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-閑話-
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入学式、キラキラと輝く女の子を見た。彼女はイェルニーナ・アメリア。聖女の末裔らしくとても綺麗な魔力をしている女の子だった。いつも笑っていて優しい彼女へ特別な気持ちが芽生えるのは当たり前だった。
そんな優しい彼女にいつもいつもキツく当たる女がいた。1つ年上のエメルネス・ユナイデルだ。進学し突然成績が落ちその鬱憤をニーナで晴らしているクソみたいな女。
そんな女が今日もニーナを傷つけやがった。こけたニーナを突き飛ばし怪我させようとして失敗し逃げ出したクソ女。
俺は今日こそあの女に一言物申すため逃げた女を追った。空き教室に入り込んだ女は床に蹲っていた。教室に入った途端甘い香りがする。その匂いを嗅ぐと下半身が疼いたが気にしないようにした。
「お前さぁ、毎回毎回ニーナに何してんの?」
声をかけると振り向く女。目は潤み頬は上気し色気を醸し出していた。この女はいろんな男を引っ掛け遊び呆けているらしく空き教室に呼び込みことを運ぶ算段なんだろう。
──俺には通じねぇよ。バーカ。
心の中でほくそ笑みながら女を見下す。息が荒く左腕を押さえているが何かあったのか。まぁなんでもいいけど。とりあえずこの女にどうにかしてニーナへの嫌がらせを反省させもう二度としないと誓わせたい。
「落ちこぼれとかどうでもいいけどさ、お前の落ち度だろ?ニーナに当たっても意味ないこと気がつけよ」
謝れ、そう続けようとしたが言葉が出なくなる。俺を見る女の目がまるで蛇のように細くなったのだ。
「私に、欲情、しなさ、い」
そんな言葉を女が発した瞬間身体が異常に熱くなり下半身への違和感が走る。
──勃ってる⋯⋯?なんで?急に?
混乱した。何もしてないし変なことも考えてないのに勃ちあがる俺のモノ。さらにはユナイデルが魔法を発動し手に水の縄が巻きつき顔の横に縛り付けられる。
ユナイデルの手が頬に触れた。ひんやりとした手が熱くなった頬に気持ちがいい。しかし女に触れられることなんて初めてだったから恥ずかしさが勝つ。
そのまま細い手が下がっていき俺の胸に触れた。敏感なところを撫で引っ掻き摘む。こんなところ自分で触れたこともないのに気持ちがいい。声が止まらず溢れ出る。ありえない状況に混乱しつつ視覚的にも感覚的にも羞恥心が募る。
「やっやめっ」
ユナイデルの手が俺のモノへ這う。痛いほどに勃ちあがるモノに白く細い手で撫であげていく。そのまま首元へ唇が当たりちゅ、と音を立てる。耳元に近くリップ音が直接脳へ響いた。
少ししか変わらない目線に少しだけムカつく。赤黒くいつもは睨みつけるユナイデルの目がとろりと欲を孕んでいる。俺に欲情している事実で興奮が増していく。
死ぬほどムカついて嫌いな女のはずなのに、可愛く見え愛おしく思えてくる。
──あ、りえねぇ。
頭では現実を信じられないでいるのに身体は正直でユナイデルの赤く色付くふっくらとした唇に自然と吸い寄せられる。
人生初めてのキスは甘かった。まるで悪い薬のように病みつきになるその味に夢中でキスを繰り返す。
唇が離れていくのに寂しさを感じた。もう一度、そんな感情が生まれる。
ユナイデルはゆっくりとしゃがみ俺の間に膝立ちになる。そのままズボンを下ろしまろびでたモノを咥えた。
「な、んだっこれっ、くっ」
今まで感じたことのない気持ち良い感覚に腰が揺れる。淫らに響く水音が耳を犯す。視覚的にもかなり刺激が強く上目遣いのユナイデルに腰が重くなる。
我慢などできるわけなくそのままユナイデルの口腔内に射精してしまった。吐き出せ、そう伝えようとする前に俺の精子を飲み込んだユナイデル。恍惚とした表情を浮かべるその姿にさらに興奮し再び硬度が増す。
そしてもう一度射精してしまえばどっと疲労が襲った。腰が抜け床に座り込む。今まで女にこんなことをしてもらった経験がなく初めての快感に疲れが出たのだろう。そのまま瞼が落ちていく。ユナイデルが俺の頭を優しく撫でる感覚を最後に俺は意識を飛ばした。
────────
「⋯⋯ぃ。おい!」
「ぅわっ」
肩をゆすられ目を覚ますと目の前には3年生の首席、ミュエルシ先輩が立っていた。俺は床に寝転んでおり身体を起こすとズキッと頭が痛んだ。
「何があった」
「えと、俺は⋯⋯たしか、クソ女を追っかけて謝らせようとして⋯⋯どうしたっけ?」
記憶がごっそりとなかった。あの女が床に蹲っていて、男をいつものように誘おうとしていて、俺はそんな誘惑が効くはずなくて⋯⋯。
「⋯⋯大丈夫か」
「あ、あぁ。大丈夫っす⋯⋯」
立ち上がり教室へ向かった。途中ニーナに会い心配されたけどしっかり返答する気になれず有耶無耶にしてその場を後にした。
記憶というのにはありえないあの女との行為を思い出した。あれは夢なのか。あの女へあんな欲を持ったことなどない。なんであんな夢を見たのか。
細い手を、柔らかい唇を、口腔内の温かさを思い出してしまう。夢にしてはリアルすぎる感触に下半身が疼く。今まで経験なんてないのにリアルに思い出してしまう感触に違和感を抱きつつ、あの女が変な魔道具でも使ったんだろうと考え頭を振り必死に忘れようとした。
まぁ、もちろん忘れられるはずもなかったが。
そんな優しい彼女にいつもいつもキツく当たる女がいた。1つ年上のエメルネス・ユナイデルだ。進学し突然成績が落ちその鬱憤をニーナで晴らしているクソみたいな女。
そんな女が今日もニーナを傷つけやがった。こけたニーナを突き飛ばし怪我させようとして失敗し逃げ出したクソ女。
俺は今日こそあの女に一言物申すため逃げた女を追った。空き教室に入り込んだ女は床に蹲っていた。教室に入った途端甘い香りがする。その匂いを嗅ぐと下半身が疼いたが気にしないようにした。
「お前さぁ、毎回毎回ニーナに何してんの?」
声をかけると振り向く女。目は潤み頬は上気し色気を醸し出していた。この女はいろんな男を引っ掛け遊び呆けているらしく空き教室に呼び込みことを運ぶ算段なんだろう。
──俺には通じねぇよ。バーカ。
心の中でほくそ笑みながら女を見下す。息が荒く左腕を押さえているが何かあったのか。まぁなんでもいいけど。とりあえずこの女にどうにかしてニーナへの嫌がらせを反省させもう二度としないと誓わせたい。
「落ちこぼれとかどうでもいいけどさ、お前の落ち度だろ?ニーナに当たっても意味ないこと気がつけよ」
謝れ、そう続けようとしたが言葉が出なくなる。俺を見る女の目がまるで蛇のように細くなったのだ。
「私に、欲情、しなさ、い」
そんな言葉を女が発した瞬間身体が異常に熱くなり下半身への違和感が走る。
──勃ってる⋯⋯?なんで?急に?
混乱した。何もしてないし変なことも考えてないのに勃ちあがる俺のモノ。さらにはユナイデルが魔法を発動し手に水の縄が巻きつき顔の横に縛り付けられる。
ユナイデルの手が頬に触れた。ひんやりとした手が熱くなった頬に気持ちがいい。しかし女に触れられることなんて初めてだったから恥ずかしさが勝つ。
そのまま細い手が下がっていき俺の胸に触れた。敏感なところを撫で引っ掻き摘む。こんなところ自分で触れたこともないのに気持ちがいい。声が止まらず溢れ出る。ありえない状況に混乱しつつ視覚的にも感覚的にも羞恥心が募る。
「やっやめっ」
ユナイデルの手が俺のモノへ這う。痛いほどに勃ちあがるモノに白く細い手で撫であげていく。そのまま首元へ唇が当たりちゅ、と音を立てる。耳元に近くリップ音が直接脳へ響いた。
少ししか変わらない目線に少しだけムカつく。赤黒くいつもは睨みつけるユナイデルの目がとろりと欲を孕んでいる。俺に欲情している事実で興奮が増していく。
死ぬほどムカついて嫌いな女のはずなのに、可愛く見え愛おしく思えてくる。
──あ、りえねぇ。
頭では現実を信じられないでいるのに身体は正直でユナイデルの赤く色付くふっくらとした唇に自然と吸い寄せられる。
人生初めてのキスは甘かった。まるで悪い薬のように病みつきになるその味に夢中でキスを繰り返す。
唇が離れていくのに寂しさを感じた。もう一度、そんな感情が生まれる。
ユナイデルはゆっくりとしゃがみ俺の間に膝立ちになる。そのままズボンを下ろしまろびでたモノを咥えた。
「な、んだっこれっ、くっ」
今まで感じたことのない気持ち良い感覚に腰が揺れる。淫らに響く水音が耳を犯す。視覚的にもかなり刺激が強く上目遣いのユナイデルに腰が重くなる。
我慢などできるわけなくそのままユナイデルの口腔内に射精してしまった。吐き出せ、そう伝えようとする前に俺の精子を飲み込んだユナイデル。恍惚とした表情を浮かべるその姿にさらに興奮し再び硬度が増す。
そしてもう一度射精してしまえばどっと疲労が襲った。腰が抜け床に座り込む。今まで女にこんなことをしてもらった経験がなく初めての快感に疲れが出たのだろう。そのまま瞼が落ちていく。ユナイデルが俺の頭を優しく撫でる感覚を最後に俺は意識を飛ばした。
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「⋯⋯ぃ。おい!」
「ぅわっ」
肩をゆすられ目を覚ますと目の前には3年生の首席、ミュエルシ先輩が立っていた。俺は床に寝転んでおり身体を起こすとズキッと頭が痛んだ。
「何があった」
「えと、俺は⋯⋯たしか、クソ女を追っかけて謝らせようとして⋯⋯どうしたっけ?」
記憶がごっそりとなかった。あの女が床に蹲っていて、男をいつものように誘おうとしていて、俺はそんな誘惑が効くはずなくて⋯⋯。
「⋯⋯大丈夫か」
「あ、あぁ。大丈夫っす⋯⋯」
立ち上がり教室へ向かった。途中ニーナに会い心配されたけどしっかり返答する気になれず有耶無耶にしてその場を後にした。
記憶というのにはありえないあの女との行為を思い出した。あれは夢なのか。あの女へあんな欲を持ったことなどない。なんであんな夢を見たのか。
細い手を、柔らかい唇を、口腔内の温かさを思い出してしまう。夢にしてはリアルすぎる感触に下半身が疼く。今まで経験なんてないのにリアルに思い出してしまう感触に違和感を抱きつつ、あの女が変な魔道具でも使ったんだろうと考え頭を振り必死に忘れようとした。
まぁ、もちろん忘れられるはずもなかったが。
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