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第6章
166 力量差
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レルアからのプレゼントをぶっ壊しやがって。しかも貰ったばっかだぞこっちは。マジで殺す。絶対に殺す。俺は殺ると言ったら殺る男だ。
「まあまあ落ち着けよ、チャンスをやる。別に俺は急いでないんだ。時間は腐るほどある――本当に、気が遠くなるほどにな」
アヤトは腰の剣と刀を外し、地面に置いてみせた。どうせこの状態でも仕掛けたら俺が負けるんだろう。クソ。
「俺だけ一方的に壊したってのもフェアじゃない。だからお前も一発加速を使っていいぞ。大昔に覚えた魔術だ、まさか使い方が分からないってことはないだろ?」
こいつ知ってて言ってやがる。だが正直、これは奴の言う通りチャンスだ。ここで壊せれば互いに魔術が通るし、ギリギリなんとかなるかもしれない。
そもそも今の時点だと万に一つも勝ち目がないんだよな。成功させるしかない。加速……文字のままなら対象を加速させる魔術なんだろうが、方向性のイメージが掴めない。
さっきのあれは……高速で振動させて破壊、には見えなかった。割れ方も自然だったし、劣化か?
正確には違うかもしれないが、少なくとも振動よりは近いだろ。君に決めた。
「いくぞ――加速!」
術式は成功した。確かな手応えがあった。
「ああ――加速」
だが、それはアヤトに届く前に消滅した。
どうなってる。解呪じゃなかったはずだ――言葉と同じく、発された術式も加速のそれに見えた。
……つまり加速は相手の魔術を打ち消すことができる、のか?
「理解できてるか? まあ、そういうことだ。レルアに貰ったものを壊させるわけねーだろうが」
冗談じゃねえ。勝率の低い賭けだが、もう仕掛けるしかないか。
「――破空!」
「おっと!」
躱された。いいんだそれは分かってた。乗ってこい。
「ったく、覚えたての魔術を実戦で使うなよ。それはこうやって使うんだ――」
この瞬間に、思いっきり前に向かって斬り込む。
「破空――!?」
当然アヤトは受け切れない。刃そのものは当たらなかったが、大きく体勢を崩した。畳み掛ける。
「裂空剣!」
「――歪空!」
剣が空を切った。確実に当たったと思ったのに、直前で見えない壁に弾かれたような。
畜生、今ので状況が振り出しに戻った。退かざるを得ない。
「まるで知ってたみたいな動きだな。未来を視たか――いや、未来視は先天性のものだ。これはお前とて同じはず、となると何か別の、俺の知らない術を使ったな」
もしかして、こいつは時空楔を知らないのか?
「これが世界線の違いか。なるほど厄介だが、いいハンデだ」
だが時空楔を知らなかったから何だ。俺は破空しか知らないんだぞ。歪空も聞いたことがないし、他に知らない魔術が山ほどあってもおかしくない。
リフィストとリフェアは切り札として呼んでなかったが、リフィストはアヤトの言う通りだし、リフェアの方の返事もない。影からの奇襲には対応できないだろうと踏んでたのも、アヤトがそれを予想しないはずがなかったか。
「そう絶望するなよ。仕方ないな、少し時間をやろう」
とことんまで舐めやがって。癪だが今はそれを利用するしかない。
どう仕掛ける? 振り出しとは言ったが圧倒的に俺の形勢不利だ。俺の魔術は効かないし、剣で勝てる気もしない。
「さて、俺はレルアでも眺めて待ってるとするか」
……空間が裂けて透明な箱に入ったレルアが出てきた。まるで氷漬けになってるみたいだ。
中のレルアは完全に停止していた――これを止界で? 生物に使う場合の魔力消費はとんでもなく多かったはずだ。例え未来の俺でも、そう簡単に使えるとは思えないほどに。
「ああ大丈夫だ、別に死んじゃいない。一時的な止界の後に、簡易結界内部の時空を凍結しただけだ。彼女を一人目にしたのは正解だった。これを見ろ、自然体のこの姿を――」
恐らく移動中に捕まったんだろう。戦闘態勢に入った様子もない。
「可愛いよな、美しいよな、芸術的なほどだ。連れ帰って共に永遠を過ごしたいところだが……永遠なんてもんは存在しない。それは俺の時空魔術を以てしても不可能だった。俺もお前も、進む時間を止めることなんてできないんだよ」
そう言ってアヤトはレルアの頬のあたりに指を這わす。てめえその汚い手を今すぐどけやがれ。
「おい――」
「ああ、お前もレルアの目を抉ったのか。あの美しい瞳を潰してこんな歪な作り物を埋め込んだのか。俺以外は皆レルアの目を抉った、そんな甘い判断だから俺に殺されるんだ……」
逆にあの状態から助かる方法が他にあったか? あれでもラビがギリギリ間に合っただけだってのに?
「まあいい、死にゆく者の失敗を咎めても仕方がない。ここは寛大な心で許すとしよう」
ったく何様だ、神にでもなったつもりか。
「さてお前はこれから死ぬわけだが、だからと言って悲観することはない。お前はレルアの死を見なくて済むんだからな。これは救済と言ってもいい」
話が通じない雰囲気を感じる。こんなのが未来の俺とは思いたくないな。なんつーか変態的で自分勝手で、しかもそんな自分に酔ってるし。俺はこんなのにはならない。
「さて、そろそろいいか。これだけ時間を与えたんだ、少しは耐えてくれよ」
げ、まずい。何も考えてない。考えたところで何か思い付いたとも思えないが。
やれることと言えば、加速かけて突っ込んでワンチャンを狙うくらいか。
とにかく、今の時間で絶望は和らいだ。根拠のない自信が湧いてきてる。やるしかない。戦い始めれば良策も思い浮かぶはずだ。
「ここでは戦いにくいな、どうせなら景色のいい場所がいい――転移」
へへ残念だったな、弊迷宮は転移禁止でございます。基礎中の基礎なので覚えて帰ってくださいませ。
「っと、俺としたことが。そういえば迷宮の結界は破壊していなかったな。なら仕方がない――置換」
どこと入れ替えるつもりだ……って、
「……な!?」
俺の体は一瞬にして花畑――恐らく地下80階に移動していた。
この白い柱と台座は間違いない。ボス階層として色々考えたのは最近だし、忘れるはずもない。
だが置換は見える範囲にしか使えないはずだ、これは魔力がどうこうって話じゃないぞ。それすら違うってのか。
「ああ、やっぱりここは悪くない。天界よりも綺麗だ。お前もそう思うだろ?」
置換以外にも仕様が違う魔術があるかもしれない。それはつまり、名前を知ってるからって油断できないってことだ。
元から攻撃食らったら終わりみたいなもんだが、その割に条件がキツすぎる。これ本来なら何度でもコンテ可能にするべきイベントだろ、もしくは負けイベ。なんだって時空楔は一回で壊れちまったんだ。
「それと、観客は多い方がいいな。全員出てきてもらおう」
レルアのように箱に入った皆が、次々と空間から現れた。
……その中にはリフェアの姿もあった。まあ想定通りだ。元より念話に反応できない状況にあるのは分かってたし、そこまで絶望感はない。
「さあ、始めようか」
――今はこいつを倒すことだけを考える。
「まあまあ落ち着けよ、チャンスをやる。別に俺は急いでないんだ。時間は腐るほどある――本当に、気が遠くなるほどにな」
アヤトは腰の剣と刀を外し、地面に置いてみせた。どうせこの状態でも仕掛けたら俺が負けるんだろう。クソ。
「俺だけ一方的に壊したってのもフェアじゃない。だからお前も一発加速を使っていいぞ。大昔に覚えた魔術だ、まさか使い方が分からないってことはないだろ?」
こいつ知ってて言ってやがる。だが正直、これは奴の言う通りチャンスだ。ここで壊せれば互いに魔術が通るし、ギリギリなんとかなるかもしれない。
そもそも今の時点だと万に一つも勝ち目がないんだよな。成功させるしかない。加速……文字のままなら対象を加速させる魔術なんだろうが、方向性のイメージが掴めない。
さっきのあれは……高速で振動させて破壊、には見えなかった。割れ方も自然だったし、劣化か?
正確には違うかもしれないが、少なくとも振動よりは近いだろ。君に決めた。
「いくぞ――加速!」
術式は成功した。確かな手応えがあった。
「ああ――加速」
だが、それはアヤトに届く前に消滅した。
どうなってる。解呪じゃなかったはずだ――言葉と同じく、発された術式も加速のそれに見えた。
……つまり加速は相手の魔術を打ち消すことができる、のか?
「理解できてるか? まあ、そういうことだ。レルアに貰ったものを壊させるわけねーだろうが」
冗談じゃねえ。勝率の低い賭けだが、もう仕掛けるしかないか。
「――破空!」
「おっと!」
躱された。いいんだそれは分かってた。乗ってこい。
「ったく、覚えたての魔術を実戦で使うなよ。それはこうやって使うんだ――」
この瞬間に、思いっきり前に向かって斬り込む。
「破空――!?」
当然アヤトは受け切れない。刃そのものは当たらなかったが、大きく体勢を崩した。畳み掛ける。
「裂空剣!」
「――歪空!」
剣が空を切った。確実に当たったと思ったのに、直前で見えない壁に弾かれたような。
畜生、今ので状況が振り出しに戻った。退かざるを得ない。
「まるで知ってたみたいな動きだな。未来を視たか――いや、未来視は先天性のものだ。これはお前とて同じはず、となると何か別の、俺の知らない術を使ったな」
もしかして、こいつは時空楔を知らないのか?
