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第1章 女騎士と共に
1話 異世界転移したっぽいけど……
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ここはどこだろう。
気付けば目の前に王様らしき人と偉そうな人達、周りには兵士らしき人がいた。
下には魔法陣…………厨二病心をくすぐるようなこの展開……これはもしや……
と考えていると王様(?)が話し始めた。
「おほん、さぞかし混乱しておることじゃろう。まず、ここはチキュウジンにとって【異世界】というところじゃ。お主をこちら側に転移させたのじゃよ。」
やはりそういうことらしい。
「ってことは異世界チート?!いや、でも死にたくは無いからスローライフ……いやでも………」
「…お~い、色々考えているところすまんが、転移させたお主はスキルを持っているはずじゃ。ほれ。」
そう言ってカードを渡してきた。
「?」
「それを額に当てて、ステータスオープンと言うのじゃ。」
「………?ステータスオープン。」
そう言うと、自分の名前とステータス、スキルが浮き上がってきた。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
鈴山 拓郎
攻撃力 13 防御力 16
素早さ 94 魔力 12
得意料理 生肉
スキル
・厨二心
称号
・転移された者
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「………?ちゅ、厨二心?なにこれ?」
「ちゅ……厨二心……じゃと?……………役に立たないスキルじゃな。」
「役に立たないスキル……だと……?!」
「クズスキルは要らない。殺れ」
王様がそう言うと近くにいた兵士が、俺に向かって剣を向けてきた。
「え?何かの冗談だろ。勝手に転移させといて殺すとか流石に………え?……」
「兄ちゃん、運が悪かったな。スキルが良ければ何でも好きなことできたのにな。せめて楽になれ。」
兵士は俺に向けて剣を突き刺した。剣は俺に突き刺さ………らなかった。
向けられた剣は弾かれ、宙を舞う。
兵士の中の女騎士が剣を弾いたのであった。
「なっ!」
「王よ!命を粗末にするのは許しません!」
「女騎士カッケー!!」
気付けば目の前に王様らしき人と偉そうな人達、周りには兵士らしき人がいた。
下には魔法陣…………厨二病心をくすぐるようなこの展開……これはもしや……
と考えていると王様(?)が話し始めた。
「おほん、さぞかし混乱しておることじゃろう。まず、ここはチキュウジンにとって【異世界】というところじゃ。お主をこちら側に転移させたのじゃよ。」
やはりそういうことらしい。
「ってことは異世界チート?!いや、でも死にたくは無いからスローライフ……いやでも………」
「…お~い、色々考えているところすまんが、転移させたお主はスキルを持っているはずじゃ。ほれ。」
そう言ってカードを渡してきた。
「?」
「それを額に当てて、ステータスオープンと言うのじゃ。」
「………?ステータスオープン。」
そう言うと、自分の名前とステータス、スキルが浮き上がってきた。
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鈴山 拓郎
攻撃力 13 防御力 16
素早さ 94 魔力 12
得意料理 生肉
スキル
・厨二心
称号
・転移された者
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「………?ちゅ、厨二心?なにこれ?」
「ちゅ……厨二心……じゃと?……………役に立たないスキルじゃな。」
「役に立たないスキル……だと……?!」
「クズスキルは要らない。殺れ」
王様がそう言うと近くにいた兵士が、俺に向かって剣を向けてきた。
「え?何かの冗談だろ。勝手に転移させといて殺すとか流石に………え?……」
「兄ちゃん、運が悪かったな。スキルが良ければ何でも好きなことできたのにな。せめて楽になれ。」
兵士は俺に向けて剣を突き刺した。剣は俺に突き刺さ………らなかった。
向けられた剣は弾かれ、宙を舞う。
兵士の中の女騎士が剣を弾いたのであった。
「なっ!」
「王よ!命を粗末にするのは許しません!」
「女騎士カッケー!!」
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