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「どうして我が部族に?」
「大きな理由はないんですけど……少なくともバギロス部族は乱暴そうでしたし、あまり関わりたいと思わなかったのと、こちらのリーナちゃんから聞いたマグナ部族はとても楽しそうに生きる部族だと思いましたから。あとは――――勘です!」
「勘……そんなもので……」
「それに、僕には悪い人達が嫌いな仲間達がいて、彼らが部落に入っても全く嫌そうにしませんでしたから。そういう相手と取引をしたいと考えてます」
「それもまた勘というものか」
「はい」
「……わかった。娘を助けてくれた褒美は、部落内の取引権利を与えよ」
「ありがとうございます。取引のために僕の仲間達が部落に入ってもいいですよね?」
「それは仕方がない。だが、あくまで取引のためだというなら、武器は持ち込まないように」
「それは構いません。そもそも――――うちの従魔達は、そのままでも戦えてしまいますから、武器がなくても自分達の身は守れます」
それに僕はいつでも武器が召喚できるしね。
「なるほど。意外と策士というわけか。先発として来ただけのことがある。こちらから一つ聞いてもいいか?」
「どうぞ」
「お前は所属の中でどれくらいの立ち位置にいる」
「えっと……僕はうちの店のオーナーをやっていますので、最終権限も全て僕が持ってます」
「子供で!?」
「あはは……あまり信じてもらえないんですよね。でもうちの店――――【ぽよんぽよんリラックス】は嘘をついたり、法外な商売をしたいとは全く考えていませんのでご安心ください。適性値段で取引させていただきますから」
「適性か……よかろう」
「ありがとうございます! 自己紹介が遅れましたが【ぽよんぽよんリラックス】という店のオーナーをやってるワタルといいます。これからよろしくお願いします」
「ああ」
意外と順調に進んだ交渉を終えて、族長のテントから出た。
それにしても……最後まで娘に「おかえり」とか「無事でよかった」などの言葉はなかったな。
リーナちゃんもそれを知っていたかのように、少し寂しそうな表情を浮かべている。
鬼人族の里で見たベンジャミンさんとジェシカさんそのものだ。
まぁ、悩んでいても仕方がないので、まずは部落の状況を調べるのが最優先だな。
その前に――――
「フウちゃん。例のもの、頼むね」
「かしこまり~!」
フウちゃんは何かを念じ始めた。
むぎゅっと体を寄せている姿がまた可愛らしい。
「終わったよ!」
「ありがとう」
「どうしたの?」
不思議そうに首を傾げるリーナちゃん。
「フウちゃんはスライム達に意志伝達ができるから、ユートピア号にいる仲間達に無事交渉が終わったから来て大丈夫って送ってもらったんだ」
「そっか! エレナちゃんに部落を案内してあげたいな!」
「うんうん。僕も部落の状況を調べたいんだけど……」
「それなら俺が部落を案内しよう」
一緒に来てくれたヘンブさんだ。
「助かります! お願いします! フウちゃん。僕はヘンブさんと部落を回るから、エレナちゃんが来たらよろしくね」
「かしこまり~!」
僕はアルトくんとフウちゃんを残して、コテツとヘンブさんと一緒に部落を歩き回った。
部族で住む部落だからか、商店のようなものはなく、物々交換もない。
全ての成果物は部族の倉庫に集められ、中身を集計したのちに全員に配るみたい。
中でも食料はとても大切で、中でも子供に一番優先して配られるみたい。
あとはヘンブさん以外にも護衛隊の面々が紹介された。
基本は男性が務めていて、年齢は上から下までとてもバランスがいい。
それだけでマグナ部族がとても絆が深く、子育てを大切にしているのがよくわかる。
一番気になっていた食料だけど、やはり部落内で家畜はほとんど飼われておらず、ほとんどが狩りで賄われているみたい。
なので護衛隊と同じくらい、狩人組も重宝されているようだ。
マグナ部族の主な武器は弓で、矢も再利用できるものは再利用している。
「まぁ、ざっとこんな感じだな。あとはどこか行きたい場所があるか?」
「もしよかったら皆さんの普段の食事風景を見てみたいです。できれば家族がいるところと、独身の方も」
自由恋愛が認められてる部族らしく、中には結婚はせずに部族のために尽力している人もいるという。
「それなら俺のところに来るか」
「ヘンブさんは確か独身でしたよね」
「お、おう」
護衛隊の隊長にもなった人だからとてもモテると思うんだけど……もしかして好きな人がいたりするのかな?
