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第三幕 番外編
庄助の有意義な休日③*
《ここ、ビンビンになってるね》
《はぁん……》
いやそらバシバシされたら勃つわ。ちゃうやん、こう……周りから、優しく焦らすみたいにさあ。いつ触られるんやろって、ドキドキ高まってんのに全然触ってくれんくて、それがもどかしくて……。
ふとカゲの指の動きを思い出す。乳首の周りの皮膚からふにふに責めてきて、焦れだしたところで爪の先で引っ掻いて、それがいつもズルいって思う。
「あっ、ぁ……」
胸の先から、きゅっと甘い波が背筋にさざめく。自分の触り方では足りないのに、そこを刺激したくなるのはカゲのせい。
俺とのセックスのために、短く整えられたカゲの爪の淡いピンク色を思い出す。ネコを可愛がるみたいに顎の下と首筋を撫でて、鎖骨を確かめるみたいに触れてくる。キスするときのまつ毛の長さと、眉毛の流れ。間近で見る白い肌のキメ、そのにおい。
カゲのことを思うとぞくぞくした。知らん間に俺は、シャツをめくって自分の胸を触っている。
画面に指が当たって、シークバーが動く。スマホの中の男女の甘い時間は、十数分先に飛んでしまう。大写しになった股間のモザイクの向こうで、正常位で女の子の身体の中に出し入れされる、男優のペニスが見えた。
カリ高で色も黒っぽくて、自分のともカゲのとも違うそれが、粘っこい音を立てながら動いていた。
戻る気にもならなくて、俺はそれに見入る。
ちんこ……あれだけカリが高かったら、ナカから抜く時に引っかかってきもちよさそ……。
「う、ン……」
胸を触る手を、ゆる勃ちする自分のモノに持ってゆく。布の上から撫でて、じゅうぶんに硬くしてから下着ごと脱ぐ。根っこのところを握って、剥けきっていない亀頭の皮ごと、焦れるようにしごいた。
《あぁ~グチョグチョになってるよ、おまんこ気持ちいいねぇ、エッチだねぇ》
《あ~ん、はん、あんあんっ》
女の子が切ない声を上げる。見た目は気の強そうなお姉さんなのに、子供みたいに高くて可愛い声だ。
眉をしかめて唇を噛んで必死に見えるのに、長い髪の毛が胸にかかって乳首が映らなくなるのを防ぐために、片手で押さえている。なんか余裕やなって、ちょっと萎えそうになる心を奮い立たせる。
……女側としてセックスするようになって、エッチな動画を見ても色々考えるようになってしまった。
これはきっと気持ちよくないとか、演技っぽい喘ぎ声とか、画面映えを意識してるなとか。知らなければ幸せでいられたあれこれ。
動画の中の女の子は、どんなにベテランさんでもどこか気を張っている。それはそうやと思う。仕事やねんから。
金のためにセックスしてかわいそうとかいうわけやなくて、俺にはそんな資格もないし。ああ、なんか。無邪気にただ、組み敷かれる女の子を見て、エロいな、気持ちよさそうやなって思ってた頃には帰られへんようになったなと。
それでも。
「……んく、っ……」
息があがってゆく。海綿体に少しずつ血が集まって、膨張する。
スマホの小さな画面の中、スピードを上げていく男の腰の動きと、肉のぶつかる音に混じるかすかな水音。
きっと俺も、カゲにこんなふうにされてる、って想像してしまう。
速いピストンで奥までいっぱい突かれて、わけわからんようになって、アホみたいにアンアン泣き喚いて。止まってって言ってもやめてくれんくて、何回もイカされて……。
「は、あ……っ」
《あっあっあっ、だめえ、気持ちいいっ! あン……っ!》
イヤホンから、女の子の甲高い声が聞こえる。わかる、声出すのって気持ちええよな。自分からこんな声が出るんやって、それにまた興奮したりして。
《はぁん……》
いやそらバシバシされたら勃つわ。ちゃうやん、こう……周りから、優しく焦らすみたいにさあ。いつ触られるんやろって、ドキドキ高まってんのに全然触ってくれんくて、それがもどかしくて……。
ふとカゲの指の動きを思い出す。乳首の周りの皮膚からふにふに責めてきて、焦れだしたところで爪の先で引っ掻いて、それがいつもズルいって思う。
「あっ、ぁ……」
胸の先から、きゅっと甘い波が背筋にさざめく。自分の触り方では足りないのに、そこを刺激したくなるのはカゲのせい。
俺とのセックスのために、短く整えられたカゲの爪の淡いピンク色を思い出す。ネコを可愛がるみたいに顎の下と首筋を撫でて、鎖骨を確かめるみたいに触れてくる。キスするときのまつ毛の長さと、眉毛の流れ。間近で見る白い肌のキメ、そのにおい。
カゲのことを思うとぞくぞくした。知らん間に俺は、シャツをめくって自分の胸を触っている。
画面に指が当たって、シークバーが動く。スマホの中の男女の甘い時間は、十数分先に飛んでしまう。大写しになった股間のモザイクの向こうで、正常位で女の子の身体の中に出し入れされる、男優のペニスが見えた。
カリ高で色も黒っぽくて、自分のともカゲのとも違うそれが、粘っこい音を立てながら動いていた。
戻る気にもならなくて、俺はそれに見入る。
ちんこ……あれだけカリが高かったら、ナカから抜く時に引っかかってきもちよさそ……。
「う、ン……」
胸を触る手を、ゆる勃ちする自分のモノに持ってゆく。布の上から撫でて、じゅうぶんに硬くしてから下着ごと脱ぐ。根っこのところを握って、剥けきっていない亀頭の皮ごと、焦れるようにしごいた。
《あぁ~グチョグチョになってるよ、おまんこ気持ちいいねぇ、エッチだねぇ》
《あ~ん、はん、あんあんっ》
女の子が切ない声を上げる。見た目は気の強そうなお姉さんなのに、子供みたいに高くて可愛い声だ。
眉をしかめて唇を噛んで必死に見えるのに、長い髪の毛が胸にかかって乳首が映らなくなるのを防ぐために、片手で押さえている。なんか余裕やなって、ちょっと萎えそうになる心を奮い立たせる。
……女側としてセックスするようになって、エッチな動画を見ても色々考えるようになってしまった。
これはきっと気持ちよくないとか、演技っぽい喘ぎ声とか、画面映えを意識してるなとか。知らなければ幸せでいられたあれこれ。
動画の中の女の子は、どんなにベテランさんでもどこか気を張っている。それはそうやと思う。仕事やねんから。
金のためにセックスしてかわいそうとかいうわけやなくて、俺にはそんな資格もないし。ああ、なんか。無邪気にただ、組み敷かれる女の子を見て、エロいな、気持ちよさそうやなって思ってた頃には帰られへんようになったなと。
それでも。
「……んく、っ……」
息があがってゆく。海綿体に少しずつ血が集まって、膨張する。
スマホの小さな画面の中、スピードを上げていく男の腰の動きと、肉のぶつかる音に混じるかすかな水音。
きっと俺も、カゲにこんなふうにされてる、って想像してしまう。
速いピストンで奥までいっぱい突かれて、わけわからんようになって、アホみたいにアンアン泣き喚いて。止まってって言ってもやめてくれんくて、何回もイカされて……。
「は、あ……っ」
《あっあっあっ、だめえ、気持ちいいっ! あン……っ!》
イヤホンから、女の子の甲高い声が聞こえる。わかる、声出すのって気持ちええよな。自分からこんな声が出るんやって、それにまた興奮したりして。
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