1 / 42
一章
プロローグ
しおりを挟む
その日、シルバート王国でとても大きな、それこそ国中を巻き込んだ内乱が発生した。
「殿下、早くここから逃げてくれ!!」
「そんなの嫌!!あなたをここで見捨てろっていうの!?」
城の中にはあちこちに怒涛の声が響き渡る。内乱は、王宮をも巻き込んでいたのである。
そんな中、とある一室に一人の少女と一人の青年がいた。
青年は、少女を——王族である私を逃がそうとしてくれていた。
「殿下、貴女はまだ生きなくてはならない。だから、俺のことは……」
「駄目!あなたまで死ぬ必要なんて無いのよ!?これはわたし達王家の問題。それに巻き込まれたのはあなたの方なのに、なんで……!?」
私だけを逃がそうとする彼に、しかし私は首を振る。逃げるなら一緒に、と私は必死に彼を説得させようとした。
けれども、どれだけ私が必死に言い募ろうとも彼は首を縦に振ることはなかった。ただ、そこで私を安心させるように微笑んでいたのだった。
それはそうだ。彼は私の護衛騎士なのだから私の安全を最優先させることは正しいことなのである。
私は分かっているのだ。彼と一緒に逃げても安全であるはずがないことを。一緒に逃げるというのなら、まだ彼がここに残って私が逃げる時間を稼いでいた方が私の安全が確保されるということを。
でも、それでも私は彼をこの場に置いてなんて行きたくなかった。
「いや、いやよ!!あなたも一緒に逃げるのよ……!!」
彼へと必死に手を伸ばす。
でも、それでも彼はその手を取らない。取ろうとはしない。
「なんで……どうして……?」
次第に私の瞳からは涙が溢れ出てきた。
もう少しで届きそうなのに、届かない。泣き叫んで、彼の名前を呼んで。
それでも彼はその場から一歩も動かなかった。
「大丈夫。殿下なら一人で逃げきれる」
そう言って彼は微かに笑っていた。
そうこうしているうちに、扉の外からは複数の足音が聞こえてくるようになっていた。きっと継承権を持つ私を殺しに来たのだろう。
誰の派閥の者が来たのかしら……と心の奥底の冷静な部分がそんなことを思った。
「さあ殿下、行くんだ」
「……わたしは、あなたも一緒じゃなきゃ嫌よ」
「殿下……」
止まらない涙をなんとか推しとどめようと手の甲で拭いながら彼を見つめる。
お願いだから、私の手を取って。私のために犠牲になろうとなんてしないで。
そんな思いを込めて、私は彼を真っ直ぐに見つめた。
「あなたまでいなくなるなんてそんなの耐えられないの。お願い、お願いよ……私はあなたにまで死んで欲しくないの……」
脳裏に過去の記憶が過る。人が、私の大切な人が知らぬ誰かの手によって殺された、その瞬間のことが。
怖い。怖い怖い怖い怖い怖い怖い。
私はもう、大切な人を喪いたくなんてないのに。
「お願いだから、私と一緒に逃げて」
「……すまない、殿下」
少しの沈黙の後にそう告げた彼の表情は、固く揺るぎのない。
私は、そういう彼が好きだった。大好きだった。けれども今は、それが何よりも悲しかった。
その時、扉が激しく震えた。ガチャガチャと外側から鍵を壊そうとしていることがわかる。
「っ!!」
「殿下、はやく!!」
一瞬迷ったものの、私は覚悟を決めて隠し通路へと足を踏み入れる。
そして、そこで彼を振り返った。
「一緒に逃げられないというなら、絶対に生きて。約束して!」
「……約束する。絶対に、必ず俺はもう一度殿下に会いに行くって、約束するよ」
約束すると、そう言ってくれた。一緒に逃げられなくとも、そう約束してくれたことが私には嬉しかった。
そして強く頷く彼を見届けた私は、そのまま急いで通路の中へと入っていった。
どれくらい走っただろう。薄暗いその道は、時間の感覚を忘れさせる。
「っ!!」
その途中で私は足を縺れさせて転んでしまった。
それでも私は必死に走った。ここから抜け出すために。彼にもう一度会うために。
震える足を叱咤しながら私は走り続けた。
そして、とうとう出口が見えてくる。一筋の光が私を導いてくれる。
「はぁ、はぁ、」
喉の奥はカラカラに乾いて、咳をするたびに喉が痛かった。でも、それでも今は構わない。
早く、早く外へ……!!
