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中学
クラスメートに中途半端な告白
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中学2年の夏のコンクールが終わって、3年生の先輩たちが引退した。そして役職がつくようになるが、私は副部長、そしてクラリネットパートのパートリーダーになれた。嬉しかった。
クラスでは地味だけど吹奏楽部の中では中心的な存在になれる。そしてラッキーなことに吹奏楽部は人数も多いのでクラスの女子の何人かは吹奏楽部。クラスにそんな落ち着く存在の部員がいるのは安心する。クラスでは決して目立たないけど、独りぼっちになることはならずに済む。
****
恋愛はどうか。
副部長やパートリーダーにはなれたものの、そんなものは関係なく吹奏楽部内の男子からモテることはない。(後輩女子からはモテた!卒業のときに第2ボタン(笑)や名札をせがまれたのは、私の中の貴重な思い出)
中学3年生になる頃には、貴重な男子部員たちは、よほど問題のある者を除いて部内の女子とつきあっていて。入り込む余地も根性も私にはない。
****
中学3年生のときに好きになった男子は、吹奏楽部内ではなく、同じクラスのちょっと落ち着いた感じの子。男子バレー部だったので男バレ君とする。
なぜ好きになったのかは覚えていないが、席が近くなったことがあったと思う。そこでちょっとした親切でもしてもらったんだろう。
そして得意の脳内恋愛ストーリーがどんどん展開され……
↓
結論:男バレ君はきっと私のことが好き
とでもなったんだろう。
あーーーーバカバカバカバカ。くそだな。
顔がいいとかで好きになったことはないが、妄想力を働かせるキッカケをくれた男子のことが好きになる傾向。社会人になった今はともかく、思春期に異性としゃべる機会は少ないので、キッカケが貴重だったんだ。
****
パーカス先輩のときは告白もせず収束だったが、中3になり成長をとげた私は男バレ君に告白をした。ここは褒めたい。
告白の方法は、電話。自宅の電話。ケータイなんて一般的ではなかったし。
卒業も見えてきた冬の2月。連絡網(懐かしい)で知りえた男バレ君の自宅に電話した。
心臓が高鳴って、かけるのに何回もやめようかどうしようか迷った。でも淡い期待(根拠はない)を持っていたので勇気を振り絞って電話をかけた。
まずは家族の人がでて、クラスメートと伝えて本人に代わってもらった。
「急に電話してごめん。実は男バレ君のことが好きです。伝えたかっただけだから。あのさ、一応聞きたいんだけど、私のことこれまでどう思ってた?」
「と、とくには」
「そっか。急にごめん。ありがとう。また明日からクラスでは普通に接してね。バイバイ」
****
告白の結論としては、お付き合いすることもなく収束。
なんで、はっきりと「付き合ってくれませんか?」と言わなかったのか。告白したことは褒めたいが、やるならちゃんとしろよバカ野郎。
今思えば。
そもそも妄想によって「男バレ君は私のことが好き」という前提があった。だから電話での告白は「私"も"好きだよ」が暗に伝えたかったこと。
付き合ってほしいという要望ではなく、意思確認だけであとは自然と付き合うことになる、とでも考えていたのか。
こうして中学を卒業し、高校へ進む。高校で、タイトルにある「指揮者」に出会うことになる。
つづく~
クラスでは地味だけど吹奏楽部の中では中心的な存在になれる。そしてラッキーなことに吹奏楽部は人数も多いのでクラスの女子の何人かは吹奏楽部。クラスにそんな落ち着く存在の部員がいるのは安心する。クラスでは決して目立たないけど、独りぼっちになることはならずに済む。
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恋愛はどうか。
副部長やパートリーダーにはなれたものの、そんなものは関係なく吹奏楽部内の男子からモテることはない。(後輩女子からはモテた!卒業のときに第2ボタン(笑)や名札をせがまれたのは、私の中の貴重な思い出)
中学3年生になる頃には、貴重な男子部員たちは、よほど問題のある者を除いて部内の女子とつきあっていて。入り込む余地も根性も私にはない。
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中学3年生のときに好きになった男子は、吹奏楽部内ではなく、同じクラスのちょっと落ち着いた感じの子。男子バレー部だったので男バレ君とする。
なぜ好きになったのかは覚えていないが、席が近くなったことがあったと思う。そこでちょっとした親切でもしてもらったんだろう。
そして得意の脳内恋愛ストーリーがどんどん展開され……
↓
結論:男バレ君はきっと私のことが好き
とでもなったんだろう。
あーーーーバカバカバカバカ。くそだな。
顔がいいとかで好きになったことはないが、妄想力を働かせるキッカケをくれた男子のことが好きになる傾向。社会人になった今はともかく、思春期に異性としゃべる機会は少ないので、キッカケが貴重だったんだ。
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パーカス先輩のときは告白もせず収束だったが、中3になり成長をとげた私は男バレ君に告白をした。ここは褒めたい。
告白の方法は、電話。自宅の電話。ケータイなんて一般的ではなかったし。
卒業も見えてきた冬の2月。連絡網(懐かしい)で知りえた男バレ君の自宅に電話した。
心臓が高鳴って、かけるのに何回もやめようかどうしようか迷った。でも淡い期待(根拠はない)を持っていたので勇気を振り絞って電話をかけた。
まずは家族の人がでて、クラスメートと伝えて本人に代わってもらった。
「急に電話してごめん。実は男バレ君のことが好きです。伝えたかっただけだから。あのさ、一応聞きたいんだけど、私のことこれまでどう思ってた?」
「と、とくには」
「そっか。急にごめん。ありがとう。また明日からクラスでは普通に接してね。バイバイ」
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告白の結論としては、お付き合いすることもなく収束。
なんで、はっきりと「付き合ってくれませんか?」と言わなかったのか。告白したことは褒めたいが、やるならちゃんとしろよバカ野郎。
今思えば。
そもそも妄想によって「男バレ君は私のことが好き」という前提があった。だから電話での告白は「私"も"好きだよ」が暗に伝えたかったこと。
付き合ってほしいという要望ではなく、意思確認だけであとは自然と付き合うことになる、とでも考えていたのか。
こうして中学を卒業し、高校へ進む。高校で、タイトルにある「指揮者」に出会うことになる。
つづく~
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