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第四章 領主夫人、母となる
5.誕生
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懺悔しよう。私は少し、出産というものをなめていた─
「っ!アオイ、大丈夫ですかっ…!」
「っ!」
「先生、アオイはっ…!?」
「あー、はいはい。問題ないですよ。後は我々に任せて。ご領主様はそろそろ退出を、」
「このままっ!」
「は?」
「ここでアオイの側にっ!」
十月十日、お腹の中でスクスクと育った赤ちゃんが─性別不明のため、まだ名前は決めていない─、突如、外の世界へ出てくることを決めた日。朝一番に感じ始めた腹部の違和感は、徐々にはっきりとした痛みに変わり、日が暮れ始める頃には、今まで一度も経験したことのない痛みとなって襲って来るようになっていた。
「っ!」
「アオイ…!」
その間、全ての仕事をほっぽり出して側についてくれているセルジュには悪いが、今はもう、彼の呼びかけに応える元気もない。
(…ていうか、もう、出来れば…)
「…出て行って欲しい…」
「っ!?アオイ!そんな…!」
「…」
ベッドの上、医師と助産師に見守られる万全な状況。はっきり言って、セルジュに出来ることは何もない。このままでは確実に晒すであろう醜態を、セルジュにだけは見られたくなくて─
「…お願い…」
「っ!」
「…ご領主様。奥方様のご心配は要りません。赤子も順調、奥方様の体力は十分にある。…ここは我々に任せて、ご領主様は別のお部屋へ…」
「っ!しかし…!」
「奥方様のお望みです…」
「っ!」
医師の言葉に、セルジュが息を飲む気配が伝わって来た。だけどもう、今は次に来るであろう痛みに耐えることしか考えられない。
「っ!」
「…奥方様、大丈夫ですよ。」
背中を撫でる助産師の言葉に、ちゃんと呼吸を続けることだけを意識する。痛みが引き、目を開けた視界に、既にセルジュの姿は無かった。それだけでもう、とんでもなく心細くて、知らない内に、涙がこぼれだした。
(…出て行けって言ったのは、私なのに…)
「…奥方様、大丈夫です。…泣くと体力を消費してしまいますからね…?」
「…」
言われた言葉に、ただただ頷き返す。
「…はい。よく頑張りました。」
「奥方様!可愛らしいお嬢様ですよ!ご覧になって下さい!」
「…」
信じられないくらいの長丁場、耐えて耐えて、最後は思ったよりもあっさりと産まれて来た赤ちゃん。産まれたてのフニャフニャな赤ちゃんを見せられながら、何とも言えない気持ちがこみ上げてくる。
(…この子が…)
私とセルジュの子、ずっと、私のお腹の中に居た─
「…可愛い。」
「ええ!可愛らしいお嬢様です!少々お待ちくださいね?奥方様。お嬢様に産湯を、それから、ご領主様にもお顔合わせをして参りますから!」
部屋を出ていく助産師と赤ちゃんを見送って、ベッドの上で目を閉じる。情けないことに、全ての力を使い果たして、今はもう、指先一本動かしたくない。全ての処置を終えた医師が「セルジュに報せて来る」という声を頭の隅で聞きながら、ただボーっと、時間が過ぎるに任せ、どれくらいたったのだろう。
「…アオイ?」
「…セルジュ。」
小さなノックの音と共に扉が開かれ、セルジュが顔を覗かせた。そのまま、ベッドの側へとやって来たセルジュ。ベッドの端に腰を下ろし、伸ばされた手が、顔にかかっていたらしい髪を払う。
「…お疲れさまでした。」
「うん。…正直、すっごく疲れた。」
「…ありがとうございます。あの子を、産んでくれて。…あなたが、無事でいてくれて…」
「…」
セルジュの言葉に、また勝手に涙がこみ上げて来る。
「あの子に、会った?」
「ええ…」
「可愛い、…まだあんまり可愛くないかもだけど、でも、すっごく可愛かった…」
「ええ…」
頷いたセルジュ、だけど、その声の響きに、微かな違和感を感じた。
「セルジュ…?」
「その、アオイ、…落ち着いて聞いて欲しいのですが。」
「…」
嫌な言葉。どこかフワフワしていた思考が、一気に覚めた。
「…先ほど、あの子の魔力測定を行いました。」
