禁忌を侵した俺が送る異世界奴隷王ハーレムライフ

やーま

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3.真実

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 この世界の化物は言葉まで喋ることが出来るのか!?
 それに苦しいのか様子がおかしい… 泣いているのか?

 『グァァァッ!!』

 『ダンッ!!ダンッ!!ダンッ!!』

 考える暇も無く、怪物は襲っていた騎士から離れ、強靭な後ろ足で地を蹴り、気づいた時には此方に飛んで来ていて、目の前には鋭利な牙の先が眼前を覆った。

 「うわっ!!」

 『ガシュッ』

 咄嗟に頭を右側に傾け、避けたが右肩には牙が食い込んでいた。

 「あぁぁぁぁぁ!!!イッデェェ!!」
  怪物は食い千切ろうと左右に振る。

 「グッ…イッテェなっ!!」

 ---奴隷の灯火使用---
 ---奴隷の灯火使用---
 ---奴隷の灯火使用---
 ---奴隷の灯火使用---
 ---奴隷の灯火使用---
 ---奴隷の灯火使用---
 ---奴隷の灯火使用---
 ---奴隷の灯火使用---
 ---奴隷の灯火使用---
 ---奴隷の灯火使用---
 ---奴隷の灯火使用---
 ---奴隷の灯火使用---
 ---奴隷の灯火使用---
 ---奴隷の灯火使用---
 ---奴隷の灯火使用---
 ---奴隷の灯火使用---
 ---奴隷の灯火使用---
 ---奴隷の灯火使用---
 ---奴隷の灯火使用---
 ---奴隷の灯火使用---

 ピーーー

 騎士20人分の奴隷の灯火を使用したのにまだアラートが鳴り止まない!?

 「クソッ」

 「火血!」
 リョウガの流血肩の食い込んだ場所の流血が炎を上げ、怪物の顔面に燃え移る。

 『ギャオッ』
 化物は肩から口を離し、踠く。

 リョウガの肩も炎に包まれる。しかし熱さは感じない。
 先程噛まれた、激痛の走った肩の痛みが寧ろ和らいでいく。
 火血は自分自身は燃えること無く、痛みも和らいでくれるのか。助かった…

 化物は燃える血を手で拭い払い消すと、右足を軸に身体を半回転させた。
 回転の反動でしなる尾がリョウガの右脇に直撃。

 「ガハッ…」
 リョウガは勢い良く飛ばされる。
 身体は壁を突き破り、隣の部屋の床に転がる。

 ミシッ…
 激痛が脇腹に走る。

 クソ…今ので肋骨が砕けた…
 まずい…身体が動かせねぇ…
 今まで、指なら折った事あるけど…こんなに肋骨折れたら痛ぇのかよ…

 右腕を動かそうとした時、手の下に毛の様な感触がする。
 髪を触っている様な感触。

 しっかりと顔を上げ確認する。
 その感触の正体は人毛。
 悲惨な姿に成り代わり、横たわっている子供達が居た。

 「あぁ…あ…お前ら…」

 分かっていたが、残酷な光景だった。
 胸が裂けるほどの悲愴感が激痛さえも忘れさせた。
 身体を起こし、1人1人確認する。

 カイム以外の子供達だ。
 顔は青白くなり、ほんの少しまだ体温が残っているが、脈は無かった。
 身体のあちこちには斬り傷が付いている。

 この斬り傷… 化物が付けた傷じゃない、騎士の剣で付けられたものだ。
 やはり、騎士にこの子達は殺されたんだ。しかしカイムの姿が何処にも見当たらない。

 逃れたのか?

 『グルルル…ユ…ル…サナイ…コロ…シ…テ…ヤル…』

 まただ… また言葉を喋っている。

 ハッ……

 王都での王の話が脳裏に浮かぶ。

  --『亜人は血は薄れいるが魔族の血が流れて  いる。理性を失うと、悪魔の血は体内の魔素を暴走させ、肉体を乗っ取り支配する。』--

 まさか…

 「カイムなのか?」
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