ヘンブさんの家というかテントにお邪魔した。
「残念ながらあまり食事は出してあげられないぞ」
「むしろ出してくださらなくていいですよ~どんな食事をされているのか見たいだけなので」
「……いや、リーナちゃんを助けた恩義もある。少ないが食べてくれ」
「わかりました。でも無理して出さないでくださいね? あくまで普通が見たいので」
「……ったく。小さいのに大人みたいなことばかり言うな。君は」
「あはは、よく言われます」
だって、一応前世からの記憶があるから。
手早く料理をしてくれる。
食事は木製プレートにいくつかのおかずが乗っている形式だった。
主に肉があるのは、どちらかというと狩りで得られるのが肉だからで、野菜の方が貴重そうだ。
「いただきます!」
「ああ。召し上がってくれ」
味付けもどちらかというと素材の味を生かした素朴な味だ。
大荒野で調味料を手に入れるのも難しそうだよな。
むしろ、ここまで部族が生き延びられるのは、前世と違って異世界では魔物が出現するからか。
魔物は魔素があるところから生まれるから絶滅するとかもないし、定期的に食材として摂取することができるから。
でも一番の疑問は――――水だ。
出してもらえた水もコップ一杯ではなく、三分の一くらいだ。
「水は貴重ですか?」
「ああ。部落で一番貴重なのは水だな。部落間で戦いが起きるときも、大体水が原因なんだ」
「水が……手に入るのは……まさか! 雨だけ……?」
「そうだ」
「っ……」
雨。
いわゆる恵みの雨とも呼ばれる雨は、水がない場所ではとても大切なものになる。
でも……このエデンイール世界での雨は特別な意味を持つ。
前世のような自然な雨は降らない。
雨が降る時は――――必ず戦いがあるんだ。それも命懸けの。
「我らはそれを聖戦と呼んでいる」
「聖戦……」
「命を繋ぐために、雨を降らさなければならない。定期的に……近くの部族に襲われたり、襲ったりするんだ」
「そんな……それじゃどうしてボロモロシア大荒野から出ないんですか!?」
「……それは俺の口からは言えないな。もし知りたかったら族長に聞くことだ。まぁ、教えてもらえるとは思わないがな」
「それも掟ですか……」
「そんなものだが……それだけならよかったのかもな」
掟以外にも理由が……?
