ツキヒカリ

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1章

勇気と愛菜のすれ違い

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「勇気、説明させて!」
いつも陽気な通学路は修羅場となった…。



「俺、今日はかえるわ。」
「学校がんばってな!」


勇気はそう言って学校には行かず帰って行った。





勇気はもともと、学校には来ないで
夜遊びをして歩いていた。


愛菜と出会って付き合う様になってから
朝起きて学校に来る様になった。



愛菜と少しでも会える
そのためだけに学校に来てた


愛菜はまた、勇気が学校に来なくなるかもしれない
勇気がまた、非行に走るかもしれない

それが頭によぎった。



愛菜は学校の玄関で引き返した。


勇気の姿はもうない。
そんなに遠くになんていけない。

きっとどっかにいるはず…




勇気は川沿いのベンチでで寝ていた。

「勇気!!!」

愛菜は坂を駆け降りた。
勇気は飛び起きた!!!!!


「どうした!?!!」




「ごめん!」
「でも話を聞いてほしい」



、、勇気は深く息を吸って

「何にも聞きたくねぇよ。」
「学校戻れよ!!」






「唯のことなの!」
愛菜は唯のことを話すしかないと思った



事情を説明した。

「そうだったのか。」
「俺てっきり振られるとおもったよ」
「でも流石に嫉妬したよ」


その通りだった。
安心して愛菜は涙が溢れた。



「どうしたの愛菜ー!!」
勇気は愛菜を覗き込み涙を拭いた

「もう会えないかと思ったよ」




「あはは!そんなことないよ
   ちゃんと学校も行くし!あはは」

勇気は愛菜と出会って
初めて大声でわらった。


「今日はさぼっちゃおっかッ!」



愛菜は勇気と初めて学校をサボった。

勇気も連れて家に帰り、
お腹が痛くて帰ってきたと説明をした。



当然学校も大騒ぎだった!
愛菜は学校が好きで早退遅刻欠席は一度もしたことがなかった。


親には、おねだりをして学校に連絡してもらった。

「もう!愛ちゃんお腹痛いなんて嘘でしょ?!」




愛菜の姉は地元で有名な不良娘だった。


親はそんな姉に比べ愛菜が勇気とお腹痛くて帰ってきたのは
可愛く感じたようだ。


姉とは違い、飛行には走らず成績が良く
学校が大好きな妹には1日ぐらいのサボりは甘かった。


「勇気!愛菜お願いね!」
「ママ仕事いくからね!学校終わる時間まではしっかり
家にいるように!じゃいってくるよ!」


親は仕事へ行った。






勇気「愛菜、俺、手はださないよ!」

愛菜「まだ、中学生だよ!何言ってんのやめて///」

勇気は年上の女子高校生と付き合っていたから
経験は豊富だった。

勇気「いや、念の為。笑笑」

 


そんなバカな会話をしていたら
勇気が口を開いた。 





「愛菜、朝のやつなんだけど
  俺が昨日愛菜のおでこにキスしたのを
蓮扉が朝手で押さえてた。」

「正直、許せないけど
   愛菜を信じるから蓮扉には気をつけてほしい」





愛菜はコクンと頷いた。
「ごめん。わかった。」





その頃学校では


唯と舞が廊下で話をしていた。
「あれ?愛菜はー?休むとか聞いてなかったんだけど!」


「あー、愛菜ね!
   朝走って帰っていった!wwww」


「えぇーどうゆうことー??」


そこへ蓮扉がきた
蓮扉「おはよう唯ちゃん。」


唯「お 蓮扉くん/// おはよ」



蓮扉「あれ?勇気きてないんだけど愛菜はー!?」




舞「お腹が痛いらしい」




蓮扉「めっちゃあいつ朝から元気だったじゃん」



舞「勇気に見られてて
    勇気を追いかけて行った」


舞は蓮扉を睨みつけて教室へ戻った。


蓮扉「なんだサボりじゃん笑」


唯「愛菜、朝は来てたんだ…」
「玄関で待ってたのに」
「大丈夫かなぁ…」


蓮扉「ふっ。」
「俺らもサボっちゃうか?脱走する?」


唯「だめだよ。」


蓮扉「うぃーす」
「唯ちゃん今日一緒に帰ろう。玄関で待ってるわ」


唯「///」

唯はちゃんと返事はできなかったが
その日一日、蓮扉と帰ることが頭から離れなかった。



蓮扉と唯は初めての2人の空間だった。
「今日は家に送るよ」
「唯ちゃんに俺言いたいことあってよ!」


「俺と付き合ってよ!」





唯もコクンと頷いた。




唯と蓮扉はカップルになった。
唯はそれを愛菜には報告しなかった。


蓮扉は唯を家に送り届け帰り道
浮かれながら速攻勇気に電話をした。




 


愛菜「勇気電話なってるよ!!」


勇気「だれ?」

愛菜「蓮扉…」


蓮扉は勇気に報告した。
愛菜は なんでも相談しあってきた仲だったのに
唯から連絡がなかったことにショックをうけた。



愛菜もあえて、自分から聞かなかった。
二人の仲でできた初めての秘密だった。



勇気はそのまま愛菜の家に泊まった。
愛菜の家でご飯を食べて、布団を引いて
別々に寝た。

朝起きて手を繋いで一緒に学校にいった。




通学路には蓮扉の姿。


昨日の勇気との約束が頭をよぎる
愛菜は目を合わせない様に
知らないふりをした。


「お、バカ女!」
蓮扉はお構いなしに話しかけてくる

「話しかけないで」
愛菜は勇気を失いたくなかった。


「唯と付き合った」
蓮扉が愛菜に報告した。



「それはよかった。おめでとう」
「じゃ、お幸せに」




「勇気と愛菜を越すカップルになるからよ」

「お!それは、がんばれよ!!!」
勇気も祝福していた。



玄関には唯の姿。
「あ、おれの唯だ!」


蓮扉は唯ちゃんから唯になってた
愛菜の唯じゃなくて蓮扉の唯になってた。


教室まで初めて唯と別々に行った。
「唯おはよう」
何も知らないふりをして話をかけた!
「愛菜おはよう!お腹は大丈夫?」

愛菜の唯も何もなかった様に話してくる
このまま、知らないふりをしよう。

そう思った愛菜に唯が

「蓮扉と付き合ったの」
「告白されたの」






「おめでとう!」
「幸せになってね」





唯と付き合うと蓮扉が学校にあまりこなくなった。
「蓮扉と喧嘩した」「唯が蓮扉くんの気持ちを無視しちゃうみたいで」「蓮扉は恋愛慣れしてて、でも唯は」


唯は初めての彼氏で、手こずっていた。






それから2ヶ月たち地域の神社のお祭りがあった。
治安の悪いお祭りで、当時中学生がいくのは
禁止されていたが、みんな行っていた。



勇気に誘われて、そのお祭りに
唯とダブルデートでいくことになった。


唯と蓮扉の間には なにか空間があった。
会話もほとんどなく、 愛菜と勇気の後ろを
ついて歩くだけだった。




「ちょっとお化け屋敷に行ってくるね!2人もどう?」
蓮扉は「やめとく」と言って唯を置いてどこかへ消えた。



「唯?なんかあったの?」



「わからない」
「ずっと怒ってるの」
唯は泣いてしまった。





「なんなのあいつほんと腹立つね!」
「どこ行ったの?」



「勇気ごめんちょっと唯をみてて!!」

愛菜は蓮扉を探した。
最近元気のない唯と唯の涙を見て我慢の限界だった。


人をかき分けて探した。
神社の公園へ駆け込んだ。
神社の公園は年上のたまり場だった。


そこの遊具の上に、タバコを吸っている蓮扉を見つけた。
蓮扉は先輩にタバコをもらい吸っていた。




「よ!」
愛佳は遊具によじ登り
蓮扉の吸おうとしたタバコを取った。

「なにやってんの?」


イライラしている蓮扉は「返せよ」と言って
新しいタバコをつけようとした


「全部没収だよ!!」


「なんだよお前!俺のとこきたら勇気に怒られるぞ」


「だったらあんたが戻りなさいよ!唯が泣いてる」
唯のために蓮扉に文句を言いにきたはずが、
蓮扉の方が重症だった。








「蓮扉なんかあったの?」









































































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