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拷問されました。

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オレのことを心底心配した涼くんは、年末の30日から3日までケントさんちに泊まっていった。

涼くんを寮に送り届けたあと、初詣に行き、帰りにイケアに寄った。

そこで、ケントさんのご希望に添えそうな椅子を見つけた。


そばに誰もいないことを確認し、そっとケントさんにささやく。
「ケントさん、この椅子買って♡」

「これ?  イケアって安いなぁ」

その椅子は脚が木製でコの字のアーチ形の左上に背もたれがついたような、やや不安定の椅子だったが、座面が広くて深く座れるし肘掛けがついていて、ケントさんのご趣味にピッタリだった。

「ここに縛られて、犯されたい」

「うわー、やらし。ここに足首縛るんだ?」
と、ケントさんは指差す。

「そう。それで、ここら辺に手首しばって、針で刺して♡  これなら俺の顔見えるでしょ」

「それは楽しみだな」
ケントさんは嬉しそうに、商品の場所を確認していた。
それから大きなサメのぬいぐるみを昼寝用の枕として買ってもらい、その他は観葉植物や時計を見て、俺が気に入ったものを購入してくれた。
あの部屋に俺の居場所を作ってもらえたみたいで、うれしかった。



マンションに着くと、さっそくサメに抱きつきながらソファにダイブした。

「ケントさん、ケントさんのおうち、俺のもの増えちゃってごめんね」

「えー?  オレは嬉しいよ」

「俺、お風呂入った方がいい?」

「なに?  準備してくるってこと?」


「そうだよ。でも久しぶりだから、いっしょに入りたいね♡」
涼くんが30日から今朝まで泊まってたせいで、就寝はおろか入浴も別々だった。ケントさん限界だったんじゃないかな。

「風呂でイチャイチャするとのぼせるからなあ」

「あ、そうでしたね……1人で準備してくる~」
と言い、リビングから出ようとすると、ケントさんが抱きしめてきた。

「っケントさん……」

両手で顔を押さえられ、強くキスを求めてきた。俺はケントさんの荒々しい舌を、必死に受け止める。

クチュックチュッ

クチュックチュッ

ジュッ

ジュッ 

「はぁ……ケントさん……♡」

俺はとろんとして、ケントさんを見つめると、腰をつかんで軽く持ち上げてきた。
俺は慌ててケントさんの首元に手を回し、しがみつく。足の間に右膝を入れられ、グッと持ち上げられると、ケントさんは俺の尻を持ち、完全に抱きかかえた。俺は両足をケントさんの腰に絡ませる。

「今日激しくして良い?」

「うん、なんでもいいよ……」
と、この時の俺は答えたが、想像以上のハードなSMプレイに俺は驚愕するのであった。









「ぁ゛あああ゛━━━ッ♡」
両手を後ろで拘束され、うつ伏せで尻を持ち上げた姿勢にされると、ケントさんは前に使ったアナルプラグをぶにゅりとはめ込んだ。
スイッチをオンにし、前立腺を絶え間なく刺激してくる。
しかし、この前よりもずいぶんと微弱な刺激で、イクには厳しい弱さだった。

「ぅ━━あッあッ」
むず痒く、焦らされているようで、それはそれで苦しかった。そんな俺の様子を時おり確認しながら、ケントさんはそばで椅子の組み立てをしていた。
イケアで買った家具は基本自分で組み立てなければならない。しかしこの椅子はパーツが少なかったため、ケントさんは簡単に仕上げたようだ。
最後に薄いシートクッションをひいて出来上がると、ソファに置いていたクッションを椅子に乗せた。それからケントさんは手の拘束を解き、アナルプラグのスイッチを切って、俺をこの椅子に座らせると、手足を固定していった。
足は拡げられ、M字に開脚して肘掛けの前方に縛られ、手は肘掛けで固定された。

「ケ、ケントさぁん……」

「なに?  恥ずかしくなった?」

「うん……」

「こうやって欲しいって、あまねが言ったろ」
とケントさんは言うが。
だって、クッションを腰付近に置いたら、身体が思ったよりも傾いているのだ。これでは、俺の尻の穴までまる見えである。

ケントさんはプラグを抜き、ローションを足してさらにグニュグニュと後孔をほぐしていった。3本、4本……

「んっ♡……ケントさん、めちゃくちゃ拡げてる?」

ケントさんは両手を使って、どんどんと俺の後孔を拡げていっていた。
ナカをほとんど刺激してくれず、ひたすら。

「??」

やがて、指を深く入れて前立腺をコリコリとさする。

「んっ♡」

もう一度。

ぐにゅっ。

「んんッ♡」

もう一度。

ぐにゅっ。

徐々に圧迫感が増し、後孔がみちみちと拡がるのを感じて目線を落とすと、ケントさんは左手の指をすべて突っ込もうとしていた。

「んっケ、ケントさんッ」

「拳だとちょっと無理そうだから、手をすぼめて挿れてみるな」

「え、こ……ぶ、し?」
俺はハッとして青ざめる。

「フィストファックってやつ。聞いたことあるか?」

「な、ないけど、無理じゃ、ない……? ゥう゛ッ」

「あ、いけそう」

「え、ちょ、ちょっと待っ━━━━ゃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」

「入った」

「や゛めっや゛めてッいたッい゛━━━ッい゛ぃいいい!!!!!」
ケントさんの手首まで咥えこんだ俺の後孔は、卑猥なまでに拡がっていた。ナカで、ケントさんの手が淫らにうごめき、肉壁がケントさんの五指によって撫でられる。

「イヤ゛ッ!!!  ━━━ぁあ゛ッッ!!  や、やめ゛でぇっ!!  おねがぃいッ!!!!!」

「痛いのが気持ちいいだろ?」

「や、やだぁあ━━━ッこわいっこわぃい━━━!!!」
巨大なイビツなものを飲み込んだアナルは恐怖と快楽でピクピクと痙攣した。それでもなおケントさんはナカに圧迫感を与え、外からは右手で下腹部を押し、うねりを直に感じさせた。

「こんなもんまで咥えこんで、いやらしいな」
ケントさんはさらに、右手で乳首をつまみ、爪で痛めつける。

「ぁあ゛ッッッ」
ビクンと身体全体が反応し、先走りがとろとろ垂れ出した。口からは飲み込めずにたまった唾液が口先からこぼれ出す。

「ァア゛ああぁあ゛━━━!!!」

見開いた目から涙が溢れだし、頬をつたって胸元までポトポト落ちていく。

それでもケントさんは左手を抜くことなく、ナカをグニュリグニュリとかき混ぜ、やがて前立腺を硬いものでゴリゴリとさすった。

「ああ゛♡やぁ゛ッ!!」

そのゴツゴツとした刺激は、今までにない快楽に襲われる。

「ナカで拳にしてみたけど、骨でこするの気持ちいいのか?」

「……ホネ?  んあ゛♡苦しいけど、さっきより゛メチャクチャいいっぁあ゛あ゛━━」

「指の間接のとこ。あまね、こんな大きなもの咥えて喘ぐなんて、ドMの極みだな。侑李に見せてやりたいよ」


「ダ、ダメェ━━ぁあんっ♡」

ゴニュッゴニュッ!!

「あ゛━━━、イクっイクっ!!ケントさん、俺イッちゃう!!」

「ああ、拳でイケよ。淫乱」

強い快楽に、俺は白濁した精液を勢いよく放出した。それは自分の胸元にかかり、とろとろと流れていった。
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