マグナ部族……いや、ボロモロシア大荒野に住む全ての部族が大きな問題を抱えているのは間違いなさそうだ。
「ご馳走様でした。とても美味しかったです」
「はは。外の食事はどんなものかはわからないが、あまり満足いく食事ではなかっただろ?」
「……はい。正直にいえば、素朴な味で僕は嫌いではありません。ですけど……何だか悲しい味がしました」
「悲しい味か……」
「ヘンブさん! もっとマグナ部族のこと、ボロモロシア大荒野に住む部族のことを知りたいです。もっと案内してください!」
「ああ。わかった」
それからまたマグナ部族の部落を案内された。
中でも印象的だったのは、子供がいる家庭の食事は、ヘンブさんが作ってくれたものよりは多く、子供達もその事実を知っているかのようにわがままを言う子供は一人もおらず、常に感謝しながら食べていた。
そんな中、僕はとあることに目を付けた。
もしかしたら、これがマグナ部族と絆を深める方法になるかもしれないと。
「大きな理由はないんですけど……少なくともバギロス部族は乱暴そうでしたし、あまり関わりたいと思わなかったのと、こちらのリーナちゃんから聞いたマグナ部族はとても楽しそうに生きる部族だと思いましたから。あとは――――勘です!」
「勘……そんなもので……」
「それに、僕には悪い人達が嫌いな仲間達がいて、彼らが部落に入っても全く嫌そうにしませんでしたから。そういう相手と取引をしたいと考えてます」
「それもまた勘というものか」
「はい」
「……わかった。娘を助けてくれた褒美は、部落内の取引権利を与えよ」
「ありがとうございます。取引のために僕の仲間達が部落に入ってもいいですよね?」
「それは仕方がない。だが、あくまで取引のためだというなら、武器は持ち込まないように」
「それは構いません。そもそも――――うちの従魔達は、そのままでも戦えてしまいますから、武器がなくても自分達の身は守れます」
それに僕はいつでも武器が召喚できるしね。
「なるほど。意外と策士というわけか。先発として来ただけのことがある。こちらから一つ聞いてもいいか?」
「どうぞ」
「お前は所属の中でどれくらいの立ち位置にいる」
「えっと……僕はうちの店のオーナーをやっていますので、最終権限も全て僕が持ってます」
「子供で!?」
「あはは……あまり信じてもらえないんですよね。でもうちの店――――【ぽよんぽよんリラックス】は嘘をついたり、法外な商売をしたいとは全く考えていませんのでご安心ください。適性値段で取引させていただきますから」
「適性か……よかろう」
「ありがとうございます! 自己紹介が遅れましたが【ぽよんぽよんリラックス】という店のオーナーをやってるワタルといいます。これからよろしくお願いします」
「ああ」
意外と順調に進んだ交渉を終えて、族長のテントから出た。
それにしても……最後まで娘に「おかえり」とか「無事でよかった」などの言葉はなかったな。
リーナちゃんもそれを知っていたかのように、少し寂しそうな表情を浮かべている。
鬼人族の里で見たベンジャミンさんとジェシカさんそのものだ。
まぁ、悩んでいても仕方がないので、まずは部落の状況を調べるのが最優先だな。
その前に――――
「フウちゃん。例のもの、頼むね」
「かしこまり~!」
フウちゃんは何かを念じ始めた。
むぎゅっと体を寄せている姿がまた可愛らしい。
「終わったよ!」
「ありがとう」
「どうしたの?」
不思議そうに首を傾げるリーナちゃん。
「フウちゃんはスライム達に意志伝達ができるから、ユートピア号にいる仲間達に無事交渉が終わったから来て大丈夫って送ってもらったんだ」
「そっか! エレナちゃんに部落を案内してあげたいな!」
「うんうん。僕も部落の状況を調べたいんだけど……」
「それなら俺が部落を案内しよう」
一緒に来てくれたヘンブさんだ。
「助かります! お願いします! フウちゃん。僕はヘンブさんと部落を回るから、エレナちゃんが来たらよろしくね」
「かしこまり~!」
僕はアルトくんとフウちゃんを残して、コテツとヘンブさんと一緒に部落を歩き回った。
部族で住む部落だからか、商店のようなものはなく、物々交換もない。
全ての成果物は部族の倉庫に集められ、中身を集計したのちに全員に配るみたい。
中でも食料はとても大切で、中でも子供に一番優先して配られるみたい。
あとはヘンブさん以外にも護衛隊の面々が紹介された。
基本は男性が務めていて、年齢は上から下までとてもバランスがいい。
それだけでマグナ部族がとても絆が深く、子育てを大切にしているのがよくわかる。
一番気になっていた食料だけど、やはり部落内で家畜はほとんど飼われておらず、ほとんどが狩りで賄われているみたい。
なので護衛隊と同じくらい、狩人組も重宝されているようだ。
マグナ部族の主な武器は弓で、矢も再利用できるものは再利用している。
「まぁ、ざっとこんな感じだな。あとはどこか行きたい場所があるか?」
「もしよかったら皆さんの普段の食事風景を見てみたいです。できれば家族がいるところと、独身の方も」
自由恋愛が認められてる部族らしく、中には結婚はせずに部族のために尽力している人もいるという。
「それなら俺のところに来るか」
「ヘンブさんは確か独身でしたよね」
「お、おう」
護衛隊の隊長にもなった人だからとてもモテると思うんだけど……もしかして好きな人がいたりするのかな?
