ケチ臭い私の海外旅行徒然日記

ジュレヌク

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プカプカ浮かべば、プライスレスならぬプライス0円

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 ダナン最終日。午後からは雨予報だったが、早朝は、まだ空が晴れていた。

 目の前に広がるキラキラ輝く海。リゾートホテルならではの、インフィニティプールやラグーンプールもある。

 折角のビーチリゾートで、ホテルのプールとプライベートビーチを午前中だけ楽しむことになった。

 とはいえ、そんなに泳ぎは得意ではない。正直、より進むのは、クロールより犬かきである。

 しかも、私の命綱、浮き輪ちゃんもいない。沈めば、沈みっぱなしになる状況で、本当に楽しめるのか?

 で、やってみて思ったこと。

 え?意外と楽しい。しかも、タダ!!!

 遠浅な海は、かなり海岸線から離れても、腰にも届かない。いざとなれば、立てばよいのだ。

 波が壊れる所より奥に行き、ぷか~と浮かべば、ふわふわ漂って幸せ気分。

 なにせ、タダなのが良い。最高。

 浜辺に置かれたリクライニングシートも、宿泊者は自由だし、人気のミーケビーチより、やや離れている為、人も少ない。

 遠くを眺めると、人気エリア方面は、満員電車の車内のように、人がひしめいていた。

 あれじゃ、行水だ。

 ちょっとした優越感と、プライスレス体験に気分を良くした我らは、アホのようにプールと海を堪能し、終わるころには、指がふやけていた。

 浜辺で美味しいドリンクなんかを片手に、海を眺めたりしたかったな。有料だから、やらんけど。

 うん、ケチでごめんね。

 本当に、最高な海体験だった!!
 
 ただ、帰国日の朝にすることじゃなかった……。

 日焼け止めを塗っていたので、お肌は、思ったより被害を受けなかったが、午後から観光に走り回り、夜中出発の帰国便に乗り込む頃には、皆、目が半分閉じていた。

 しかも、最後に空港内で食べた中華が、お口に合わない上に、べらぼーに高かった。ベトナムなのに、ドル表記のメニュー表。日本円に置き換えると、円安をヒシヒシと感じさせられる。

 ドルを再びベトナムドンに換算し直し、持っていたベトナム紙幣は、ほぼ使い切った。

 ちょっと、気分は、ブルー&涙目。

 そして、何とか飛行機に乗ると、気を失うように眠り、後の記憶がない。

 次の朝、日本に到着した時点で、次の日から仕事という現実を受け入れられなかったのは、私だけじゃなかったはずだ。

 今回は、直行便だったから助かった。

 これが、インチョン乗り継ぎとか、ハノイ乗り継ぎとか言われたら、死ぬでいた。

 もう、体力も昔ほどないのねーと、涙目になりつつ、次の旅行では乗り継ぎ便を選択しようとしている無謀な私。

 だって………高いんだもん。
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