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第二章 戌騎士は、今日もお怒りです
ビアンカの成果
「貴方⋯⋯言われたことの意味が分かっていますか?」
軍人の花形とも言える近衛兵団の男が、公衆の面前で、他族の成金の若い男にひれ伏すのだ。
どれ程の屈辱か考えずとも分かる。後々まで物笑いの種になるかもしれない。
それなのに、この男の目には一切の躊躇いがなかった。
「ビアンカをこれ以上苦しめないんだろう? だったらやる」
「⋯⋯それだけの事のために⋯⋯ですか」
思わず呟いた時、シグバードの目が最も怒気を孕んだのを見て、ランスは彼女への想いの差を思い知った。
「お前はビアンカが汚いことなんて知らないと言うが、違うと断言してやる。あいつは幼い頃から好き放題する両親に散々振り回されて、家に何度も借金取りがきていた。善人面をしながら、お前のように卑劣な手段をとる奴がいることだって百も承知のはずだ」
「それにしては素直に応じてきましたよ? いくらでもごねる事ができたでしょうに」
「同じ所まで堕ちたくないからだろうよ。怖いんだろ。自分が両親みたいになるのが」
あまりに自堕落な大人達を見て育ったせいか、ビアンカは度を越して真面目だった。
国境警備隊にいた時も上手く手を抜けば良いのに、馬鹿正直に仕事をするものだから、目に見えて疲弊していた。適当にやれと何度言っても聞かず、それが彼女には怖くて出来ないのだろうという事も察して、煩く言わないようにした。
シグバードに出来たのは、仕事と称して時々彼女の様子を見に行き、手のかかりそうな者を『始末』することくらいだ。
そして、ビアンカが自分の力で大きな困難を乗り越えていきたいと願っていることも、彼は気付いていた。
自分達の失敗を他人のせいばかりにしていた両親は、何とも頼りなく映ったからだろう。
だからこそ必死で頑張って、やっとの思いで結果を出したというのに、それを反故にされた彼女の衝撃は、どれ程のものだっただろうか。
汚い大人がそういう手段をとると知っていたにも関わらず見抜けなかった自分を責め、また一つ自信を失ったに違いない。
そして、更に自分を追いつめて――最終手段まで取った。
無論、更に上の結果を出せと叱咤激励されて、奮起する者もいる。
周りを蹴落としてでも成り上ろうとする上昇志向のある申の一族には、ままある考え方であろうし、ランスはそこまで悪気はないのかもしれないと、シグバードは思う。
だが、ビアンカはそこまで強くはない。
彼女には小さな成果であっても、結果を一つ出すということが大切だったのだ。
「お前は堕とすと言ったが、絶対に止めろ。そんな事をしたらビアンカが壊れるのが、なぜ分からない」
「⋯⋯⋯⋯」
「目標を動かすのは、あいつに一番しちゃいけねぇことだ。それをまず止めさせるために、俺は来た」
怒りを押し殺した声で告げられたランスは、小さくため息をつくと黙り込んだ。
そして、冷淡な笑みが常である彼に珍しく、不貞腐れた子供のような顔をしてぼやいた。
「⋯⋯ずるいですよねえ、幼馴染って。後から知り合った私が不利だと思いませんか」
少しばかり態度を軟化させたランスに、シグバードは勿論、一刀両断する。
「全く思わない。そんな卑屈な根性しているから、ビアンカに通じねえんだよ」
「貴方の真っすぐな思いも、一切届いていないように思いますが?」
「ほざけ、クソザルが」
せせら笑う申に、殺気立つ戌。
犬猿の仲と言われる両族を見事に現す、にらみ合いである。
またしても一触即発だ。
たまたま居合わせてしまった他の客達はもう嫌だとばかりに逃げ出そうとした矢先、入り口の扉が開かれて、飛び込んで来た若い女性がいた。
当然ながら全員の視線を集めたが、彼女はそれらを全て無視して、二人の男の元に駆けた。
シグバードとランスは、やって来たビアンカを見て、絶句する。
彼女は目に大粒の涙をため、衣服は乱れて額からは汗が滲み、ぶるぶると身体を震わせていた。
激しく動揺したビアンカの姿に、二人はほぼ同時に激怒した。
「今度は誰に何をされた! 言え、刑務所にぶちこんでやる!」
「言いなさい。出所した後も、社会的に抹殺してあげます」
今の今まで大喧嘩をしていた二人が一瞬にして意見を一致させたのを見て、全員が目を丸くする中、ビアンカは呼吸を整えて、叫んだ。
「当たったわ!」
「あ⋯⋯?」
「はい?」
意味が分からないと言う二人に、やや頬を上気させながらビアンカはまくしたてた。
「だから、宝くじよ! 発情期のせいで誰も見向きもしなくて、売り子の人が困っていたから、買ってみないかって声をかけられて⋯⋯っ そんな一か八かの賭けみたいなことなんて出来ないって思ったけど⋯⋯っ」
ただ余りに途方に暮れている姿が自分とも重なって、同情したビアンカは売れ残った宝くじを買った。すると周りにいた者達も買って欲しいと頼んで来て、断り切れなかったのだ。『買って貰って良かった』と口々に言われたものだった。
ビアンカ自身も、当選発表日が返済期限とあって、藁にもすがる思いもあった。
賭博好きだった両親の影響もあって、宝くじも賭博のようにしか思えなかったから、シグバードにもそう詰られるのではないかと思い、とても口には出来なかったのだ。
ビアンカにしてみたら非常手段を取ったのである。
状況が中々呑み込めず立ち尽くしている二人を他所に、ビアンカは頬を上気させながらポシェットの中から袋にぎっしりと入ったお金を取り出すと、ランスの前に置いた。
「これで完済よね!」
「え⋯⋯あ、はい⋯⋯」
ついうっかり認めてしまったランスは蒼褪めたが、もう遅い。
「やったわ! ついにやったわ!」
ぴょんぴょん跳ねて、頬を染めて喜ぶビアンカは完全に浮かれて、そのまま上機嫌で喫茶店を出て行ってしまった。
「おい、待て!」
慌ててシグバードが後を追っていったが、完全に不意を突かれたランスは中々立ち直れず、長い沈黙の末、彼女が残していったお金を見つめて深いため息をついた。
「⋯⋯こんなに上手くいかない事は初めてです。いやぁ⋯⋯燃えますねえ」
まだあきらめないのかと、彼の部下達は何だか泣きたくなってきた。
一方、店を飛び出したビアンカを追ったシグバードは、程無くして往来で追いつき、呼び止めた。
「ビアンカ。宝くじを買っただけだったなら、上とか下とか言っていたのは何の事だ⁉」
鼻歌まじりに道を歩いていたビアンカだったが、その問いかけには頬を染めて、非常に言い難そうに答えた。
「ああ⋯⋯、発情期の話でしょ? 家の壁って薄いせいか、周りの音が良く聞こえるのよ。それで⋯⋯家に帰ると、四方から⋯⋯その、あの音が聞こえてくるの! とても居られないわ! 発情期なんてほんと嫌!」
シグバードの家は三階建ての最上階の角部屋であり、壁も厚いのか他の家の物音はあまり気にならないこともあり、彼はその事を失念していた。
「そういうことか⋯⋯嫌だって言ってもな、お前にもいつかくるんだぞ」
「き、きたとしても、貴方とはもうしないわ!」
「な⋯⋯っ」
「あんなにされて死ぬかと思ったもの! 私、無理だわ!」
顔を真っ赤にして逃げていくビアンカに、シグバードは大きくため息をついた。
冗談だろうと彼は思った。
何しろ彼女の身体を思って、休憩させたし、手加減もしたからだ。
だが、逃がす気はない。
今ビアンカの去り際に、発情期の雌が発する独特の甘い香りもわずかにしていた。
これから更に雄を誘うだろうが、誰であろうと彼女を渡す気はない。
戌は愛情深い一族である。
過剰な程に愛して、守るのが、戌の一族だ。
