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距離があるために、素材の劣化を見越した買い取り額になるし、劣化を考慮して買い取れない物もある上に、運搬費用分も引かれる事を告げるギルドマスター。
言われてみれば当然なのだが、冒険者が通常の報酬を得られないのは改善する必要があると考える湯原と水野。
困ったときは、ブレーンであるハライチの出番だ。
「ハライチ……」
「はい。イルーゾに転送魔方陣を作成させましょう。転移魔方陣はダンジョン内部でなければ使えませんが、転送魔方陣であれば問題ありません。残念ながら生物の転送はできませんが、素材であれば生きておりませんので問題ないでしょう」
もう何を聞いても驚かないと固く誓っていたギルドマスターの頬がぴくぴくしているが、これは決定事項とばかりに一瞬でデルが消えると、数十秒後に手に何かを持って現れる。
「お疲れ様、デル。それが転送魔方陣かい?」
「その通りです、我が主。ギルドマスター、どこに設置希望なのか、某に教えて頂きたい」
「え?あぁ、はい。素材納品となると……こっちに来てくれるかい?」
巨大な素材が納品されても良いように、専用の納品場に連れて行くギルドマスター。
「ここにお願いできるかい?」
「お任せを」
指示された場所に転送魔方陣らしき物を置いて魔力を流すデル。
紙に“完了”と書いて魔方陣に落とすと、少しして同じ様な紙が出てきて、そこにはこう書かれていた。
“動作確認完了しました。こちらでも正常な受け取りを確認しました。ミズイチ”
「これで問題ありませんね。納品時は突然大量の素材が送り付けられると危ない場合がありますから、事前にこのように手紙でやり取りすると良いと思います」
もう少し楽な、記入した瞬間に遠方の紙に同じ内容が転写される紙があるのだが、使い捨てでイルーゾが作成する必要があるので、敢えてこの方法を勧めるハライチだ。
「素晴らしい!これならば職員を派遣して互いに連絡を取れば、君達がダンジョンマスターであると言う証明にもなるね」
今までの行動は無駄だったのでは?と思っているハライチだが、ニコニコしている二人の主を見て黙っている。
「では、人選が住んだら向かわせれば良いかな?ダンジョン1階層の入り口の誰かに声をかければ良い状態にしてくれると助かるよ」
「そうですね。では、これを提示頂ければ即対応させていただきます」
ハライチがとあるカードを差し出す。
これは1階層の住民に配っているイルーゾが作成した道具で作成したものだが、こう言った時に対応できる様に特別な存在であると知らしめるためのカードだ。
余談だが、このカードでは無理だが、他のとある種類のカードでは1階層の城に入れる物も存在している。
「助かるよ。何せ初めて向かう場所だからね。末永く宜しくお願いするよ、ダンジョンマスターのお二人さん」
「「こちらこそ」」
非常に和やかに会談は終了し、湯原達は再び冒険者がたむろしている場所に移動して受付に向かう。
その受付は二人がダンジョンマスターだと直接本人から教えられている者なのだが、ギルドマスターとの面会の状況はわからないので、本当に二人がダンジョンマスターと言う存在なのかは不明のままだ。
「ありがとうございました。おかげで話もまとまりました。もし良ければ、周辺でお勧めの食事所とか、観光名所を教えて頂けませんか?」
規模の割には人の少ない状態のギルドであり、受付数人は暇を持て余している様な雰囲気なので、冒険者に対しての依頼ではないがこの程度であれば問題ないだろうと考えていた湯原。
そこに奥からギルドマスターがやってきて、再び湯原達の方に近づいてくる。
「あ、マスター。いまこの方から食事や観光についての問い合わせがありまして、資料をお持ちしても宜しいでしょうか?」
流れの冒険者用にある程度の資料はそろっているが、ダンジョンマスターと言っている二人がこの帝都のギルドの依頼をこなすとは思えず、業務外対応になるので確認をしている。
「あぁ、それなら丁度良い。君は異動しても良いと言っていたよね?」
突然職場を変えるぞと言っているギルドマスターなので、何か今の言葉が良くなかったのかと少々焦る。
「アハハ、落ち着いて。君を評価しているからこそ……だよ。君の能力があれば新設ギルドを上手く回してくれると確信している。ラスリ王国の番のダンジョン1階層に帝都のギルド支部を出す。そこのギルド支部長をしてほしいんだ。で、番のダンジョンマスターと今のうちに懇意になっておけば仕事がよりし易いだろう?」
「え?えええええええ???」
一気にとんでもない情報が流れ込み困惑する女性をよそに、ギルドマスターは笑顔で湯原と水野に視線を移す。
「彼女は非常に優秀だから、よろしくお願いするよ」
