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1:たいへんだ・きいてくれ・そんなことⅡ
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そもそも廊下で立ち話もどうなんだと揃ってやってきた応接室。もぬけの殻となっていたその部屋の隅、お茶を淹れに来たメイドが困惑した表情をしたメイドが三人を出迎えた。
「そういえばランディはなんで廊下にいたの?」
エリアンが問うと、どっかとソファに腰かけたランドルフが胡乱気にそれを見上げる。
「そんなの、お前らが遅いからだろ」
「『ら』?」
エドワルドが思わず聞き返すと、ランドルフはこくりと頷く。
「エリに呼ばれたんだ」
「今、ネッドしかないことはわかってたんだけどね、急ぎの用だったから。でもネッドはどこかに呼び出そうにも来てくれないと思って、ランディにこっちまで来てもらったんだ」
よくおわかりで。またひとつ溜息。とはいえ、こんな引きこもりのためにお偉方たちのほうが動くとはよくもやる。それほど重大なことなのだろうか。だったら父や兄を無理にでも呼び戻したほうがいいのではないか。エドワルドの問いに、エリアンは首を横に振った。
「きみが一番無欲で、信頼できる」
「無欲って……」
まあたしかに、エドワルドの望みは現状維持以外の何物でもない。そしてそれを叶えるために、エドワルド自身が奔走することもない。欲が無いといえば、そういえるのかもしれなかった。いまいち納得はしがたいが。本題に入ろうと、ランドルフがメイドを下がらせた。
「ありがとうランドルフ。それじゃあ、本題に入るけど」
■
ネッドは、予言書の存在って聞いたことあるかな。ランドルフは嫌って言うほど知ってると思うけど。この世界にはね、遠い昔……私たちからしても昔の話だから、ネッドからしたら……そう、神話。そういう話になってくるくらい昔の話。とある人物によって書かれた本があったんだ。書いたひとが眠ったあと、そこに書かれていたことが次々に現実に起こって、それはやがて予言書と呼ばれるようになった。
例えば天災――大嵐とか、地震とか。あ、隕石も落ちたことあったね。その頃からこの世界は今の形になり始めたわけだけど。それから人災。戦争がわかりやすい例だね。歴史書の内容を知ってるひとたちが戦争なんか起こさないように尽力したって、予言書の存在すらしらないひとたちの手によって結局起こっちゃうんだよ。不思議だよね。予言っていうより呪いに近いんじゃないかと私は思っているよ。
私の誕生も記されていたらしい。神の声を聴き、民たちに伝える役目を持った私のことがね。確かに、私には姿なき存在の声は聴こえるよ。でもそれが神様かどうかは正直なところわからないんだ。ただ、彼の方は私たちでは知り及ばないようなことを知っていて、私に教えてくださる。
予言書に書かれてあることは絶対に起こるし、避けようがない。順番通りには起こるけれど、次の記述が何年後に起こるもわからないし。もっと言えば、書いてないことが起こらないわけでもない。だって何千年とこの世界は続いているのに、予言書は一冊の本でしかないからさ。予言書にすべての事象が記されてるわけじゃあないんだよね。
だからこそ、彼の方の助言――便宜上神託と呼んでいるけれど。それによって天災を事前に知り、備えをしたり、紛争を種火の内に知り、火消しに回ったり、ってことが、私の誕生以降出来るようになったんだ。私には、どうして私のことが記されていたのか理解できないよ。だって、あれが私の心象通りの呪いの書なら、世界の救いになりうる私の存在なんて、邪魔じゃないか。……それとも、書き手は私たちがパニックになって恐慌を起こす姿を見たかったんだろうか……。
そうだとするなら、私はまんまとその策略に嵌ってしまったな。さっき、上で騒いできてしまった。皆がパニックに陥っている姿を見て、初めてその可能性に思い至ったんだ。怖くなって、すぐランディに会いに来た。どうしたらいい? って。教えてもらいにさ。僕が困ってたら、いつでもなんでも、助けてくれるから……。
失礼。話が逸れてしまったね。ともかく、私は先程彼の方の声を聴いた。『予言書の最後の事象、彼の者の願いが成就される日が来たり』ってね。最後の事象。なんだと思う? あ、ランディは知ってるのわかってるから、ネッドが答えてね。魔物が現れて、世界を飲み込んじゃう? うん、正解だ。そっか、きみたち人間は、神話としてこの話を知ってるのか。
『大きな魔物が現れて、みんなを丸飲みにしてしまった。これでみんな、ぼくといっしょ。まっくらやみ。おやすみなさい』
予言書の最後はこんな言葉で結ばれている。そう、これは神話でもなんでもなくて、本当に存在する本の、本当に存在する最後の予言。ううん。これを書いたひとの、『願いの成就』。それが近々、この世界を襲うんだ。逃れることはできない。全員消えてなくなってしまう。
……ああ、ああ! 僕は! なんてことをしてしまったんだ! 世界が終わるなんて聞いたら、民たちは何をしでかすかわからない! もう何もかも消えてなくなるのだからと! みんな!
