【完結】コドクニアラズ ~淫らな『なんでも屋』~

ナツキ

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4・依頼人⑥土野恵美

※まだ話が終わってないのに致すんですかッ

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「んっん━━━ッ」

ケントさんはオレをバスタオルで拭きながら、キスをしてきた。苦しいくらいに濃厚なディープキスは、俺の脳内に卑猥な音を反響させ、揺さぶった。

「はぁッはぁッ」
とろんとした瞳でケントさんを見つめると、ケントさんは俺を抱えてリビングに連れて行った。

膝の上に俺を乗せてソファに座り、ケントさんは俺の両足を開いてまたがらせた。ふわりと絡まったバスタオルで俺の股間は見えないものの、すでに半立ち状態だった。
前戯もそこそこに、ケントさんは俺を膝立ちさせ、ローションをたらして穴を広げた。
そして、すでに十分に反り立っていた性器を俺の後孔に当てた。

「そのまま、ゆっくり腰を下ろして」
と言いながら、ケントさんは胸元を舐めあげる。

「ぅ━━う、ああ゛っ」

ケントさんに手伝ってもらいながら、俺はゆっくりと腰を沈めて、ケントさんの陰茎を飲み込んで行った。


「ん゛ッ━━━」
1週間ぶりの圧迫感に、羞恥と愛しさを孕みながら悶える。

「全部咥えこめたじゃん」

「……ぁッケントさん~奥にあたって、苦し……」

「ほら、舌出して」

ちろりと出した俺の舌を、ケントさんが下から舐めて応える。ふるふると震える俺の両腕を掴み、優しく愛撫してくれた。

「んぅ━━あっ……あっ♡」
堪らず、かわいく喘ぎ声を出してしまうと、ケントさんは微笑み、下から突き上げた。

「あ゛あ゛━━ッやっ……動かさない、で、よぉ」

「気持ちいいんだろ?」

「気持ち、いい……」
俺は恥ずかしくて、小さな声で答えた。

「ほら、自分で動いてみろよ」

「無理、だよ……あ゛ッ」

ケントさんは胸元を舐め、そして小さな突起を噛んだ。
「あ゛あ゛━━ッ痛━━!!」

「痛いのも好きだろ?  後ろで縛って、目隠ししてみる?」

それで、自分で、動かすだなんて……
「や、やだぁあ゛━━あ゛ッあッ゛」

ケントさんが下からゴリゴリとちょっかいを出してくるので、俺は悶えながらトロトロと蜜を出していた。

ケントさんはソファに置いていたスーツの一式からネクタイを取り、俺の手を後ろに回して縛ってきた。

「ぇえっ、ケントさ、ん、ほんとに縛るんですかッ━━」 

俺の腰を両手で押さえて、体勢をサポートしてくれたものの、俺は自分で動くには覚悟がなかった。

「ほら、腰動かして」

「んっああ゛ッ」

「エロいなあ、あまねは。気持ちいいとこ当たってる?」

「あ、当たってるぅう゛」

圧迫感がすごすぎて、腹の外からうごめく様子がわかるほどだった。肉壁をグニュグニュと刺激し、亀頭が奥まで突き進む。再び腰を浮かすと前立腺に当たり、俺は快感でヨダレが滴り落ちた。

「はぁ、はぁ、━━ッ」

「だらしない顔してるぞ?  さっきより感じてるってことは、あまねは縛ったほうが好きなんだな」

「や、やだッケント、さん━━」

「ほら、自分で言ってみな。あまねはドMで縛られてイッちゃいます、って」

「うう、ケ、ケントさんのイジワルぅー!!」








「はぁー、はぁー、ね、ケントさん」
激しく抱かれたあと、ケントさんに優しく撫でられながら、俺は話の続きをする。

「ん?」

「なんで、今日会った土野恵美さんの話してるのに、なんでこうなっちゃうんですかッ」

「なんかムラムラきちゃってー、ついね」
とケントさんはテキトーな答えを返してきた。

「でもあまねが続きを話せるように、セーブしただろ?  中でイカせると、お前グッタリしちゃうもんなぁ」
ううっ……確かに。

「おっしゃる通りです……」

「ガリガリじゃないけど、お前はもう少し食えよ?  この前より痩せてる」

「あー、……はい……」
なぜか説教を受ける羽目になり、俺はしょんぼりとした。

「明日、どこか食べに行こうな。さ、解決編を話していいよ。簡潔にな」

違うんです、ケントさん。

「実は、ケントさんに、今日一番話したかったのは、『もや』の話なんです」


「『もや』?」



「俺、殺意みたいな強い感情が、『もや』みたいになって視えるんです。だから、こういった相談の場合、会えば犯人わかるんですよ。長女の好恵さんに、その殺意の『もや』が見えました。……あー、ケントさん、お願いッ、最後まで聞いて。そんな目で見られると、俺、恥ずかしくて何も言えなくなる~」

俺は子供の嘘のような発言にやっぱり恥ずかしくなり、落ちてたバスタオルに顔をうずめた。


「それで?  左手の甲には勇者の紋章でもあるのか?」




ああ~、やっぱり~、バカにされてる~。


俺は羞恥の極みに入り、涙が溢れた。

バスタオルは、それをじんわりと吸収してくれる。

床に座って俺の頭を撫でていたケントさんは、勢いよくバスタオルを剥ぎ取り、

「その顔が、好き」


と、子供のように喜んだ。



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