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最終章 この愛が全て
第89話 告発と連行
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ラシッド医師の事件からしばらく経った11月のある日の昼下がり、客も居ないのでアデレードは談話室で収集を続けている民話の清書をしていた。んーっと椅子に座りながら体を伸ばす。集中して書き物をしていたせいか、肩が強張っていた。
ふと、横を見ると窓の前で陽の光に当たりながら愛犬がだらりと横になり、舌を出して微睡んでいた。そんな無防備な様子が微笑ましい。アデレードは息抜きがてらディマの横にしゃがみ、思い切りお腹の辺りを撫でてあげた。
「あなた最近、野性を忘れているのではなくて」
アデレードがわしゃわしゃ撫でると、ディマは尻尾を振り体をくねらせて、もっと撫でてとアピールする。アデレードが笑いながら撫でていると、いきなり大きな音を立てて、入口のドアが開いた。驚いたアデレードは手を止め、ディマも素早く起き上がった。
絵描きの少年、テッドが駆け込んで来たのだ。相当急いで来たのか、息が上がっている。
「テッド、どうしたの?」
アデレードや音を聞きつけたメグやクリスが困惑した顔で入り口に集まる。
「大変なんです! 伯爵様がっ」
「伯爵が?」
「連れていかれたんですっ!」
「連れていかれたって……誰に? どういうことなの?」
「それが……黒色の見慣れない馬車が一台、昼前に伯爵の屋敷に向かって進んで行ったんです」
「それで、その馬車が伯爵を連れ去ったってこと? 伯爵のご友人などではなく?」
アデレードの疑問にテッドが頷く。
「屋敷の方ではすごい騒ぎになっていて、何でも伯爵が反逆罪で告発されたとかどうとかで……」
「何ですって!?」
これにはアデレードも流石に驚く。
伯爵が反逆者ってこと? 何の根拠があってそんなこと。大体伯爵を連れていったって、誰が……。
「テッド、貴方はその馬車を見たの?」
「はい。車に何か紋章はなかった?」
「ありました。何か……」
テッドが言いながら手を動かす。彼の場合は口で説明するよりも実際に書いたほうが早い。
「こっちよ」
アデレードは談話室へテッドを案内する。ちょうど、アデレードが書き物をしていたところだ。ペンもインクも紙もある。
「ここに書いてみて」
テッドはペンを握る。彼が書いたのは、図形化した鷹の紋章だった。
「これは……法務院の紋章……」
アデレードは絶句した。
法務院とは、この国の法律の制定と執行を司る機関のことだ。鷹が空高くから抜け目なく地上を見るように、法務院も何事も見逃さないという意味合いで鷹の紋章を採用していた。
法務院にはその性質上有象無象の訴えや情報が入ってくるが、そんな彼らが動いているということは、その告発が認めらたということになる。
一体、何が……。
アデレードは居ても立っても居られず、ホテルを出た。ディマがその横で一緒に走る。
「お嬢さんっ」
テッドとメグとクリスも慌てて後を追う。アデレード達がリーフェンシュタール家の屋敷に着くと、既に人々が集まっていた。ラシッド医師の姿もある。皆不安そうな顔をしている。
「一体、何がありましたの?」
「お嬢さん……」
アデレードは皆の中にいる見慣れた執事に話し掛ける。
「私にもよく分からないのです。急に坊ちゃんを連れていくと……」
「反逆の罪ということですけれど、間諜や反乱の企ての疑いを掛けられたのですか?」
執事は困惑の表情を浮かべつつ首を振った。
「いいえ。掛けられてのは麻薬の精製と流通の容疑です」
「えぇっ!?」
アデレードは思わず叫んでいた。
このリーフェンシュタール領のどこに麻薬なんてあるというのっ。
麻薬の使用はぎりぎり見逃してもらえても、精製と販売は重罪だ。麻薬が蔓延すればいずれは治安の悪化や生産力が落ちるのは目に見えているからだ。
「勿論、そんなものはありません。坊ちゃん、いえ伯爵もそれを訴えましたが、聞き入れてもらえず。あまり抵抗なされると御身と領にとって良くないことになると言われて……」
そう言われればカールは従うほか無かっただろう。
「何だってっ」
「言いがかりじゃないか」
「あいつら追いかけて、伯爵を取り返そう!」
「そうだそうだ!」
領民達が怒りを露わにして騒ぎ出す。今すぐにでも行動を起こしそうだ。
「ダメよ!」
アデレードが声を荒げて止めた。
「法務院に逆らうなんて、国家と対決するようなものです。そんなことしたら大変なことになってしまいますわ。伯爵もそんなことにならないように、大人しく従ったのだと思います。短気を起こしてはいけませんわ」
「でも、お嬢さんっ」