「魔力測定?なんで…?」
「魔力量の多い子どもは時として魔力暴走を起こしやすく、それなりの対処が必要になります。アオイの子であれば、その可能性もあるかと、念のため、簡易測定を行ったのですが…」
「…なに?それで…?」
「…あの子の魔力量はゼロでした。」
「…」
「簡易測定ですので、正式な結果とは言えず、成長に応じて魔力量が増える可能性はありますが…」
深刻なセルジュの声、その先、結論を知りたくて気持ちが急く。
「…それで?」
「…それで、とは?」
「魔力が無いことがあの子にどれくらい影響するの?」
「影響と言うのは…?」
「身体が弱いとか、そういうことがある?」
赤ちゃんの顔を見れたのは一瞬のこと、まだちゃんと、この腕に抱いてもいない。言いながら、どんどん不安がこみ上げて来た。
(…言われてみれば、泣き声も小さかった気がする…)
抑えきれない不安、思うように動かない身体を必死に起こす。
「アオイ…!」
「もしかして、あの子、危険な状態なの…!?」
「っ!まさか!そのようなことはありません!」
「本当に!?何か隠してない!?」
「…大丈夫です、アオイ、落ち着いて下さい。」
「だったら会わせて!お願い、セルジュ!赤ちゃんに会わせて!」
自分でも、混乱してるって分かってる。でも、コントロール出来ない感情、ただ、怖くて不安で、赤ちゃんに会うことだけ、それしか考えられなくなってしまう。
「…分かりました。直ぐに連れてきます。」
「っ!ありがとうっ!」
部屋を出ていくセルジュの背中を見送って、そのまま、じっと扉を見つめ続ける。扉が再び開くまでの時間がとても長く感じられ、一人残された部屋に孤独が募った。
「…アオイ。」
「っ!」
漸く開いた扉、赤ちゃんを抱いたセルジュの姿に、また涙が溢れ出す。
(何で、こんなに不安定なんだろう…)
ベッドの上、伸ばした手に抱かせてもらえた赤ちゃんは、やっぱりまだフニャフニャで小さくて、顔なんてクシャクシャで。だけど、
(…可愛い。)
五体満足、ううん、この際、満足じゃなくても─
(…生きてる、動いてる…)
こみ上げる喜びのまま、ベッドの横に立つセルジュを見上げた。
「可愛いねっ!セルジュ…!」
「っ!アオイ、大丈夫ですかっ…!」
「っ!」
「先生、アオイはっ…!?」
「あー、はいはい。問題ないですよ。後は我々に任せて。ご領主様はそろそろ退出を、」
「このままっ!」
「は?」
「ここでアオイの側にっ!」
十月十日、お腹の中でスクスクと育った赤ちゃんが─性別不明のため、まだ名前は決めていない─、突如、外の世界へ出てくることを決めた日。朝一番に感じ始めた腹部の違和感は、徐々にはっきりとした痛みに変わり、日が暮れ始める頃には、今まで一度も経験したことのない痛みとなって襲って来るようになっていた。
「っ!」
「アオイ…!」
その間、全ての仕事をほっぽり出して側についてくれているセルジュには悪いが、今はもう、彼の呼びかけに応える元気もない。
(…ていうか、もう、出来れば…)
「…出て行って欲しい…」
「っ!?アオイ!そんな…!」
「…」
ベッドの上、医師と助産師に見守られる万全な状況。はっきり言って、セルジュに出来ることは何もない。このままでは確実に晒すであろう醜態を、セルジュにだけは見られたくなくて─
「…お願い…」
「っ!」
「…ご領主様。奥方様のご心配は要りません。赤子も順調、奥方様の体力は十分にある。…ここは我々に任せて、ご領主様は別のお部屋へ…」
「っ!しかし…!」
「奥方様のお望みです…」
「っ!」
医師の言葉に、セルジュが息を飲む気配が伝わって来た。だけどもう、今は次に来るであろう痛みに耐えることしか考えられない。
「っ!」
「…奥方様、大丈夫ですよ。」
背中を撫でる助産師の言葉に、ちゃんと呼吸を続けることだけを意識する。痛みが引き、目を開けた視界に、既にセルジュの姿は無かった。それだけでもう、とんでもなく心細くて、知らない内に、涙がこぼれだした。
(…出て行けって言ったのは、私なのに…)
「…奥方様、大丈夫です。…泣くと体力を消費してしまいますからね…?」
「…」
言われた言葉に、ただただ頷き返す。