光が一層近付いてくる。
もう少し、あともう一歩……!!
そうして、私は出口に出ようとしたその瞬間。
「っきゃぁぁぁぁぁ!!」
背筋に酷く鋭い痛みが走った。
力が入らなくなる。
私はなすすべがないまま前へと倒れ込んでしまった。
「な、に……?」
何が起こったのか私は初め理解できなかった。
なんで、どうして周りは赤くなっているの?私はどうして倒れているの?
ひたすら疑問符を浮かべ、何が何だか分からなくなっていた私は、目の前に現れた人物によって全てを理解した。
何故ならそこには———
「殿下、先ほどぶりですね」
彼が紅に染まった剣を片手に持って佇んでいたからだ。
私は愕然として彼を見つめた。
視線の先にいる彼は、その瞳になんの感情も写すことなく、ただその場で私を見下ろしている。
私はどうしようもない苦痛に顔を歪めた。
何かを喋ろうとすると、鋭い痛みが走った。
それでも私はその痛みになんとか耐えながら彼に問いかけた。
「ど……う、して…?」
しかし、彼は何も答えてはくれなかった。
無表情のまま、何の感情も写すことのないその瞳で私を見つめ返してくる。
私は絶望した。酷い虚無感に襲われる。
信じていたのに。一番、信じていたのに……
それなのに、私は裏切られたの?
なんでと問い詰めたかった。
けれども私はもうそれが出来なかった。
視界がじわじわと黒く塗りつぶされていく。
次第に力が抜けてゆき、私は自分が作り出した鮮やかに散っていた紅色の血の海へと身を沈めていった。
濃厚な血の匂いが鼻孔をくすぐる。
「———殿下……ミルフィ……ごめん」
私が完全に意識が無くなるその寸前。
彼の悲観と悲哀と後悔の念が混ざり合ったような、そんな声が私の耳元で聞こえたような気がした。
そうして私はその日、信じていた人の手によってこの世を去ることとなった。
「殿下、早くここから逃げてくれ!!」
「そんなの嫌!!あなたをここで見捨てろっていうの!?」
城の中にはあちこちに怒涛の声が響き渡る。内乱は、王宮をも巻き込んでいたのである。
そんな中、とある一室に一人の少女と一人の青年がいた。
青年は、少女を——王族である私を逃がそうとしてくれていた。
「殿下、貴女はまだ生きなくてはならない。だから、俺のことは……」
「駄目!あなたまで死ぬ必要なんて無いのよ!?これはわたし達王家の問題。それに巻き込まれたのはあなたの方なのに、なんで……!?」
私だけを逃がそうとする彼に、しかし私は首を振る。逃げるなら一緒に、と私は必死に彼を説得させようとした。
けれども、どれだけ私が必死に言い募ろうとも彼は首を縦に振ることはなかった。ただ、そこで私を安心させるように微笑んでいたのだった。
それはそうだ。彼は私の護衛騎士なのだから私の安全を最優先させることは正しいことなのである。
私は分かっているのだ。彼と一緒に逃げても安全であるはずがないことを。一緒に逃げるというのなら、まだ彼がここに残って私が逃げる時間を稼いでいた方が私の安全が確保されるということを。
でも、それでも私は彼をこの場に置いてなんて行きたくなかった。
「いや、いやよ!!あなたも一緒に逃げるのよ……!!」
彼へと必死に手を伸ばす。
でも、それでも彼はその手を取らない。取ろうとはしない。
「なんで……どうして……?」
次第に私の瞳からは涙が溢れ出てきた。
もう少しで届きそうなのに、届かない。泣き叫んで、彼の名前を呼んで。
それでも彼はその場から一歩も動かなかった。
「大丈夫。殿下なら一人で逃げきれる」
そう言って彼は微かに笑っていた。
