラ見ていた。
白い耳も尻尾も、ブンブン動いている。
な、なんだよ。何を話してるんだ?
見ている俺まで、ドキドキしてくる。
「ジョシノ、ヒソヒソバナシ、キニナル……ンガ!」
オウムのフェイルノが余計なことを言いかけたので、慌てて嘴を押さえた。
お前はもう、すぐに状況をまぜっ返すからな。
そんな俺の目の前で、テデュッセアがフィオの手を軽く握って、笑いかけている。
「頑張って。あなたは、素敵な人なのだから。自信を持ってください」
「あ、でも……できるでしょうか、私」
「恥ずかしいのは、最初だけ。ね?」
話を終えたテデュッセアが、優しく彼女の背を押し出した。
「は、はい!」
フィオは、頭を下げて俺のところへ戻って来る。
顔が真っ赤だぞ? フィオ。
何を聞いたんだろ。
テデュッセアは、何事もなかったようにケルヴィン殿下の膝の上に座り直す。
ガラララ……その時、ちょうどルーレットのウィールが回り始めた。
玉が投入され、ディーラーがテーブルを囲む客にチップを賭けるよう声をかける。
テデュッセアは、フィオをチラリと見てから、回転するウィールを見つめた。
なんだ? フィオが何か?
テデュッセアは、確信したようにケルヴィン殿下に告げる。
「彼女を見て直感したの。きますわ」
「え!?」
「赤の7。ストレートアップが狙える。全額ベットして」
「全額!?」
「幸運の白い狐の彼女の、ツキに乗りましょう」
周りの客がざわつき、まさかそんなと言う声が聞こえてくる。
そんな声をよそに、テデュッセアと見つめ合ったケルヴィン殿下は、赤の7に全額をかけた。
ガラララララ。
ルーレットのウィールが回り続け、やがて玉が落ちる。
カランカラン、カラン……コトン。
「赤の7」
「おおおお!!」
「すげぇ!!」
「きゃあ! 信じられない」
周りから大歓声があがる。
テデュッセアは、嬉しそうにケルヴィン殿下に抱きついて、熱いキスを交わし始めた。
な、なんだか、すごい女性だな。
彼女は、薄目を開けて俺たちを見ると、片手でさよならと手を振る。
これ以上邪魔してはいけないな。
危険な女性というわけではなさそうだから、この場を去ろう。
俺は、フィオを連れてその場を離れた。
なかなか、落ち着ける場所がないな。
俺たちは屋上へと上る。
途中、温泉エリアがあった。
温泉かあ。いいなぁ、汗を流してさっぱりできるし。
フィオと二人で、入れたらなぁ……。
こ、こら!
馬鹿か、俺は!!
両想いだからと、いい気になっていれば、痛い目に遭うに決まってる。
で、でも、聞くだけならよくないか?
入らないか、て。
それで嫌と言われたら、やめればいいし。
べ、別にいやらしい下心なんて……そりゃ、少しは、その……。
いかん、顔が緩みそう。
「アーチロビン」
不意に声をかけられて、俺は思わず姿勢を正して彼女に頭を下げた。
「す、すみません!」
「え? 何?」
「いや、その……怒ってる?」
「ううん。全然」
「ホゥ……よかった」
「クスクス、変なアーチロビン」
「変なとか、言うなよ」
「ごめんね」
「それより、フィオは何を言いかけたの?」
「あ、あの。あのね」
フィオが、モジモジしながら温泉の方を指差した。
え……。
これは……まさか。
俺の妄想が、現実に?
だ、大丈夫なのか?
俺は、ケルヴィン殿下に声をかけた。
「ケルヴィン殿下」
「お、アーチロビン」
「その女性は?」
「あぁ、彼女はテデュッセア。ここで知り合った。俺の幸運の女神でさ、ずーっと勝ちっぱなしだよ」
テデュッセアと呼ばれた女性は、泣きぼくろのある美人で、セクシーなドレスに身を包んでいる。
目のやり場に困るな。イルハートほど胸が大きい人ではないけど、見えそうで見えないドレスは嫌でも目を引く。
ゾクゾクきてしまう。
いかん、いかん。
軽く咳払いして横を見ると、目を細めるフィオの顔が見えた。
!!
一瞬で背中が凍りつく。
こ、怖い顔。
普段はあんなに可愛いのに、真顔で目を細められると、本当に怖くなる。
「……見惚れちゃって」
「フ、フィオ、あのな」
「はっはっは」
「ケルヴィン殿下?」
俺たちを見ていたケルヴィン殿下が、急に笑いだした。
「おいおい、フィオ。視線がいくのは、仕方ないんだよ。フィオだって、好みのイケメンがいたら、目がいくだろ?」
「ケルヴィン殿下!! そ、そんなこと!」
「まあ、エロい……いや、魅力的でセクシーな女性が目の前にいたら、俺だって見つめてしまう。あまり、アーチロビンを責めるな」
「……好きな女性がいてもですか? 殿下」
「関係ないね。好みの女性には、何人でも目がいく。あわよくば、関係を持ちたい。それが普通」
「そんな!」
フィオの肩が落ち込む。
いや、俺はいいと思っても、そこでやめる。
理性で抑えればすむ話だ。
俺が補足としてそう言おうとした時、ケルヴィン殿下が、フィオの顔を覗き込んだ。
「フィオ。アーチロビンは、モテる。何人と遊ぼうとも、笑って許せる心の広さが必要だ」
「!!」
ええええ!?
俺は驚いて、ケルヴィン殿下を見つめた。
「ケルヴィン殿下。俺、モテませんけど?」
「は……!? まさか、まだ自覚なしか?」
「自覚? 何を?」
「……」
ケルヴィン殿下が、固まっている。なぜ?
