70 / 159
(69)
しおりを挟む
「一階層は、キャンプ場!遊んで泊ってくれれば、それだけで糧になるからね!」
「素敵ですね、セーギ君!!何も冒険者の方だけに来ていただくのが目的ではないですものね。フフフ、キャンプしている方もダンジョンの侵入者……そこに気がついているマスターはどれほどいるでしょうか?」
「主様。推測になりますが、歴代ダンジョンマスターの誰もその境地に辿り着いてはいないと思います。貴方は何か知っていますか?ハライチ」
「いいえ、私も正直驚いております。流石は主様です」
ダンジョンの糧になるには、対極の位置にある冒険者の侵入が最も糧になると知られているのだが、まさか普通の人族を楽しませる階層を作り、その滞在を糧とするとは思いつかなかったハライチとミズイチ。
確かに、冒険者は人族の仕事の一つとして成り立っており、逆に人族であれば誰でもなり得るのだから、人族が滞在すれば大きな糧になる事は間違いない。
第一階層の設定から、知識の塊である<淫魔族>二人の想像を超えて見せたセーギ。
必要であれば分割エリアを増加して理想の変更を行いながら、想定通りのダンジョンになる様に作業を続けている。
「じゃあ、一階層はそれで良いよね?広い草原と森林が隣接している状態にして、昼夜が存在して雨は無。気温も少しだけ高めの状態で飲める水の小川を作って泳げるようにして、魚も投入っと!」
「流石は主様です。ですが、無条件で楽しめる階層は……一階層だけでも相当な広さですから、二階層からは少しで良いので、迎撃も考えて頂ければ……」
「ハハハ、わかっているよ、ハライチ。俺も他のマスターや召喚冒険者の対策を怠る程バカじゃないよ。キャンプで楽しむ人と敵を区別するために、一応一階層には転移魔法陣B、二階層には転移魔法陣Aを目立つように置いておくよ」
転移魔法陣Aは、侵入者をダンジョンの入口方面に送り、転移魔法陣Bは同じく侵入者を進む方向に送り込めるものなので、攻略を行う侵入者は直接二階層の入り口に飛べるし、二階層から直接一階層の入り口に飛べる事になる。
「で、二階層だけど……突然殺傷能力を上げるのは気が引けるからって、贅沢な悩みだよね?」
湯原のこの余裕には当然理由があり、眷属は全てレベル上限の99に達しており、更には召喚魔物を含めたダンジョン所属の魔物、当然イーシャとプリマやハライチ、ミズイチも含まれるのだが、その全員に対して、今まで眷属に渡してレベルアップさせていた<保有レベル>を与える事が出来るのだ。
その上召喚時点でレベル99の魔物も準備できるようになっており、罠も致死性どころか即死級の罠まで設置可能になっている。
ある意味何でもありなので、一階層のように侵入者が危険を感じずに遊べる状況を創り出せる余裕があったのかもしれない。
「じゃあ、二階層は少しだけ体力が必要な……体力が奪われる階層にしますか?セーギ君」
「それ、良いね!じゃあ、楽しむ所を少し減らして、昼間は小川で泳ぐと寒いと感じるくらいの気温で変動なし。晴天ばかりじゃ面白くないから、時折雨も降る……と。で体力を奪うには、傾斜だろうな。緩い山岳地帯のイメージにしようか」
湯原と水野も楽しくなってきたのか、どんどんと設定が決まっていくのだが、既に分割して準備されているエリアにはそのような設定がなされている場所はなく、新たに拡張・分割する事になっている。
今までのエリアの設定は、ハライチとミズイチによる敵を迎撃する事に主眼を置いた設定であるので仕方がない。
「じゃあ、次の階層で二階層の疲れを癒していただいて……」
水野の言葉を聞いて、思わずハライチとミズイチは互いの顔を見合わせる。
どこのダンジョンにも、侵入者の疲れを癒す条件を入れている事などは有りえないからだ。
一階層の設定でさえ驚いたのだが、まさかの水野の発言にどう止めるべきかを思案していると、
「いいね!そうしようか。じゃあ……」
湯原まで嬉しそうに同意してしまったために何も言えなくなってしまったが、内心では、それでは二階層の意味が全くないのではないか……と言いたくて仕方がなかった。
水野は優しさからこのような事を言っていたが、湯原の方は……四階層から徐々にではあるが侵入者に対して厳しい条件とするつもりであり、二階層すら超えられない者はそれ以上侵入するに値しないと警告を発する意味も含めてこの設定にしていた。
少し無理をした者が楽に戻れるように……とは言え、転移魔法陣で戻られると二階層の意味がないので、一旦三階層で回復してから戻れるように配慮した結果だ。
「でも、癒しの階層で変に侵入者が暴れたり、ひょっとしたらその場に多少無理をしてきた方に悪さをされては困りますね」
「そう。だから、一階層から三階層まではレベル99にした監視のアイズを置くし、召喚魔物の<鎖族>、チェーの仲間を配置しよう!」
眷属として召喚したわけではない<鎖族>であれば通常レベルは25と高めではあるのだが、レベル上昇は非常に難しい魔物になっている。しかし今の二人には関係ない。
「主様。鎖族であれば初期召喚レベルは25で、レベル以下の者を完全に捕縛できる力のみを持っております。発動されている魔法や異常状態を捕縛する事は出来ません。もちろんチェー様とは異なり分裂する事も不可能です」
「……そっか。わかった。何かあれば、チェーに向かって貰えば大丈夫だよね?」
最初からチェーの分裂体を設置しても良いのだが、分裂体であってもレベル99の存在があれば、その存在を隠していたとしても力の無い人族とは言え敏感な者には得体の知れない恐怖心を与えてしまう可能性があるので、緊急事態時にのみ対応させる事にしている。
「素敵ですね、セーギ君!!何も冒険者の方だけに来ていただくのが目的ではないですものね。フフフ、キャンプしている方もダンジョンの侵入者……そこに気がついているマスターはどれほどいるでしょうか?」
「主様。推測になりますが、歴代ダンジョンマスターの誰もその境地に辿り着いてはいないと思います。貴方は何か知っていますか?ハライチ」
「いいえ、私も正直驚いております。流石は主様です」
ダンジョンの糧になるには、対極の位置にある冒険者の侵入が最も糧になると知られているのだが、まさか普通の人族を楽しませる階層を作り、その滞在を糧とするとは思いつかなかったハライチとミズイチ。
確かに、冒険者は人族の仕事の一つとして成り立っており、逆に人族であれば誰でもなり得るのだから、人族が滞在すれば大きな糧になる事は間違いない。
第一階層の設定から、知識の塊である<淫魔族>二人の想像を超えて見せたセーギ。
必要であれば分割エリアを増加して理想の変更を行いながら、想定通りのダンジョンになる様に作業を続けている。
「じゃあ、一階層はそれで良いよね?広い草原と森林が隣接している状態にして、昼夜が存在して雨は無。気温も少しだけ高めの状態で飲める水の小川を作って泳げるようにして、魚も投入っと!」
「流石は主様です。ですが、無条件で楽しめる階層は……一階層だけでも相当な広さですから、二階層からは少しで良いので、迎撃も考えて頂ければ……」
「ハハハ、わかっているよ、ハライチ。俺も他のマスターや召喚冒険者の対策を怠る程バカじゃないよ。キャンプで楽しむ人と敵を区別するために、一応一階層には転移魔法陣B、二階層には転移魔法陣Aを目立つように置いておくよ」
転移魔法陣Aは、侵入者をダンジョンの入口方面に送り、転移魔法陣Bは同じく侵入者を進む方向に送り込めるものなので、攻略を行う侵入者は直接二階層の入り口に飛べるし、二階層から直接一階層の入り口に飛べる事になる。
「で、二階層だけど……突然殺傷能力を上げるのは気が引けるからって、贅沢な悩みだよね?」
湯原のこの余裕には当然理由があり、眷属は全てレベル上限の99に達しており、更には召喚魔物を含めたダンジョン所属の魔物、当然イーシャとプリマやハライチ、ミズイチも含まれるのだが、その全員に対して、今まで眷属に渡してレベルアップさせていた<保有レベル>を与える事が出来るのだ。
その上召喚時点でレベル99の魔物も準備できるようになっており、罠も致死性どころか即死級の罠まで設置可能になっている。
ある意味何でもありなので、一階層のように侵入者が危険を感じずに遊べる状況を創り出せる余裕があったのかもしれない。
「じゃあ、二階層は少しだけ体力が必要な……体力が奪われる階層にしますか?セーギ君」
「それ、良いね!じゃあ、楽しむ所を少し減らして、昼間は小川で泳ぐと寒いと感じるくらいの気温で変動なし。晴天ばかりじゃ面白くないから、時折雨も降る……と。で体力を奪うには、傾斜だろうな。緩い山岳地帯のイメージにしようか」
湯原と水野も楽しくなってきたのか、どんどんと設定が決まっていくのだが、既に分割して準備されているエリアにはそのような設定がなされている場所はなく、新たに拡張・分割する事になっている。
今までのエリアの設定は、ハライチとミズイチによる敵を迎撃する事に主眼を置いた設定であるので仕方がない。
「じゃあ、次の階層で二階層の疲れを癒していただいて……」
水野の言葉を聞いて、思わずハライチとミズイチは互いの顔を見合わせる。
どこのダンジョンにも、侵入者の疲れを癒す条件を入れている事などは有りえないからだ。
一階層の設定でさえ驚いたのだが、まさかの水野の発言にどう止めるべきかを思案していると、
「いいね!そうしようか。じゃあ……」
湯原まで嬉しそうに同意してしまったために何も言えなくなってしまったが、内心では、それでは二階層の意味が全くないのではないか……と言いたくて仕方がなかった。
水野は優しさからこのような事を言っていたが、湯原の方は……四階層から徐々にではあるが侵入者に対して厳しい条件とするつもりであり、二階層すら超えられない者はそれ以上侵入するに値しないと警告を発する意味も含めてこの設定にしていた。
少し無理をした者が楽に戻れるように……とは言え、転移魔法陣で戻られると二階層の意味がないので、一旦三階層で回復してから戻れるように配慮した結果だ。
「でも、癒しの階層で変に侵入者が暴れたり、ひょっとしたらその場に多少無理をしてきた方に悪さをされては困りますね」
「そう。だから、一階層から三階層まではレベル99にした監視のアイズを置くし、召喚魔物の<鎖族>、チェーの仲間を配置しよう!」
眷属として召喚したわけではない<鎖族>であれば通常レベルは25と高めではあるのだが、レベル上昇は非常に難しい魔物になっている。しかし今の二人には関係ない。
「主様。鎖族であれば初期召喚レベルは25で、レベル以下の者を完全に捕縛できる力のみを持っております。発動されている魔法や異常状態を捕縛する事は出来ません。もちろんチェー様とは異なり分裂する事も不可能です」
「……そっか。わかった。何かあれば、チェーに向かって貰えば大丈夫だよね?」
最初からチェーの分裂体を設置しても良いのだが、分裂体であってもレベル99の存在があれば、その存在を隠していたとしても力の無い人族とは言え敏感な者には得体の知れない恐怖心を与えてしまう可能性があるので、緊急事態時にのみ対応させる事にしている。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
転生先はご近所さん?
フロイライン
ファンタジー
大学受験に失敗し、カノジョにフラれた俺は、ある事故に巻き込まれて死んでしまうが…
そんな俺に同情した神様が俺を転生させ、やり直すチャンスをくれた。
でも、並行世界で人々を救うつもりだった俺が転生した先は、近所に住む新婚の伊藤さんだった。
ガチャから始まる錬金ライフ
あに
ファンタジー
河地夜人は日雇い労働者だったが、スキルボールを手に入れた翌日にクビになってしまう。
手に入れたスキルボールは『ガチャ』そこから『鑑定』『錬金術』と手に入れて、今までダンジョンの宝箱しか出なかったポーションなどを冒険者御用達の『プライド』に売り、億万長者になっていく。
他にもS級冒険者と出会い、自らもS級に上り詰める。
どんどん仲間も増え、自らはダンジョンには行かず錬金術で飯を食う。
自身の本当のジョブが召喚士だったので、召喚した相棒のテンとまったり、時には冒険し成長していく。
オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】
山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。
失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。
そんな彼が交通事故にあった。
ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。
「どうしたものかな」
入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。
今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。
たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。
そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。
『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』
である。
50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。
ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。
俺もそちら側の人間だった。
年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。
「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」
これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。
注意事項
50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。
あらかじめご了承の上読み進めてください。
注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。
注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる