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五
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ビール二杯、チューハイ一杯、カクテル三杯。果実酒を少し。いや、チューハイも二杯だったけ?
お酒のおかげで、私の気分は、すっかりご機嫌になっていた。
「たらいま、戻りました」
玄関のドアを開け、家の中に響く声で帰宅を告げた。しかし、返事はなかった。
「そーとめさん?」
壁に手をつきながら、台所へ行くと、壁にもたれて眠っている彼の姿があった。
どうせなら、ベッドで寝ていたらいいのに。
私は彼の前で、床にゴロンと寝転ぶと、下から彼の顔を眺めた。
こうして見ると、睫毛長いなぁ。なんて思っていると、視線を感じ取ったのか、彼が身動いだ。
起きそうで起きない。
その様子がなんとも言えず、可愛い。
だからつい、いたずら心から私は、五月女さんの頬を突っついてみたくなった。
軽く指で押してみる。一度離したけれど、まだ起きない。
今度はもう少し強く押す。
彼の反応がないのをいいことに、優しく抓ってもみた。
そのときだった。
「宮木さん。何をしてるんですか?」
彼の目が突然、ぱちっと開き、目が合う。
「えーっと、これは」
慌てて逃げようとしたが、彼に捉えられ、押え込まれてしまった。
「何をしていたんですか?」
彼が妖艶に微笑む。
あんなに可愛く見えていた彼に、こんな顔も隠されていたなんて。
私は彼に手を出してしまったことを後悔した。
「そーとめさん、いつから起きてたんですか?」
「さあ?でも、こんなことされたのは覚えていますよ」
五月女さんは、私のスカートの中に手を入れると、パンツの布越しに、小さな膨らみに触れる。
そして、私が彼の頬にしたことと同じことをする。
全身がぞくぞくと震える。
感じやすいのは、きっとお酒のせいだ。
「これ以上はっ…、」
身をよじると、間から手をいれられ、直接指がくる。
「随分、彼女と呑んできたみたいですが、酒の肴はどうでしたか?」
彼が言った“酒の肴”とは、あの話のことだろう。
「それ、このま……っ聞くんですかぁ……」
「それでもいいですよ」
五月女さんは私の反応を見て、楽しんでいるように見えた。
そのくせ、指の動きを止めると、
「酔って逆らえないのに、いけませんよね」
と私の中から抜こうとする。
私は首を振った。
「それは、このままでもいいという意思表示、ですか?」
「言わせるんですか?」
意地悪な彼を見上げる。
彼はフッと笑うと、唇に軽くキスをした。
「……あ……ん」
彼から与えられる熱に、全身が汗ばむ。熱くて苦しい。
ぴちゃ、くちゅ、という濡れた音と私たちの上がった息が台所に響く。
「俺のこと、幻滅しましたか?」
耳元で不安げな声が聞いてくる。
「五月女さんの、優しくないって意味、わかりました。……どうして、話してくれなかったんですか?」
五月女さんが体を持ち上げ、驚いた顔で私を見た。
伏せられた瞳が揺れる。
彼の顔をよく見たくて、私は手を伸ばし、頬を包むように添えた。
「それは……俺が宮木さんに、嫌われたくなかったから」
ようやく、彼の本音が聞けた気がする。
「俺は今の会社に残ることになったけど、言う奴はいたよ。本当は俺が、彼女をたぶらかしたんじゃないかって」
「だから、私にも自分がそう仕向けたのかも、って言ったの?」
全てを白状させられた彼は、頼りなく頷いた。
私は彼を引き寄せると、彼の頭を胸の前で抱き締めた。そして、優しく撫でる。
「私は仕向けられて、ここにいるわけじゃないのに」
もし、これが仕向けられたものだとしても、私は後悔していない。
だって、今、こんなにも幸せを感じられているのだから。
「五月女さん、好きです」
そう伝えると、彼は息を呑んだ。
「それ、直接顔を見て聞きたいんですけど?」
少し不満そうな顔で覗かれ、私は意地悪なときの彼を真似して微笑んだ。
「恥ずかしいので嫌です」
すると、五月女さんは私の腕から出て、シャツを脱ぎ捨てた。
「では、恥ずかしさなんて忘れるくらいに、今からたくさん言わせてあげますよ」
冷めかけていたはずの熱が、再び体の奥から広がっていく。
それは宣言通りとなって、私は彼に縋りながら、何度も言わされることとなった。
仕事の時間だと気づき、飛び起きる。
「あれ?」
