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6話
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巨漢の出現によって、オルゲンさん達は凍り付いたかのように動かなくなった。
だって、僕から見ても、彼がすごく強いのがわかる。
「な、何だよ……」
「まさか冒険者が力で仕事を強制している連中がいたとはな……」
「そんなこと俺達の勝手だろ! あいつは無能で働く場所がなかったんだ! 俺達が飼ってやってるんだ!」
「……だが、随分と必死に止めていたな?」
「そ、それはっ!」
「もうお前達ではあの少年には勝てない。いくら力があっても、心で少年と絆を結べなかった時点で、お前達の負けだ。それと、今回の件は冒険者法の違反になる。このまま全員逮捕させてもらう」
「はあ!? ふ、ふざけるなっ!」
オルゲンさんは巨漢に剣を振りかざす。
危ないっ――――と思ったときにはすでに巨漢の腕がオルゲンさんの腹部にめり込んでいた。
「がは……っ」
「こいつらを全員牢にぶち込んでおけ!」
「「「はっ!」」」
後ろから数人の兵士さん達がやってきては、オルゲンさん達を連れていった。
「イマイル様」
「ほっほっほっ~問題ないですよ~それに~私からお願いしたことですから~」
また前回のような柔らかな雰囲気になった。
「ハウッ!」
「うわっ!? リーゼ?」
「大丈夫? どこかケガしてない?」
「僕は何もされてないよ? それよりおじさんが突き飛ばされてしまって……」
「じゃあ、私が治してあげる!」
「リーゼ!?」
リーゼはすぐにおじさんに向かって右手を出した。そして、そこから淡い緑色の光が、おじさんの体を包み込んだ。
「これは……」
「リーゼ……誰にもバレないようにって……おじさんおばさんに怒られるよ?」
「で、でも……ハウの恩人だもの。これくらいはさせて欲しいよ」
「そっか……ありがとう。もし怒られたら僕も一緒に謝るから」
彼女の才能は彼女が大きくなるまで秘密にしたいってことで、でも秘密にしなさいと言われたその日に僕にだけ明かしてくれた。
おばさんは呆れていたけど、僕にもできるだけ秘密は守って欲しいと頼まれた。
もちろん、リーゼにとって悪いことになるなら、僕は死んでも言うつもりはない。
「それより……このおじさんは誰なの?」
「あ~えっと、この前道でぶつかってしまって、タンポポの綿毛を僕の魔法で集めたんだ」
「う~ん? タンポポの綿毛?」
「あはは……あとでちゃんと説明するよ」
「ってことは、私に秘密にしていたって……こと?」
「違う! 変に心配されたくなくて……」
「んもぉ。ハウってば、いつもそうなんだから!」
「あはは……ごめん」
起き上がったおじさんが柔らかい表情を浮かべて、僕の前に来てくれた。
「おじさん。今日はありがとうございます」
「いやいや~まさかハウくんが~あんなことになっているとはね~」
リーゼが小さく「おじさんって喋るの遅いね」ってボソッと僕に言ってきた。
「えっと……おじさん。どうして僕に優しくしてくれるんですか?」
すると、意外なことに、おじさんは少しだけ言葉を詰まらせた。
「庭園で話そうか~」
「はい。えっと、リーゼも一緒でいいですか?」
「彼女はハウくんにとって~どんな人なんだい~?」
「僕にとって……とても大切な人です!」
「そうか~なら一緒に行こう~」
「ありがとうございます!」
「ハウ? 庭園って?」
「ほら、街のはずれにある何とかの庭園あるでしょう?」
「あ~ソフィアの庭園?」
「そんな名前だっけ?」
「そうだよ。人の名前だって、お母さんが言ってた」
「ほえ~」
僕にとっては懐かしい名前だね……。
それから僕はおじさんと巨漢の男とリーゼと一緒に庭園に向かった。
◆
「わあ~! 綺麗~!」
庭園に入るや否や、リーゼが可愛らしい声をあげた。
「リーゼ? 勝手に花をとったりしちゃダメだからね?」
「え~いくら何でも誰かわからない花にそんなことしないわよ」
意外だ……。
「……今、とても失礼なこと、考えてない?」
「考エテイマセン」
ジト目で僕を見るリーゼ。
前回と同じく、タンポポの花畑の前にやってきた。
「ハウくん。さっきは、どうして私がよくしてくれるのかと聞いてくれたね?」
「はい」
また喋り方が変わった。
すごく高貴な人みたいだ。
「ハウくんの魔法の力は、ここで育っている花や木々にはとても大切な力なんだ」
「僕の魔法がですか?」
「風を吹かせてみてくれるかい?」
「はい」
僕の風魔法を周りに広く展開させると、花や木々が揺らぎ始めた。
「この庭園を守るために壁を作っているからね。風が入ってこないのだよ」
「そういえば、初めて入ったときも揺らいでいませんでしたね」
「そうなんだ。でも本来の植物というのは、風に揺らいでいるのが普通なんだ。そうやって体を動かして活力を見出すんだけれど、ここの植物達は私のわがままで……そういう自由を失ってしまったんだ」
「自由を失った……」
「だから、ハウくんにはここにある植物達に風を吹かせて欲しいんだ。これはハウくんにしかできないことで、とても大切なことなんだ。どうだい? 私が君をどうしても雇いたい理由はわかったかい?」
「はい!」
「あの~おじさん」
一緒に聞いていたリーゼが手を挙げた。
「どうしたんだい? お嬢ちゃん」
「ハウがここで働くのはいいんだけど、お給金はいくら出してくれるの?」
「リーゼ!?」
「お給金は大事だよ? また安い給金で働かされたら嫌だもん……」
「そうだな。では一日、銀貨十枚でどうだい?」
「「一日銀貨十枚!?」」
それはとんでもなく破格な金額だ。
「それとお昼ご飯付き。さらにタンポポの出荷時にはボーナスも出すよ~」
「すごい! ハウ。ここでちゃんと頑張って働くのよ?」
「リーゼに言われなくても頑張るよ?」
「それもそうね。だって――――ここで働くってハウが自分で決めたんだもんね」
まさかそんなに給金が頂けるとは思わなくて驚いた。
これなら……リーゼとオリアナおばさんとリアタおじさんに、タンポポ入りのあの美味しいスパゲッティをご馳走できるかもしれない!
そう思うと嬉し笑みがこぼれた。
だって、僕から見ても、彼がすごく強いのがわかる。
「な、何だよ……」
「まさか冒険者が力で仕事を強制している連中がいたとはな……」
「そんなこと俺達の勝手だろ! あいつは無能で働く場所がなかったんだ! 俺達が飼ってやってるんだ!」
「……だが、随分と必死に止めていたな?」
「そ、それはっ!」
「もうお前達ではあの少年には勝てない。いくら力があっても、心で少年と絆を結べなかった時点で、お前達の負けだ。それと、今回の件は冒険者法の違反になる。このまま全員逮捕させてもらう」
「はあ!? ふ、ふざけるなっ!」
オルゲンさんは巨漢に剣を振りかざす。
危ないっ――――と思ったときにはすでに巨漢の腕がオルゲンさんの腹部にめり込んでいた。
「がは……っ」
「こいつらを全員牢にぶち込んでおけ!」
「「「はっ!」」」
後ろから数人の兵士さん達がやってきては、オルゲンさん達を連れていった。
「イマイル様」
「ほっほっほっ~問題ないですよ~それに~私からお願いしたことですから~」
また前回のような柔らかな雰囲気になった。
「ハウッ!」
「うわっ!? リーゼ?」
「大丈夫? どこかケガしてない?」
「僕は何もされてないよ? それよりおじさんが突き飛ばされてしまって……」
「じゃあ、私が治してあげる!」
「リーゼ!?」
リーゼはすぐにおじさんに向かって右手を出した。そして、そこから淡い緑色の光が、おじさんの体を包み込んだ。
「これは……」
「リーゼ……誰にもバレないようにって……おじさんおばさんに怒られるよ?」
「で、でも……ハウの恩人だもの。これくらいはさせて欲しいよ」
「そっか……ありがとう。もし怒られたら僕も一緒に謝るから」
彼女の才能は彼女が大きくなるまで秘密にしたいってことで、でも秘密にしなさいと言われたその日に僕にだけ明かしてくれた。
おばさんは呆れていたけど、僕にもできるだけ秘密は守って欲しいと頼まれた。
もちろん、リーゼにとって悪いことになるなら、僕は死んでも言うつもりはない。
「それより……このおじさんは誰なの?」
「あ~えっと、この前道でぶつかってしまって、タンポポの綿毛を僕の魔法で集めたんだ」
「う~ん? タンポポの綿毛?」
「あはは……あとでちゃんと説明するよ」
「ってことは、私に秘密にしていたって……こと?」
「違う! 変に心配されたくなくて……」
「んもぉ。ハウってば、いつもそうなんだから!」
「あはは……ごめん」
起き上がったおじさんが柔らかい表情を浮かべて、僕の前に来てくれた。
「おじさん。今日はありがとうございます」
「いやいや~まさかハウくんが~あんなことになっているとはね~」
リーゼが小さく「おじさんって喋るの遅いね」ってボソッと僕に言ってきた。
「えっと……おじさん。どうして僕に優しくしてくれるんですか?」
すると、意外なことに、おじさんは少しだけ言葉を詰まらせた。
「庭園で話そうか~」
「はい。えっと、リーゼも一緒でいいですか?」
「彼女はハウくんにとって~どんな人なんだい~?」
「僕にとって……とても大切な人です!」
「そうか~なら一緒に行こう~」
「ありがとうございます!」
「ハウ? 庭園って?」
「ほら、街のはずれにある何とかの庭園あるでしょう?」
「あ~ソフィアの庭園?」
「そんな名前だっけ?」
「そうだよ。人の名前だって、お母さんが言ってた」
「ほえ~」
僕にとっては懐かしい名前だね……。
それから僕はおじさんと巨漢の男とリーゼと一緒に庭園に向かった。
◆
「わあ~! 綺麗~!」
庭園に入るや否や、リーゼが可愛らしい声をあげた。
「リーゼ? 勝手に花をとったりしちゃダメだからね?」
「え~いくら何でも誰かわからない花にそんなことしないわよ」
意外だ……。
「……今、とても失礼なこと、考えてない?」
「考エテイマセン」
ジト目で僕を見るリーゼ。
前回と同じく、タンポポの花畑の前にやってきた。
「ハウくん。さっきは、どうして私がよくしてくれるのかと聞いてくれたね?」
「はい」
また喋り方が変わった。
すごく高貴な人みたいだ。
「ハウくんの魔法の力は、ここで育っている花や木々にはとても大切な力なんだ」
「僕の魔法がですか?」
「風を吹かせてみてくれるかい?」
「はい」
僕の風魔法を周りに広く展開させると、花や木々が揺らぎ始めた。
「この庭園を守るために壁を作っているからね。風が入ってこないのだよ」
「そういえば、初めて入ったときも揺らいでいませんでしたね」
「そうなんだ。でも本来の植物というのは、風に揺らいでいるのが普通なんだ。そうやって体を動かして活力を見出すんだけれど、ここの植物達は私のわがままで……そういう自由を失ってしまったんだ」
「自由を失った……」
「だから、ハウくんにはここにある植物達に風を吹かせて欲しいんだ。これはハウくんにしかできないことで、とても大切なことなんだ。どうだい? 私が君をどうしても雇いたい理由はわかったかい?」
「はい!」
「あの~おじさん」
一緒に聞いていたリーゼが手を挙げた。
「どうしたんだい? お嬢ちゃん」
「ハウがここで働くのはいいんだけど、お給金はいくら出してくれるの?」
「リーゼ!?」
「お給金は大事だよ? また安い給金で働かされたら嫌だもん……」
「そうだな。では一日、銀貨十枚でどうだい?」
「「一日銀貨十枚!?」」
それはとんでもなく破格な金額だ。
「それとお昼ご飯付き。さらにタンポポの出荷時にはボーナスも出すよ~」
「すごい! ハウ。ここでちゃんと頑張って働くのよ?」
「リーゼに言われなくても頑張るよ?」
「それもそうね。だって――――ここで働くってハウが自分で決めたんだもんね」
まさかそんなに給金が頂けるとは思わなくて驚いた。
これなら……リーゼとオリアナおばさんとリアタおじさんに、タンポポ入りのあの美味しいスパゲッティをご馳走できるかもしれない!
そう思うと嬉し笑みがこぼれた。
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