■
突然叫び出したかと思えば、頭を抱えて蹲ってしまったエリアンの肩を、ランドルフが抱き寄せその背を撫ぜる。大丈夫、おまえはわるくないよ、落ち着いて。優しい声音。悪くない? 本当に? 彼は何も悪くないのだろうか。エドワルド口を開きかけて、やめた。空気を読む、というのはあまり得意ではないが、今ばかりはそうするべきだと思った。
まだ、エリアンがエドワルドに話をしに来た理由まで辿り着いていないのだ。まさか、ただこんな話をしにきたわけでもないだろう。ならば、どれほど反吐が出そうな綺麗事でも、今は大人しく聞き流して早く落ち着いてもらって。そして、話の続きをしてもらわなくてはならない。
そう思い静かに待っていると、幾分落ち着きを取り戻したところでぽつりとエリアンが呟いた。
「ひとつだけ、呪いに抗う術があるかもしれないんだ」
「……どのような?」
ついにはっきりと呪いと言って憚らなくなったな。そんな感想もひとまず今は仕舞い込んで、続きを促す。
「私は書き手を識っている」
「え?」
間の抜けた声を返したのは、エドワルドだったかランドルフだったか。もしかしたら双方だったかもしれない。怪訝な顔をする二人には目もくれず、エリアンはじっと足元を見つめたまま続けた。
「彼の方が教えてくださった。けれどこれは勝率の低い賭けだとも。書き手を呼び起こし、結末を変えてもらう……今まで何度も研究者たちが斜線を引いたりページを千切ったり上かあ別の言葉を書き足したりしても、事象が増えることはあれど一度書かれたことが変わることは決してなかった。けれど、元の持ち主なら、書き手本人ならどうだろうか」
「おい、呼び起こすって、まさか」
「――原初の魔物」
「正気かッ!?」
「だってそれしか!」
「あ、あの!」
ランドルフには何か伝わったようだが、エドワルドにはさっぱりわからなかった。原初の魔物。名前くらいは聞いたことがある。しかしそれも神話の話だ。それを突然、実在するもののように話されても着いていけない。
「あ、ああ。すまない。私もまだ混乱していてね。ええと、だから」
エドワルドの声で、エリアンはようやく正気を取り戻したように顔を上げ、二人へ順に視線をやった。
「だから、その、原初の魔物にさ、書き換えてもらうんだよ。上手くいくなんて思ってない。彼の方も、私も。でも、可能性があるとしたらここだけだと彼の方は仰るんだ……そもそも呼び起こせないかもしれない。成功したとて、意思の疎通ができるとも限らない。出来たって頼みを聞いてくれるかはわからないし、本来の主だからって書き換えが可能かなんてわからない……。
でも、どうせ、何もしなければ全部消えちゃうっていうんだったら。やってみてもいいかな、って私は、思ったんだ」
「だからって……」
「いや、ですから、そうじゃなくって」
まず大前提として、予言書の存在も、原初の魔物の現存も、エドワルドには到底信じがたい話なのだ。それをさも当たり前のように話を進められても困る。先程話から振り落とされたきり。エドワルドは見事に置いてけぼりだった。
「あ……ああー……そうか。そうだな。どこから、話そうか」
エドワルドの言葉にようやく、また別の問題が発生していることに気が付いたランドルフが首を捻る。エリアンはといえば、エドワルドがどこから着いて来られていないのか、全くわかっていないようだった。
「そういえばランディはなんで廊下にいたの?」
エリアンが問うと、どっかとソファに腰かけたランドルフが胡乱気にそれを見上げる。
「そんなの、お前らが遅いからだろ」
「『ら』?」
エドワルドが思わず聞き返すと、ランドルフはこくりと頷く。
「エリに呼ばれたんだ」
「今、ネッドしかないことはわかってたんだけどね、急ぎの用だったから。でもネッドはどこかに呼び出そうにも来てくれないと思って、ランディにこっちまで来てもらったんだ」
よくおわかりで。またひとつ溜息。とはいえ、こんな引きこもりのためにお偉方たちのほうが動くとはよくもやる。それほど重大なことなのだろうか。だったら父や兄を無理にでも呼び戻したほうがいいのではないか。エドワルドの問いに、エリアンは首を横に振った。