【了・お読みいただき、ありがとうございました!】
軍人の花形とも言える近衛兵団の男が、公衆の面前で、他族の成金の若い男にひれ伏すのだ。
どれ程の屈辱か考えずとも分かる。後々まで物笑いの種になるかもしれない。
それなのに、この男の目には一切の躊躇いがなかった。
「ビアンカをこれ以上苦しめないんだろう? だったらやる」
「⋯⋯それだけの事のために⋯⋯ですか」
思わず呟いた時、シグバードの目が最も怒気を孕んだのを見て、ランスは彼女への想いの差を思い知った。
「お前はビアンカが汚いことなんて知らないと言うが、違うと断言してやる。あいつは幼い頃から好き放題する両親に散々振り回されて、家に何度も借金取りがきていた。善人面をしながら、お前のように卑劣な手段をとる奴がいることだって百も承知のはずだ」
「それにしては素直に応じてきましたよ? いくらでもごねる事ができたでしょうに」
「同じ所まで堕ちたくないからだろうよ。怖いんだろ。自分が両親みたいになるのが」
あまりに自堕落な大人達を見て育ったせいか、ビアンカは度を越して真面目だった。
国境警備隊にいた時も上手く手を抜けば良いのに、馬鹿正直に仕事をするものだから、目に見えて疲弊していた。適当にやれと何度言っても聞かず、それが彼女には怖くて出来ないのだろうという事も察して、煩く言わないようにした。
シグバードに出来たのは、仕事と称して時々彼女の様子を見に行き、手のかかりそうな者を『始末』することくらいだ。
そして、ビアンカが自分の力で大きな困難を乗り越えていきたいと願っていることも、彼は気付いていた。
自分達の失敗を他人のせいばかりにしていた両親は、何とも頼りなく映ったからだろう。
だからこそ必死で頑張って、やっとの思いで結果を出したというのに、それを反故にされた彼女の衝撃は、どれ程のものだっただろうか。
汚い大人がそういう手段をとると知っていたにも関わらず見抜けなかった自分を責め、また一つ自信を失ったに違いない。
そして、更に自分を追いつめて――最終手段まで取った。
無論、更に上の結果を出せと叱咤激励されて、奮起する者もいる。
周りを蹴落としてでも成り上ろうとする上昇志向のある申の一族には、ままある考え方であろうし、ランスはそこまで悪気はないのかもしれないと、シグバードは思う。
だが、ビアンカはそこまで強くはない。
彼女には小さな成果であっても、結果を一つ出すということが大切だったのだ。
「お前は堕とすと言ったが、絶対に止めろ。そんな事をしたらビアンカが壊れるのが、なぜ分からない」
「⋯⋯⋯⋯」
「目標を動かすのは、あいつに一番しちゃいけねぇことだ。それをまず止めさせるために、俺は来た」
怒りを押し殺した声で告げられたランスは、小さくため息をつくと黙り込んだ。
そして、冷淡な笑みが常である彼に珍しく、不貞腐れた子供のような顔をしてぼやいた。
「⋯⋯ずるいですよねえ、幼馴染って。後から知り合った私が不利だと思いませんか」
少しばかり態度を軟化させたランスに、シグバードは勿論、一刀両断する。
「全く思わない。そんな卑屈な根性しているから、ビアンカに通じねえんだよ」
「貴方の真っすぐな思いも、一切届いていないように思いますが?」
「ほざけ、クソザルが」
せせら笑う申に、殺気立つ戌。
犬猿の仲と言われる両族を見事に現す、にらみ合いである。
またしても一触即発だ。
たまたま居合わせてしまった他の客達はもう嫌だとばかりに逃げ出そうとした矢先、入り口の扉が開かれて、飛び込んで来た若い女性がいた。
当然ながら全員の視線を集めたが、彼女はそれらを全て無視して、二人の男の元に駆けた。
シグバードとランスは、やって来たビアンカを見て、絶句する。
彼女は目に大粒の涙をため、衣服は乱れて額からは汗が滲み、ぶるぶると身体を震わせていた。
