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最強龍誕生

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「失礼いたッキャー?!なっ何ですかこの有様は?!扉は一体何処に?!ご主人様ご無事ですか?!ステラ様?!」

「あー大丈夫だ心配しなくても良い。茶はそこのテーブルにでも置いておいてくれ。私はこれからステラに聞きたいことがあるからね。スティング、君は宰相を仮眠室に運んでくれ」

「ハッ!!了解です」

「それでは紅茶はこちらに置いておきますので…ステラ様、ご無事でよかったです」

ゴメンナサイマサカコンナオオゴトにナルナンテ。…反省はしてます。次からはもっと考えてから行動するのですよ…多分。

「ハァー…全く私は君に人化の仕方を教えるから執務室まで来るよう言ったのであって、扉を壊しに来いとは一言言ってないだろう??……まぁ息抜きが出来て私は良いのだが。それで?今の扉の破壊は一体どうやったんだい??普通の衝撃だとああはならないからね」

良いんかい!!うぅ、ツッコミたいけど反省中だから我慢なのですよ…!!
ふむ、でもどうやってですか…

≪体の中を巡ってる魔力を拳に纏わせるイメージでちょっと・・・強目にノックしたらああなったです??ゴメンナサイこんな事なるなんて思わなかったのですよぉ…≫

「あっあのぉラグナ皇帝??ステラ様??お二人で見つめ合っていかがなされたのですか??」

「ん…??あぁ、そうだな。私だけが聞くよりステラに人化を覚えさせて目の前の説明をさせた方が早いか。ステラ取り敢えず今は人化を覚えようか。頭の中で人の形をイメージをしてご覧、そして魔力を臍に集めてそこから中心に体全体に魔力を循環させるんだ」

わかったのです。イメージイメージイメージ……あ。なんとなくコツがわかったのですよ!あとは魔力を循環させてっと。

「スッステラ様ぁ?!服っ、服を誰かぁ!!?!」

「宰相殿を仮眠室へお運びいたしましたが片付け…ステラ様?!なんちゅう格好なされてんだあなたはぁ?!」

「おや…そういえばすっかり失念していたよ。だがまさか一発で成功してしまうとは…龍神種とはこうも規格外な物なのか??」

なんだか周りが動揺してるです??
それよりステラは人化をちゃんとできてるのですかねぇ??あ、窓硝子に映ってるですね!うん、髪の色は体の色の影響なんでしょうね綺麗な銀色なのですよ!
おぉ!目もクリクリで肌も色白、鼻も高くて唇もぷるっぷるで見事に親の良いとこ取りですね!!
ただ、うん。そりゃそうなるのですよ。
今までステラはすっぽんぽんで過ごしていた訳だからこれはこれは……………見事には・だ・か!!なのですよ。
えぇーと取り敢えず周りの視線が気になるので愛想笑いでもしとくとしましょうか。




「えへっ☆いや~ん!」





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