モテたことはないぞ、俺は。
「それに俺……フィオ以外の女の子の相手まで……できません。彼女だけで、俺は満足なんです」
「アーチロビン……」
フィオが、嬉しそうに微笑む。
だってそうだろ?
こんなに可愛くて、愛おしいのに。
俺の心は……もう、満席なんだよな。
他の女性の相手をする、スペースなんてない。
「うふふふ」
テデュッセアが、笑いだした。
え、笑うところ?
テデュッセアは、おかしそうに俺を見る。
「まあ、早い話、フィオさん以外に心が動かないんですよ。よかったですね、フィオさん」
「嬉しいです。テデュッセアさん」
「俺は納得できんがなぁ。色んな女性に目移りするのが、普通だし」
「ケルヴィン殿下、殿方も色々です。ましてや彼は、何か喪失を経験したのではないですか?」
「!!」
「そんな目をしています。彼女を一度失ったのでは?」
「た、確かに」
「彼は、彼女との繋がりを完全に失う恐怖と悲しみを知っています。この先も、その想いが他の女性への移り気を防ぎ、彼女だけを愛し抜くでしょう。羨ましいわ」
「テ、テデュッセア、俺だってやれるよ」
「あら、ケルヴィン殿下。できないことを、口になさらないで?」
「できるさ。試してみるかい?」
「それは楽しみですわ。あなたのその目線が、どこに動くかで私にはわかりますから」
な、なにやら、二人の間に火花のようなものが見えるのは気のせいか?
「でも、フィオさん」
テデュッセアは、ケルヴィン殿下の膝の上から立ち上がり、フィオのそばに来る。
「は、はい」
「もう少し、あなたもその硬さを解くべきですね。時には大胆に迫ることも、殿方を惹きつける要素ですよ」
「だ、大胆に?」
「そうだ、良いことを教えましょう」
テデュッセアは、フィオの耳に何かゴニョゴニョと話していた。
「え! そ、そ、そん…!」
話を聞いているフィオの顔が、みるみる赤くなっていく。
両手で頬を押さえ、俺をチラチラ見ていた。
白い耳も尻尾も、ブンブン動いている。
な、なんだよ。何を話してるんだ?
見ている俺まで、ドキドキしてくる。
「ジョシノ、ヒソヒソバナシ、キニナル……ンガ!」
オウムのフェイルノが余計なことを言いかけたので、慌てて嘴を押さえた。
お前はもう、すぐに状況をまぜっ返すからな。
そんな俺の目の前で、テデュッセアがフィオの手を軽く握って、笑いかけている。
「頑張って。あなたは、素敵な人なのだから。自信を持ってください」
「あ、でも……できるでしょうか、私」
「恥ずかしいのは、最初だけ。ね?」
話を終えたテデュッセアが、優しく彼女の背を押し出した。
「は、はい!」
フィオは、頭を下げて俺のところへ戻って来る。
顔が真っ赤だぞ? フィオ。
何を聞いたんだろ。
テデュッセアは、何事もなかったようにケルヴィン殿下の膝の上に座り直す。
ガラララ……その時、ちょうどルーレットのウィールが回り始めた。
玉が投入され、ディーラーがテーブルを囲む客にチップを賭けるよう声をかける。
テデュッセアは、フィオをチラリと見てから、回転するウィールを見つめた。
なんだ? フィオが何か?
テデュッセアは、確信したようにケルヴィン殿下に告げる。
「彼女を見て直感したの。きますわ」
「え!?」
「赤の7。ストレートアップが狙える。全額ベットして」
「全額!?」
「幸運の白い狐の彼女の、ツキに乗りましょう」
周りの客がざわつき、まさかそんなと言う声が聞こえてくる。
そんな声をよそに、テデュッセアと見つめ合ったケルヴィン殿下は、赤の7に全額をかけた。
ガラララララ。
ルーレットのウィールが回り続け、やがて玉が落ちる。
カランカラン、カラン……コトン。
「赤の7」
「おおおお!!」
「すげぇ!!」
「きゃあ! 信じられない」
周りから大歓声があがる。
テデュッセアは、嬉しそうにケルヴィン殿下に抱きついて、熱いキスを交わし始めた。
な、なんだか、すごい女性だな。
彼女は、薄目を開けて俺たちを見ると、片手でさよならと手を振る。
これ以上邪魔してはいけないな。
危険な女性というわけではなさそうだから、この場を去ろう。
俺は、フィオを連れてその場を離れた。
なかなか、落ち着ける場所がないな。
俺たちは屋上へと上る。
途中、温泉エリアがあった。
温泉かあ。いいなぁ、汗を流してさっぱりできるし。
フィオと二人で、入れたらなぁ……。
こ、こら!
馬鹿か、俺は!!
両想いだからと、いい気になっていれば、痛い目に遭うに決まってる。
で、でも、聞くだけならよくないか?
入らないか、て。
それで嫌と言われたら、やめればいいし。
べ、別にいやらしい下心なんて……そりゃ、少しは、その……。
いかん、顔が緩みそう。
「アーチロビン」
不意に声をかけられて、俺は思わず姿勢を正して彼女に頭を下げた。
「す、すみません!」
「え? 何?」
「いや、その……怒ってる?」
「ううん。全然」
「ホゥ……よかった」
「クスクス、変なアーチロビン」
「変なとか、言うなよ」
「ごめんね」
「それより、フィオは何を言いかけたの?」
「あ、あの。あのね」
フィオが、モジモジしながら温泉の方を指差した。
え……。
これは……まさか。
俺の妄想が、現実に?
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