天に向かって高く翔べ

シロクマ

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新たな1歩→命とは

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 夏の大会は3位に終わったが、何よりみんなで飛び込みをやれたのが楽しかった。私の一生の思い出だ!そして早くも秋が来て、少し寒い空気が街を包んだ。
この頃にはもう朝も起きれる様になっていた。(おはよう~)自分から起きてきた我が娘に母はびっくりしていた。その顔が面白かった。朝ご飯を食べ、自転車で余裕で登校🎒それがこんなに気持ちいいとは思わなかった。そして何より嬉しかったのは、みんな覚えてる?私が(ギリの天が来た)ってバカにされてたの。それも遂になくなったの!あぁ清々しい。みんな私を見直したかな?
そして目標も出来た!来年の高校生活最後の大会で優勝する!
それから夢中で練習に打ち込んだ。雨の日も雪の日も体育館でマット練習したり、室内ランニングした。
 友達が出来て初の冬休み、私は後藤くん達とスープ屋に行ったり、雪遊びをした。箱根に温泉旅行に行ったりもした。
冬休みに家から出れたのは私にとってかなり大きな1歩だ!昔の私ならベッドでずっと寝ていただろうから。
 そして春が来た。待ちに待った新学期、私の心はワクワクで埋め尽くされていた。新しい友達、新しい出会い、そして恋愛、部活。楽しみしかない。
予想通り新学期の始まりは楽しかった。しかし、帰ろうとして下駄箱の靴を出してたら、急に携帯が鳴った。電話に出ると、母が早く病院に来てと言ってきた。私は仕方なく友達との予定をキャンセルした。病院に着くと、母が俯いてソファに座っていた。(遂に来たかあの日が)
と心の中で言い聞かせた。
 3年前の12月、私たちは家族で長野に温泉旅行に出かけた。その時母が車を運転していて、温泉の近くの道でスリップした車が私たちの車に勢いよくぶつかった!私たちの車はくるくる回りながらガードレールにぶつかった。気づいたら病院にいて、母と弟は意識が無かった。その後母は目が覚めたが、弟は1年経っても2年経っても目覚めなかった。そして今日危篤になった。最期は家族で看取ると決めていた。遂にその日が来てしまった。私は必死に泣くのを我慢した。母の前では泣けなかった。1番辛いのは母だから。弟の最期の顔は安らかだった。
私は家に帰って自分の部屋で泣いた😭
私たち家族は新たな1歩を踏み出すために家族会議をした。弟の事や、これからの事を話した。
 2ヶ月後、私たち家族は週一で弟の墓参りに行くようになった。綺麗な白い百合を必ず持って行くようにしている。
たまに弟が夢に出てくると未だに涙が溢れる。助けてあげられなかった後悔もある。色々考えてたらまたネガティブな感情が芽生え始めていた。(やっぱり弱いな私は、、、。)
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