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たっぷりプリン4
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時計を見ればすでに十二時をわずかに回っている。
そりゃあ、腹の虫も鳴くわけだ。
さっきまで立っていたダイニングの椅子に腰かけ、足をプラプラさせながら、
「ごはん何かなー?」
期待しているところ悪いが、たまごが食べられることはすでにわかっているから昼食は簡単オムライスと決まっている。
鶏がらスープの素を混ぜたケチャップライスを、薄焼きたまごで包んだだけのシンプルなやつ。
すぐに使えるような気の利いた具材なんてないので、ほとんど米とたまごのみ。唯一冷凍庫の奥に沈んでいたグリンピースだけがギリ野菜枠にカウントされるか微妙なところ。もちろんアレルギーと好き嫌いは確認済みだ。
ケチャップでナオくんリクエストのニコちゃんマークを描いてやると、それだけでまたテンション爆上げ。
「はい、どうぞ」
「わあ! シオちゃん、ありがとう!」
出来上がったのは何の芸も隠し味もないオムライスだが、ナオくんはもう大喜び。
大人っぽい一面を併せ持つものの、そこは六歳児。根本はお子ちゃまらしい。
「いただきます!」
食前の挨拶をするやいなや勢いよくケチャップライスを頬張り始めた。
幸いお口に合ったようで「おいしい、おいしい」としきりに褒めてくれるものだから、間に合わせで作ったものとはいえ、僕の達成感も満たされるというもの。
「良かったねえ」
普段土日はお昼をとらない僕も今日はナオくんに付き合って小さなオムライスをいただく。
こんな子供に悪い食生活の見本なんて見せられないもんなあ。
夢中で食べ進めていくナオくんを眺めながら、僕もスプーンでたまごとライスを掬って口元に運ぶ。
うん、急ごしらえにしてはなかなかおいしいかも。
「シオちゃん、お口が幸せだね」
ニコニコ笑顔の端っこについたケチャップを拭ってやりながら、
「そうだね」
僕も自然と笑みがこぼれた。
昼食を済ませた後は特段することもなく、一緒にリビングでテレビを見たり、お絵描きをしたりして遊んだ。
ナオくんがお行儀よくしてくれるものだから、合間に食器洗いを片付けられただけでなく、課題に取りかかることもでき、そちらもいいペースで進んでいる。
お皿拭きはナオくんも手伝ってくれたから、むしろ手間が減って大助かりだったくらいだ。
いつもは趣味に興じること以外無為に休日を消化している自覚があるのだけれど、今日は話し相手がいるからかこれまでよりもずっと充実している気がする。
「シオちゃん、これウサギさん。学校でね、お世話しているの」
「へぇ、上手に描けたね。お名前なんていうの?」
普段の学校生活では授業で必要な時を除いていっさい喋らないような僕でもナオくんとなら楽しく会話できるから不思議。
小学生ってこんなに話が通じたっけ? ってくらいにはいろんなことを聞かせてくれるから飽きがこないし、ちょっと質問すれば倍になって返ってくるので話題に事欠かない。
こういうのをコミュ強って言うんだろうな。
聞くところによると、どうやらナオくんのお兄さんも同じようなタイプらしく、
「お兄ちゃんね、部活でサッカーしているんだって。シオちゃんは部活って知っている? 学校のお友達がいっぱいなの。だから平日はみんなとお夕飯前におやつ食べて来るんだけどね、土曜日はボクがいるから早く帰ってくれるんだよ」
この紹介だけでも僕とはとても縁遠そうなことがわかる。
いずれナオくんもそんな風に成長して、僕とは相容れない存在になっちゃうのか。
寂しい、と一瞬思ったけれど現時点でもすでにだいぶ異なった人種なので、そんな杞憂に近い憶測などで頭を悩ませなくてもいいのかもしれない。
ただ、僕の中ではナオくんのお兄さんが完全に怖くて威圧的なイメージで固まってしまったので、
「すっごく優しくてかっこいいからシオちゃんもきっと好きになるよ」
「へー、そーなんだー」
豪語するナオくんには悪いがそれは不可能だろうってことだけが懸念される。
仲良くできるビジョンがまったくと言っていいほど見えてこないが、それもこれも僕が陰キャで小心者すぎるせいなので、なおさら乾いた笑いしか出てこなかった。
幼いながら整った、可愛い顔をしているナオくんのお兄さんともなると、きっとナオくんのいう通りかっこいいのだろう。