寝すぎたと思ったのに、五月女さんもまだ横で寝ていた。
「宮木さん?どうしたの?」
私が起きたことで、彼は眠そうな目を少し開けた。
そこで今日が休みであったことを思い出す。
頭と腰に鈍い痛みを感じる。
その腰に抱きついてきた彼が、まだ寝足りないという声で甘えてくる。
「一緒にベッドにいく?」
彼と二度寝する休日も素敵だが、昨日酔って帰ってきてそのまま寝てしまったので、お風呂に入れていない。
私は愛おしい彼の髪に指を通した。
五月女さんが、くすぐったそうに目を閉じる。
「私はお風呂入るので、五月女さんはベッドで寝ててください」
「わかった。けれど、その前に、俺をベッドまで運んでください」
「ベッドまで?」
駄目?と問いかけるような表情に、胸がキュンとしてしまう。
私は手を引きながら、部屋のベッドまで彼を誘導した。
ベッドの前に着いたときだった。
彼は私を巻き込みながら、ベットに倒れて、私の体にしっかりと抱きついた。
「五月女さん?」
首の横に顔を埋める彼に聞く。
寝惚けているのかな、と思っていたけれど、その声は先程とは違い、覚醒していた。
「あの“ありがとうございました”の意味は?」
それは、五月女さんが豊崎さんと会って帰ってきた夜に、私が言ったことだった。
「俺から離れようとしてた?」
「……少し」
離れようと思っていたはずなのに、心と体は意思とは反対に、気がつけば彼にハマっていった。彼女には、片思いの相手は五月女さんじゃないと言ったけれど、それはもう嘘になった。
何も言わなくなった彼に、怒ったのかもしれないと心配になる。
「俺は君を束縛するつもりはないよ。だけど」
五月女さんはそう言うと、私の耳を舌先で、ゆっくりとなぞるように舐めた。
「あんな気持ち良さそうな顔をしながら、好きだなんて何度も言われたら、ね?覚えてます?」
私は出てしまいそうになる声を堪えて頷く。
なのに、五月女さんは耳にふっと息を吹きかけた。
「……ぁ……っ」
その声がスイッチとなり、彼の手が私の体の上で動き出す。
まだお風呂に入れていないのに。
「……待って、五月女さん」
このまま流されそうになったとき、私はもう一つの気になっていたことを思い出した。
「五月女さんは、どうして今も、豊崎さんのこと名前で呼んでるんですか?」
豊崎さんが彼女ではないことはわかったが、お互いに今でも名前呼びなのは、少し妬けてしまう。
こんなことで嫉妬するなんて、情けないけれど。
五月女さんは手を止めると、覆い被さっていた体を退け、私にも布団をかけてくれた。
今更ながら、私たちはまだ裸であったことに、恥ずかしくなる。
お互いの体の一部が、布団の中で触れ合っていた。
「名前呼びのことは、真希……じゃなくて、豊崎さんが言ったんですよ。『社長にも自分たちが恋人関係だって言ってしまったし、このままの設定だったら、また同じようなことにならないだろうから』って。俺も豊崎さんがそれでいいなら、まあいいかな、と。だから、彼女のことは名前で呼んでた」
それなら、最初から全部、五月女さんが話してくれれば良かったのに。
でも、自分から話せなかったのはきっと、それだけ後輩の彼女のことがネックとなってしまっているからなのかもしれない。
後輩の彼女だけを辞職させた自分を、私が知れば嫌われると思っていたのだから。
「五月女さんって、案外、不器用なんですね」
思ったことを口にすると、五月女さんがムッとした。
「案外、宮木さんも素直じゃないですもんね。豊崎さんとのこと、ヤキモチを妬いてるくせに」
彼は質問の裏まで、すでにお見通しであったらしい。
これについては、ぐうの音も出ない。
「咲楽」
優しく、そして甘い声で私の名前を呼ばれる。
ここで名前を呼ぶなんて、やっぱり五月女さんはズルい。
「何ですか……玲司、さん」
名前を呼び合うだけで、心の中がくすぐったく、少しだけ照れてしまう。照れた顔を見られたくなくて、私は布団を頭まで被るけれど、それすら彼にはお見通しで、布団越しにキスをされる。
「咲楽のこと、また触りたくなったんだけど、いい?」
「お風呂がまだなので……駄目、です」
「じゃあ、一緒に入りましょうか」
彼の言葉に驚き、布団から顔を出すと、からかうような顔で私を見ていた。
素直ではないのは、きっとまだお互い様。
「今日は腰が痛いので、お風呂はまた今度でお願いします」
小さな声でごにょごにょと言うと、
「咲楽があまりに可愛かったから。ごめんね」
それは、如何にも反省していない謝り方だった。
このときの私はまだ知らない。後にあんな事件に巻き込まれることになるとは。
続
お酒のおかげで、私の気分は、すっかりご機嫌になっていた。
「たらいま、戻りました」
玄関のドアを開け、家の中に響く声で帰宅を告げた。しかし、返事はなかった。
「そーとめさん?」
壁に手をつきながら、台所へ行くと、壁にもたれて眠っている彼の姿があった。
どうせなら、ベッドで寝ていたらいいのに。
私は彼の前で、床にゴロンと寝転ぶと、下から彼の顔を眺めた。
こうして見ると、睫毛長いなぁ。なんて思っていると、視線を感じ取ったのか、彼が身動いだ。
起きそうで起きない。
その様子がなんとも言えず、可愛い。
だからつい、いたずら心から私は、五月女さんの頬を突っついてみたくなった。
軽く指で押してみる。一度離したけれど、まだ起きない。
今度はもう少し強く押す。
彼の反応がないのをいいことに、優しく抓ってもみた。
そのときだった。
「宮木さん。何をしてるんですか?」
彼の目が突然、ぱちっと開き、目が合う。
「えーっと、これは」
慌てて逃げようとしたが、彼に捉えられ、押え込まれてしまった。
「何をしていたんですか?」
彼が妖艶に微笑む。
あんなに可愛く見えていた彼に、こんな顔も隠されていたなんて。
私は彼に手を出してしまったことを後悔した。
「そーとめさん、いつから起きてたんですか?」
「さあ?でも、こんなことされたのは覚えていますよ」
五月女さんは、私のスカートの中に手を入れると、パンツの布越しに、小さな膨らみに触れる。
そして、私が彼の頬にしたことと同じことをする。
全身がぞくぞくと震える。
感じやすいのは、きっとお酒のせいだ。
「これ以上はっ…、」
身をよじると、間から手をいれられ、直接指がくる。
「随分、彼女と呑んできたみたいですが、酒の肴はどうでしたか?」
彼が言った“酒の肴”とは、あの話のことだろう。
「それ、このま……っ聞くんですかぁ……」
「それでもいいですよ」
五月女さんは私の反応を見て、楽しんでいるように見えた。
そのくせ、指の動きを止めると、
「酔って逆らえないのに、いけませんよね」
と私の中から抜こうとする。
私は首を振った。
「それは、このままでもいいという意思表示、ですか?」
「言わせるんですか?」
意地悪な彼を見上げる。
彼はフッと笑うと、唇に軽くキスをした。
「……あ……ん」
彼から与えられる熱に、全身が汗ばむ。熱くて苦しい。
ぴちゃ、くちゅ、という濡れた音と私たちの上がった息が台所に響く。
「俺のこと、幻滅しましたか?」
耳元で不安げな声が聞いてくる。
「五月女さんの、優しくないって意味、わかりました。……どうして、話してくれなかったんですか?」
五月女さんが体を持ち上げ、驚いた顔で私を見た。
伏せられた瞳が揺れる。
彼の顔をよく見たくて、私は手を伸ばし、頬を包むように添えた。
「それは……俺が宮木さんに、嫌われたくなかったから」
ようやく、彼の本音が聞けた気がする。
「俺は今の会社に残ることになったけど、言う奴はいたよ。本当は俺が、彼女をたぶらかしたんじゃないかって」
「だから、私にも自分がそう仕向けたのかも、って言ったの?」
全てを白状させられた彼は、頼りなく頷いた。
私は彼を引き寄せると、彼の頭を胸の前で抱き締めた。そして、優しく撫でる。
「私は仕向けられて、ここにいるわけじゃないのに」
もし、これが仕向けられたものだとしても、私は後悔していない。
だって、今、こんなにも幸せを感じられているのだから。
「五月女さん、好きです」
そう伝えると、彼は息を呑んだ。
「それ、直接顔を見て聞きたいんですけど?」
少し不満そうな顔で覗かれ、私は意地悪なときの彼を真似して微笑んだ。
「恥ずかしいので嫌です」
すると、五月女さんは私の腕から出て、シャツを脱ぎ捨てた。
「では、恥ずかしさなんて忘れるくらいに、今からたくさん言わせてあげますよ」
冷めかけていたはずの熱が、再び体の奥から広がっていく。
それは宣言通りとなって、私は彼に縋りながら、何度も言わされることとなった。
仕事の時間だと気づき、飛び起きる。
「あれ?」
寝すぎたと思ったのに、五月女さんもまだ横で寝ていた。
「宮木さん?どうしたの?」
私が起きたことで、彼は眠そうな目を少し開けた。
そこで今日が休みであったことを思い出す。
頭と腰に鈍い痛みを感じる。
その腰に抱きついてきた彼が、まだ寝足りないという声で甘えてくる。
「一緒にベッドにいく?」
彼と二度寝する休日も素敵だが、昨日酔って帰ってきてそのまま寝てしまったので、お風呂に入れていない。
私は愛おしい彼の髪に指を通した。
五月女さんが、くすぐったそうに目を閉じる。
「私はお風呂入るので、五月女さんはベッドで寝ててください」
「わかった。けれど、その前に、俺をベッドまで運んでください」
「ベッドまで?」
駄目?と問いかけるような表情に、胸がキュンとしてしまう。
私は手を引きながら、部屋のベッドまで彼を誘導した。
ベッドの前に着いたときだった。
彼は私を巻き込みながら、ベットに倒れて、私の体にしっかりと抱きついた。
「五月女さん?」
首の横に顔を埋める彼に聞く。
寝惚けているのかな、と思っていたけれど、その声は先程とは違い、覚醒していた。
「あの“ありがとうございました”の意味は?」
それは、五月女さんが豊崎さんと会って帰ってきた夜に、私が言ったことだった。
「俺から離れようとしてた?」
「……少し」
離れようと思っていたはずなのに、心と体は意思とは反対に、気がつけば彼にハマっていった。彼女には、片思いの相手は五月女さんじゃないと言ったけれど、それはもう嘘になった。
何も言わなくなった彼に、怒ったのかもしれないと心配になる。
「俺は君を束縛するつもりはないよ。だけど」
五月女さんはそう言うと、私の耳を舌先で、ゆっくりとなぞるように舐めた。
「あんな気持ち良さそうな顔をしながら、好きだなんて何度も言われたら、ね?覚えてます?」
私は出てしまいそうになる声を堪えて頷く。
なのに、五月女さんは耳にふっと息を吹きかけた。
「……ぁ……っ」
その声がスイッチとなり、彼の手が私の体の上で動き出す。
まだお風呂に入れていないのに。
「……待って、五月女さん」
このまま流されそうになったとき、私はもう一つの気になっていたことを思い出した。
「五月女さんは、どうして今も、豊崎さんのこと名前で呼んでるんですか?」
豊崎さんが彼女ではないことはわかったが、お互いに今でも名前呼びなのは、少し妬けてしまう。
こんなことで嫉妬するなんて、情けないけれど。
五月女さんは手を止めると、覆い被さっていた体を退け、私にも布団をかけてくれた。
今更ながら、私たちはまだ裸であったことに、恥ずかしくなる。
お互いの体の一部が、布団の中で触れ合っていた。
「名前呼びのことは、真希……じゃなくて、豊崎さんが言ったんですよ。『社長にも自分たちが恋人関係だって言ってしまったし、このままの設定だったら、また同じようなことにならないだろうから』って。俺も豊崎さんがそれでいいなら、まあいいかな、と。だから、彼女のことは名前で呼んでた」
それなら、最初から全部、五月女さんが話してくれれば良かったのに。
でも、自分から話せなかったのはきっと、それだけ後輩の彼女のことがネックとなってしまっているからなのかもしれない。
後輩の彼女だけを辞職させた自分を、私が知れば嫌われると思っていたのだから。
「五月女さんって、案外、不器用なんですね」
思ったことを口にすると、五月女さんがムッとした。
「案外、宮木さんも素直じゃないですもんね。豊崎さんとのこと、ヤキモチを妬いてるくせに」
彼は質問の裏まで、すでにお見通しであったらしい。
これについては、ぐうの音も出ない。
「咲楽」
優しく、そして甘い声で私の名前を呼ばれる。
ここで名前を呼ぶなんて、やっぱり五月女さんはズルい。
「何ですか……玲司、さん」
名前を呼び合うだけで、心の中がくすぐったく、少しだけ照れてしまう。照れた顔を見られたくなくて、私は布団を頭まで被るけれど、それすら彼にはお見通しで、布団越しにキスをされる。
「咲楽のこと、また触りたくなったんだけど、いい?」
「お風呂がまだなので……駄目、です」
「じゃあ、一緒に入りましょうか」
彼の言葉に驚き、布団から顔を出すと、からかうような顔で私を見ていた。
素直ではないのは、きっとまだお互い様。
「今日は腰が痛いので、お風呂はまた今度でお願いします」
小さな声でごにょごにょと言うと、
「咲楽があまりに可愛かったから。ごめんね」
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