98 / 159
(97)
しおりを挟む
「そうそうグリン。旅は旅だけど、もうここには戻るつもりはない。向こうの一階層、ここよりはるかに栄えている町になっているから、そこに移住する」
「え?あなた、大丈夫?ダンジョンの中に住む人……死にたがりの冒険者じゃないのですよ?わかっています?」
少々圧が強くなっているが、ここでも村に現れた光族の話をして半ば強制的に納得してもらう。
「だから、あのダンジョンマスターは何故か俺達に異常に好意的なんだ。有りえないと思うのは仕方がないが、俺は俺の直感を信じる。この回復薬も罠だったとしたら、どの道他の手立てはないから、一蓮托生だ」
「……わかりました。ハリアムとポガルも同じですか?」
「あぁ、共に移住すると決断している」
そこに、リエッタの様子を見に行っていたポガルが戻って来た。
「父さん、落ち着いたよ」
相当長期間家を空けていたので、残念ながらリエッタの病状は悪化していた。
そうなっているだろうと理解していた三人は、貴重な五本の内の一本を帰宅直度に飲ませる事を決めていた。
慌てて様子を見に行く母であるグリンは、苦しそうな表情をしなくなっているリエッタを見てジッタの提言を即座に受け入れる。
グズグズしてはリエッタの病状は悪化するばかりなので、気持ちを切り替えて即行動するグリン。
「一先ずは安心ですね。イーシャ様、プリマ様」
「ありがとうなの、ハライチさん、ミズイチさん、チェーさん」
「早くしっかり治って欲しいなの」
チェーの分裂体が彼らを陰ながら護衛しており、そこからチェー本体を通して情報を得ている。
ここまで手を貸して、仮にポーションが無くなったり奪われたり、効果が無い程悪化していたりした場合は目も当てられないので、チェーの分裂体の力で何とかしようと動いていた。
いくらある程度安全になっているとは言え、少々無理をして夜間の移動を行っていたのに一切魔物に襲われていなかったのは、分裂体のチェーによって始末されていたのが実態だ。
間接的に見聞きするのではなく、分裂体とは言え眷属のチェーが直接病状を判断したことで正確に50倍希釈の回復薬で何とかなる事が確認できたので、安心して彼らの到着を待つだけになっている。
こうして湯原と水野のダンジョン一階層の移住者が増えるのだが、中には邪の心を持っている者も少なくない。
「おいおい、予想以上だぜ!」
ダンジョンに入ってすぐのヒカリ達がいる建屋を完全に素通りして町に侵入して行く一行。
その気配を完全に察知できているが、特段禁止事項に抵触している訳ではないので今の所はダンジョン側が彼らに何かをする事は無い。
今後住民が外に出て帰還して来た際、全員が建屋で手続きをするようでは手が回らなくなる事を見越した処置だが、もちろん全てアイズによって鑑定され、召喚魔物の鎖族による追跡の対象になっている。
手始めに、近くの建屋にズカズカと侵入して中を確認している一行。
「こいつは良いや。おい、もう少し奥、あのデケー城の周りが栄えそうだ。その周囲を全部押さえろ!」
居住は無料と情報が出回っており、これ幸いと根無し草の素行の悪い冒険者一行は町の中でも人気になりそうな場所を手に入れようとする。
ある程度価値が上昇すれば、相当吹っかけて住居を明け渡してやっても良いかと考えており、一気に城周辺に向かって走り出す。
「ハハハハ、最高じゃねーかよ、このダンジョン」
走り始めた頃は良かったが、城周辺に到着する事には相当へばっていた。
「はぁ、はぁ、なんだよ、このデカさ!はぁ、まぁ良い。おい、周辺の建屋の目立つ所に荷物を置いておけ!」
まるで日本の場所取りの様相だが、こうして城周辺の一角を抑えた一行は次なる行動に出る。
「で、テメーらわかっているよな?普通の建屋でこれだけ過ごしやすいんだ。この城。もっと豪華で場合によっちゃお宝があるかもしれねーぞ?何と言ってもダンジョンだからな」
「で、でも。噂でも侵入厳禁とあるし……注意書きも……」
「はぁ?ビビってんじゃねーよ。お前周囲を見てみろ!どこに危険があるんだよ。出来立ての癖にこれだけのダンジョン。逆に言うと、貴重な宝を保管してはいるが、守るだけの力を蓄えてねーんだよ。これはある意味俺達が侵入できないようにする心理的な脅しだ!」
一般的に知られているダンジョンの常識からこの男の言葉に納得した一行は、高い壁や閉じられている門を登り始めるのだが……
「グァ…」「グヘ・・・」「ヘギャ…」
全員が鎖族によって捕縛ではなく叩き落とされて意識を失い、気が付けば荷物も纏めてダンジョンの外に放り投げられており、どこをどうしても二度と内部に侵入できなくなっていた。
「え?あなた、大丈夫?ダンジョンの中に住む人……死にたがりの冒険者じゃないのですよ?わかっています?」
少々圧が強くなっているが、ここでも村に現れた光族の話をして半ば強制的に納得してもらう。
「だから、あのダンジョンマスターは何故か俺達に異常に好意的なんだ。有りえないと思うのは仕方がないが、俺は俺の直感を信じる。この回復薬も罠だったとしたら、どの道他の手立てはないから、一蓮托生だ」
「……わかりました。ハリアムとポガルも同じですか?」
「あぁ、共に移住すると決断している」
そこに、リエッタの様子を見に行っていたポガルが戻って来た。
「父さん、落ち着いたよ」
相当長期間家を空けていたので、残念ながらリエッタの病状は悪化していた。
そうなっているだろうと理解していた三人は、貴重な五本の内の一本を帰宅直度に飲ませる事を決めていた。
慌てて様子を見に行く母であるグリンは、苦しそうな表情をしなくなっているリエッタを見てジッタの提言を即座に受け入れる。
グズグズしてはリエッタの病状は悪化するばかりなので、気持ちを切り替えて即行動するグリン。
「一先ずは安心ですね。イーシャ様、プリマ様」
「ありがとうなの、ハライチさん、ミズイチさん、チェーさん」
「早くしっかり治って欲しいなの」
チェーの分裂体が彼らを陰ながら護衛しており、そこからチェー本体を通して情報を得ている。
ここまで手を貸して、仮にポーションが無くなったり奪われたり、効果が無い程悪化していたりした場合は目も当てられないので、チェーの分裂体の力で何とかしようと動いていた。