「これが世界線の違いか。なるほど厄介だが、いいハンデだ」
だが時空楔を知らなかったから何だ。俺は破空しか知らないんだぞ。歪空も聞いたことがないし、他に知らない魔術が山ほどあってもおかしくない。
リフィストとリフェアは切り札として呼んでなかったが、リフィストはアヤトの言う通りだし、リフェアの方の返事もない。影からの奇襲には対応できないだろうと踏んでたのも、アヤトがそれを予想しないはずがなかったか。
「そう絶望するなよ。仕方ないな、少し時間をやろう」
とことんまで舐めやがって。癪だが今はそれを利用するしかない。
どう仕掛ける? 振り出しとは言ったが圧倒的に俺の形勢不利だ。俺の魔術は効かないし、剣で勝てる気もしない。
「さて、俺はレルアでも眺めて待ってるとするか」
……空間が裂けて透明な箱に入ったレルアが出てきた。まるで氷漬けになってるみたいだ。
中のレルアは完全に停止していた――これを止界で? 生物に使う場合の魔力消費はとんでもなく多かったはずだ。例え未来の俺でも、そう簡単に使えるとは思えないほどに。
「ああ大丈夫だ、別に死んじゃいない。一時的な止界の後に、簡易結界内部の時空を凍結しただけだ。彼女を一人目にしたのは正解だった。これを見ろ、自然体のこの姿を――」
恐らく移動中に捕まったんだろう。戦闘態勢に入った様子もない。
「可愛いよな、美しいよな、芸術的なほどだ。連れ帰って共に永遠を過ごしたいところだが……永遠なんてもんは存在しない。それは俺の時空魔術を以てしても不可能だった。俺もお前も、進む時間を止めることなんてできないんだよ」
そう言ってアヤトはレルアの頬のあたりに指を這わす。てめえその汚い手を今すぐどけやがれ。
「おい――」
「ああ、お前もレルアの目を抉ったのか。あの美しい瞳を潰してこんな歪な作り物を埋め込んだのか。俺以外は皆レルアの目を抉った、そんな甘い判断だから俺に殺されるんだ……」
逆にあの状態から助かる方法が他にあったか? あれでもラビがギリギリ間に合っただけだってのに?
「まあいい、死にゆく者の失敗を咎めても仕方がない。ここは寛大な心で許すとしよう」
ったく何様だ、神にでもなったつもりか。
「さてお前はこれから死ぬわけだが、だからと言って悲観することはない。お前はレルアの死を見なくて済むんだからな。これは救済と言ってもいい」
話が通じない雰囲気を感じる。こんなのが未来の俺とは思いたくないな。なんつーか変態的で自分勝手で、しかもそんな自分に酔ってるし。俺はこんなのにはならない。
「さて、そろそろいいか。これだけ時間を与えたんだ、少しは耐えてくれよ」
げ、まずい。何も考えてない。考えたところで何か思い付いたとも思えないが。
やれることと言えば、加速かけて突っ込んでワンチャンを狙うくらいか。
とにかく、今の時間で絶望は和らいだ。根拠のない自信が湧いてきてる。やるしかない。戦い始めれば良策も思い浮かぶはずだ。
「ここでは戦いにくいな、どうせなら景色のいい場所がいい――転移」
へへ残念だったな、弊迷宮は転移禁止でございます。基礎中の基礎なので覚えて帰ってくださいませ。
「っと、俺としたことが。そういえば迷宮の結界は破壊していなかったな。なら仕方がない――置換」
どこと入れ替えるつもりだ……って、
「……な!?」
俺の体は一瞬にして花畑――恐らく地下80階に移動していた。
この白い柱と台座は間違いない。ボス階層として色々考えたのは最近だし、忘れるはずもない。
だが置換は見える範囲にしか使えないはずだ、これは魔力がどうこうって話じゃないぞ。それすら違うってのか。
「ああ、やっぱりここは悪くない。天界よりも綺麗だ。お前もそう思うだろ?」
置換以外にも仕様が違う魔術があるかもしれない。それはつまり、名前を知ってるからって油断できないってことだ。
元から攻撃食らったら終わりみたいなもんだが、その割に条件がキツすぎる。これ本来なら何度でもコンテ可能にするべきイベントだろ、もしくは負けイベ。なんだって時空楔は一回で壊れちまったんだ。
「それと、観客は多い方がいいな。全員出てきてもらおう」
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