言われてみれば当然なのだが、冒険者が通常の報酬を得られないのは改善する必要があると考える湯原と水野。
困ったときは、ブレーンであるハライチの出番だ。
「ハライチ……」
「はい。イルーゾに転送魔方陣を作成させましょう。転移魔方陣はダンジョン内部でなければ使えませんが、転送魔方陣であれば問題ありません。残念ながら生物の転送はできませんが、素材であれば生きておりませんので問題ないでしょう」
もう何を聞いても驚かないと固く誓っていたギルドマスターの頬がぴくぴくしているが、これは決定事項とばかりに一瞬でデルが消えると、数十秒後に手に何かを持って現れる。
「お疲れ様、デル。それが転送魔方陣かい?」
「その通りです、我が主。ギルドマスター、どこに設置希望なのか、某に教えて頂きたい」
「え?あぁ、はい。素材納品となると……こっちに来てくれるかい?」
巨大な素材が納品されても良いように、専用の納品場に連れて行くギルドマスター。
「ここにお願いできるかい?」
「お任せを」
指示された場所に転送魔方陣らしき物を置いて魔力を流すデル。
紙に“完了”と書いて魔方陣に落とすと、少しして同じ様な紙が出てきて、そこにはこう書かれていた。
“動作確認完了しました。こちらでも正常な受け取りを確認しました。ミズイチ”
「これで問題ありませんね。納品時は突然大量の素材が送り付けられると危ない場合がありますから、事前にこのように手紙でやり取りすると良いと思います」
もう少し楽な、記入した瞬間に遠方の紙に同じ内容が転写される紙があるのだが、使い捨てでイルーゾが作成する必要があるので、敢えてこの方法を勧めるハライチだ。
「素晴らしい!これならば職員を派遣して互いに連絡を取れば、君達がダンジョンマスターであると言う証明にもなるね」
今までの行動は無駄だったのでは?と思っているハライチだが、ニコニコしている二人の主を見て黙っている。
「では、人選が住んだら向かわせれば良いかな?ダンジョン1階層の入り口の誰かに声をかければ良い状態にしてくれると助かるよ」
「そうですね。では、これを提示頂ければ即対応させていただきます」
ハライチがとあるカードを差し出す。
これは1階層の住民に配っているイルーゾが作成した道具で作成したものだが、こう言った時に対応できる様に特別な存在であると知らしめるためのカードだ。
余談だが、このカードでは無理だが、他のとある種類のカードでは1階層の城に入れる物も存在している。
「助かるよ。何せ初めて向かう場所だからね。末永く宜しくお願いするよ、ダンジョンマスターのお二人さん」
「「こちらこそ」」
非常に和やかに会談は終了し、湯原達は再び冒険者がたむろしている場所に移動して受付に向かう。
その受付は二人がダンジョンマスターだと直接本人から教えられている者なのだが、ギルドマスターとの面会の状況はわからないので、本当に二人がダンジョンマスターと言う存在なのかは不明のままだ。
「ありがとうございました。おかげで話もまとまりました。もし良ければ、周辺でお勧めの食事所とか、観光名所を教えて頂けませんか?」
規模の割には人の少ない状態のギルドであり、受付数人は暇を持て余している様な雰囲気なので、冒険者に対しての依頼ではないがこの程度であれば問題ないだろうと考えていた湯原。
そこに奥からギルドマスターがやってきて、再び湯原達の方に近づいてくる。
「あ、マスター。いまこの方から食事や観光についての問い合わせがありまして、資料をお持ちしても宜しいでしょうか?」
流れの冒険者用にある程度の資料はそろっているが、ダンジョンマスターと言っている二人がこの帝都のギルドの依頼をこなすとは思えず、業務外対応になるので確認をしている。
「あぁ、それなら丁度良い。君は異動しても良いと言っていたよね?」
突然職場を変えるぞと言っているギルドマスターなので、何か今の言葉が良くなかったのかと少々焦る。
「アハハ、落ち着いて。君を評価しているからこそ……だよ。君の能力があれば新設ギルドを上手く回してくれると確信している。ラスリ王国の番のダンジョン1階層に帝都のギルド支部を出す。そこのギルド支部長をしてほしいんだ。で、番のダンジョンマスターと今のうちに懇意になっておけば仕事がよりし易いだろう?」
「え?えええええええ???」
一気にとんでもない情報が流れ込み困惑する女性をよそに、ギルドマスターは笑顔で湯原と水野に視線を移す。
「彼女は非常に優秀だから、よろしくお願いするよ」
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【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
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