いくらある程度安全になっているとは言え、少々無理をして夜間の移動を行っていたのに一切魔物に襲われていなかったのは、分裂体のチェーによって始末されていたのが実態だ。
間接的に見聞きするのではなく、分裂体とは言え眷属のチェーが直接病状を判断したことで正確に50倍希釈の回復薬で何とかなる事が確認できたので、安心して彼らの到着を待つだけになっている。
こうして湯原と水野のダンジョン一階層の移住者が増えるのだが、中には邪の心を持っている者も少なくない。
「おいおい、予想以上だぜ!」
ダンジョンに入ってすぐのヒカリ達がいる建屋を完全に素通りして町に侵入して行く一行。
その気配を完全に察知できているが、特段禁止事項に抵触している訳ではないので今の所はダンジョン側が彼らに何かをする事は無い。
今後住民が外に出て帰還して来た際、全員が建屋で手続きをするようでは手が回らなくなる事を見越した処置だが、もちろん全てアイズによって鑑定され、召喚魔物の鎖族による追跡の対象になっている。
手始めに、近くの建屋にズカズカと侵入して中を確認している一行。
「こいつは良いや。おい、もう少し奥、あのデケー城の周りが栄えそうだ。その周囲を全部押さえろ!」
居住は無料と情報が出回っており、これ幸いと根無し草の素行の悪い冒険者一行は町の中でも人気になりそうな場所を手に入れようとする。
ある程度価値が上昇すれば、相当吹っかけて住居を明け渡してやっても良いかと考えており、一気に城周辺に向かって走り出す。
「ハハハハ、最高じゃねーかよ、このダンジョン」
走り始めた頃は良かったが、城周辺に到着する事には相当へばっていた。
「はぁ、はぁ、なんだよ、このデカさ!はぁ、まぁ良い。おい、周辺の建屋の目立つ所に荷物を置いておけ!」
まるで日本の場所取りの様相だが、こうして城周辺の一角を抑えた一行は次なる行動に出る。
「で、テメーらわかっているよな?普通の建屋でこれだけ過ごしやすいんだ。この城。もっと豪華で場合によっちゃお宝があるかもしれねーぞ?何と言ってもダンジョンだからな」
「で、でも。噂でも侵入厳禁とあるし……注意書きも……」
「はぁ?ビビってんじゃねーよ。お前周囲を見てみろ!どこに危険があるんだよ。出来立ての癖にこれだけのダンジョン。逆に言うと、貴重な宝を保管してはいるが、守るだけの力を蓄えてねーんだよ。これはある意味俺達が侵入できないようにする心理的な脅しだ!」
一般的に知られているダンジョンの常識からこの男の言葉に納得した一行は、高い壁や閉じられている門を登り始めるのだが……
「グァ…」「グヘ・・・」「ヘギャ…」
全員が鎖族によって捕縛ではなく叩き落とされて意識を失い、気が付けば荷物も纏めてダンジョンの外に放り投げられており、どこをどうしても二度と内部に侵入できなくなっていた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
転生先はご近所さん?
フロイライン
ファンタジー
大学受験に失敗し、カノジョにフラれた俺は、ある事故に巻き込まれて死んでしまうが…
そんな俺に同情した神様が俺を転生させ、やり直すチャンスをくれた。
でも、並行世界で人々を救うつもりだった俺が転生した先は、近所に住む新婚の伊藤さんだった。
ガチャから始まる錬金ライフ
あに
ファンタジー
河地夜人は日雇い労働者だったが、スキルボールを手に入れた翌日にクビになってしまう。
手に入れたスキルボールは『ガチャ』そこから『鑑定』『錬金術』と手に入れて、今までダンジョンの宝箱しか出なかったポーションなどを冒険者御用達の『プライド』に売り、億万長者になっていく。
他にもS級冒険者と出会い、自らもS級に上り詰める。
どんどん仲間も増え、自らはダンジョンには行かず錬金術で飯を食う。
自身の本当のジョブが召喚士だったので、召喚した相棒のテンとまったり、時には冒険し成長していく。
オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】
山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。
失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。
そんな彼が交通事故にあった。
ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。
「どうしたものかな」
入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。
今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。
たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。
そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。
『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』
である。
50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。
ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。
俺もそちら側の人間だった。
年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。
「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」
これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。
注意事項
50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。
あらかじめご了承の上読み進めてください。
注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。
注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる