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2章 村での生活
77話 干し肉の実食!
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錬金術を初めて成功させたタンジーの作ったものは、弱い万能薬みたいな干し肉だった
俺も作ってみたいところだが、あいにく俺の方の作成レシピには干し肉は無かった……
「ねえねえ、あじがいいならはやくたべてみようよ!」
「そ、そうだな!」
《楽しみですね!》
内心少し落ち込んではいたが、それ以上に塩を使ってないのに美味しくて保存もそこそこ効くという干し肉の味が気になってきた。
「じゃあ、まずは作成したタンジーから──」
「それはやだ! 三人で分けて、いっしょにたべたい!」
最初に食べたいだろうと思って干し肉を返そうとしたが、突き返されてしまった。
「分かった。じゃあ千切って分けるぞ?」
「うん!」
さて、硬いものは繊維に沿って割くのがやりやすいと思うが、この干し肉はどうかな?
俺が試しに少し力を入れると、パキッと音を立てて半分に割れた。
思っていたよりも脆いらしいな。
これなら、高齢の人でも小さく出来るから食べやすいかも?
「はい、タンジーとブレンの分。タンジーの分が大きいのは、文句を受け付けないからな?」
「でも……干し肉をつくれたのは、お兄さんのもってたそざいのおかげなのに……」
「また作って欲しいから、遠慮はなしにしよう? さあ、一緒に食べよう?」
《タンジーさん、食べましょう! とても美味しそうですよ!》
「……うん、じゃあせーのでたべよ! …………せーの!」
タンジーの声に合わせて干し肉を口に運ぶ。
普通なら塩辛いはずの干し肉だが、塩分はほぼ感じない。
その代わりに口の中に広がってきたのは、肉の風味とほんのりと香るハーブの香り。
どちらもぶつかり合うことなく、混じり合って強い旨味となっている……
つまり、うまい!!
「おお……! これは美味いな! パンかご飯が欲しくなる……!」
「おいしー!! これ、ほんとにわたしがつくった干し肉なのかな!?」
《もぐもぐ……美味しい……もぐもぐ……》
「間違いなくタンジーの作った干し肉だぞ! しかし、本当にすごく美味しいのが作れたな。やったな! タンジー!」
「……!! うんっ!」
《もぐもぐ……》
……ブレンは周りのことが気にならないほど、黙々と食べてるな。
確かに、この干し肉はとても美味しいから気持ちは分かるが……
俺はご飯食いだから……主食が、猛烈に欲しいっ!!
「おいしかった! これ、セージに見せたらぜんぶたべられちゃいそうだね!」
「間違いなく食べ尽くされるな」
《……もっと食べたいです……》
セージ君は今ヤバい次元の肉食だからなぁ……
あまり肉々しいものを出すのはお勧め出来ないが、きっと匂いで察知するだろうから……
隠すよりは正直に出した方が危険は少ないだろう。
ブレンは……まだ食べたそうにしているな……
そんなにお腹が空いていたのだろうか?
俺も作ってみたいところだが、あいにく俺の方の作成レシピには干し肉は無かった……
「ねえねえ、あじがいいならはやくたべてみようよ!」
「そ、そうだな!」
《楽しみですね!》
内心少し落ち込んではいたが、それ以上に塩を使ってないのに美味しくて保存もそこそこ効くという干し肉の味が気になってきた。
「じゃあ、まずは作成したタンジーから──」
「それはやだ! 三人で分けて、いっしょにたべたい!」
最初に食べたいだろうと思って干し肉を返そうとしたが、突き返されてしまった。
「分かった。じゃあ千切って分けるぞ?」
「うん!」
さて、硬いものは繊維に沿って割くのがやりやすいと思うが、この干し肉はどうかな?
俺が試しに少し力を入れると、パキッと音を立てて半分に割れた。
思っていたよりも脆いらしいな。
これなら、高齢の人でも小さく出来るから食べやすいかも?
「はい、タンジーとブレンの分。タンジーの分が大きいのは、文句を受け付けないからな?」
「でも……干し肉をつくれたのは、お兄さんのもってたそざいのおかげなのに……」
「また作って欲しいから、遠慮はなしにしよう? さあ、一緒に食べよう?」
《タンジーさん、食べましょう! とても美味しそうですよ!》
「……うん、じゃあせーのでたべよ! …………せーの!」
タンジーの声に合わせて干し肉を口に運ぶ。
普通なら塩辛いはずの干し肉だが、塩分はほぼ感じない。
その代わりに口の中に広がってきたのは、肉の風味とほんのりと香るハーブの香り。
どちらもぶつかり合うことなく、混じり合って強い旨味となっている……
つまり、うまい!!
「おお……! これは美味いな! パンかご飯が欲しくなる……!」
「おいしー!! これ、ほんとにわたしがつくった干し肉なのかな!?」
《もぐもぐ……美味しい……もぐもぐ……》
「間違いなくタンジーの作った干し肉だぞ! しかし、本当にすごく美味しいのが作れたな。やったな! タンジー!」
「……!! うんっ!」
《もぐもぐ……》
……ブレンは周りのことが気にならないほど、黙々と食べてるな。
確かに、この干し肉はとても美味しいから気持ちは分かるが……
俺はご飯食いだから……主食が、猛烈に欲しいっ!!
「おいしかった! これ、セージに見せたらぜんぶたべられちゃいそうだね!」
「間違いなく食べ尽くされるな」
《……もっと食べたいです……》
セージ君は今ヤバい次元の肉食だからなぁ……
あまり肉々しいものを出すのはお勧め出来ないが、きっと匂いで察知するだろうから……
隠すよりは正直に出した方が危険は少ないだろう。
ブレンは……まだ食べたそうにしているな……
そんなにお腹が空いていたのだろうか?
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