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第10話 計画、始動!
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ルシアンの懐中時計を質屋に入れた私とアレクシスは、その後すぐに質屋へ向かい、見事に準備資金を獲得した。
「金貨3枚も借りられたわ! 流石、公爵様の持ち物ね」
財布を握りしめると、思わず顔が綻ぶ。そして確かな金の重みに、質屋での出来事が脳裏をよぎった。
『これは……! この細工、この意匠……こんな立派な品、王宮でだってなかなかお目にかかれませんよ。本当にこの品をうちに預けて頂けるのですか?』
『ええ、そのつもりで来たのだけれど?』
『ありがとうございます!……金貨3枚で、是非お願いいたします!』
まるで大貴族にでもなったかのような対応を受けて、大いに気分が良くなった。まあ、実際には没落貴族の娘なのだけれど。
しかし、そんなことで喜んでいる場合ではない。このお金を元手に、絶対に紅茶屋台を成功させるのだから!
アレクシスによれば、これだけの資金があれば十分な茶葉を仕入れられるらしい。ちなみに、この世界の通貨は主に金貨、銀貨、銅貨の三種類で、金貨1枚は銀貨20枚、銅貨1000枚に相当する。銅貨1枚はだいたいパン1つ分。つまり、金貨3枚というのはなかなか大きな金額だ。
気がつけば日はすっかり傾き、空が深いオレンジ色に染まっていた。エドマンドさんの屋台のそばで場所を借り、私はアレクシスと共に明日からの紅茶屋台について話し合うことにした。
「さて、これでめでたく紅茶を屋台で売れるようになったわけだし、販売計画を練りましょう!」
「畏まりました」
私は近くの雑貨屋で購入した木版を取り出し、大きく『執事の最強ティーワゴン計画』と書きつける。この世界で初めて文字を書くことになったが、意外にもスラスラと手が動いた。どうやらこの異世界、転生者には妙に親切設計らしい。
「最初にさっきの紅茶の原価を確認したいわ。一杯出すのにいくらかかるかしら?」
「そうですね、茶葉に香りづけのハーブで……概ね銅貨2枚程度でしょうか。庭で栽培しているハーブを使えば、銅貨1枚程度に圧縮することも出来そうです」
「素晴らしい! それじゃあ、次は売値ね。パン1つがだいたい銅貨1枚くらいだから……」
ホリーと一緒に試飲した紅茶を思い出す。美しいトパーズのような色合いに、軽い口当たり。けれどアレクシスの抽出時間が絶妙なのか、きちんと紅茶らしい旨味や深みも感じられる素晴らしい一杯だった。
「あの紅茶なら……銅貨10枚くらいで売れるかしら?」
「……強気すぎます。お客様の中にはエドマンド様の屋台のお菓子を求める方もいらっしゃるのですから、適度な価格にすべきかと」
アレクシスは呆れたように、でも少しだけ嬉しそうに言った。
「確かに、お菓子と一緒にって考えると銅貨10枚は高すぎるかも……。じゃあ銅貨5枚にしましょうか」
「その方が多くの方にお求めいただけるかと」
「そうなると、1杯あたり銅貨4枚は儲かるわけね。原価率25%! 優秀な商品ね!」
私は木版にチョークで1杯あたりの原価と売値、そして利益を書きつける。こうして実際に数値に落とし込むと、計画がより現実味を帯びてくる。
「ちなみに、茶葉やハーブ以外に必要になりそうなものはある?」
「お湯とお客様に貸し出すためのカップ。あとは予備のティーポットでしょうか」
「ティーバッグは?」
「多くの方にご提供するのであれば、ポットで直接抽出するのがよろしいかと」
「了解。それで、用意するのにいくらくらいかかるかしら?」
「用意するカップのグレードや数に寄りますが、概ね銅貨500枚ほどでしょうか」
「初期投資額は銅貨500枚……っと」
続いて、木版に初期投資費用の内訳と金額を記録する。
「で、私たちの目標はティーセットの売却阻止だから……あのティーセット、いくらくらいになる見込みだったの?」
「金貨2枚にはなるお品です」
「金貨2枚! なかなかの品だったのね……。銅貨に換算すると2000枚の価値と……。さらに、ルシアンから借りた懐中時計の買い戻しには銅貨3000枚が必要。これから導かれる目標の紅茶の販売数は……1250杯ね!」
つまり、2週間でこの売り上げ目標を達成するには、1日あたり90杯程度が売れればよいということだ。
「朝から夕方まで7、8時間売るとして1時間に12杯程度……。うん。頑張れば、なんとか行けそうね!」
改めて数字にしてみると、目標が明確になった。無名の屋台が1時間に12杯の飲み物を販売し続けるのは一見難しそうだが、私にはアレクシスがいる! この程度の目標なら、余裕で達成できるはずだ。
「準備資金も金貨3枚もあれば問題なさそう。改めて、ルシアンに感謝ね」
計画が明確になり、満足げに微笑んだ。しかし、隣のアレクシスの表情はどこか浮かない様子だ。
「アレクシス、どうしたの?」
「いえ……店先にはシエナ様も立つのでしょうか?」
「ええもちろん! 流石に一人では回らないでしょう?」
「それはその通りですが……本当に大丈夫ですか? しばらく外出すらされていなかったものですから、どうしても心配で……」
その言葉に、私は胸を張って言い切る。
「大丈夫! 今の私は健康だし、紅茶のおかげで気力に満ち溢れてるの」
(それに、転生前は終電帰りなんていつものことだったし。長時間労働は最早お手の物……うっ、思い出したら胃が痛んできた……)
「もし辛くなったらすぐ頼るから、ね?」
「……はい」
アレクシスは不承不承といった様子で頷く。やれやれ、執事に愛されるって大変ね。
「さて、とりあえず販売目標が立ったところで本題よ。アレクシスとルシアンの関係について詳しく教えて!」
「……はい?」
油断していたところで、さっきからずっと気になっていたことが口から飛び出してしまった。慌てて咳払いをし、なんとか顔を引き締める。
「あ、つい本音が……じゃない、冗談! 冗談よ! でも、ものすごく気になる、気になるのは事実……けど……でも、今はそれどころじゃないから……!」
私は奥歯を噛みしめ、さらに拳をグッと握り自分の好奇心を押さえつける。
「今は紅茶! ルシアンの件は後でじっくり聞かせてもらうわ! ……と、いうことでどうやったら明日から紅茶を効率的に売ることができるか、私なりに考えてみたの。ぜひ意見を聞かせて」
「既にお考えが?」
「まず、今日アレクシスが声をかけてくれた酒場のおかみさん、あの方を招待して、紅茶を試飲してもらおうと思うの」
「酒場のご婦人に、ですか?」
アレクシスが少し首を傾げるが、私はにっこり笑って応じた。
「酒場のおかみさんなら顔も広いし、紅茶が美味しければきっとその美味しさを広めてくれるわ」
「確かに……」
「そして、出来ればお友達も何人か連れてきていただいて、屋台の周りに人だかりを作るの。お祭りなんかのときは、人が人を呼びやすい。きっと人だかりに興味を持った人が集まってくれる!」
私は立ち上がり、宣言する。
「これぞ、『執事の最強ティーワゴン計画』の第一段階よ!」
「第一段階? ……内容については理屈は通っていると思います。費用についてもそこまで多くはかかりませんね」
「ありがとう! それじゃさっそくアレクシスは酒場に行って、おかみさんに声をかけてきて。……多分、わたしよりそっちの方が効き目がありそうだから……でも、あんまり色目を使っちゃだめだからね! ほどほどに!」
「よく分かりませんが、畏まりました。……お嬢様は、その間はずっとこちらにいらっしゃるのですね?」
その言葉からは『危ないからあまり自分がいないときに動き回らないように』という圧を感じた。
「大丈夫! 私はここで『執事の最強ティーワゴン計画』の第二段階に着手するから」
「第二段階、ですか? その内容は?」
私はゴールデン・ローフの屋台をちらりと見る。
「もちろん、『ゴールデン・ローフ』のお菓子とのコラボレーションよ!」
「金貨3枚も借りられたわ! 流石、公爵様の持ち物ね」
財布を握りしめると、思わず顔が綻ぶ。そして確かな金の重みに、質屋での出来事が脳裏をよぎった。
『これは……! この細工、この意匠……こんな立派な品、王宮でだってなかなかお目にかかれませんよ。本当にこの品をうちに預けて頂けるのですか?』
『ええ、そのつもりで来たのだけれど?』
『ありがとうございます!……金貨3枚で、是非お願いいたします!』
まるで大貴族にでもなったかのような対応を受けて、大いに気分が良くなった。まあ、実際には没落貴族の娘なのだけれど。
しかし、そんなことで喜んでいる場合ではない。このお金を元手に、絶対に紅茶屋台を成功させるのだから!
アレクシスによれば、これだけの資金があれば十分な茶葉を仕入れられるらしい。ちなみに、この世界の通貨は主に金貨、銀貨、銅貨の三種類で、金貨1枚は銀貨20枚、銅貨1000枚に相当する。銅貨1枚はだいたいパン1つ分。つまり、金貨3枚というのはなかなか大きな金額だ。
気がつけば日はすっかり傾き、空が深いオレンジ色に染まっていた。エドマンドさんの屋台のそばで場所を借り、私はアレクシスと共に明日からの紅茶屋台について話し合うことにした。
「さて、これでめでたく紅茶を屋台で売れるようになったわけだし、販売計画を練りましょう!」
「畏まりました」
私は近くの雑貨屋で購入した木版を取り出し、大きく『執事の最強ティーワゴン計画』と書きつける。この世界で初めて文字を書くことになったが、意外にもスラスラと手が動いた。どうやらこの異世界、転生者には妙に親切設計らしい。
「最初にさっきの紅茶の原価を確認したいわ。一杯出すのにいくらかかるかしら?」
「そうですね、茶葉に香りづけのハーブで……概ね銅貨2枚程度でしょうか。庭で栽培しているハーブを使えば、銅貨1枚程度に圧縮することも出来そうです」
「素晴らしい! それじゃあ、次は売値ね。パン1つがだいたい銅貨1枚くらいだから……」
ホリーと一緒に試飲した紅茶を思い出す。美しいトパーズのような色合いに、軽い口当たり。けれどアレクシスの抽出時間が絶妙なのか、きちんと紅茶らしい旨味や深みも感じられる素晴らしい一杯だった。
「あの紅茶なら……銅貨10枚くらいで売れるかしら?」
「……強気すぎます。お客様の中にはエドマンド様の屋台のお菓子を求める方もいらっしゃるのですから、適度な価格にすべきかと」
アレクシスは呆れたように、でも少しだけ嬉しそうに言った。
「確かに、お菓子と一緒にって考えると銅貨10枚は高すぎるかも……。じゃあ銅貨5枚にしましょうか」
「その方が多くの方にお求めいただけるかと」
「そうなると、1杯あたり銅貨4枚は儲かるわけね。原価率25%! 優秀な商品ね!」
私は木版にチョークで1杯あたりの原価と売値、そして利益を書きつける。こうして実際に数値に落とし込むと、計画がより現実味を帯びてくる。
「ちなみに、茶葉やハーブ以外に必要になりそうなものはある?」
「お湯とお客様に貸し出すためのカップ。あとは予備のティーポットでしょうか」
「ティーバッグは?」
「多くの方にご提供するのであれば、ポットで直接抽出するのがよろしいかと」
「了解。それで、用意するのにいくらくらいかかるかしら?」
「用意するカップのグレードや数に寄りますが、概ね銅貨500枚ほどでしょうか」
「初期投資額は銅貨500枚……っと」
続いて、木版に初期投資費用の内訳と金額を記録する。
「で、私たちの目標はティーセットの売却阻止だから……あのティーセット、いくらくらいになる見込みだったの?」
「金貨2枚にはなるお品です」
「金貨2枚! なかなかの品だったのね……。銅貨に換算すると2000枚の価値と……。さらに、ルシアンから借りた懐中時計の買い戻しには銅貨3000枚が必要。これから導かれる目標の紅茶の販売数は……1250杯ね!」
つまり、2週間でこの売り上げ目標を達成するには、1日あたり90杯程度が売れればよいということだ。
「朝から夕方まで7、8時間売るとして1時間に12杯程度……。うん。頑張れば、なんとか行けそうね!」