だからといって、手をこまねいて待っているなどとは、誰にとっても許容出来ることではない。だが、連れていかれるのを止めるのも無理だ。
出来るとしたら……。
「伯爵の無罪を証明するしかないわ」
「果たして、それで収まるでしょうか?」
ラシッドが腕を組んで難しい顔を見せる。
「先生、どういうことですの?」
「麻薬の原料となる植物は年中温暖なところでないと育ちません。私の生まれた国ならいざ知らず、冬場は何か月も雪に埋もれるようなこの土地では栽培は不可能です」
「それなら、すぐに無実が証明出来ますわね」
「えぇ。でも、こんなことは植物か薬学に詳しい者に聞けばすぐに分かります」
アデレードもラシッドが何を言いたいのか、分かってきた。
「つまり、そんな無茶な理由でも伯爵を召喚出来る誰かが、裏で強引に法務院を動かした……」
「そう考える方が自然だと思います。そして麻薬といえば、春先に話題になった方がいますね」
麻薬の甘い匂いを漂わせる柄の悪い男達。そしてその雇い主。
「サウザー公爵……」
アデレードが呆然と呟く。
「でも、何故? どうしてサウザー公がリーフェンシュタール伯を告発なんて」
「それは私達には、どうにも分かりません」
ラシッドは残念そうに首を振る。ただ、伯爵を助けるには、その陰謀を明らかにしなければならない。
アデレードは決意を固めた。
「私、行きますわ。王都に」
「お嬢さん……」
「今の私に何か出来るかは分かりませんけれど」
王子の婚約者、いえ、せめてマイヤール家の令嬢のままなら何か出来ることもあったかもしれませんのに。
アデレードは自嘲したが、どうしようもない。
「いざとなれば、マイヤール家に忍び込んで父を脅してでも何とかしますわ。そうとなれば早速出発しないと」
「お嬢さん、俺も連れて行って下さい!」
クリスがアデレードの前に膝をつく。
「元はと言えば俺がここに逃げて来たからこんなことになっちまったんです。俺、証言でも何でもしますっ」
そうだった、クリスはサウザー公爵の愛人の家で大量の麻薬を発見してしまって、追われてここへ来たのでしたわね。
「クリス……分かったわ」
「とは言え、何が起こるか分かりませんし、2人だけでは……あっ」
都合良く元傭兵の村民がいることを、ラシッドは思い出した。
「ゲンさん!」
アデレード達はゲアハルトの家に雪崩れ込む。そこで酒を飲んで大の字になって寝ていたゲアハルトの胸倉を掴んで思い切り揺らす。
「ゲンさんっ、起きて下さいな!」
「あぁ? ……っ何だよ」
ゲアハルトが呻きながら不機嫌に目を開けると、鬼気迫る表情のアデレードが眼前にいた。
「さぁ、出掛ける時間ですわよ!」
ふと、横を見ると窓の前で陽の光に当たりながら愛犬がだらりと横になり、舌を出して微睡んでいた。そんな無防備な様子が微笑ましい。アデレードは息抜きがてらディマの横にしゃがみ、思い切りお腹の辺りを撫でてあげた。
「あなた最近、野性を忘れているのではなくて」
アデレードがわしゃわしゃ撫でると、ディマは尻尾を振り体をくねらせて、もっと撫でてとアピールする。アデレードが笑いながら撫でていると、いきなり大きな音を立てて、入口のドアが開いた。驚いたアデレードは手を止め、ディマも素早く起き上がった。
絵描きの少年、テッドが駆け込んで来たのだ。相当急いで来たのか、息が上がっている。
「テッド、どうしたの?」
アデレードや音を聞きつけたメグやクリスが困惑した顔で入り口に集まる。
「大変なんです! 伯爵様がっ」
「伯爵が?」
「連れていかれたんですっ!」
「連れていかれたって……誰に? どういうことなの?」
「それが……黒色の見慣れない馬車が一台、昼前に伯爵の屋敷に向かって進んで行ったんです」
「それで、その馬車が伯爵を連れ去ったってこと? 伯爵のご友人などではなく?」
アデレードの疑問にテッドが頷く。
「屋敷の方ではすごい騒ぎになっていて、何でも伯爵が反逆罪で告発されたとかどうとかで……」
「何ですって!?」
これにはアデレードも流石に驚く。
伯爵が反逆者ってこと? 何の根拠があってそんなこと。大体伯爵を連れていったって、誰が……。
「テッド、貴方はその馬車を見たの?」
「はい。車に何か紋章はなかった?」
「ありました。何か……」
テッドが言いながら手を動かす。彼の場合は口で説明するよりも実際に書いたほうが早い。
「こっちよ」
アデレードは談話室へテッドを案内する。ちょうど、アデレードが書き物をしていたところだ。ペンもインクも紙もある。
「ここに書いてみて」
テッドはペンを握る。彼が書いたのは、図形化した鷹の紋章だった。
「これは……法務院の紋章……」
アデレードは絶句した。
法務院とは、この国の法律の制定と執行を司る機関のことだ。鷹が空高くから抜け目なく地上を見るように、法務院も何事も見逃さないという意味合いで鷹の紋章を採用していた。
法務院にはその性質上有象無象の訴えや情報が入ってくるが、そんな彼らが動いているということは、その告発が認めらたということになる。
一体、何が……。
アデレードは居ても立っても居られず、ホテルを出た。ディマがその横で一緒に走る。
「お嬢さんっ」
テッドとメグとクリスも慌てて後を追う。アデレード達がリーフェンシュタール家の屋敷に着くと、既に人々が集まっていた。ラシッド医師の姿もある。皆不安そうな顔をしている。
「一体、何がありましたの?」
「お嬢さん……」
アデレードは皆の中にいる見慣れた執事に話し掛ける。
「私にもよく分からないのです。急に坊ちゃんを連れていくと……」
「反逆の罪ということですけれど、間諜や反乱の企ての疑いを掛けられたのですか?」
執事は困惑の表情を浮かべつつ首を振った。
「いいえ。掛けられてのは麻薬の精製と流通の容疑です」
「えぇっ!?」
アデレードは思わず叫んでいた。
このリーフェンシュタール領のどこに麻薬なんてあるというのっ。
麻薬の使用はぎりぎり見逃してもらえても、精製と販売は重罪だ。麻薬が蔓延すればいずれは治安の悪化や生産力が落ちるのは目に見えているからだ。
「勿論、そんなものはありません。坊ちゃん、いえ伯爵もそれを訴えましたが、聞き入れてもらえず。あまり抵抗なされると御身と領にとって良くないことになると言われて……」
そう言われればカールは従うほか無かっただろう。
「何だってっ」
「言いがかりじゃないか」
「あいつら追いかけて、伯爵を取り返そう!」
「そうだそうだ!」
領民達が怒りを露わにして騒ぎ出す。今すぐにでも行動を起こしそうだ。
「ダメよ!」
アデレードが声を荒げて止めた。
「法務院に逆らうなんて、国家と対決するようなものです。そんなことしたら大変なことになってしまいますわ。伯爵もそんなことにならないように、大人しく従ったのだと思います。短気を起こしてはいけませんわ」
「でも、お嬢さんっ」
だからといって、手をこまねいて待っているなどとは、誰にとっても許容出来ることではない。だが、連れていかれるのを止めるのも無理だ。
出来るとしたら……。
「伯爵の無罪を証明するしかないわ」
「果たして、それで収まるでしょうか?」
ラシッドが腕を組んで難しい顔を見せる。
「先生、どういうことですの?」
「麻薬の原料となる植物は年中温暖なところでないと育ちません。私の生まれた国ならいざ知らず、冬場は何か月も雪に埋もれるようなこの土地では栽培は不可能です」
「それなら、すぐに無実が証明出来ますわね」
「えぇ。でも、こんなことは植物か薬学に詳しい者に聞けばすぐに分かります」
アデレードもラシッドが何を言いたいのか、分かってきた。
「つまり、そんな無茶な理由でも伯爵を召喚出来る誰かが、裏で強引に法務院を動かした……」
「そう考える方が自然だと思います。そして麻薬といえば、春先に話題になった方がいますね」
麻薬の甘い匂いを漂わせる柄の悪い男達。そしてその雇い主。
「サウザー公爵……」
アデレードが呆然と呟く。
「でも、何故? どうしてサウザー公がリーフェンシュタール伯を告発なんて」
「それは私達には、どうにも分かりません」
ラシッドは残念そうに首を振る。ただ、伯爵を助けるには、その陰謀を明らかにしなければならない。
アデレードは決意を固めた。
「私、行きますわ。王都に」
「お嬢さん……」
「今の私に何か出来るかは分かりませんけれど」
王子の婚約者、いえ、せめてマイヤール家の令嬢のままなら何か出来ることもあったかもしれませんのに。
アデレードは自嘲したが、どうしようもない。
「いざとなれば、マイヤール家に忍び込んで父を脅してでも何とかしますわ。そうとなれば早速出発しないと」
「お嬢さん、俺も連れて行って下さい!」
クリスがアデレードの前に膝をつく。
「元はと言えば俺がここに逃げて来たからこんなことになっちまったんです。俺、証言でも何でもしますっ」
そうだった、クリスはサウザー公爵の愛人の家で大量の麻薬を発見してしまって、追われてここへ来たのでしたわね。
「クリス……分かったわ」
「とは言え、何が起こるか分かりませんし、2人だけでは……あっ」
都合良く元傭兵の村民がいることを、ラシッドは思い出した。
「ゲンさん!」
アデレード達はゲアハルトの家に雪崩れ込む。そこで酒を飲んで大の字になって寝ていたゲアハルトの胸倉を掴んで思い切り揺らす。
「ゲンさんっ、起きて下さいな!」
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「さぁ、出掛ける時間ですわよ!」
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