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7章 ウラボス&リアーナ、カップリング作戦
STORY131 レビオルムへ!
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「お世話になりました!」
ニギヤカ亭の玄関先。装備の修復を終えた暁の渡り鳥は旅立ちの日を迎えた。グランザはこれまでのプレート・メイルからプレート・アーマーへと変更し、防御性能をより向上させている。
見送ってくれるネネカ、ジック、クック、コノネ、テルースタにリアーナは頭を下げる。
「ううん、こちらこそ! あなたたちのお陰で客足も戻ってきたし、感謝してもしきれないくらいだよ!」
「そう言ってもらえると嬉しいです」
「また来ることがあったら、ぜひうちを利用してよね! 特別料金にしちゃうからさ!」
「フフフ……、その時はよろしくお願いします」
リアーナとネネカが笑顔で握手を交わす。
「これからレビオルムのエンダイク城へ行って国王様に謁見するんだっけ?」
「うん。ベイズさんから預かった手紙を国王陛下にお渡ししなきゃだから」
「国王様との謁見かぁ……なんか緊張しそうだね…。あたしにゃ無理だわ」
ネネカが想像して首を振る。
「……実は、わたしも緊張してるの。でも、どうしてもお会いしなきゃダメだから」
「そっか。リアーナたちも大変だね」
ネネカが同情する。
「あ~あ……うちもウラボス様を狙ってたのになぁ……。でも、リアーナさんになら負けても納得がいくわ……」
コノネがガックリと肩を落とす。
「まったく、この娘は……」
ネネカが呆れたように言う。
「そやけど、ウラボスとリアーナが恋人同士になってほんまによかったわぁ。これで、オイラも安心して残れるっちゅうもんや!」
テルースタがホッとしたように言う。
「そうそう! オイラたち頑張ったもんな!」
「はい! 自分たちも応援した甲斐があったであります!」
ジックとクックも得意気に胸を張る。
「べつに、あんたたちがどうこうしなくてもウラボスさんたちなら大丈夫だったわよ。どうしてこんなにませちゃったんだか……」
「アハハハ……。みんな、そんなお年頃なんですよ」
リアーナがフォローする。
「まっ、そうなのかもね。それじゃ、あんまり引き止めても申し訳ないね。これからも気をつけてね」
「うん!」
こうして、暁の渡り鳥は首都レビオルムに向けて出発した。
~7章 ウラボス&リアーナ、カップリング作戦 完~
ニギヤカ亭の玄関先。装備の修復を終えた暁の渡り鳥は旅立ちの日を迎えた。グランザはこれまでのプレート・メイルからプレート・アーマーへと変更し、防御性能をより向上させている。
見送ってくれるネネカ、ジック、クック、コノネ、テルースタにリアーナは頭を下げる。
「ううん、こちらこそ! あなたたちのお陰で客足も戻ってきたし、感謝してもしきれないくらいだよ!」
「そう言ってもらえると嬉しいです」
「また来ることがあったら、ぜひうちを利用してよね! 特別料金にしちゃうからさ!」
「フフフ……、その時はよろしくお願いします」
リアーナとネネカが笑顔で握手を交わす。
「これからレビオルムのエンダイク城へ行って国王様に謁見するんだっけ?」
「うん。ベイズさんから預かった手紙を国王陛下にお渡ししなきゃだから」
「国王様との謁見かぁ……なんか緊張しそうだね…。あたしにゃ無理だわ」
ネネカが想像して首を振る。
「……実は、わたしも緊張してるの。でも、どうしてもお会いしなきゃダメだから」
「そっか。リアーナたちも大変だね」
ネネカが同情する。
「あ~あ……うちもウラボス様を狙ってたのになぁ……。でも、リアーナさんになら負けても納得がいくわ……」
コノネがガックリと肩を落とす。
「まったく、この娘は……」
ネネカが呆れたように言う。
「そやけど、ウラボスとリアーナが恋人同士になってほんまによかったわぁ。これで、オイラも安心して残れるっちゅうもんや!」
テルースタがホッとしたように言う。
「そうそう! オイラたち頑張ったもんな!」
「はい! 自分たちも応援した甲斐があったであります!」
ジックとクックも得意気に胸を張る。
「べつに、あんたたちがどうこうしなくてもウラボスさんたちなら大丈夫だったわよ。どうしてこんなにませちゃったんだか……」
「アハハハ……。みんな、そんなお年頃なんですよ」
リアーナがフォローする。
「まっ、そうなのかもね。それじゃ、あんまり引き止めても申し訳ないね。これからも気をつけてね」
「うん!」
こうして、暁の渡り鳥は首都レビオルムに向けて出発した。
~7章 ウラボス&リアーナ、カップリング作戦 完~
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