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恋愛編
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くるくるくるくる……
レオナルド様とダンスを踊りながら、ちらりと置き去りにしてきた王太子殿下を確認する
彼は隠しきれない苛立ちを称えた目でこちらを…レオナルド様を睨んでいた
「……あの、レオナルド様?」
「ん?なに?」
ステップは止めず、顔にも笑顔を張り付けたままそっと声をかけると彼も同じように返事を返してくださる
「あれ……よろしいのですか?」
視線でこちらを睨む人物を示すと、レオナルド様もちらっとそちらを確認しあー・・・と唸った
「…そろそろかもね」
「え?」
私に対する返答ではなく、ぽつりと呟かれたその言葉に問い返す
しかし彼からは笑顔しか返ってこない
この前から何か隠してらっしゃるのはわかっているのだけど…
問いかけるようにじっと見つめてみるがやはり彼が口を開くことはない
……何を聞いても無駄、みたいね
そう悟った私は、諦めてステップを踏むことに意識を向けた
しばらくそのまま踊り続け、曲が終盤に差し掛かる頃
レオナルド様がスッと距離を詰めて私の耳元に口を寄せてきた
「あまり気づかれないように、あっち…君から見て右側見てくれる?
君の研究室の仲間が固まっているだろう?」
「…?」
言われた通りに目だけで確認すると、私が先ほどいたところ…王太子殿下のいる場所からは反対側に、確かに私の研究室の仲間たちが集まっている
「曲の終わりに、その近くに誘導するからさ
終わって別れたら彼女たちと一緒に居て
そのまましばらくの間、僕のこともアルベルトのことも探さないで欲しいんだ」
「・・・」
何故でしょう?
そう聞きたいところだが、聞いたところで答えは返ってこないのだろう
すでに諦めている私は何も聞かず、目だけで頷いた
「流石
物分かりがいいね。ありがとう、とっても助かるよ」
にこりと微笑んでお礼を言われ、私も曖昧に微笑み返す
「じゃ、よろしくね」
その言葉と共に曲が終わった
レオナルド様がキラキラとした笑みで最後の礼をする
「ありがとう、楽しかったよ」
「こちらこそ、ありがとうございました」
私も最後の礼をして、私たちはスッとその場から離れた
レオナルド様とダンスを踊りながら、ちらりと置き去りにしてきた王太子殿下を確認する
彼は隠しきれない苛立ちを称えた目でこちらを…レオナルド様を睨んでいた
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「あれ……よろしいのですか?」
視線でこちらを睨む人物を示すと、レオナルド様もちらっとそちらを確認しあー・・・と唸った
「…そろそろかもね」
「え?」
私に対する返答ではなく、ぽつりと呟かれたその言葉に問い返す
しかし彼からは笑顔しか返ってこない
この前から何か隠してらっしゃるのはわかっているのだけど…
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……何を聞いても無駄、みたいね
そう悟った私は、諦めてステップを踏むことに意識を向けた
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「…?」
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「・・・」
何故でしょう?
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「流石
物分かりがいいね。ありがとう、とっても助かるよ」
にこりと微笑んでお礼を言われ、私も曖昧に微笑み返す
「じゃ、よろしくね」
その言葉と共に曲が終わった
レオナルド様がキラキラとした笑みで最後の礼をする
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私も最後の礼をして、私たちはスッとその場から離れた
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