異世界冒険活劇 ~チートなしでも英雄になれますか?~

飛騨 栄治

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4章~戻る日常?~

クロスオーバー ~最強現る~

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彼はそこにいた。

何故そこにいるのかも、何時からいたのかも分からないけれどただそこにいた。

仰向けで、天を仰ぐ形で草原の上で寝ていた。

ただ記憶は鮮明だった。

自分が大学生だということ、そして今現在いる場所は日本でも地球でさえないこと。


しかし、一つよく思い出せないことがあった。

ここに来る前、いや来させられる前誰かと話したということ。
家族でも友人でもない見ず知らずの誰かと・・・
誰かは思い出せない、男か女かということでさえあやふやだった。
そして、ここに居るのだ。そう至ったのだ。

起き上がり身体を見渡すと明らかに見覚えの無い服装だった。
いや、あるにはあるのだけれど。よくあるRPGのキャラクターが着ているような服だった。

すぐ側には革鞄も落ちていた。中にはリールと書かれたカードの他、幾らかの銀貨金貨それに剣と短剣も入っていた。

自分がリールという名前だということはすぐに分かった。
そして、この世に魔法があることや自分がそれら全てを使いこなすことが出来ること、自分がこの世界における絶対的に強者であることも。


「さてどうしたもんか」
鑑定魔法を自分にかけてステータスを確認したところでこの先の事を考えねばならなくなった。

「ひとまずあっちに行くか・・・」
なんの目論見もないわけだが左手の方に行くことにした。
いざとなれば強化魔法で走ればいいし飛行魔法とやらもあるらしい、どうにでもやりようはあるだろう。

こうしてこの世界へと来た2人目の男の話が始まる。
まあ、彼は1人目とありとあらゆる点で違ってはいるのだけれど。

そして、いつの日か彼らは会うことになる。
それがどんな形にしても
まるで引き合うように


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