そうこうしているうちに、扉の外からは複数の足音が聞こえてくるようになっていた。きっと継承権を持つ私を殺しに来たのだろう。
誰の派閥の者が来たのかしら……と心の奥底の冷静な部分がそんなことを思った。
「さあ殿下、行くんだ」
「……わたしは、あなたも一緒じゃなきゃ嫌よ」
「殿下……」
止まらない涙をなんとか推しとどめようと手の甲で拭いながら彼を見つめる。
お願いだから、私の手を取って。私のために犠牲になろうとなんてしないで。
そんな思いを込めて、私は彼を真っ直ぐに見つめた。
「あなたまでいなくなるなんてそんなの耐えられないの。お願い、お願いよ……私はあなたにまで死んで欲しくないの……」
脳裏に過去の記憶が過る。人が、私の大切な人が知らぬ誰かの手によって殺された、その瞬間のことが。
怖い。怖い怖い怖い怖い怖い怖い。
私はもう、大切な人を喪いたくなんてないのに。
「お願いだから、私と一緒に逃げて」
「……すまない、殿下」
少しの沈黙の後にそう告げた彼の表情は、固く揺るぎのない。
私は、そういう彼が好きだった。大好きだった。けれども今は、それが何よりも悲しかった。
その時、扉が激しく震えた。ガチャガチャと外側から鍵を壊そうとしていることがわかる。
「っ!!」
「殿下、はやく!!」
一瞬迷ったものの、私は覚悟を決めて隠し通路へと足を踏み入れる。
そして、そこで彼を振り返った。
「一緒に逃げられないというなら、絶対に生きて。約束して!」
「……約束する。絶対に、必ず俺はもう一度殿下に会いに行くって、約束するよ」
約束すると、そう言ってくれた。一緒に逃げられなくとも、そう約束してくれたことが私には嬉しかった。
そして強く頷く彼を見届けた私は、そのまま急いで通路の中へと入っていった。
どれくらい走っただろう。薄暗いその道は、時間の感覚を忘れさせる。
「っ!!」
その途中で私は足を縺れさせて転んでしまった。
それでも私は必死に走った。ここから抜け出すために。彼にもう一度会うために。
震える足を叱咤しながら私は走り続けた。
そして、とうとう出口が見えてくる。一筋の光が私を導いてくれる。
「はぁ、はぁ、」
喉の奥はカラカラに乾いて、咳をするたびに喉が痛かった。でも、それでも今は構わない。
早く、早く外へ……!!
光が一層近付いてくる。
もう少し、あともう一歩……!!
そうして、私は出口に出ようとしたその瞬間。
「っきゃぁぁぁぁぁ!!」
背筋に酷く鋭い痛みが走った。
力が入らなくなる。
私はなすすべがないまま前へと倒れ込んでしまった。
「な、に……?」
何が起こったのか私は初め理解できなかった。
なんで、どうして周りは赤くなっているの?私はどうして倒れているの?
ひたすら疑問符を浮かべ、何が何だか分からなくなっていた私は、目の前に現れた人物によって全てを理解した。
何故ならそこには———
「殿下、先ほどぶりですね」
彼が紅に染まった剣を片手に持って佇んでいたからだ。
私は愕然として彼を見つめた。
視線の先にいる彼は、その瞳になんの感情も写すことなく、ただその場で私を見下ろしている。
私はどうしようもない苦痛に顔を歪めた。
何かを喋ろうとすると、鋭い痛みが走った。
それでも私はその痛みになんとか耐えながら彼に問いかけた。
「ど……う、して…?」
しかし、彼は何も答えてはくれなかった。
無表情のまま、何の感情も写すことのないその瞳で私を見つめ返してくる。
私は絶望した。酷い虚無感に襲われる。
信じていたのに。一番、信じていたのに……
それなのに、私は裏切られたの?