改めて数字にしてみると、目標が明確になった。無名の屋台が1時間に12杯の飲み物を販売し続けるのは一見難しそうだが、私にはアレクシスがいる! この程度の目標なら、余裕で達成できるはずだ。
「準備資金も金貨3枚もあれば問題なさそう。改めて、ルシアンに感謝ね」
計画が明確になり、満足げに微笑んだ。しかし、隣のアレクシスの表情はどこか浮かない様子だ。
「アレクシス、どうしたの?」
「いえ……店先にはシエナ様も立つのでしょうか?」
「ええもちろん! 流石に一人では回らないでしょう?」
「それはその通りですが……本当に大丈夫ですか? しばらく外出すらされていなかったものですから、どうしても心配で……」
その言葉に、私は胸を張って言い切る。
「大丈夫! 今の私は健康だし、紅茶のおかげで気力に満ち溢れてるの」
(それに、転生前は終電帰りなんていつものことだったし。長時間労働は最早お手の物……うっ、思い出したら胃が痛んできた……)
「もし辛くなったらすぐ頼るから、ね?」
「……はい」
アレクシスは不承不承といった様子で頷く。やれやれ、執事に愛されるって大変ね。
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「……はい?」
油断していたところで、さっきからずっと気になっていたことが口から飛び出してしまった。慌てて咳払いをし、なんとか顔を引き締める。
「あ、つい本音が……じゃない、冗談! 冗談よ! でも、ものすごく気になる、気になるのは事実……けど……でも、今はそれどころじゃないから……!」
私は奥歯を噛みしめ、さらに拳をグッと握り自分の好奇心を押さえつける。
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「既にお考えが?」
「まず、今日アレクシスが声をかけてくれた酒場のおかみさん、あの方を招待して、紅茶を試飲してもらおうと思うの」
「酒場のご婦人に、ですか?」
アレクシスが少し首を傾げるが、私はにっこり笑って応じた。
「酒場のおかみさんなら顔も広いし、紅茶が美味しければきっとその美味しさを広めてくれるわ」
「確かに……」
「そして、出来ればお友達も何人か連れてきていただいて、屋台の周りに人だかりを作るの。お祭りなんかのときは、人が人を呼びやすい。きっと人だかりに興味を持った人が集まってくれる!」
私は立ち上がり、宣言する。
「これぞ、『執事の最強ティーワゴン計画』の第一段階よ!」
「第一段階? ……内容については理屈は通っていると思います。費用についてもそこまで多くはかかりませんね」
「ありがとう! それじゃさっそくアレクシスは酒場に行って、おかみさんに声をかけてきて。……多分、わたしよりそっちの方が効き目がありそうだから……でも、あんまり色目を使っちゃだめだからね! ほどほどに!」
「よく分かりませんが、畏まりました。……お嬢様は、その間はずっとこちらにいらっしゃるのですね?」
その言葉からは『危ないからあまり自分がいないときに動き回らないように』という圧を感じた。
「大丈夫! 私はここで『執事の最強ティーワゴン計画』の第二段階に着手するから」
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