「きみが一番無欲で、信頼できる」
「無欲って……」
まあたしかに、エドワルドの望みは現状維持以外の何物でもない。そしてそれを叶えるために、エドワルド自身が奔走することもない。欲が無いといえば、そういえるのかもしれなかった。いまいち納得はしがたいが。本題に入ろうと、ランドルフがメイドを下がらせた。
「ありがとうランドルフ。それじゃあ、本題に入るけど」
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ネッドは、予言書の存在って聞いたことあるかな。ランドルフは嫌って言うほど知ってると思うけど。この世界にはね、遠い昔……私たちからしても昔の話だから、ネッドからしたら……そう、神話。そういう話になってくるくらい昔の話。とある人物によって書かれた本があったんだ。書いたひとが眠ったあと、そこに書かれていたことが次々に現実に起こって、それはやがて予言書と呼ばれるようになった。
例えば天災――大嵐とか、地震とか。あ、隕石も落ちたことあったね。その頃からこの世界は今の形になり始めたわけだけど。それから人災。戦争がわかりやすい例だね。歴史書の内容を知ってるひとたちが戦争なんか起こさないように尽力したって、予言書の存在すらしらないひとたちの手によって結局起こっちゃうんだよ。不思議だよね。予言っていうより呪いに近いんじゃないかと私は思っているよ。
私の誕生も記されていたらしい。神の声を聴き、民たちに伝える役目を持った私のことがね。確かに、私には姿なき存在の声は聴こえるよ。でもそれが神様かどうかは正直なところわからないんだ。ただ、彼の方は私たちでは知り及ばないようなことを知っていて、私に教えてくださる。
予言書に書かれてあることは絶対に起こるし、避けようがない。順番通りには起こるけれど、次の記述が何年後に起こるもわからないし。もっと言えば、書いてないことが起こらないわけでもない。だって何千年とこの世界は続いているのに、予言書は一冊の本でしかないからさ。予言書にすべての事象が記されてるわけじゃあないんだよね。
だからこそ、彼の方の助言――便宜上神託と呼んでいるけれど。それによって天災を事前に知り、備えをしたり、紛争を種火の内に知り、火消しに回ったり、ってことが、私の誕生以降出来るようになったんだ。私には、どうして私のことが記されていたのか理解できないよ。だって、あれが私の心象通りの呪いの書なら、世界の救いになりうる私の存在なんて、邪魔じゃないか。……それとも、書き手は私たちがパニックになって恐慌を起こす姿を見たかったんだろうか……。
そうだとするなら、私はまんまとその策略に嵌ってしまったな。さっき、上で騒いできてしまった。皆がパニックに陥っている姿を見て、初めてその可能性に思い至ったんだ。怖くなって、すぐランディに会いに来た。どうしたらいい? って。教えてもらいにさ。僕が困ってたら、いつでもなんでも、助けてくれるから……。
失礼。話が逸れてしまったね。ともかく、私は先程彼の方の声を聴いた。『予言書の最後の事象、彼の者の願いが成就される日が来たり』ってね。最後の事象。なんだと思う? あ、ランディは知ってるのわかってるから、ネッドが答えてね。魔物が現れて、世界を飲み込んじゃう? うん、正解だ。そっか、きみたち人間は、神話としてこの話を知ってるのか。
『大きな魔物が現れて、みんなを丸飲みにしてしまった。これでみんな、ぼくといっしょ。まっくらやみ。おやすみなさい』
予言書の最後はこんな言葉で結ばれている。そう、これは神話でもなんでもなくて、本当に存在する本の、本当に存在する最後の予言。ううん。これを書いたひとの、『願いの成就』。それが近々、この世界を襲うんだ。逃れることはできない。全員消えてなくなってしまう。
……ああ、ああ! 僕は! なんてことをしてしまったんだ! 世界が終わるなんて聞いたら、民たちは何をしでかすかわからない! もう何もかも消えてなくなるのだからと! みんな!
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突然叫び出したかと思えば、頭を抱えて蹲ってしまったエリアンの肩を、ランドルフが抱き寄せその背を撫ぜる。大丈夫、おまえはわるくないよ、落ち着いて。優しい声音。悪くない? 本当に? 彼は何も悪くないのだろうか。エドワルド口を開きかけて、やめた。空気を読む、というのはあまり得意ではないが、今ばかりはそうするべきだと思った。
まだ、エリアンがエドワルドに話をしに来た理由まで辿り着いていないのだ。まさか、ただこんな話をしにきたわけでもないだろう。ならば、どれほど反吐が出そうな綺麗事でも、今は大人しく聞き流して早く落ち着いてもらって。そして、話の続きをしてもらわなくてはならない。
そう思い静かに待っていると、幾分落ち着きを取り戻したところでぽつりとエリアンが呟いた。
「ひとつだけ、呪いに抗う術があるかもしれないんだ」
「……どのような?」
ついにはっきりと呪いと言って憚らなくなったな。そんな感想もひとまず今は仕舞い込んで、続きを促す。
「私は書き手を識っている」
「え?」
間の抜けた声を返したのは、エドワルドだったかランドルフだったか。もしかしたら双方だったかもしれない。怪訝な顔をする二人には目もくれず、エリアンはじっと足元を見つめたまま続けた。
「彼の方が教えてくださった。けれどこれは勝率の低い賭けだとも。書き手を呼び起こし、結末を変えてもらう……今まで何度も研究者たちが斜線を引いたりページを千切ったり上かあ別の言葉を書き足したりしても、事象が増えることはあれど一度書かれたことが変わることは決してなかった。けれど、元の持ち主なら、書き手本人ならどうだろうか」
「おい、呼び起こすって、まさか」
「――原初の魔物」
「正気かッ!?」
「だってそれしか!」
「あ、あの!」
ランドルフには何か伝わったようだが、エドワルドにはさっぱりわからなかった。原初の魔物。名前くらいは聞いたことがある。しかしそれも神話の話だ。それを突然、実在するもののように話されても着いていけない。
「あ、ああ。すまない。私もまだ混乱していてね。ええと、だから」
エドワルドの声で、エリアンはようやく正気を取り戻したように顔を上げ、二人へ順に視線をやった。
「だから、その、原初の魔物にさ、書き換えてもらうんだよ。上手くいくなんて思ってない。彼の方も、私も。でも、可能性があるとしたらここだけだと彼の方は仰るんだ……そもそも呼び起こせないかもしれない。成功したとて、意思の疎通ができるとも限らない。出来たって頼みを聞いてくれるかはわからないし、本来の主だからって書き換えが可能かなんてわからない……。
でも、どうせ、何もしなければ全部消えちゃうっていうんだったら。やってみてもいいかな、って私は、思ったんだ」
「だからって……」
「いや、ですから、そうじゃなくって」
まず大前提として、予言書の存在も、原初の魔物の現存も、エドワルドには到底信じがたい話なのだ。それをさも当たり前のように話を進められても困る。先程話から振り落とされたきり。エドワルドは見事に置いてけぼりだった。
「あ……ああー……そうか。そうだな。どこから、話そうか」
エドワルドの言葉にようやく、また別の問題が発生していることに気が付いたランドルフが首を捻る。エリアンはといえば、エドワルドがどこから着いて来られていないのか、全くわかっていないようだった。
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