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第2章 恋のキューピッド大作戦 〜 Shape of Our Heart 〜
アルの不幸な帰郷2
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それからしばらくして。
謎の武装集団にあえなく捕まった俺は、移動する車内で身ぐるみを剥がされ、ナイフで脅され個人情報も吐かされた。さらには道なき山中を引き回しにされた後、ぽっかりと開けた空き地にて尋問を受けていたのであった。
俺の周りにはいる武装集団は現在3人。残りは山中に散ってしまった。モンスターの現れそうなこの場所にいったい何の用があるのだろう。3人のうち2人は女性だが、手も足もロープで縛られており更にはロープの一端を握られているため、逃げ出すのは無理そうだ。まあ逃げ出してもモンスターの餌食になりそうなので、やめておいた方が懸命だけれど。
「……するってーとアレか? お前は乗る車を間違えたってのか?」
「えっと、多分そうです、はい……」
俺を尋問していたアスカという名の女性は、腕を組み、悩むように首をひねる。
「……不用心ですね。荷台扉を締め忘れていただなんて。メンバーにきつく言っておいた方がいいのでは? アスカ」
もうひとりの女性(たしか、イータという名前だったかな。変な名前だ)が伺うと、アスカは「ギクリ」と一瞬だけ明らかに動揺を示した後、「そ、そうだなー……」と彼女に同意を示す。
「……アスカ?」
「……何だ?」
「……さては、アスカが車に忍び込んだときに、締め忘れましたね?」
「あー、どうだったかなー……。覚えてないなー」
白いワンピースの女性は露骨にイータさんから目を背ける。明らかに身に覚えのある反応だ。イータさんもそれを悟ったのか、頭を抑えると「まったくもう……」と呟いた。
「まあ、済んだことは仕方ねえ。問題はこいつをどうするかだがーー」
「……口封じしますか?」
「ひぃっ!」
イータさんはホルスターから短銃を抜き、カチリと安全装置を解除して俺に向ける。どうしよう、俺の命もここまでか!
「……するわけないだろ、先生。俺達は慈善団体だぜ? 相変わらず、頭が固いなー」
「ですが、ここで見逃しては連中にーー」
「見逃しもしねえよ。それに、バレたら即口封じ、なんてしてったら連中と同じになっちまうぜ」
一回り年下のアスカに説得されて、イータさんは黙って銃をホルスターにしまう。どうやら即、殺されるということはないらしい。良かった……。
「車の中で何聞かれたか分かんねえからな。解放するわけにゃいかねえが、短絡的に口封じっつうわけにもいかんだろ。こいつは人質にする。アジトに連れ帰るぞ」
「……分かりました」
とはいえ、解放されることも無さそうだ。どうしよう。帰省のついでに拉致されるとか、俺の不幸もここまで来たか。
「えー、連れ帰るんですか? アジトに戻ってたらライブに間に合いませんよ?」
少し離れた場所から声がする。そこには残っていた武装集団3人の最後のひとりが居た。牛に似た顔の男性である。彼は気分が優れないらしく、さっきからそこで横になっていた。今は上体を起こしてこちらを見ている。
「あー、そうだな。まあ別にいいだろ。いつも特等席で聞いてるんだし」
「良くないですよ。帝都のライブ会場、すごいんですよ? ご存知無いんですか?」
「知らん。それよりタウ、もう体調はいいのか?」
「あ、ちょっとアスカ様、思い出させないで。また気分が……。ブロードでゴキブリ探すとか、本当、もう、勘弁してください……」
「すまねえな。咄嗟とはいえ、大人数と繋ぎすぎたか」