そういう人に苦手意識を持ってしまうのは完全に僕自身の問題だし、こちらの勝手な被害妄想に過ぎないが、万が一にも居丈高に、
「弟を誘拐するなんて非常識だ!」
とかなんとか。乗り込まれた日には平謝りで屈してしまうと思う。
その時はナオくん庇ってくれるのかな……? なんて一抹の不安を胸に抱えつつも、穏やかな午後の陽気は止まることなく、ゆっくりと、だけど確実に流れていくのであった。
*
チャイムが鳴ったのはちょうど午後五時を知らせる音楽が途切れた直後のことだった。
真っ先にダダダッと玄関へ駆け出したナオくんの予想は的中。扉を開けるとナオくんのお兄さんが制服姿で立っていた。
「お迎え来てくれたの!? お兄ちゃん、おかえりなさい!」
嬉しそうに出迎えるナオくんとは裏腹に、お兄さんは困惑した様子。
「え……桜庭?」
確かにこれはかっこいい。
僕と同じくらいの年頃だろうけど、僕にはない未完成ならではの美しさ、みたいなものがある。姿勢よくすらっと背も高いし、ナオくんにはない口元のホクロが色っぽい。
後数年もすればきっと驚くほど綺麗に仕上がるだろう。
そんな人材はたとえ面食らったような表情を浮かべていても、爽やかな好青年といった顔立ちが損なわれることはないらしい。
心配していたような高慢そうな雰囲気も今のところ皆無だ。
これなら話が通じそう。
「えっと、すみません。メモにも書いたんですが、鍵がなくてお家に入れないみたいだったから連れてきちゃって」
だから不審者じゃないんですよー、と精一杯アピールすると、
「シオちゃんがねオムライス作ってくれたの! おいしかったよ!」
すかさずピカピカ笑顔の援護射撃もとい合いの手が入る。
味方の参戦にホッと一安心。密かに安堵の溜息をつくが、ナオくんのお兄さんにとってはそうではないらしい。
「いや、えっとなんでナオと知り合い? なんでエプロン?」
謎が尽きないといった様子で目を白黒させている。
「ああ、これは………」
プリンを、と説明する前に
「シオちゃんとね、おっきなプリンに飾りつけしていたんだよ」
ねー、と先回りしたナオくんが同意を求めてくる。
「う、うん。あとちょっとで完成なので、そのっ、せっかくだしよかったら」
食べていきませんか。
そこまで言い切ることができたのか否か。どう案内したのか定かではないが、気づいた時にはお兄さんを家に上げており、僕はキッチンで生クリームを絞っていた。
そりゃあ、腹の虫も鳴くわけだ。
さっきまで立っていたダイニングの椅子に腰かけ、足をプラプラさせながら、
「ごはん何かなー?」
期待しているところ悪いが、たまごが食べられることはすでにわかっているから昼食は簡単オムライスと決まっている。
鶏がらスープの素を混ぜたケチャップライスを、薄焼きたまごで包んだだけのシンプルなやつ。
すぐに使えるような気の利いた具材なんてないので、ほとんど米とたまごのみ。唯一冷凍庫の奥に沈んでいたグリンピースだけがギリ野菜枠にカウントされるか微妙なところ。もちろんアレルギーと好き嫌いは確認済みだ。
ケチャップでナオくんリクエストのニコちゃんマークを描いてやると、それだけでまたテンション爆上げ。
「はい、どうぞ」
「わあ! シオちゃん、ありがとう!」
出来上がったのは何の芸も隠し味もないオムライスだが、ナオくんはもう大喜び。
大人っぽい一面を併せ持つものの、そこは六歳児。根本はお子ちゃまらしい。
「いただきます!」
食前の挨拶をするやいなや勢いよくケチャップライスを頬張り始めた。
幸いお口に合ったようで「おいしい、おいしい」としきりに褒めてくれるものだから、間に合わせで作ったものとはいえ、僕の達成感も満たされるというもの。
「良かったねえ」
普段土日はお昼をとらない僕も今日はナオくんに付き合って小さなオムライスをいただく。
こんな子供に悪い食生活の見本なんて見せられないもんなあ。
夢中で食べ進めていくナオくんを眺めながら、僕もスプーンでたまごとライスを掬って口元に運ぶ。
うん、急ごしらえにしてはなかなかおいしいかも。
「シオちゃん、お口が幸せだね」
ニコニコ笑顔の端っこについたケチャップを拭ってやりながら、
「そうだね」
僕も自然と笑みがこぼれた。
昼食を済ませた後は特段することもなく、一緒にリビングでテレビを見たり、お絵描きをしたりして遊んだ。
ナオくんがお行儀よくしてくれるものだから、合間に食器洗いを片付けられただけでなく、課題に取りかかることもでき、そちらもいいペースで進んでいる。
お皿拭きはナオくんも手伝ってくれたから、むしろ手間が減って大助かりだったくらいだ。
いつもは趣味に興じること以外無為に休日を消化している自覚があるのだけれど、今日は話し相手がいるからかこれまでよりもずっと充実している気がする。
「シオちゃん、これウサギさん。学校でね、お世話しているの」
「へぇ、上手に描けたね。お名前なんていうの?」
普段の学校生活では授業で必要な時を除いていっさい喋らないような僕でもナオくんとなら楽しく会話できるから不思議。
小学生ってこんなに話が通じたっけ? ってくらいにはいろんなことを聞かせてくれるから飽きがこないし、ちょっと質問すれば倍になって返ってくるので話題に事欠かない。
こういうのをコミュ強って言うんだろうな。
聞くところによると、どうやらナオくんのお兄さんも同じようなタイプらしく、
「お兄ちゃんね、部活でサッカーしているんだって。シオちゃんは部活って知っている? 学校のお友達がいっぱいなの。だから平日はみんなとお夕飯前におやつ食べて来るんだけどね、土曜日はボクがいるから早く帰ってくれるんだよ」
この紹介だけでも僕とはとても縁遠そうなことがわかる。
いずれナオくんもそんな風に成長して、僕とは相容れない存在になっちゃうのか。
寂しい、と一瞬思ったけれど現時点でもすでにだいぶ異なった人種なので、そんな杞憂に近い憶測などで頭を悩ませなくてもいいのかもしれない。
ただ、僕の中ではナオくんのお兄さんが完全に怖くて威圧的なイメージで固まってしまったので、
「すっごく優しくてかっこいいからシオちゃんもきっと好きになるよ」
「へー、そーなんだー」
豪語するナオくんには悪いがそれは不可能だろうってことだけが懸念される。
仲良くできるビジョンがまったくと言っていいほど見えてこないが、それもこれも僕が陰キャで小心者すぎるせいなので、なおさら乾いた笑いしか出てこなかった。
幼いながら整った、可愛い顔をしているナオくんのお兄さんともなると、きっとナオくんのいう通りかっこいいのだろう。
そういう人に苦手意識を持ってしまうのは完全に僕自身の問題だし、こちらの勝手な被害妄想に過ぎないが、万が一にも居丈高に、
「弟を誘拐するなんて非常識だ!」
とかなんとか。乗り込まれた日には平謝りで屈してしまうと思う。
その時はナオくん庇ってくれるのかな……? なんて一抹の不安を胸に抱えつつも、穏やかな午後の陽気は止まることなく、ゆっくりと、だけど確実に流れていくのであった。
*
チャイムが鳴ったのはちょうど午後五時を知らせる音楽が途切れた直後のことだった。
真っ先にダダダッと玄関へ駆け出したナオくんの予想は的中。扉を開けるとナオくんのお兄さんが制服姿で立っていた。
「お迎え来てくれたの!? お兄ちゃん、おかえりなさい!」
嬉しそうに出迎えるナオくんとは裏腹に、お兄さんは困惑した様子。
「え……桜庭?」
確かにこれはかっこいい。
僕と同じくらいの年頃だろうけど、僕にはない未完成ならではの美しさ、みたいなものがある。姿勢よくすらっと背も高いし、ナオくんにはない口元のホクロが色っぽい。
後数年もすればきっと驚くほど綺麗に仕上がるだろう。
そんな人材はたとえ面食らったような表情を浮かべていても、爽やかな好青年といった顔立ちが損なわれることはないらしい。
心配していたような高慢そうな雰囲気も今のところ皆無だ。
これなら話が通じそう。
「えっと、すみません。メモにも書いたんですが、鍵がなくてお家に入れないみたいだったから連れてきちゃって」
だから不審者じゃないんですよー、と精一杯アピールすると、
「シオちゃんがねオムライス作ってくれたの! おいしかったよ!」
すかさずピカピカ笑顔の援護射撃もとい合いの手が入る。
味方の参戦にホッと一安心。密かに安堵の溜息をつくが、ナオくんのお兄さんにとってはそうではないらしい。
「いや、えっとなんでナオと知り合い? なんでエプロン?」
謎が尽きないといった様子で目を白黒させている。
「ああ、これは………」
プリンを、と説明する前に
「シオちゃんとね、おっきなプリンに飾りつけしていたんだよ」
ねー、と先回りしたナオくんが同意を求めてくる。
「う、うん。あとちょっとで完成なので、そのっ、せっかくだしよかったら」
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