なんでと問い詰めたかった。
けれども私はもうそれが出来なかった。
視界がじわじわと黒く塗りつぶされていく。
次第に力が抜けてゆき、私は自分が作り出した鮮やかに散っていた紅色の血の海へと身を沈めていった。
濃厚な血の匂いが鼻孔をくすぐる。
「———殿下……ミルフィ……ごめん」
私が完全に意識が無くなるその寸前。
彼の悲観と悲哀と後悔の念が混ざり合ったような、そんな声が私の耳元で聞こえたような気がした。
そうして私はその日、信じていた人の手によってこの世を去ることとなった。
12
あなたにおすすめの小説
慈愛と復讐の間
レクフル
ファンタジー
とある国に二人の赤子が生まれた。
一人は慈愛の女神の生まれ変わりとされ、一人は復讐の女神の生まれ変わりとされた。
慈愛の女神の生まれ変わりがこの世に生を得た時、必ず復讐の女神の生まれ変わりは生を得る。この二人は対となっているが、決して相容れるものではない。
これは古より語り継がれている伝承であり、慈愛の女神の加護を得た者は絶大なる力を手にするのだと言う。
だが慈愛の女神の生まれ変わりとして生を亨けた娘が、別の赤子と取り換えられてしまった。
大切に育てられる筈の慈愛の女神の生まれ変わりの娘は、母親から虐げられながらも懸命に生きようとしていた。
そんな中、森で出会った迷い人の王子と娘は、互いにそれと知らずに想い合い、数奇な運命を歩んで行くこととなる。
そして、変わりに育てられた赤子は大切に育てられていたが、その暴虐ぶりは日をまして酷くなっていく。
慈愛に満ちた娘と復讐に駆られた娘に翻弄されながら、王子はあの日出会った想い人を探し続ける。
想い合う二人の運命は絡み合うことができるのか。その存在に気づくことができるのか……
孤児院の愛娘に会いに来る国王陛下
akechi
ファンタジー
ルル8歳
赤子の時にはもう孤児院にいた。
孤児院の院長はじめ皆がいい人ばかりなので寂しくなかった。それにいつも孤児院にやってくる男性がいる。何故か私を溺愛していて少々うざい。
それに貴方…国王陛下ですよね?
*コメディ寄りです。
不定期更新です!
やさしい魔法と君のための物語。
雨色銀水
ファンタジー
これは森の魔法使いと子供の出会いから始まる、出会いと別れと再会の長い物語――。
※第一部「君と過ごしたなもなき季節に」編あらすじ※
かつて罪を犯し、森に幽閉されていた魔法使いはある日、ひとりの子供を拾う。
ぼろぼろで小さな子供は、名前さえも持たず、ずっと長い間孤独に生きてきた。
孤独な魔法使いと幼い子供。二人は不器用ながらも少しずつ心の距離を縮めながら、絆を深めていく。
失ったものを埋めあうように、二人はいつしか家族のようなものになっていき――。
「ただ、抱きしめる。それだけのことができなかったんだ」
雪が溶けて、春が来たら。
また、出会えると信じている。
※第二部「あなたに贈るシフソフィラ」編あらすじ※
王国に仕える『魔法使い』は、ある日、宰相から一つの依頼を受ける。
魔法石の盗難事件――その事件の解決に向け、調査を始める魔法使いと騎士と弟子たち。
調査を続けていた魔法使いは、一つの結末にたどり着くのだが――。
「あなたが大好きですよ、誰よりもね」
結末の先に訪れる破滅と失われた絆。魔法使いはすべてを失い、物語はゼロに戻る。
※第三部「魔法使いの掟とソフィラの願い」編あらすじ※
魔法使いであった少年は罪を犯し、大切な人たちから離れて一つの村へとたどり着いていた。
そこで根を下ろし、時を過ごした少年は青年となり、ひとりの子供と出会う。
獣の耳としっぽを持つ、人ならざる姿の少女――幼い彼女を救うため、青年はかつての師と罪に向き合い、立ち向かっていく。
青年は自分の罪を乗り越え、先の未来をつかみ取れるのか――?