タウと呼ばれた男性は再び横になってしまった。イータさんはそんな彼に近づく。話はよくわからないが、彼は俺の投げたゴキブリのせいで気分が優れないらしい。気持ちはよく分かる。未だに蠢くやつの感触が俺の手にこびりついているからな。ああ、気持ち悪い。
「……確か、アルバートって言ったか。そんなわけで悪いがしばらく俺達と一緒に来てもらうぞ」
「えっと、拒否権はーー」
「ない」
「ですよね……」
腕を組み、俺のことを見下ろして彼女は即答する。そんな気はしていたが、やはり駄目だったか。
「あー、悪いとは思うが、乗る車を間違えちまったお前も悪いからな。運が悪かったと諦めて、大人しく俺達について来い。痛い思いはしたくないだろ?」
「……はい」
車中で捕まったとき、思い切り腕を捻り上げられたことを思い出す。俺も結構鍛えているほうだが、まるで力が及ばずに軽々と抑え込まれてしまった。噂に聞く先祖返りかと思ったほどだ(聞いてみて違うことが分かった)。
……まあ、仕方ない。済んだことはもうどうしようもないのだ。大人しくしておけば危害を加えられることはないようだし、ちょっと偉そうなこの女性の言うことに従っておくとしよう。
それと、問題は俺の不幸体質だな。アスカとやらは俺のことを殺したくはないようだったが、この体質がバレたら気が変わるかもしれない。なんせ、俺の不幸は周りを巻き込むからな。そのせいで両親からも体よく留学という形で帝都へ放り出されていたわけだし、なんとかバレないようにしなければ。
突然、銃声が響いた。
「! イータ! 伏せろ!」
「タウ!」
俺の身体を盾にするように、アスカは屈んで小さい身体を隠す。
一方でイータさんは男性の名を呼ぶ。そちらを見ると、先程まで生きていた彼は頭の一部が四散し、生気の失われた目で横たわっていた。銃弾が彼の頭を撃ち抜いたようだ。
「やあやあ、こんな山奥で何やってるのかなお嬢さんたち」
「危ないなぁ。ここいらは盗賊が現れるって噂だよ。おじさんたちが街まで送ってあげよう」
声を上げてわらわらとやって来たのは、これ見よがしに銃器や武器を携えた連中だ。一部はこちらに銃口を向けている。山中に散っていった先程の武装集団ではなく、彼らの仲間といった感じでもない。
「へっへっへ! 一発ですぜ、お頭!」
「よくやった。おっと、お嬢さん方。どうしてこんなところに居るのかは知らないが、そこの男のようになりたくなかったら大人しくしな」
お頭と呼ばれた大男は下卑た笑みを浮かべつつ顎をしゃくる。抵抗したらこうなるぞという脅しのようだ。こいつら、もしかして……。
「……アスカ、どうしますか」
「……盗賊か。仕方ない。連中の言うとおりにするぞ」
多勢の盗賊を見て抵抗は無意味と思ったのか、女性二人は武器を捨てて両手を上げた。
「へへへ。良いねぇ、物分りのいい子はおじさんたち大好きだ。お前ら」
お頭の合図で男たち数人が女性ふたりを縛り、猿ぐつわを嵌めたあと、ひとりずつ袋に入れて縄で縛る。やけに手慣れた動きであった。定期的に人さらいでもしているのかもしれない。
「お頭、そこの野郎はどうしやすか?」
武器を構えた男が俺に視線を向ける。
どうしよう。頭を撃ち抜かれた彼のように、俺もここで殺されてしまうのだろうか。
だったら、一か八か。むざむざ殺されるくらいならひとりくらい道連れにしてーー。
「……一応、連れて行け」
「へい」
「へ?」
予想に反して、俺も女性二人と同じように連れていかれるようだ。思わず疑問符が漏れてしまう。それが聞こえたのか、俺を二人と同様に袋詰にしようとしていた男たちに小突かれた。
「おっと、安心してんじゃねえぞ。お頭はソッチの方が好きなんだ」
「壊された連中も多いからな。ま、せいぜい長生きしてくれよ。俺達に被害が及ばないようにな」
「ふぇ!?」
男たちは下卑た笑いを浮かべつつ、俺に袋をかぶせた。
え、ソッチってどっち!? ねえ、ソッチってどっち!?
「うううううう~~~~」
必死の叫びは猿ぐつわのせいで変な唸り声に変換される。
俺は笑う男たちに担がれて、どこかへと運ばれていった。
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「……するってーとアレか? お前は乗る車を間違えたってのか?」
「えっと、多分そうです、はい……」
俺を尋問していたアスカという名の女性は、腕を組み、悩むように首をひねる。
「……不用心ですね。荷台扉を締め忘れていただなんて。メンバーにきつく言っておいた方がいいのでは? アスカ」
もうひとりの女性(たしか、イータという名前だったかな。変な名前だ)が伺うと、アスカは「ギクリ」と一瞬だけ明らかに動揺を示した後、「そ、そうだなー……」と彼女に同意を示す。
「……アスカ?」
「……何だ?」
「……さては、アスカが車に忍び込んだときに、締め忘れましたね?」
「あー、どうだったかなー……。覚えてないなー」
白いワンピースの女性は露骨にイータさんから目を背ける。明らかに身に覚えのある反応だ。イータさんもそれを悟ったのか、頭を抑えると「まったくもう……」と呟いた。
「まあ、済んだことは仕方ねえ。問題はこいつをどうするかだがーー」
「……口封じしますか?」
「ひぃっ!」
イータさんはホルスターから短銃を抜き、カチリと安全装置を解除して俺に向ける。どうしよう、俺の命もここまでか!
「……するわけないだろ、先生。俺達は慈善団体だぜ? 相変わらず、頭が固いなー」
「ですが、ここで見逃しては連中にーー」
「見逃しもしねえよ。それに、バレたら即口封じ、なんてしてったら連中と同じになっちまうぜ」
一回り年下のアスカに説得されて、イータさんは黙って銃をホルスターにしまう。どうやら即、殺されるということはないらしい。良かった……。
「車の中で何聞かれたか分かんねえからな。解放するわけにゃいかねえが、短絡的に口封じっつうわけにもいかんだろ。こいつは人質にする。アジトに連れ帰るぞ」
「……分かりました」
とはいえ、解放されることも無さそうだ。どうしよう。帰省のついでに拉致されるとか、俺の不幸もここまで来たか。
「えー、連れ帰るんですか? アジトに戻ってたらライブに間に合いませんよ?」
少し離れた場所から声がする。そこには残っていた武装集団3人の最後のひとりが居た。牛に似た顔の男性である。彼は気分が優れないらしく、さっきからそこで横になっていた。今は上体を起こしてこちらを見ている。
「あー、そうだな。まあ別にいいだろ。いつも特等席で聞いてるんだし」
「良くないですよ。帝都のライブ会場、すごいんですよ? ご存知無いんですか?」
「知らん。それよりタウ、もう体調はいいのか?」
「あ、ちょっとアスカ様、思い出させないで。また気分が……。ブロードでゴキブリ探すとか、本当、もう、勘弁してください……」
「すまねえな。咄嗟とはいえ、大人数と繋ぎすぎたか」
タウと呼ばれた男性は再び横になってしまった。イータさんはそんな彼に近づく。話はよくわからないが、彼は俺の投げたゴキブリのせいで気分が優れないらしい。気持ちはよく分かる。未だに蠢くやつの感触が俺の手にこびりついているからな。ああ、気持ち悪い。
「……確か、アルバートって言ったか。そんなわけで悪いがしばらく俺達と一緒に来てもらうぞ」
「えっと、拒否権はーー」
「ない」
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「あー、悪いとは思うが、乗る車を間違えちまったお前も悪いからな。運が悪かったと諦めて、大人しく俺達について来い。痛い思いはしたくないだろ?」
「……はい」
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突然、銃声が響いた。
「! イータ! 伏せろ!」
「タウ!」
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一方でイータさんは男性の名を呼ぶ。そちらを見ると、先程まで生きていた彼は頭の一部が四散し、生気の失われた目で横たわっていた。銃弾が彼の頭を撃ち抜いたようだ。
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「お頭、そこの野郎はどうしやすか?」
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だったら、一か八か。むざむざ殺されるくらいならひとりくらい道連れにしてーー。
「……一応、連れて行け」
「へい」
「へ?」
予想に反して、俺も女性二人と同じように連れていかれるようだ。思わず疑問符が漏れてしまう。それが聞こえたのか、俺を二人と同様に袋詰にしようとしていた男たちに小突かれた。
「おっと、安心してんじゃねえぞ。お頭はソッチの方が好きなんだ」
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「ふぇ!?」
男たちは下卑た笑いを浮かべつつ、俺に袋をかぶせた。
え、ソッチってどっち!? ねえ、ソッチってどっち!?
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