【完結】コドクニアラズ ~淫らな『なんでも屋』~

ナツキ

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7・依頼人⑦向井絢斗

※お仕置きなんですかね

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グツグツとなる卓上鍋のそばで、3人で乾杯をする。
「ケント先生って、ワインじゃなくてビール派なんですか?」

「グラスがな~、いいグラスで飲まないとおいしくないんだよな。でもすぐ割れる」

「結婚式でもバリバリ割っちゃいましたもんね」

「あれは割りすぎだろ」

「テーブルに、グラス置きすぎなんですよ。なんですか、乾杯と別に3つもあるの。みんなカクテルと日本酒にいって全然使わなかったじゃんー」
ブーブーと涼くんが 文句をたれる。

「涼もビール飲めそうだな」

「オレですか~飲めますよ。あまねは飲めないでしょ?  オレ付き合いましょうか」

「涼くんっダメ」
俺は慌てて阻止する。

「もー、あまねはまじめだなあ。まじめで優しいのに、ふしだらな勇者だからなあ」

「りょ~ぉくん?!」
茶化す涼くんを、声を低くしてたしなめる。

「今飲んでるのはノンアルだから、今度付き合えよ。……勇者といえば、さっきの話。じじいに舐められたんだろ」
あー、そうだった。ケントさん、姿が見えないからつい気がゆるんで言ってしまったんだ。

「そこが、『もや』の解除方法なんじゃないか?」

「え?」

「オレ、『もや』消えたんだろ。あの時手当てして、手の甲を触ったよな」

「あ!」

確かにそうだ。
⑥土野好恵さんも、お茶の受け取りの際に一瞬だったが俺の左手の甲に一瞬触れた。

①はあとで記憶を遡ることにして、②森内光太さんは触れてない、③遠山健三郎さん触れてない、④馬場園みなみさんは脈などを計る時に触れた。

触れる、が条件かなとは思っていたが、まさか「左手の甲」に限定するとは。じじいのヨダレからは想像できなかった。

じじいのヨダレ……おぇっ。

「⑦結城直哉さんで、試す価値ありますね!」
涼くんは嬉しそうに言った。



「ほんとに勇者の紋章あったなんてな」

熱い茶碗蒸しの蓋を手拭きで開けながら、ケントさんは笑った。嘲笑ではなく、感嘆の声色で。

「あれ、ケント先生ももしかしてドラクエしてたんですか?」

「昔少しだけ、直哉に付き合ってな。イレブンだったかな」

「オレ、スイッチで今やってるんですよ。サッカーでしばらく間あいたけど」

「涼くん、サッカーが優秀すぎて、約束だった地区予選終わっても続けてるもんね」

「そうなんだよなあ、3年と玲央が故障していなかった割に、2回戦までいい感じにいけたからかな。国立はまだ遠いけど」

「そういえばお前、帰省しないのか?」

「年末の試合はないですけど、コーチがギリギリまで練習入れちゃって。あとあまねが心配だったからですよ。今日確認できて良かったです。茶碗蒸しうめーッ」

「お前に繊細な出汁の味がわかるなんて驚きだな」

「オレ有名旅館の跡取り息子ですよ?  出汁はわかるでしょ~」
えっへん、と得意気に涼くんは言った。



20時ころ、ケントさんは俺を部屋に残し涼くんを寮に送っていった。


身体を休めとけ、ということだったが。






「んあっぁあ━━━ッ!!」

こんなに激しく抱くためだなんて聞いてないっ。


「ぁあ━━っあっ!!  あっんあっ!!  あああたるぅ、気持ちいーとこ♡ずっと、あたってるぅ━━!!  ああああっあっ♡だめっお、おかしく、なるっ!!  んああっ♡あああ゛っケ、ケントさぁん、止めてっ♡おねがぃい━━!!  ィ、イッちゃう、また、イッちゃう!!  あっあっ!!  おかしく、なるからぁっ!!  イクっ♡イクっおねがいっやめてぇ!!」

「何度でもイけよ、ほら、気持ちいいんだろ?」

「だ、だって、もう、いっぱい♡出したっケントさんのでっいっぱいイッたの、に!!気持ちぃっ気持ちぃいっ━━!!  おかしく、おかし、くなるう!!  あ゛あっ♡ぁああああ━━━!!!  ぃあ゛━━━っ!!!」

俺は精液を出すことなく絶頂を迎え、ビクビクと痙攣した。もう何度めか。涼くんを送って戻るとすぐに、ケントさんは激しく突いて俺を犯した。そして手足を拘束し、アナルに嵌め込むおもちゃをグニュリと射し込んだ。電源を入れたかと思うと、前立腺を刺激し再び快感の波に飲まれ、俺は絶え間なく喘ぎ、はしたなくヨダレを垂らしてヨガっていた。

「はぁっはぁっ♡ケントさん、もう、おれ、いっぱいイッたから!!  止めてっっ!  もう、いいからっ!!  おねがいっくるしぃからっ!!」

「ダメ」

「くるしぃっ!!  もぅっくるしい゛っ!!」

「うるさい」
ケントさんはスイッチを操作し、うねるおもちゃの強さを変えた。

「ぁあ゛━━━ッ!!!  やあ゛っやめてぇッ!!!  おねがぃっおねがいっケントさんっ!!!  おかしくなっちゃう゛━━━ッ!!  ぁあああ゛ッあ!!  あ゛!!」

ガクガク全身が痙攣し、再び絶頂を迎える。連続で何度も激しくイッた身体はもう限界だった。ビクビクとなりながら涙が目尻から流れ、ヨダレは飲み込めず溢れるばかりだ。仰向けになった俺の両手は万歳の形で拘束され、ベッド脇に繋がれている。脚はM字に固定され、アナルに嵌め込まれた器具がまる見えだった。抵抗しようにも、完全に動きを封じる拘束具に、ただ手足がすれて痛むばかりだった。



イッてもイッても、ケントさんはやめてくれない。俺は本当におかしくなりそうだった。

「はあ゛ぁ゛ア゛……ぁ……」

やがて俺は声を出せなくなると、やっとケントさんはスイッチを切ってくれた。

ほ、っとしてはぁ、はぁと安堵のこもった息を吐き出すと、ケントさんはまだ終わってないと、冷たく言い放つ。

脚の拘束具をはずし、続けて手をベッドからははずしてくれた。まだ両手首は固定されたままだ。

ぐったりとした俺の身体を、ゆっくりと抱きかかえたかと思うとすぐにうつぶせにした。馬乗りになり、ケントさんは拘束した手をさらに上から抑え、右手の親指をつかんだ。

「な、に?  ケントさん……」

「動くなよ」

「なに……?  ━━━━━んあ゛あ゛あ゛!!!!!」
突然の激痛に、悲鳴をあげる。

「や゛っ!!!め゛!!!」

暴れようとするも、上から体重をかけられ、逃れられない。

「やあ゛゛━━━ッ!!!」

耳の後ろが虫が這うようにゾワゾワし、苦痛で汗がにじんわりと吹き出る。

「やあ゛ッあ゛」

「あと4本な」

「い゛やぁ━━━っ」

「なんでもしていいんだろ?  またここのスイッチ入れてやろうか?」
つんつんとアナルに嵌め込まれたおもちゃを小突く。

ケントさんは昨日言っていた、針を爪の間に刺しているみたいだった。

ひどくて耐えられない痛さではないが、むず痒いような、頭の後ろを変な生き物にかじられているような感覚だった。


「ぁああ゛、ケ、ケントさん……ッ」

「お前の、悶え苦しむ声、すげー気持ちいい」

姿は見えないが、ケントさんは興奮しているようだった。

「でもこの体勢だと、あまねの顔見えないんだよなあ」

悩んでるケントさんの真剣な声に、なんだか少しおかしくなり、子供みたいな彼を愛おしく思った。

「ケ、ケントさん、キスしてよぉ゛」

「拷問の途中なんだけど」

「も゛ぉーそれつづきは明日にしてぇ゛ー」

「仕方ないな、体勢はまた考えとくか」

ケントさんは俺を抱き起こし、向かい合うように膝に乗せた。
俺は両手が拘束されたままなので、上からケントさんの頭をくぐらせた。目の前でいやらしい唇を差し出し、ケントさんの舌を招き入れる。


「色欲におぼれたのはオレもだよ」

熱く火照った身体を合わせ、長い夜を快楽に沈ませた。



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