「生きる限り、忘れることなんかできない」
最後に訪れた再会は、奇跡のように涙を降らせる。
第四部「さよならを告げる風の彼方に」編
ヴィルヘルムと魔法使い、そしてかつての英雄『ギルベルト』に捧ぐ物語。
※他サイトにも同時投稿しています。
その狂犬戦士はお義兄様ですが、何か?
行枝ローザ
ファンタジー
美しき侯爵令嬢の側には、強面・高背・剛腕と揃った『狂犬戦士』と恐れられる偉丈夫がいる。
貧乏男爵家の五人兄弟末子が養子に入った魔力を誇る伯爵家で彼を待ち受けていたのは、五歳下の義妹と二歳上の義兄、そして王都随一の魔術後方支援警護兵たち。
元・家族の誰からも愛されなかった少年は、新しい家族から愛されることと癒されることを知って強くなる。
これは不遇な微魔力持ち魔剣士が凄惨な乳幼児期から幸福な少年期を経て、成長していく物語。
※見切り発車で書いていきます(通常運転。笑)
※エブリスタでも同時連載。2021/6/5よりカクヨムでも後追い連載しています。
※2021/9/15けっこう前に追いついて、カクヨムでも現在は同時掲載です。
私たちの離婚幸福論
桔梗
ファンタジー
ヴェルディア帝国の皇后として、順風満帆な人生を歩んでいたルシェル。
しかし、彼女の平穏な日々は、ノアの突然の記憶喪失によって崩れ去る。
彼はルシェルとの記憶だけを失い、代わりに”愛する女性”としてイザベルを迎え入れたのだった。
信じていた愛が消え、冷たく突き放されるルシェル。
だがそこに、隣国アンダルシア王国の皇太子ゼノンが現れ、驚くべき提案を持ちかける。
それは救済か、あるいは——
真実を覆う闇の中、ルシェルの新たな運命が幕を開ける。
【完結】大変申し訳ありませんが、うちのお嬢様に貴方は不釣り合いのようです。
リラ
恋愛
婚約破棄から始まる、有能執事の溺愛…いや、過保護?
お嬢様を絶対守るマンが本気を出したらすごいんです。
ミリアス帝国首都の一等地に屋敷を構える資産家のコルチエット伯爵家で執事として勤めているロバートは、あらゆる事を完璧にこなす有能な執事だ。
そんな彼が生涯を捧げてでも大切に守ろうと誓った伯爵家のご令嬢エミリー・コルチエットがある日、婚約者に一方的に婚約破棄を告げられる事件が起こる。
その事実を知ったロバートは……この執事を怒らせたら怖いぞ!
後に後悔しエミリーとの復縁を望む元婚約者や、彼女に恋心を抱く男達を前に、お嬢様の婿に相応しいか見極めるロバートだったが…?
果たして、ロバートに認められるようなエミリーお嬢様のお婿候補は現れるのだろうか!?
【物語補足情報】
世界観:貴族社会はあるものの、財を成した平民が貴族位を買い新興貴族(ブルジョア)として活躍している時代。
由緒正しい貴族の力は弱まりつつあり、借金を抱える高位貴族も増えていった。
コルチエット家:帝国一の大商会を持つ一族。元々平民だが、エミリーの祖父の代に伯爵位を買い貴族となった資産家。
ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活
天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――
追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発
ハーフのクロエ
ファンタジー
アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる