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第二部 第九章 初夜
初夜4 R18
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帰宅した二人は、決意に満ちた顔で見つめ合った。
「今日、しますよ」
「わかっている」
そして着ている物をすべて脱いで、二人で風呂に入った。期待感に満ちた玄奘のものは早くも立ち上がりかけている。
シャワーを浴びながら、悟空は玄奘の身体を隅々まで洗った。
「今日歌っているとき、おれの唇ばかり見ていたでしょう」
「ばれていたか」
「ばれますよ。真面目に歌ってくださいね」
「歌は全力で歌った。視線くらいどこを向いていてもいいだろう?」
「カメラを見てくださいよ。ファンは期待して待っているんですから」
「磁路さんにはカメラを見るよりもGo-kuを見ていた方が殉教者が狂喜するからそのままで良いと言われたが」
不思議な顔で言う玄奘に、悟空は苦笑した。
「殉教者はおれたちがいちゃついてるのを見たいんですかね……」
泡をつけた玄奘の身体を悟空が抱きしめる。泡のふわふわした感触の中で玄奘の艶やかな身体が震える。
悟空の身体が動くたびに石鹸の滑らかさで肌を撫でる感覚が強調される。快感による刺激で玄奘の腰がくねっと折れて、柔和で性的なラインが顕わになる。
悟空はこんな色っぽい玄奘を誰にも見せてやるもんかと思いながら身体を撫ぜる。流したままのシャワーが浴室をあたたかい湯気で満たしていく。
「あぁ……ん……、はぁあん……ん、ごく……」
玄奘は強請るように顔を近づけてくる。悟空はにっと笑って口付ける。
「んぁ……、あぁん……ン……」
悟空が食むように玄奘の唇を味わっていく。悟空は石鹸のついた指先で玄奘の胸の突起を触った。
「立ってますね……」
「アん……んぁあっ、ん……悟空だって……」
玄奘が悟空のそれにふれてきた。驚いた悟空は腰を引いた。
「っあ……、玄奘?」
「嫌だったか?」
「嫌じゃないですっ。でも、……玄奘から触ってくることなんて今までなかったから……」
玄奘はもくもくとした湯気に包まれて、まるで観世音菩薩の天衣をまとっているようである。玄奘は慈悲深く言った。
「私だって……悟空ともっと気持ちの良いことをしたいと思って」
その言葉に悟空のものは、急にいきりたった。清浄ということばが具現化して人型になったかのようなあの玄奘が、こんなに性的な刺激を望むようになるとは、と悟空はつばを飲み込んだ。
「いつもいつも……そういうことを言うからおれが我慢できなくなるんですよ」
「我慢しなくていいよ」
悟空は苛ついたように眉をしかめたが機嫌を損ねたわけではなく、気を抜くと達しそうだからである。
「くっ……痛かったら言ってくださいよ」
「うん……ン……ぁあっん……」
玄奘に壁に手を付かせ、悟空は背後から抱きしめた。そのまま玄奘の股の間に悟空の熱量を押し込み、そして腰を揺らし始めた。たくさんの泡がついたそれはスムーズかつ敏感にこすれ合った。二人の感度が高まっていく。
「ぁあっ、んっ、……ぁあ、……腰が、ぁんっ、揺れる」
「もっと揺らしてください、くっ……」
悟空は玄奘の腰をぐっと掴んで、密着を強めた。腰の動きはますます激しくなっていく。
玄奘は股間に擦れる鋭敏な感覚と、悟空から腰を掴まれて求められる歓びと、耳元で聞こえる悟空の荒い息にどんどんと体温が上がっていく。
体中の全てのスイッチがオンになったように細胞が動いているのを感じる。
「んっ……ひゃあっ……あアっ、ん、入ってるみたい……ぁん、だ……」
「おれも……、んっ、気持ちいいです……」
「あぁっ、んあァっんっ、……あ、ごく、ごく、悟空……」
「ん……玄奘」
悟空は玄奘を振り向かせ、不安定な体勢ながらもキスを交わした。玄奘もより深い接吻をねだって悟空の腕を掴んでいる。悟空は同時に玄奘のものも手で擦ってやると、玄奘はまたたく間に絶頂へと駆けあがった。
「んぁアっ、ああっ、はぁっ……あ、あ、ァんっ、……イく……んぁっ」
