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夜中。一日中キスの感覚を思い出してしまい魔力はあるのに疼きが止まなかった。入浴後いつも通りこっそり部屋を出て近くの家を訪れた。
一人暮らし、30代くらいの騎士の男が寝ていた。いつものようにフェロモンを出し欲情させる。少年にしたあの行為を思い出し胸の尖りを触る。爪で弾き摘む。ほんの好奇心で服の胸元を開け舌を這わしてみる。
「ぅあっんんっ」
寝ながらも感じている男は閉じた口の隙間から声を出す。そのままぺろぺろと舐めればより声が大きくなり腰が揺れる。上に跨っているため腰の揺れに合わせ硬い逸物が秘所に当たり刺激となる。
「あっんっ」
私も声が出てしまう。ぐりぐりと当たる硬さが私の気持ちいいところを強く刺激する。
その時だ。寝ていたはずの男は目を覚まし私を視認したのだ。
「えっ?どゆこと?っつ」
その状況に混乱している男。しかし気持ちいいのだろう腰の動きは止まない。なんなら動きが大きく突き上げるようになった。
「あぁっま、って」
強い刺激に腕の力が抜ける。そのまま男の胸元へ倒れてしまう。男はだんだん状況を理解し始め手首を掴まれた。一瞬にして上下が入れ替わり天井をバックにした男の姿が目の前に広がる。
「はぁっはぁっ。君、誰?これは据え膳ってことでいいよね?」
両手を頭上で纏められ耳元に男の顔が近付く。温かい舌が耳を這う。ぴちゃぴちゃと耳に直接響く水音が脳を犯す。
「んっぁっ」
「可愛いね、君。俺と会ったことあったっけ?」
ありえない状況をすんなり受け入れ適応していくのはさすが騎士といったところだろう。怪しむのが先じゃないのだろうか。耳を舐り頬へキスを落とし見つめ合う。
──そう。この瞳。この欲を孕む瞳がいい。
私を今だけ愛しているような、求めているようなこの瞳に見つめられるだけで心が締め付けられるような感覚になり、満足感に浸ることができた。
ゆっくりと唇が合わさり軽いリップ音が鳴る。啄むようなキスが続き力が抜けると私の息を飲み込むかのように深い口付けへと変わった。
──こんなの、知らないっ。
にゅるり、と舌が入り込み歯列をなぞる。また力が入る身体を咎めるように男の手が胸に触れた。やわやわと優しく揉むその動きにじわじわと快感が広がる。
ゆっくりとブラジャーを上にずらされ驚きで声が出てしまう。その隙を狙うように口腔内へと舌が侵入してきた。暴れ回る舌の動きが私の思考を溶かしていく。
私の逃げる舌を捕まえ絡め吸い付く。あまりの気持ちよさに逃げていたはずの舌は男と同じ動きをするようになっていた。まだ拙いが男の舌と絡み合いぴちゃぴちゃと水音が響けば耳と口腔内同時に刺激されさらに気持ちよさが増した。
口付けに気を取られていると興奮で硬くなった胸の尖りを弾かれた。
「んあっっ」
大きな声が出てしまい体が跳ねる。そのまま爪で引っ掛れ擦られ引っ張られてしまえば気持ちよさで声が大きくなっていった。いつのまにか手の拘束は外され反対のは大きく揉むような動きをしていた。
角度を変え口付けを繰り返しながら胸元では尖りを弄られ快感が襲う。
「んっふぅっんんっ」
押しつぶされてしまえば大きな快感が背中を駆け抜け男の服を弱く掴んだ。ゆっくり口が離れれば2人を唾液が線となり繋いでいる。
「最初は下手くそだったけど一瞬にして上達したね?ほんと、君だぁれ?俺に名前教えてよ。」
「はぁっはぁっ」
「昔遊んだ子かな?」
頬を優しく撫でられそのまま頭を撫でられる。優しい手つきに思わず擦り寄れば嬉しそうに男は微笑み名前を聞いてきた。もちろん答えられるはずもなく男の首に手を回し耳元へ口を寄せた。
「眠れ」
催眠をかければ私の上へと倒れ込み寝息を立て始めた。筋肉質な身体は重くどかすのにだいぶ体力を消費した。うつ伏せで倒れた男をひっくり返し口淫するほどの気力は残っておらず今夜のことを夢と思う、と言う内容の催眠をかけ部屋を出た。
口付けと胸への刺激を思い出しながら部屋に戻る。ほんの少しの好奇心から秘所へと手を伸ばせばぐっしょりと濡れパンツを汚していた。男の逸物へ擦り付けていた場所を探り秘所前方あたりのぷっくりと膨らむ部分を見つけた。
そこは少し触れただけで体に電流が走るような感覚となり少し押し込めば腰が痺れた。
あまりに強い刺激のため優しく撫でるように触れればあの気持ちよさが戻ってきた。理性を捨て夢中で擦っていると大きな快感が襲った。すぐに体が弛緩しベッドへ沈む。
あくまで学びのためと以前読んだ官能小説にあった自慰行為とはこのことか、そう冷静に考えた。
荒くなった息を整えお風呂を入り直しベッドに入った。
──なんか、お腹が空いてる?なんだろう、この感覚。
下腹部の空虚感に違和感を持ちつつもゆっくり目を閉じた。特別な意味などないしさっきの行為への興味があるわけでもないが念のため、と以前読んだ小説を明日本屋で探してみようと決心した。
明日は休日。ゆっくり休んでまた魔力摂取に行かないと。今日は何もできなかったし。
──そういえば、口付けでも少量の魔力摂取ができるのね。
気がつくと私は眠っていたのだった。
一人暮らし、30代くらいの騎士の男が寝ていた。いつものようにフェロモンを出し欲情させる。少年にしたあの行為を思い出し胸の尖りを触る。爪で弾き摘む。ほんの好奇心で服の胸元を開け舌を這わしてみる。
「ぅあっんんっ」
寝ながらも感じている男は閉じた口の隙間から声を出す。そのままぺろぺろと舐めればより声が大きくなり腰が揺れる。上に跨っているため腰の揺れに合わせ硬い逸物が秘所に当たり刺激となる。
「あっんっ」
私も声が出てしまう。ぐりぐりと当たる硬さが私の気持ちいいところを強く刺激する。
その時だ。寝ていたはずの男は目を覚まし私を視認したのだ。
「えっ?どゆこと?っつ」
その状況に混乱している男。しかし気持ちいいのだろう腰の動きは止まない。なんなら動きが大きく突き上げるようになった。
「あぁっま、って」
強い刺激に腕の力が抜ける。そのまま男の胸元へ倒れてしまう。男はだんだん状況を理解し始め手首を掴まれた。一瞬にして上下が入れ替わり天井をバックにした男の姿が目の前に広がる。
「はぁっはぁっ。君、誰?これは据え膳ってことでいいよね?」
両手を頭上で纏められ耳元に男の顔が近付く。温かい舌が耳を這う。ぴちゃぴちゃと耳に直接響く水音が脳を犯す。
「んっぁっ」
「可愛いね、君。俺と会ったことあったっけ?」
ありえない状況をすんなり受け入れ適応していくのはさすが騎士といったところだろう。怪しむのが先じゃないのだろうか。耳を舐り頬へキスを落とし見つめ合う。
──そう。この瞳。この欲を孕む瞳がいい。
私を今だけ愛しているような、求めているようなこの瞳に見つめられるだけで心が締め付けられるような感覚になり、満足感に浸ることができた。
ゆっくりと唇が合わさり軽いリップ音が鳴る。啄むようなキスが続き力が抜けると私の息を飲み込むかのように深い口付けへと変わった。
──こんなの、知らないっ。
にゅるり、と舌が入り込み歯列をなぞる。また力が入る身体を咎めるように男の手が胸に触れた。やわやわと優しく揉むその動きにじわじわと快感が広がる。
ゆっくりとブラジャーを上にずらされ驚きで声が出てしまう。その隙を狙うように口腔内へと舌が侵入してきた。暴れ回る舌の動きが私の思考を溶かしていく。
私の逃げる舌を捕まえ絡め吸い付く。あまりの気持ちよさに逃げていたはずの舌は男と同じ動きをするようになっていた。まだ拙いが男の舌と絡み合いぴちゃぴちゃと水音が響けば耳と口腔内同時に刺激されさらに気持ちよさが増した。
口付けに気を取られていると興奮で硬くなった胸の尖りを弾かれた。
「んあっっ」
大きな声が出てしまい体が跳ねる。そのまま爪で引っ掛れ擦られ引っ張られてしまえば気持ちよさで声が大きくなっていった。いつのまにか手の拘束は外され反対のは大きく揉むような動きをしていた。
角度を変え口付けを繰り返しながら胸元では尖りを弄られ快感が襲う。
「んっふぅっんんっ」
押しつぶされてしまえば大きな快感が背中を駆け抜け男の服を弱く掴んだ。ゆっくり口が離れれば2人を唾液が線となり繋いでいる。
「最初は下手くそだったけど一瞬にして上達したね?ほんと、君だぁれ?俺に名前教えてよ。」
「はぁっはぁっ」
「昔遊んだ子かな?」
頬を優しく撫でられそのまま頭を撫でられる。優しい手つきに思わず擦り寄れば嬉しそうに男は微笑み名前を聞いてきた。もちろん答えられるはずもなく男の首に手を回し耳元へ口を寄せた。
「眠れ」
催眠をかければ私の上へと倒れ込み寝息を立て始めた。筋肉質な身体は重くどかすのにだいぶ体力を消費した。うつ伏せで倒れた男をひっくり返し口淫するほどの気力は残っておらず今夜のことを夢と思う、と言う内容の催眠をかけ部屋を出た。
口付けと胸への刺激を思い出しながら部屋に戻る。ほんの少しの好奇心から秘所へと手を伸ばせばぐっしょりと濡れパンツを汚していた。男の逸物へ擦り付けていた場所を探り秘所前方あたりのぷっくりと膨らむ部分を見つけた。
そこは少し触れただけで体に電流が走るような感覚となり少し押し込めば腰が痺れた。
あまりに強い刺激のため優しく撫でるように触れればあの気持ちよさが戻ってきた。理性を捨て夢中で擦っていると大きな快感が襲った。すぐに体が弛緩しベッドへ沈む。
あくまで学びのためと以前読んだ官能小説にあった自慰行為とはこのことか、そう冷静に考えた。
荒くなった息を整えお風呂を入り直しベッドに入った。
──なんか、お腹が空いてる?なんだろう、この感覚。
下腹部の空虚感に違和感を持ちつつもゆっくり目を閉じた。特別な意味などないしさっきの行為への興味があるわけでもないが念のため、と以前読んだ小説を明日本屋で探してみようと決心した。
明日は休日。ゆっくり休んでまた魔力摂取に行かないと。今日は何もできなかったし。
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