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恋愛編
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平日よりも気持ち遅めに起きだし、カーテンを開ける
いつものように朝食を済ませふぅと息を吐いた
今日は休日
殿下の自室に伺う準備をしなくてはいけない
ドレッサーの前に座り、普段はただ流している髪のサイドをとって大きめに緩く編み込みを作り、後ろで束ねる
化粧水で肌を整え、ごく薄くメイクを施してクローゼットを開けた
「どれにしようかしら…?」
学校の中とは言え皇族の住居を尋ねるのにいつも着ているような部屋着に等しいワンピースは着ていけない
だが、使用人のいない学校でしっかりとしたドレスを着るのは中々骨が折れる
「そうねぇ・・・」
色々と考えながら服を眺める
しばらく考えてからシンプルだが品のある濃紺のドレスを選んで身につけた
「さて、後は・・・」
呟いて食品が入っている戸棚から包みを取り出す
昨日作った手土産である
殿下の好みがわからずいろいろ悩んだ結果、甘さ控えめのチーズクッキーとお酒を聞かせたビターチョコレートに決定した
これなら甘いものが苦手でも食べられるだろう
…たぶん
「喜んでもらえると…せめてお嫌いでなければいいのだけど…」
あと、殿下の好みもいい機会だから聞いておかなければ…
そんなことを考えながら部屋を出た
_________________________________________
「ようこそお出でくださいました
アルベルト殿下がお待ちでございます、どうぞこちらへ」
「ありがとう」
使用人の出迎えを受け、案内されながら奥へと進む
そこは前にお邪魔したレオナルド様の自室であるアンバー王国王族の住居スペースと建物の作り自体は同じだが、ラピス皇国の王族らしく青を貴重とした家具や装飾で統一された落ち着いた空間になっていた
ちなみにレオナルド様の住居スペースは所々に金が散りばめられた、本人と同じくキラキラとしていて華やかな空間だった
好みにあわせて内装を変えてらっしゃるのかしら?
それとも学校側が気を効かせて国のイメージに沿った装飾に変えているとか?
そんなどうでもいいことを考えながら案内され、到着したのは応接室のような一室
「来たか」
「ご機嫌よう、殿下
お待たせしてしまい申し訳ございません」
部屋のなかですでに待っておられたことに若干驚きつつも頭を下げ、挨拶をする
「いや、そんなに待ってない
こちらへ、座って話をしよう」
「はい、失礼いたします」
エスコートされながら椅子に腰を下ろすと、殿下も向かいに腰かける
すぐに使用人によってテーブルにお茶とお菓子がセットされた
並んだお茶菓子にちらりと目をやる
クッキー、タルト、スコーンとジャムが数種類に、一口大のサンドイッチといった無難なものがなんでいる
出てきたものをみて甘いものが好きそうなら買ってきたもの
ダメそうなら作ってきたものを渡そうと思っていたのだが、見てもやっぱり好みがわからない
さてどうしたものか…
…この際、正直に好みがわからなかったことを話してどちらも渡そうかしら…
いつものように朝食を済ませふぅと息を吐いた
今日は休日
殿下の自室に伺う準備をしなくてはいけない
ドレッサーの前に座り、普段はただ流している髪のサイドをとって大きめに緩く編み込みを作り、後ろで束ねる
化粧水で肌を整え、ごく薄くメイクを施してクローゼットを開けた
「どれにしようかしら…?」
学校の中とは言え皇族の住居を尋ねるのにいつも着ているような部屋着に等しいワンピースは着ていけない
だが、使用人のいない学校でしっかりとしたドレスを着るのは中々骨が折れる
「そうねぇ・・・」
色々と考えながら服を眺める
しばらく考えてからシンプルだが品のある濃紺のドレスを選んで身につけた
「さて、後は・・・」
呟いて食品が入っている戸棚から包みを取り出す
昨日作った手土産である
殿下の好みがわからずいろいろ悩んだ結果、甘さ控えめのチーズクッキーとお酒を聞かせたビターチョコレートに決定した
これなら甘いものが苦手でも食べられるだろう
…たぶん
「喜んでもらえると…せめてお嫌いでなければいいのだけど…」
あと、殿下の好みもいい機会だから聞いておかなければ…
そんなことを考えながら部屋を出た
_________________________________________
「ようこそお出でくださいました
アルベルト殿下がお待ちでございます、どうぞこちらへ」
「ありがとう」
使用人の出迎えを受け、案内されながら奥へと進む
そこは前にお邪魔したレオナルド様の自室であるアンバー王国王族の住居スペースと建物の作り自体は同じだが、ラピス皇国の王族らしく青を貴重とした家具や装飾で統一された落ち着いた空間になっていた
ちなみにレオナルド様の住居スペースは所々に金が散りばめられた、本人と同じくキラキラとしていて華やかな空間だった
好みにあわせて内装を変えてらっしゃるのかしら?
それとも学校側が気を効かせて国のイメージに沿った装飾に変えているとか?
そんなどうでもいいことを考えながら案内され、到着したのは応接室のような一室
「来たか」
「ご機嫌よう、殿下
お待たせしてしまい申し訳ございません」
部屋のなかですでに待っておられたことに若干驚きつつも頭を下げ、挨拶をする
「いや、そんなに待ってない
こちらへ、座って話をしよう」
「はい、失礼いたします」
エスコートされながら椅子に腰を下ろすと、殿下も向かいに腰かける
すぐに使用人によってテーブルにお茶とお菓子がセットされた
並んだお茶菓子にちらりと目をやる
クッキー、タルト、スコーンとジャムが数種類に、一口大のサンドイッチといった無難なものがなんでいる
出てきたものをみて甘いものが好きそうなら買ってきたもの
ダメそうなら作ってきたものを渡そうと思っていたのだが、見てもやっぱり好みがわからない
さてどうしたものか…
…この際、正直に好みがわからなかったことを話してどちらも渡そうかしら…
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