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4 少年は電波となり、少女は翼を手に入れる
荒船山ダンジョン(4)
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再び進み始めた僕の前に、例の士官スケルトン交じりの敵が何度か現れた。
最大5体の集団が来たわけだが、上空からマスト伝いに下りてきた敵が床にたたきつけられてそのまま自滅したのとか意外なことは起こりつつも、無難に切り抜けられていた。
今のところ、3層に入ったしょっぱなの大砲のところで追った擦り傷や打ち身以外は目立ったけがはなく、その点で継戦能力には不足がない。
あ、一応大砲はあれで最後だった。
そして今、僕は選択を迫られている。
『こうしてみると、やっぱりちゃんと船らしい構造にしてるのね』
「マストは多すぎたけどね」
数えた限りマストは13本あって、現存するいかなる帆船とも構造が違う。
それを言うなら大砲は数百本あったはずで、これもおかしい。
そして、今目の前にあるのは左右の上に上がる階段と、正面の扉だった。
「とりあえずこっちかな」
ここまで来たらラスト近くだろう。
僕は正面の扉を開いた。
両開きではないからすぐボスではないだろうという見込みもあったのだ。
「狭いな」
中はこれまでと打って変わって本当の船に来たかのような狭い通路。
相変わらず床も壁も天井も木造だ。
僕は左右の壁にある扉から順番に確認していくことにした。
『結局何もなかったね……』
「普通の船室だったな」
狭く、2畳ぐらいの船室だったが、備え付けのベッドがあり、きっと士官の船室なのだろう。
残念だけど、持ち出せそうなものは無かった。
ベッドも取り外しはできなかったし、中に布団とかもなくただの板敷きだった。
「後は……」
『正面のだね』
普通に考えて一番奥なので一番偉い人の部屋だろう。
船長? 提督? そんな感じ。
そして、この骨の船でいえば、それがボスであることは間違いないだろう。
僕はエリスと目で合図をして、奥の扉を開ける。
中に入って、しばらく待ってみたものも何も反応が無い。
「違ったかな?」
一応警戒しながら室内を物色する。
内部は、多分そうなんだろうなという印象しかないが、船長室っぽい。
大きな執務机があり、すみっこには寝台がある。
テーブルがあって数人で会食できるようになっているが、そのあたり持って帰れそうなものは何もない。
まあ、荷物になるんでよっぽどのものが無い限りダンジョンから物を持ち帰ることはないのだが、せっかくの特殊環境なのだから何かあってもいいものだが手…
『あ、これはいいんじゃない?』
エリスが見つけてくれたのは懐中時計だった。
寝台の中に転がっていた。
「いいね。記念品によさそう。これってなんかの特殊な力があるとか?」
『さあ? 今のところはわからないからさっさとダンジョンクリアしてよ』
ダンジョンマスター、ダンジョンマネージャーの力が使えるのは自分が支配しているダンジョンの中だけだ。だから、自分の管轄にないこのダンジョン内では彼女は実体化もできなければ人や物の鑑定もできない。
「結局何もなく、行き止まりだね」
『ということは、上ね』
自分のコンディションを再確認……よし、問題なし。
「じゃあ行くか」
僕はダンジョンを引き返し、広いところに戻る。
「左右どっちがいいかな?」
『普通つながってるんじゃない?』
確かに、もちろん現物は見たことが無いが、映像やアニメから思い出してみると、単に便利のために両側にあるだけで、どっちを通っても次の甲板に出るだけだろう。
気になるのは、上の様子が全く分からないことだ。
近くだったら見えていいはずなのだが、階段の上は黒く靄に覆われており、左右がつながっているかどうかすら見えないのだ。
「まあ、武器が右手だから左かな」
あれから使っている最初の士官タイプが持っていたカトラスは、なかなか調子が良い。
次から出てきた士官タイプは、一般船員と同じくボロボロのものしか持っていなかったので、結局この1本だけが特別だったということだろう。気づいて指摘してくれたエリスには感謝しかない。