悟空は玄奘の出した白濁を手で受けとめる。そして、玄奘の腰を深く曲げてよく見えるようになった菊門にねっとりとしたそれを塗りつけた。達したばかりで息の荒い玄奘はまだ目を瞑っている。
「んあっ、……ん……」
毎日慣らしたせいかか、そこは狭いながらも十分に悟空の指を受け入れた。中で少し動かしてみると、指に絡みついてくる感触もある。
「少し、動かしますよ」
悟空が指を出し入れする。先程出したばかりの玄奘だったが、すぐにそれは勃ちあがり始めている。
「ンあっ……んふぅ……うン……」
前は触っていないが、玄奘の声は艶がかっている。悟空は入口から数センチのところを丹念に探り始めた。
「……ん……ぁん……、っひゃあっああん……」
ある一点を押したとき玄奘の身体が跳ねた。
「ここ、良いんですね」
玄奘の前立腺を探しあてた悟空は的確に刺激を繰り返していく。元来、器用な男であるため、ただ押すだけでなく回転させるような刺激を入れたり、スピードの緩急をつけたりして、玄奘の興奮を高めていく。
「んんンっ……んぁあんっ、良い……良い……んぁあっ、あんっ、おかしくなりそう……ひゃああっ、んっ……ぁあっ」
悟空は玄奘を後ろから抱きかかえ、耳元で囁いた。玄奘が好きだと言ってくれたその声で囁いた。
「だいじょうぶですよ、玄奘。すごく綺麗で……そそります……。おれ、見ているだけでイきそうです」
「ぁあっ……ひゃああっんっ……んあぁっ、んだめっ、ぁあん、んっぁああっ、んぁアん……」
玄奘の身体が大きく震えた瞬間、指をくわえ込んだ場所が強く収縮した。
「……中でイけましたね……」
数回しかまだ刺激したことのない内部への刺激だけで、まさか本当にイくとは思っていなかった悟空は目を丸くした。
「んあっ……んふぅ…………はあはあ……私はイったのか……」
「ええ、おそらく。気持ち良かったですか?」
悟空はぬぷりと指を出した。
「んっ……あっ……はあ……すごく……」
満足そうな表情をする玄奘は火照った頬をして、妖艶さにあふれていた。悟空は本当にこんな素敵な人が自分の恋人なのだろうか、と不安になり、玄奘を逃がさないかのようにきつく抱きしめた。全身を赤く染めあげた玄奘は、悟空に抱きしめられる快感に酔いしれた。
浴槽の中でもう一度玄奘の中を刺激してから、二人は風呂から上がった。
「今日、しますよ」
「わかっている」
そして着ている物をすべて脱いで、二人で風呂に入った。期待感に満ちた玄奘のものは早くも立ち上がりかけている。
シャワーを浴びながら、悟空は玄奘の身体を隅々まで洗った。
「今日歌っているとき、おれの唇ばかり見ていたでしょう」
「ばれていたか」
「ばれますよ。真面目に歌ってくださいね」
「歌は全力で歌った。視線くらいどこを向いていてもいいだろう?」
「カメラを見てくださいよ。ファンは期待して待っているんですから」
「磁路さんにはカメラを見るよりもGo-kuを見ていた方が殉教者が狂喜するからそのままで良いと言われたが」
不思議な顔で言う玄奘に、悟空は苦笑した。
「殉教者はおれたちがいちゃついてるのを見たいんですかね……」
泡をつけた玄奘の身体を悟空が抱きしめる。泡のふわふわした感触の中で玄奘の艶やかな身体が震える。
悟空の身体が動くたびに石鹸の滑らかさで肌を撫でる感覚が強調される。快感による刺激で玄奘の腰がくねっと折れて、柔和で性的なラインが顕わになる。
悟空はこんな色っぽい玄奘を誰にも見せてやるもんかと思いながら身体を撫ぜる。流したままのシャワーが浴室をあたたかい湯気で満たしていく。
「あぁ……ん……、はぁあん……ん、ごく……」
玄奘は強請るように顔を近づけてくる。悟空はにっと笑って口付ける。
「んぁ……、あぁん……ン……」
悟空が食むように玄奘の唇を味わっていく。悟空は石鹸のついた指先で玄奘の胸の突起を触った。
「立ってますね……」
「アん……んぁあっ、ん……悟空だって……」
玄奘が悟空のそれにふれてきた。驚いた悟空は腰を引いた。
「っあ……、玄奘?」
「嫌だったか?」
「嫌じゃないですっ。でも、……玄奘から触ってくることなんて今までなかったから……」
玄奘はもくもくとした湯気に包まれて、まるで観世音菩薩の天衣をまとっているようである。玄奘は慈悲深く言った。
「私だって……悟空ともっと気持ちの良いことをしたいと思って」
その言葉に悟空のものは、急にいきりたった。清浄ということばが具現化して人型になったかのようなあの玄奘が、こんなに性的な刺激を望むようになるとは、と悟空はつばを飲み込んだ。
「いつもいつも……そういうことを言うからおれが我慢できなくなるんですよ」
「我慢しなくていいよ」
悟空は苛ついたように眉をしかめたが機嫌を損ねたわけではなく、気を抜くと達しそうだからである。
「くっ……痛かったら言ってくださいよ」
「うん……ン……ぁあっん……」
玄奘に壁に手を付かせ、悟空は背後から抱きしめた。そのまま玄奘の股の間に悟空の熱量を押し込み、そして腰を揺らし始めた。たくさんの泡がついたそれはスムーズかつ敏感にこすれ合った。二人の感度が高まっていく。
「ぁあっ、んっ、……ぁあ、……腰が、ぁんっ、揺れる」
「もっと揺らしてください、くっ……」
悟空は玄奘の腰をぐっと掴んで、密着を強めた。腰の動きはますます激しくなっていく。
玄奘は股間に擦れる鋭敏な感覚と、悟空から腰を掴まれて求められる歓びと、耳元で聞こえる悟空の荒い息にどんどんと体温が上がっていく。
体中の全てのスイッチがオンになったように細胞が動いているのを感じる。
「んっ……ひゃあっ……あアっ、ん、入ってるみたい……ぁん、だ……」
「おれも……、んっ、気持ちいいです……」
「あぁっ、んあァっんっ、……あ、ごく、ごく、悟空……」
「ん……玄奘」
悟空は玄奘を振り向かせ、不安定な体勢ながらもキスを交わした。玄奘もより深い接吻をねだって悟空の腕を掴んでいる。悟空は同時に玄奘のものも手で擦ってやると、玄奘はまたたく間に絶頂へと駆けあがった。
「んぁアっ、ああっ、はぁっ……あ、あ、ァんっ、……イく……んぁっ」
悟空は玄奘の出した白濁を手で受けとめる。そして、玄奘の腰を深く曲げてよく見えるようになった菊門にねっとりとしたそれを塗りつけた。達したばかりで息の荒い玄奘はまだ目を瞑っている。
「んあっ、……ん……」
毎日慣らしたせいかか、そこは狭いながらも十分に悟空の指を受け入れた。中で少し動かしてみると、指に絡みついてくる感触もある。
「少し、動かしますよ」
悟空が指を出し入れする。先程出したばかりの玄奘だったが、すぐにそれは勃ちあがり始めている。
「ンあっ……んふぅ……うン……」
前は触っていないが、玄奘の声は艶がかっている。悟空は入口から数センチのところを丹念に探り始めた。
「……ん……ぁん……、っひゃあっああん……」
ある一点を押したとき玄奘の身体が跳ねた。
「ここ、良いんですね」
玄奘の前立腺を探しあてた悟空は的確に刺激を繰り返していく。元来、器用な男であるため、ただ押すだけでなく回転させるような刺激を入れたり、スピードの緩急をつけたりして、玄奘の興奮を高めていく。
「んんンっ……んぁあんっ、良い……良い……んぁあっ、あんっ、おかしくなりそう……ひゃああっ、んっ……ぁあっ」
悟空は玄奘を後ろから抱きかかえ、耳元で囁いた。玄奘が好きだと言ってくれたその声で囁いた。
「だいじょうぶですよ、玄奘。すごく綺麗で……そそります……。おれ、見ているだけでイきそうです」
「ぁあっ……ひゃああっんっ……んあぁっ、んだめっ、ぁあん、んっぁああっ、んぁアん……」
玄奘の身体が大きく震えた瞬間、指をくわえ込んだ場所が強く収縮した。
「……中でイけましたね……」
数回しかまだ刺激したことのない内部への刺激だけで、まさか本当にイくとは思っていなかった悟空は目を丸くした。
「んあっ……んふぅ…………はあはあ……私はイったのか……」
「ええ、おそらく。気持ち良かったですか?」
悟空はぬぷりと指を出した。
「んっ……あっ……はあ……すごく……」
満足そうな表情をする玄奘は火照った頬をして、妖艶さにあふれていた。悟空は本当にこんな素敵な人が自分の恋人なのだろうか、と不安になり、玄奘を逃がさないかのようにきつく抱きしめた。全身を赤く染めあげた玄奘は、悟空に抱きしめられる快感に酔いしれた。
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