激しく動揺したビアンカの姿に、二人はほぼ同時に激怒した。
「今度は誰に何をされた! 言え、刑務所にぶちこんでやる!」
「言いなさい。出所した後も、社会的に抹殺してあげます」
今の今まで大喧嘩をしていた二人が一瞬にして意見を一致させたのを見て、全員が目を丸くする中、ビアンカは呼吸を整えて、叫んだ。
「当たったわ!」
「あ⋯⋯?」
「はい?」
意味が分からないと言う二人に、やや頬を上気させながらビアンカはまくしたてた。
「だから、宝くじよ! 発情期のせいで誰も見向きもしなくて、売り子の人が困っていたから、買ってみないかって声をかけられて⋯⋯っ そんな一か八かの賭けみたいなことなんて出来ないって思ったけど⋯⋯っ」
ただ余りに途方に暮れている姿が自分とも重なって、同情したビアンカは売れ残った宝くじを買った。すると周りにいた者達も買って欲しいと頼んで来て、断り切れなかったのだ。『買って貰って良かった』と口々に言われたものだった。
ビアンカ自身も、当選発表日が返済期限とあって、藁にもすがる思いもあった。
賭博好きだった両親の影響もあって、宝くじも賭博のようにしか思えなかったから、シグバードにもそう詰られるのではないかと思い、とても口には出来なかったのだ。
ビアンカにしてみたら非常手段を取ったのである。
状況が中々呑み込めず立ち尽くしている二人を他所に、ビアンカは頬を上気させながらポシェットの中から袋にぎっしりと入ったお金を取り出すと、ランスの前に置いた。
「これで完済よね!」
「え⋯⋯あ、はい⋯⋯」
ついうっかり認めてしまったランスは蒼褪めたが、もう遅い。
「やったわ! ついにやったわ!」
ぴょんぴょん跳ねて、頬を染めて喜ぶビアンカは完全に浮かれて、そのまま上機嫌で喫茶店を出て行ってしまった。
「おい、待て!」
慌ててシグバードが後を追っていったが、完全に不意を突かれたランスは中々立ち直れず、長い沈黙の末、彼女が残していったお金を見つめて深いため息をついた。
「⋯⋯こんなに上手くいかない事は初めてです。いやぁ⋯⋯燃えますねえ」
まだあきらめないのかと、彼の部下達は何だか泣きたくなってきた。
一方、店を飛び出したビアンカを追ったシグバードは、程無くして往来で追いつき、呼び止めた。
「ビアンカ。宝くじを買っただけだったなら、上とか下とか言っていたのは何の事だ⁉」
鼻歌まじりに道を歩いていたビアンカだったが、その問いかけには頬を染めて、非常に言い難そうに答えた。
「ああ⋯⋯、発情期の話でしょ? 家の壁って薄いせいか、周りの音が良く聞こえるのよ。それで⋯⋯家に帰ると、四方から⋯⋯その、あの音が聞こえてくるの! とても居られないわ! 発情期なんてほんと嫌!」
シグバードの家は三階建ての最上階の角部屋であり、壁も厚いのか他の家の物音はあまり気にならないこともあり、彼はその事を失念していた。
「そういうことか⋯⋯嫌だって言ってもな、お前にもいつかくるんだぞ」
「き、きたとしても、貴方とはもうしないわ!」
「な⋯⋯っ」
「あんなにされて死ぬかと思ったもの! 私、無理だわ!」
顔を真っ赤にして逃げていくビアンカに、シグバードは大きくため息をついた。
冗談だろうと彼は思った。
何しろ彼女の身体を思って、休憩させたし、手加減もしたからだ。
だが、逃がす気はない。
今ビアンカの去り際に、発情期の雌が発する独特の甘い香りもわずかにしていた。
これから更に雄を誘うだろうが、誰であろうと彼女を渡す気はない。
戌は愛情深い一族である。
過剰な程に愛して、守るのが、戌の一族だ。
【了・お読みいただき、ありがとうございました!】
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