54 / 69
46
しおりを挟む
夜中、皆が寝静まる時間帯。私はひたすら快楽を貪り男のモノを受け入れ喘いでいた。ぎこちなかった動きは段々とスムーズに私のイイ所を付き始める。私の反応を見ながら動きを変え着実と高みへ攻めるそんな動きへと変化していった。
経験のないウブな男をここまで官能的な男へ変化させたことに嬉しく思い男の背に腕を回し与えられる快楽を享受した。
混じった血には抗うことなどできず私は着実とセックス中毒になっていく。もっと、もっとと強請り男はそれに応える。この時間が続いて欲しい、私を求めて欲しい、私だけを。そんなないものねだりを考えるほどにのめり込んでいく。
私の名を愛おしげに呼ぶ男に心が揺さぶられる。まるで愛されているかのような行為に心が満たされる。しかし突然冷水を浴びるように思考がクリアになる。頭に響く声はあの女の声。
『愛されている?馬鹿じゃないの?これはあなたの魔法、フェロモンの力でしかない。ただの幻想。本当に愛されているのは私。あなたは愛されてなんかない。ただの性欲の捌け口、それだけよ』
ガンガンと痛む頭に響く声に胸までも痛む。分かっている。これが紛いものであることくらい私が1番。急激に冷静になった頭で目の前の男に催眠をかける。倒れ込む男は穏やかな寝息を立て眠りについた。まだ硬度の残るそれを簡単に扱き落ち着かせ洗浄の魔法をかけ自宅へと戻った。
自分のベッドへ潜り込み目を瞑る。3人の男が私を求め行為に及ぶ。しかし次の瞬間には汚物を見るような目で見下しあの女の元へ行き愛を囁いている。
ただ性液を求めた行為のはずなのに。そこに愛情などいらないはずなのに。痛む胸はなんなのだろうか。自らの身体を抱きしめ眠りについた。夢など見ないよう願って。
────────
感じたことのない違和感に目を覚ませば俺はあられも無い姿で寝転びその上にクソ女がいた。それ以上に驚いたのはおれのモノが女のナカに挿入る、所謂セ、セックスをしていた。
未経験なのにクソ女に初めてを奪われた絶望以上に気持ちいいが勝っている事実に頭が困惑した。
ひたすらに快感が続く行為に気がつけば女を押し倒し自ら腰を振る始末。冷静な俺が何をやっているんだと怒っているのに腰は止まらない。
女の高い声は嫌いなはずなのに嬌声がやけに心地いい。初めてはニーナと、なんて夢物語を思い浮かべ年頃に行為について調べていたのが嘘のように目の前の女に欲情していた。
もっともっとと強請る姿が愛おしくそれに応えたいそう感じていた。心と頭が切り離されているような感覚に陥る。やめたいのにやめたくない。気持ち悪いのに気持ちいい。
ニーナ以外の女なんてうるさくて気持ち悪くて嫌いなのに。目の前の女なんて特に。性格は悪いしニーナをいじめるし可愛げなんか何一つ感じたことなどなかったはずなのに。
俺はその女の名を呼び確かに愛おしく思ってしまった。
柔らかい肌も香るいい匂いも締め付けるナカも全てが新感覚でドラッグのようにのめり込んだ。
上手く動き方が分からないなりに女の反応を見てイイ所を探した。上壁に擦るように挿入し奥を少し押し付ける、ゆっくりめに抜く、強く腰を掴むとナカがきゅう収縮する。ひたすら女の反応を見て学んだ。
動き方が分かり始めたらひたすら女をヨガらせるるために腰を動かした。恍惚とした顔で俺を見つめる姿に嬉しくなりひたすらキスを交わす。
ナカに出す危険なんか重々承知の上で奥へ奥へと吐精する。塗り込むように腰を動かせば可愛く鳴くユナイデルに気持ちが昂った。
──もっと気持ち良くさせたい。
気がつくとそんな想いで行為をしていた。教えて欲しい何が好きかどんなことが気持ちいいのかもっと俺で気持ちよくなってほしい。深くキスをしてこの想いが伝わればいい、そんなことを思った。
経験のないウブな男をここまで官能的な男へ変化させたことに嬉しく思い男の背に腕を回し与えられる快楽を享受した。
混じった血には抗うことなどできず私は着実とセックス中毒になっていく。もっと、もっとと強請り男はそれに応える。この時間が続いて欲しい、私を求めて欲しい、私だけを。そんなないものねだりを考えるほどにのめり込んでいく。
私の名を愛おしげに呼ぶ男に心が揺さぶられる。まるで愛されているかのような行為に心が満たされる。しかし突然冷水を浴びるように思考がクリアになる。頭に響く声はあの女の声。
『愛されている?馬鹿じゃないの?これはあなたの魔法、フェロモンの力でしかない。ただの幻想。本当に愛されているのは私。あなたは愛されてなんかない。ただの性欲の捌け口、それだけよ』
ガンガンと痛む頭に響く声に胸までも痛む。分かっている。これが紛いものであることくらい私が1番。急激に冷静になった頭で目の前の男に催眠をかける。倒れ込む男は穏やかな寝息を立て眠りについた。まだ硬度の残るそれを簡単に扱き落ち着かせ洗浄の魔法をかけ自宅へと戻った。
自分のベッドへ潜り込み目を瞑る。3人の男が私を求め行為に及ぶ。しかし次の瞬間には汚物を見るような目で見下しあの女の元へ行き愛を囁いている。
ただ性液を求めた行為のはずなのに。そこに愛情などいらないはずなのに。痛む胸はなんなのだろうか。自らの身体を抱きしめ眠りについた。夢など見ないよう願って。
────────
感じたことのない違和感に目を覚ませば俺はあられも無い姿で寝転びその上にクソ女がいた。それ以上に驚いたのはおれのモノが女のナカに挿入る、所謂セ、セックスをしていた。
未経験なのにクソ女に初めてを奪われた絶望以上に気持ちいいが勝っている事実に頭が困惑した。
ひたすらに快感が続く行為に気がつけば女を押し倒し自ら腰を振る始末。冷静な俺が何をやっているんだと怒っているのに腰は止まらない。
女の高い声は嫌いなはずなのに嬌声がやけに心地いい。初めてはニーナと、なんて夢物語を思い浮かべ年頃に行為について調べていたのが嘘のように目の前の女に欲情していた。
もっともっとと強請る姿が愛おしくそれに応えたいそう感じていた。心と頭が切り離されているような感覚に陥る。やめたいのにやめたくない。気持ち悪いのに気持ちいい。
ニーナ以外の女なんてうるさくて気持ち悪くて嫌いなのに。目の前の女なんて特に。性格は悪いしニーナをいじめるし可愛げなんか何一つ感じたことなどなかったはずなのに。
俺はその女の名を呼び確かに愛おしく思ってしまった。
柔らかい肌も香るいい匂いも締め付けるナカも全てが新感覚でドラッグのようにのめり込んだ。
上手く動き方が分からないなりに女の反応を見てイイ所を探した。上壁に擦るように挿入し奥を少し押し付ける、ゆっくりめに抜く、強く腰を掴むとナカがきゅう収縮する。ひたすら女の反応を見て学んだ。
動き方が分かり始めたらひたすら女をヨガらせるるために腰を動かした。恍惚とした顔で俺を見つめる姿に嬉しくなりひたすらキスを交わす。
ナカに出す危険なんか重々承知の上で奥へ奥へと吐精する。塗り込むように腰を動かせば可愛く鳴くユナイデルに気持ちが昂った。
──もっと気持ち良くさせたい。
気がつくとそんな想いで行為をしていた。教えて欲しい何が好きかどんなことが気持ちいいのかもっと俺で気持ちよくなってほしい。深くキスをしてこの想いが伝わればいい、そんなことを思った。
20
あなたにおすすめの小説
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
黒瀬部長は部下を溺愛したい
桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。
人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど!
好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。
部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。
スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。
なんか、異世界行ったら愛重めの溺愛してくる奴らに囲われた
いに。
恋愛
"佐久良 麗"
これが私の名前。
名前の"麗"(れい)は綺麗に真っ直ぐ育ちますようになんて思いでつけられた、、、らしい。
両親は他界
好きなものも特にない
将来の夢なんてない
好きな人なんてもっといない
本当になにも持っていない。
0(れい)な人間。
これを見越してつけたの?なんてそんなことは言わないがそれ程になにもない人生。
そんな人生だったはずだ。
「ここ、、どこ?」
瞬きをしただけ、ただそれだけで世界が変わってしまった。
_______________....
「レイ、何をしている早くいくぞ」
「れーいちゃん!僕が抱っこしてあげよっか?」
「いや、れいちゃんは俺と手を繋ぐんだもんねー?」
「、、茶番か。あ、おいそこの段差気をつけろ」
えっと……?
なんか気づいたら周り囲まれてるんですけどなにが起こったんだろう?
※ただ主人公が愛でられる物語です
※シリアスたまにあり
※周りめちゃ愛重い溺愛ルート確です
※ど素人作品です、温かい目で見てください
どうぞよろしくお願いします。
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
花嫁召喚 〜異世界で始まる一妻多夫の婚活記〜
文月・F・アキオ
恋愛
婚活に行き詰まっていた桜井美琴(23)は、ある日突然異世界へ召喚される。そこは女性が複数の夫を迎える“一妻多夫制”の国。
花嫁として召喚された美琴は、生きるために結婚しなければならなかった。
堅実な兵士、まとめ上手な書記官、温和な医師、おしゃべりな商人、寡黙な狩人、心優しい吟遊詩人、几帳面な官僚――多彩な男性たちとの出会いが、美琴の未来を大きく動かしていく。
帰れない現実と新たな絆の狭間で、彼女が選ぶ道とは?
異世界婚活ファンタジー、開幕。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
黒の神官と夜のお世話役
苺野 あん
恋愛
辺境の神殿で雑用係として慎ましく暮らしていたアンジェリアは、王都からやって来る上級神官の夜のお世話役に任命されてしまう。それも黒の神官という異名を持ち、様々な悪い噂に包まれた恐ろしい相手だ。ところが実際に現れたのは、アンジェリアの想像とは違っていて……。※完結しました
転生先は男女比50:1の世界!?
4036(シクミロ)
恋愛
男女比50:1の世界に転生した少女。
「まさか、男女比がおかしな世界とは・・・」
デブで自己中心的な女性が多い世界で、ひとり異質な少女は・・
どうなる!?学園生活!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる