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一章
6.王女が騎士を避ける理由
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もうこれ以上アルベルトと関わる機会は無い。だから今の時間だけはアルベルトに対して色んな感情を思い出してしまうのは仕方がないこと。明日からは元に戻るから大丈夫だと。
そう思っていたミルフィは、だが翌日にその考えが間違っていたことに気が付いた。
「お父様、これは一体どういうことですか!?」
暖かな日差しが降り注ぐ午後、ミルフィはこの国の王であり自分の父であるルシウスの執務室を訪れていた。
「ミルフィ、落ち着きなさい」
突然乱入してきた自分の娘をやんわりと宥めながら、ルシウスは自身の補佐官や文官に退出するように視線で合図する。
そして人払いを終えた途端、ミルフィはルシウスを問い詰めた。
「落ち着いていられる訳ないわ!お父様、わたしきちんと言いましたよね?護衛騎士など必要ないと!」
そう言ってミルフィは机をバンッと叩いた。それにルシウスは苦笑する。
「無論、ミルフィは護衛が必要ない位には護身術に長けていることは私が一番よく知っている」
「なら、……」
「しかし、この間の件でこれ以上ミルフィを一人にしてはおけなくなったんだ」
分かってくれと言われてミルフィはもどかしく感じながらも口を噤んだ。
(でも、だからといってその護衛が彼だなんて!!)
先日の誘拐未遂の事件が起こって以来、ミルフィは外出を制限されていた。そして、二週間たった今日、ようやく外出許可が出たと思いきや、新たに護衛が用意されることとなっていたのだ。
しかも、その相手というのが運が良いのか悪いのか、アルベルトだったというわけなのである。
「……百歩譲って新しい護衛をつけることは良いとしましょう。ですが、何故相手がアルベルトなのですか?彼とは二週間前に一度会ったきりなのですが」
動揺を悟られないように極力冷静な声音で尋ねる。
「それはそうなんだがな、なにぶん外野がうるさいんだよ。アルベルトなら中立派だしその力は自他共に認められている程に優れている。それ以上のうってつけな相手がいないんだ」
その言葉でミルフィは自身の派閥の貴族達が危ないからとルシウスに言い募ったのだろうと簡単に予想はついた。
ミルフィは仕方がないという風にに溜め息を一つだけ吐いてから、諦めたような声音で「陛下の仰せのままに」と深々と頭を下げてその場を後にした。
「やあ、ミルフィじゃないか。こんなところでなにしているんだい?」
執務室から出て、そのまま自室に戻るために長い廊下を進んでいると、唐突に後ろから声をかけられた。
ミルフィは若干うんざりしながらもなんとか笑みを浮かべて後ろを振り返る。
「レオンハルトお兄様、お久しぶりですね」
「本当に。元気にしてた?」
「ええ。そういうお兄様は?」
随分と王宮を留守にしていたようだけれど、と言外に告げる。
「勿論元気だよ」
そう言ってへらりと笑う。
言外に含んだ意味に気が付いてもそれを気付かないふりをしたレオンハルトにミルフィは内心呆れる。腹違いとはいえ、ミルフィにとっては確かに兄なのだ。
そんな兄がやりそうなことくらい、十数年を共にしてきたミルフィには嫌というほど理解していた。
(大方、またどこかの情報を掴んで、そのまま城を抜け出していたんでしょうね)
王位継承争いが起こっているからといって、今のミルフィ達は決してお互い仲が悪い訳ではなかった。
まあ、前回では取りつく島もないくらいに仲が悪かったのだが。
と、そこで思い出したようにレオンハルトが口を開いた。
「この間は大変だったみたいだね。ミルフィが怪我をしなくて良かったよ」
レオンハルトが指しているのは誘拐事件のことだろうとミルフィは見当を付ける。
ミルフィはそうねと頷きつつ言葉を続けた。
「でも今回は未遂で終わったからまだいい方よ」
「たしかにそうだ。そうでなかったら今頃ミルフィはここにはいないだろうしね」
冗談とも本気とも取れる言い方に、ミルフィはこれだからお兄様は……と溜め息をついてしまう。
「……今回の首謀者のことは誰かから聞いていて?」
「ああ、まあなー……。オルコット伯爵だろう?」
「その通りよ。……自分の配下くらいきちんと躾けて頂戴。しっかり手綱を握っていて」
そうしないと自分にとばっちりが来るわよと言うと、レオンハルトは目を瞬かせ、そして頷いた。
「そうだね。自分の『犬』くらいはしっかり手綱を握っておかないとだな」
忠告感謝するよ、とレオンハルトは笑みを浮かべてミルフィを見つめた。
きっとここに貴婦人たちがいたら誰でも頰を染めるであろう完璧に計算されたその笑みは、しかしミルフィにとっては嘘くさいの一択であった。
注意深くレオンハルトを見つめていると、ふと気が付いた。
その瞳が酷く冷めていたことに。
レオンハルトの瞳はこちらを全て見透かそうとしているように感じられた。
ミルフィはその視線から逃れるように顔をそむけたくなったが、それをぐっとこらえてそのままレオンハルトを見つめ返した。
「——それじゃあ、俺はそろそろ仕事に戻らないと」
張り詰めていた空気が一気に緩んでいく。
レオンハルトは今度こそ普通に笑って、ミルフィに手を振った。レオンハルトが完全に見えなくなるとミルフィは糸の切れた人形のように全身から力を抜いて、溜息を吐いた。
(我ながら随分と情けないわね、お兄様の気配に気圧されるなんて)
それから護衛騎士の件を思い出してミルフィは更に憂鬱な気分になる。
頭を抱えてその場にしゃがみ込みたくなったが、いつ何処で誰が見ているのか分からない廊下でそんなことが出来るはずもなく、なるべく優雅に見えるように重たい足をなんとか動かしながらミルフィは自室へと歩いていった。
そう思っていたミルフィは、だが翌日にその考えが間違っていたことに気が付いた。
「お父様、これは一体どういうことですか!?」
暖かな日差しが降り注ぐ午後、ミルフィはこの国の王であり自分の父であるルシウスの執務室を訪れていた。
「ミルフィ、落ち着きなさい」
突然乱入してきた自分の娘をやんわりと宥めながら、ルシウスは自身の補佐官や文官に退出するように視線で合図する。
そして人払いを終えた途端、ミルフィはルシウスを問い詰めた。
「落ち着いていられる訳ないわ!お父様、わたしきちんと言いましたよね?護衛騎士など必要ないと!」
そう言ってミルフィは机をバンッと叩いた。それにルシウスは苦笑する。
「無論、ミルフィは護衛が必要ない位には護身術に長けていることは私が一番よく知っている」
「なら、……」
「しかし、この間の件でこれ以上ミルフィを一人にしてはおけなくなったんだ」
分かってくれと言われてミルフィはもどかしく感じながらも口を噤んだ。
(でも、だからといってその護衛が彼だなんて!!)
先日の誘拐未遂の事件が起こって以来、ミルフィは外出を制限されていた。そして、二週間たった今日、ようやく外出許可が出たと思いきや、新たに護衛が用意されることとなっていたのだ。
しかも、その相手というのが運が良いのか悪いのか、アルベルトだったというわけなのである。
「……百歩譲って新しい護衛をつけることは良いとしましょう。ですが、何故相手がアルベルトなのですか?彼とは二週間前に一度会ったきりなのですが」
動揺を悟られないように極力冷静な声音で尋ねる。
「それはそうなんだがな、なにぶん外野がうるさいんだよ。アルベルトなら中立派だしその力は自他共に認められている程に優れている。それ以上のうってつけな相手がいないんだ」
その言葉でミルフィは自身の派閥の貴族達が危ないからとルシウスに言い募ったのだろうと簡単に予想はついた。
ミルフィは仕方がないという風にに溜め息を一つだけ吐いてから、諦めたような声音で「陛下の仰せのままに」と深々と頭を下げてその場を後にした。
「やあ、ミルフィじゃないか。こんなところでなにしているんだい?」
執務室から出て、そのまま自室に戻るために長い廊下を進んでいると、唐突に後ろから声をかけられた。
ミルフィは若干うんざりしながらもなんとか笑みを浮かべて後ろを振り返る。
「レオンハルトお兄様、お久しぶりですね」
「本当に。元気にしてた?」
「ええ。そういうお兄様は?」
随分と王宮を留守にしていたようだけれど、と言外に告げる。
「勿論元気だよ」
そう言ってへらりと笑う。
言外に含んだ意味に気が付いてもそれを気付かないふりをしたレオンハルトにミルフィは内心呆れる。腹違いとはいえ、ミルフィにとっては確かに兄なのだ。
そんな兄がやりそうなことくらい、十数年を共にしてきたミルフィには嫌というほど理解していた。
(大方、またどこかの情報を掴んで、そのまま城を抜け出していたんでしょうね)
王位継承争いが起こっているからといって、今のミルフィ達は決してお互い仲が悪い訳ではなかった。
まあ、前回では取りつく島もないくらいに仲が悪かったのだが。
と、そこで思い出したようにレオンハルトが口を開いた。
「この間は大変だったみたいだね。ミルフィが怪我をしなくて良かったよ」
レオンハルトが指しているのは誘拐事件のことだろうとミルフィは見当を付ける。
ミルフィはそうねと頷きつつ言葉を続けた。
「でも今回は未遂で終わったからまだいい方よ」
「たしかにそうだ。そうでなかったら今頃ミルフィはここにはいないだろうしね」
冗談とも本気とも取れる言い方に、ミルフィはこれだからお兄様は……と溜め息をついてしまう。
「……今回の首謀者のことは誰かから聞いていて?」
「ああ、まあなー……。オルコット伯爵だろう?」
「その通りよ。……自分の配下くらいきちんと躾けて頂戴。しっかり手綱を握っていて」
そうしないと自分にとばっちりが来るわよと言うと、レオンハルトは目を瞬かせ、そして頷いた。
「そうだね。自分の『犬』くらいはしっかり手綱を握っておかないとだな」
忠告感謝するよ、とレオンハルトは笑みを浮かべてミルフィを見つめた。
きっとここに貴婦人たちがいたら誰でも頰を染めるであろう完璧に計算されたその笑みは、しかしミルフィにとっては嘘くさいの一択であった。
注意深くレオンハルトを見つめていると、ふと気が付いた。
その瞳が酷く冷めていたことに。
レオンハルトの瞳はこちらを全て見透かそうとしているように感じられた。
ミルフィはその視線から逃れるように顔をそむけたくなったが、それをぐっとこらえてそのままレオンハルトを見つめ返した。
「——それじゃあ、俺はそろそろ仕事に戻らないと」
張り詰めていた空気が一気に緩んでいく。
レオンハルトは今度こそ普通に笑って、ミルフィに手を振った。レオンハルトが完全に見えなくなるとミルフィは糸の切れた人形のように全身から力を抜いて、溜息を吐いた。
(我ながら随分と情けないわね、お兄様の気配に気圧されるなんて)
それから護衛騎士の件を思い出してミルフィは更に憂鬱な気分になる。
頭を抱えてその場にしゃがみ込みたくなったが、いつ何処で誰が見ているのか分からない廊下でそんなことが出来るはずもなく、なるべく優雅に見えるように重たい足をなんとか動かしながらミルフィは自室へと歩いていった。
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