ヘンブさんの家というかテントにお邪魔した。
「残念ながらあまり食事は出してあげられないぞ」
「むしろ出してくださらなくていいですよ~どんな食事をされているのか見たいだけなので」
「……いや、リーナちゃんを助けた恩義もある。少ないが食べてくれ」
「わかりました。でも無理して出さないでくださいね? あくまで普通が見たいので」
「……ったく。小さいのに大人みたいなことばかり言うな。君は」
「あはは、よく言われます」
だって、一応前世からの記憶があるから。
手早く料理をしてくれる。
食事は木製プレートにいくつかのおかずが乗っている形式だった。
主に肉があるのは、どちらかというと狩りで得られるのが肉だからで、野菜の方が貴重そうだ。
「いただきます!」
「ああ。召し上がってくれ」
味付けもどちらかというと素材の味を生かした素朴な味だ。
大荒野で調味料を手に入れるのも難しそうだよな。
むしろ、ここまで部族が生き延びられるのは、前世と違って異世界では魔物が出現するからか。
魔物は魔素があるところから生まれるから絶滅するとかもないし、定期的に食材として摂取することができるから。
でも一番の疑問は――――水だ。
出してもらえた水もコップ一杯ではなく、三分の一くらいだ。
「水は貴重ですか?」
「ああ。部落で一番貴重なのは水だな。部落間で戦いが起きるときも、大体水が原因なんだ」
「水が……手に入るのは……まさか! 雨だけ……?」
「そうだ」
「っ……」
雨。
いわゆる恵みの雨とも呼ばれる雨は、水がない場所ではとても大切なものになる。
でも……このエデンイール世界での雨は特別な意味を持つ。
前世のような自然な雨は降らない。
雨が降る時は――――必ず戦いがあるんだ。それも命懸けの。
「我らはそれを聖戦と呼んでいる」
「聖戦……」
「命を繋ぐために、雨を降らさなければならない。定期的に……近くの部族に襲われたり、襲ったりするんだ」
「そんな……それじゃどうしてボロモロシア大荒野から出ないんですか!?」
「……それは俺の口からは言えないな。もし知りたかったら族長に聞くことだ。まぁ、教えてもらえるとは思わないがな」
「それも掟ですか……」
「そんなものだが……それだけならよかったのかもな」
掟以外にも理由が……?
マグナ部族……いや、ボロモロシア大荒野に住む全ての部族が大きな問題を抱えているのは間違いなさそうだ。
「ご馳走様でした。とても美味しかったです」
「はは。外の食事はどんなものかはわからないが、あまり満足いく食事ではなかっただろ?」
「……はい。正直にいえば、素朴な味で僕は嫌いではありません。ですけど……何だか悲しい味がしました」
「悲しい味か……」
「ヘンブさん! もっとマグナ部族のこと、ボロモロシア大荒野に住む部族のことを知りたいです。もっと案内してください!」
「ああ。わかった」
それからまたマグナ部族の部落を案内された。
中でも印象的だったのは、子供がいる家庭の食事は、ヘンブさんが作ってくれたものよりは多く、子供達もその事実を知っているかのようにわがままを言う子供は一人もおらず、常に感謝しながら食べていた。
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