僕はいろいろ視線を走らせながら階段を上る。
左側、船の外の海面はかなり下に見え、ここから落ちたら命はないと思えるものだった。徐々に見えてくる上の状況は、やはり右とつながっているようで、落ちないように手前に木の柵が渡されている。
そして奥。
やはり暗いが、マストはなさそうで広い空間が広がっているようだ。
階層的に言うとここは4層。
まさか、すぐにボスということはないと思っていたけど……
突然、あたりに光が満ちる。
まぶしさに目をすがめながら、僕は状況を確認する
そこは大きな何もない甲板があり、そしてその中央にやはり船長役らしき骨の人型がいた。
「でかい……」
背の高さは父さんより高い、2.5m程だろうか、当然ガリガリというわけではなく、骨格の太さも相応にある。これはパワーも今までの敵と比べ物にならないということだろう。
ボロボロではあるが、船長服らしきものを身に着けて、右には巨大なカトラス、左には銃らしきものを持っている。
自分のスキルを使う癖で、ぱっと見に水分を含んでいそうな場所、金属が使われていそうな場所を確認するが、なかなか厳しい。
カトラスや銃は金属だろうが、巨人なので近づくのも難しい。衣服はほぼ布で、肩の飾りは金属だろうがより一層手が届かない。
そして全身が骨。つまり水分もないということだ。
「きついな」
『逃げる?』
「そうだね……ちょっと試してみていい? だめなら逃げる」
『気を付けてね』
カクカクと音を立てながら動き出す船長。
僕はもちろん動きを見逃さないようにしながらその場所に近づく。
ここにきて初めて現れた設備。
僕の近くの中央にある舵輪がそれだ。
もしかすると……
「えいっ」
僕は気合と共に勢いよくその舵輪をまわす。
思ったより軽い手ごたえと共にくるくると回る舵輪。
そして、狙い通りの効果が発生した。
急に傾く床、そしてその効果は重心が高いほうに影響が大きい。
僕は手すりをつかんで必死に耐えるが、敵船長はそもそも掴まる場所が存在しない。
たちまちバランスを崩し、その大きな体は横に投げ出される。
ここは追い打ちをかける。
敵の攻撃は剣にしろ銃にしろ、僕にとっては一撃必殺だろう。
ならば、なるべく攻撃を出させない状態でこっちが優位に立っておきたい。
……来た。
僕は倒れる敵船長の動きを見て攻撃を察知する。
下になった右手のカットラスは振り回すにしてもすぐではないだろう。
だから気にすべきは自由な左手の銃。
僕はタイミングよく銃口から外れ、そして……あ、ヤバい。
その場で前転、そして銃声と共に僕の上を銃弾が飛んでいく。
引き金を引いたと思ったんだけど弾が出るのが遅れたような……
ともかく、何とかかわすことができた。
『まだ、もう一発』
「え?」
その時さらなる銃声が響き、僕の肩の肉をえぐっていく。
「ぐあっ」
痛い。
左腕の上腕部に焼けるような熱さを感じる。
ここで引く? いったんけがの状態を確認する? いや、ここで引いたらだめだろう。
僕は、そのまま無事な右手でカトラスを振り上げる。
そして、そのままそれを近くに迫った敵に振り下ろす。
骨が砕け……もちろん敵の骨のことだが、そして目の前に腕の骨と銃が宙を舞うのが見えた。
ああ、そういうことか……
敵の銃は遠くからではわからなかったが火縄式のピストルで銃身が横に2つ並んだものだった。引き金のタイミングと発射のタイミングがずれたのも、2連発されたのもそういうことだった。
もっとよく見ておけば……後悔がよぎるが、まだ終わってはいない。
僕は動き出そうとする敵の腕を足で踏む。
さすがにこのサイズであっても、生身の肉体持ちの体重ではすぐに振りほどくことができないようだ。
僕の方は、もうスキルとかそういうのは頭の片隅にもなく、ただひたすらその状態で剣を振り回す。
敵の抵抗、そしてこっちが叩き切った骨のかけらが何か所も刺さる。
さっきの左腕の痛みが徐々にひどくなってきた、さらに全身のいたるところが痛い。
だけど、ここで一瞬でも動きを止めたら僕が殺される。
僕はひたすら力の限り剣を振り回していた。
『もう、終わってるわ……カナメ』
「あ、ああ」
声をかけられて初めて気づく。
目の前にはもう動きを止めた巨大な骨の破片が散らばっていた。
そんな中で頭がい骨だけは原型をとどめており、その虚ろな眼窩が、僕を見上げていた。
最大5体の集団が来たわけだが、上空からマスト伝いに下りてきた敵が床にたたきつけられてそのまま自滅したのとか意外なことは起こりつつも、無難に切り抜けられていた。
今のところ、3層に入ったしょっぱなの大砲のところで追った擦り傷や打ち身以外は目立ったけがはなく、その点で継戦能力には不足がない。
あ、一応大砲はあれで最後だった。
そして今、僕は選択を迫られている。
『こうしてみると、やっぱりちゃんと船らしい構造にしてるのね』
「マストは多すぎたけどね」
数えた限りマストは13本あって、現存するいかなる帆船とも構造が違う。
それを言うなら大砲は数百本あったはずで、これもおかしい。
そして、今目の前にあるのは左右の上に上がる階段と、正面の扉だった。
「とりあえずこっちかな」
ここまで来たらラスト近くだろう。
僕は正面の扉を開いた。
両開きではないからすぐボスではないだろうという見込みもあったのだ。
「狭いな」
中はこれまでと打って変わって本当の船に来たかのような狭い通路。
相変わらず床も壁も天井も木造だ。
僕は左右の壁にある扉から順番に確認していくことにした。
『結局何もなかったね……』
「普通の船室だったな」
狭く、2畳ぐらいの船室だったが、備え付けのベッドがあり、きっと士官の船室なのだろう。
残念だけど、持ち出せそうなものは無かった。
ベッドも取り外しはできなかったし、中に布団とかもなくただの板敷きだった。
「後は……」
『正面のだね』
普通に考えて一番奥なので一番偉い人の部屋だろう。
船長? 提督? そんな感じ。
そして、この骨の船でいえば、それがボスであることは間違いないだろう。
僕はエリスと目で合図をして、奥の扉を開ける。
中に入って、しばらく待ってみたものも何も反応が無い。
「違ったかな?」
一応警戒しながら室内を物色する。
内部は、多分そうなんだろうなという印象しかないが、船長室っぽい。
大きな執務机があり、すみっこには寝台がある。
テーブルがあって数人で会食できるようになっているが、そのあたり持って帰れそうなものは何もない。
まあ、荷物になるんでよっぽどのものが無い限りダンジョンから物を持ち帰ることはないのだが、せっかくの特殊環境なのだから何かあってもいいものだが手…
『あ、これはいいんじゃない?』
エリスが見つけてくれたのは懐中時計だった。
寝台の中に転がっていた。
「いいね。記念品によさそう。これってなんかの特殊な力があるとか?」
『さあ? 今のところはわからないからさっさとダンジョンクリアしてよ』
ダンジョンマスター、ダンジョンマネージャーの力が使えるのは自分が支配しているダンジョンの中だけだ。だから、自分の管轄にないこのダンジョン内では彼女は実体化もできなければ人や物の鑑定もできない。
「結局何もなく、行き止まりだね」
『ということは、上ね』
自分のコンディションを再確認……よし、問題なし。
「じゃあ行くか」
僕はダンジョンを引き返し、広いところに戻る。
「左右どっちがいいかな?」
『普通つながってるんじゃない?』
確かに、もちろん現物は見たことが無いが、映像やアニメから思い出してみると、単に便利のために両側にあるだけで、どっちを通っても次の甲板に出るだけだろう。
気になるのは、上の様子が全く分からないことだ。
近くだったら見えていいはずなのだが、階段の上は黒く靄に覆われており、左右がつながっているかどうかすら見えないのだ。
「まあ、武器が右手だから左かな」
あれから使っている最初の士官タイプが持っていたカトラスは、なかなか調子が良い。
次から出てきた士官タイプは、一般船員と同じくボロボロのものしか持っていなかったので、結局この1本だけが特別だったということだろう。気づいて指摘してくれたエリスには感謝しかない。
僕はいろいろ視線を走らせながら階段を上る。
左側、船の外の海面はかなり下に見え、ここから落ちたら命はないと思えるものだった。徐々に見えてくる上の状況は、やはり右とつながっているようで、落ちないように手前に木の柵が渡されている。
そして奥。
やはり暗いが、マストはなさそうで広い空間が広がっているようだ。
階層的に言うとここは4層。
まさか、すぐにボスということはないと思っていたけど……
突然、あたりに光が満ちる。
まぶしさに目をすがめながら、僕は状況を確認する
そこは大きな何もない甲板があり、そしてその中央にやはり船長役らしき骨の人型がいた。
「でかい……」
背の高さは父さんより高い、2.5m程だろうか、当然ガリガリというわけではなく、骨格の太さも相応にある。これはパワーも今までの敵と比べ物にならないということだろう。
ボロボロではあるが、船長服らしきものを身に着けて、右には巨大なカトラス、左には銃らしきものを持っている。
自分のスキルを使う癖で、ぱっと見に水分を含んでいそうな場所、金属が使われていそうな場所を確認するが、なかなか厳しい。
カトラスや銃は金属だろうが、巨人なので近づくのも難しい。衣服はほぼ布で、肩の飾りは金属だろうがより一層手が届かない。
そして全身が骨。つまり水分もないということだ。
「きついな」
『逃げる?』
「そうだね……ちょっと試してみていい? だめなら逃げる」
『気を付けてね』
カクカクと音を立てながら動き出す船長。
僕はもちろん動きを見逃さないようにしながらその場所に近づく。
ここにきて初めて現れた設備。
僕の近くの中央にある舵輪がそれだ。
もしかすると……
「えいっ」
僕は気合と共に勢いよくその舵輪をまわす。
思ったより軽い手ごたえと共にくるくると回る舵輪。
そして、狙い通りの効果が発生した。
急に傾く床、そしてその効果は重心が高いほうに影響が大きい。
僕は手すりをつかんで必死に耐えるが、敵船長はそもそも掴まる場所が存在しない。
たちまちバランスを崩し、その大きな体は横に投げ出される。
ここは追い打ちをかける。
敵の攻撃は剣にしろ銃にしろ、僕にとっては一撃必殺だろう。
ならば、なるべく攻撃を出させない状態でこっちが優位に立っておきたい。
……来た。
僕は倒れる敵船長の動きを見て攻撃を察知する。
下になった右手のカットラスは振り回すにしてもすぐではないだろう。
だから気にすべきは自由な左手の銃。
僕はタイミングよく銃口から外れ、そして……あ、ヤバい。
その場で前転、そして銃声と共に僕の上を銃弾が飛んでいく。
引き金を引いたと思ったんだけど弾が出るのが遅れたような……
ともかく、何とかかわすことができた。
『まだ、もう一発』
「え?」
その時さらなる銃声が響き、僕の肩の肉をえぐっていく。
「ぐあっ」
痛い。
左腕の上腕部に焼けるような熱さを感じる。
ここで引く? いったんけがの状態を確認する? いや、ここで引いたらだめだろう。
僕は、そのまま無事な右手でカトラスを振り上げる。
そして、そのままそれを近くに迫った敵に振り下ろす。
骨が砕け……もちろん敵の骨のことだが、そして目の前に腕の骨と銃が宙を舞うのが見えた。
ああ、そういうことか……
敵の銃は遠くからではわからなかったが火縄式のピストルで銃身が横に2つ並んだものだった。引き金のタイミングと発射のタイミングがずれたのも、2連発されたのもそういうことだった。
もっとよく見ておけば……後悔がよぎるが、まだ終わってはいない。
僕は動き出そうとする敵の腕を足で踏む。
さすがにこのサイズであっても、生身の肉体持ちの体重ではすぐに振りほどくことができないようだ。
僕の方は、もうスキルとかそういうのは頭の片隅にもなく、ただひたすらその状態で剣を振り回す。
敵の抵抗、そしてこっちが叩き切った骨のかけらが何か所も刺さる。
さっきの左腕の痛みが徐々にひどくなってきた、さらに全身のいたるところが痛い。
だけど、ここで一瞬でも動きを止めたら僕が殺される。
僕はひたすら力の限り剣を振り回していた。
『もう、終わってるわ……カナメ』
「あ、ああ」
声をかけられて初めて気づく。
目の前にはもう動きを止めた巨大な骨の破片が散らばっていた。
そんな中で頭がい骨だけは原型をとどめており、その虚ろな眼窩が、僕を見上げていた。
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