「…はい。よく頑張りました。」
「奥方様!可愛らしいお嬢様ですよ!ご覧になって下さい!」
「…」
信じられないくらいの長丁場、耐えて耐えて、最後は思ったよりもあっさりと産まれて来た赤ちゃん。産まれたてのフニャフニャな赤ちゃんを見せられながら、何とも言えない気持ちがこみ上げてくる。
(…この子が…)
私とセルジュの子、ずっと、私のお腹の中に居た─
「…可愛い。」
「ええ!可愛らしいお嬢様です!少々お待ちくださいね?奥方様。お嬢様に産湯を、それから、ご領主様にもお顔合わせをして参りますから!」
部屋を出ていく助産師と赤ちゃんを見送って、ベッドの上で目を閉じる。情けないことに、全ての力を使い果たして、今はもう、指先一本動かしたくない。全ての処置を終えた医師が「セルジュに報せて来る」という声を頭の隅で聞きながら、ただボーっと、時間が過ぎるに任せ、どれくらいたったのだろう。
「…アオイ?」
「…セルジュ。」
小さなノックの音と共に扉が開かれ、セルジュが顔を覗かせた。そのまま、ベッドの側へとやって来たセルジュ。ベッドの端に腰を下ろし、伸ばされた手が、顔にかかっていたらしい髪を払う。
「…お疲れさまでした。」
「うん。…正直、すっごく疲れた。」
「…ありがとうございます。あの子を、産んでくれて。…あなたが、無事でいてくれて…」
「…」
セルジュの言葉に、また勝手に涙がこみ上げて来る。
「あの子に、会った?」
「ええ…」
「可愛い、…まだあんまり可愛くないかもだけど、でも、すっごく可愛かった…」
「ええ…」
頷いたセルジュ、だけど、その声の響きに、微かな違和感を感じた。
「セルジュ…?」
「その、アオイ、…落ち着いて聞いて欲しいのですが。」
「…」
嫌な言葉。どこかフワフワしていた思考が、一気に覚めた。
「…先ほど、あの子の魔力測定を行いました。」
「魔力測定?なんで…?」
「魔力量の多い子どもは時として魔力暴走を起こしやすく、それなりの対処が必要になります。アオイの子であれば、その可能性もあるかと、念のため、簡易測定を行ったのですが…」
「…なに?それで…?」
「…あの子の魔力量はゼロでした。」
「…」
「簡易測定ですので、正式な結果とは言えず、成長に応じて魔力量が増える可能性はありますが…」
深刻なセルジュの声、その先、結論を知りたくて気持ちが急く。
「…それで?」
「…それで、とは?」
「魔力が無いことがあの子にどれくらい影響するの?」
「影響と言うのは…?」
「身体が弱いとか、そういうことがある?」
赤ちゃんの顔を見れたのは一瞬のこと、まだちゃんと、この腕に抱いてもいない。言いながら、どんどん不安がこみ上げて来た。
(…言われてみれば、泣き声も小さかった気がする…)
抑えきれない不安、思うように動かない身体を必死に起こす。
「アオイ…!」
「もしかして、あの子、危険な状態なの…!?」
「っ!まさか!そのようなことはありません!」
「本当に!?何か隠してない!?」
「…大丈夫です、アオイ、落ち着いて下さい。」
「だったら会わせて!お願い、セルジュ!赤ちゃんに会わせて!」
自分でも、混乱してるって分かってる。でも、コントロール出来ない感情、ただ、怖くて不安で、赤ちゃんに会うことだけ、それしか考えられなくなってしまう。
「…分かりました。直ぐに連れてきます。」
「っ!ありがとうっ!」
部屋を出ていくセルジュの背中を見送って、そのまま、じっと扉を見つめ続ける。扉が再び開くまでの時間がとても長く感じられ、一人残された部屋に孤独が募った。
「…アオイ。」
「っ!」
漸く開いた扉、赤ちゃんを抱いたセルジュの姿に、また涙が溢れ出す。
(何で、こんなに不安定なんだろう…)
ベッドの上、伸ばした手に抱かせてもらえた赤ちゃんは、やっぱりまだフニャフニャで小さくて、顔なんてクシャクシャで。だけど、
(…可愛い。)
五体満足、ううん、この際、満足じゃなくても─
(…生きてる、動いてる…)
こみ上げる喜びのまま、ベッドの横に立つセルジュを見上げた。
「可愛いねっ!セルジュ…!」
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