園芸店店長、ゲーム世界で生産にハマる!

緑牙

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2章 村での生活

65話 毛皮って、動物素材では……?

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 だがその友人には、そこが面白い! とも言われたが──


《でも、とてもリョウさんらしくていいと思います。今後も、ずっとそのままで居てほしいです》

「え……っと、それは何というか……ありがとう? と言うべきかな?」


 俺の頬に擦り寄りながらそんな事を言うブレンに、正直なところ戸惑ってしまった。

 付き合いの長い友人以外に、俺のこの勘を好意的に認めてくれた人はかなり少ない。

 まあ、友人の台詞的にはどちらかというと変わっていて面白いといった感じではあったが。



 何はともあれ、錬金術によるちゃんとした作り方が分かったのだから、早速試さないとだな。

 再び錬金術のスキルを見たところ、現状作れるアイテムの中でアクセサリーの系統は一つだけのようだ。



『首飾り』

 なんの変哲もない首飾り。

 攻撃力+1
 防御力+1
 

 作成材料

 糸・紐系統素材 1
 獣系統素材 1

 作成消費MP 5


 残念ながら、森の民シリーズは錬金術では作れないみたいだな……

 まあ、それでも何かを作れば熟練度が上がって段々良いものが作れるようになるはずだし、とりあえずやってみるか!


 必要な材料の糸・紐系素材は、さっき解体した森蔦の乾燥した蔦とか根が該当するみたいだ。

 獣系統はさっき解体した森狼の素材ならなんでも有りのような気はするが、屑肉と毛皮は当てはまらないらしい。

 よくよく見たら屑肉は肉系統食材で、毛皮は皮・毛皮素材になっていた。


(……毛皮って、獣素材だと思うのだが……?)

「なあブレン、毛皮──」
《毛皮は獣から取れる皮素材ですよ。一種の布素材とも言えますね!》


 何故か食い気味に答えるブレンは、翼を広げてとても得意気な感じがした。


(……と言うか、なぜ聞きたいことが分かったんだ……?)

《それはリョウさんが私に対して念話可能な状態で考え事をしていたからですよ?》

(え"? ……一体いつから、念話可能な状態だったんだ!?)


 最近は考え事をしていても、全く念話になってなかったはずなのに……?


《恐らくですが、先程念話での会話をしなければと思ったからではないでしょうか?》

「なるほど……って、今のも念話になっていたのか。うーん……」


 これだと、また以前みたいに考えてることが筒抜けになりそうだな……


「ブレン、念話と思考を確実に分けることって出来ないのかな?

《ある意味慣れもあるのですが……では、念話をしたい時は最初に私の名前を思い浮かべてみるのはどうでしょう?》

(思い浮かべる……)


 それはそれでなかなか難しいが……

 呼ぶような感じならできそうか……?


《ブレン?》

《はい! なんですか?》


 お、うまくできたみたいだな。
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