パジャマパーティー

里海金以

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一緒に過ごす日々

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 この日の夜は歓迎してくれた。この日は私服なのだ。香澄も笑っていたのだ。
 次の日、みんなは仕事へ行ってしまったのだ。私は何をしていいのか分からずにいた。するとそこへ客がやってきたのだ。その客は私を見て
「すみません。家間違えました」
と、言って帰っていたのだ。私は昼も食べずに一人でいたのだ。先に帰ってきたのが香澄だ香澄はなにかを察してか。
「あなた料理とか出来ないまま人間界にきたの。
   私も人間界じゃないけど人間界にくらせるよ
   うに、色々してそれできたのよ。あなたのほうが
   いい世界にいるんでしょう。普通あなたは出来な
   いとだめなのよ」
と、言ってきた。私は流していた。
「ごめんなさい」
と、言うと香澄は
「3日後3人であなたを鍛えるわ」
と、言ってきたのだ。香澄は台所に立ち作り始めた。そのかん沈黙が続く。作り終えると
「食べていいわよ」
と、言って私のところへ差し出す。私が遠慮していると
「いいのよ」
と、言ってきたのだ。私はちいさな声で
「いただきます」
と、言って食べたのだ。すると香澄は
「あんた人間界のことどのくらい勉強してるわけ」
と、言ってきた。
「うーんと・・・」
と、話すと香澄は
「私より全然じゃん」
と、言ってきた。
「ちなみに香澄さんはどのぐらい」
「私、私は・・・」
と、言ってきた。確かに私よりも勉強しているのだ。私と香澄はお互いがライバル関係とは気づかない。他の世界の人だと思っていたのだ。それぞれ魔法界も悪界も自分たちみたいな世界の人がいるかもと聞いていた。それでお互い他の世界の人々だろうと感じていた。
「へぇー。私より凄い勉強しているんだ」
と、言った。
「それより、仕事とかどうするの」
と、言ってきた。私は仕事とは何かという顔すると香澄はそれに気づいてか、
「はぁ、なんでそんなことも知らないのよ」
と、言われたのだ。
「ごめんなさい」
と、言うと
「いいのよ。仕事っていうのは・・・」
と、説明してきた。
「へぇー」
と、言うと
「まずは人間界のこと勉強した方がいいわね」
と、言ってきて香澄が色々教えてくれた。
 そうこうしているうちに茉南華が帰ってきた。
「ただいま。2人で何しているの」
と、言ってきた。香澄が
「茉南華きいてよ。〇〇人間界のこと何も知らずに
   きているみたい。家のことも分かってないみたい 
   だから教えていたのよ。〇〇に。えっ茉南華が帰
   ってくるってことはもう7時じゃん。ごめんなさ
   い。お風呂とか全くやってない」
と、言うと茉南華は怒らず
「香澄いいのよ。教えることが大切だから」
と、笑っているが怒っているみたい。私は
「ごめんなさい。香澄さんは全く悪くありません。
    私の勉強不足で」
と、言うと
「しょうがない。しょうがない」
と、言っていた。香澄は
「今からします」
と、慌てて動く、私は、
「家事とかできないんで、香澄さんの見ます」
と、言って見に言った。香澄はまずお風呂掃除をして、その後みんなの洗濯取り込みご飯をつくる。そこへ樹夏が帰ってきた。
「ただいま。今日はまだ作っていなかったのね」
と、言ってくる。
「樹夏さんすみません。私が色々勉強不足で香澄さ
   んに習っていて、それで遅くなりました」
と、言うと樹夏さんは
「だから敬語はやめてって言っているでしょう。
   勉強不足ってあなたもしかしてだけど、自分行く
   予定無かったでしょう。それにあんたの世界も
   行かせる気無かったでしょう。でも急遽行かされ
   る事になったでしょう。なら勉強している暇ない
   し、あんたも聞けるような感じではなかったでし
   ょう。そこは許すけど、敬語は許さないからね」
と、言ってきたのだ。茉南華は、驚いているのだ。樹夏は普通の人間だ。なのに私が起きた現状をそのまま言うなんて。私も驚いたのだ。茉南華は
「樹夏あんた。まさかあんたも別世界の人間か」
と、言う。樹夏は
「ただ漫画の世界を言っただけよ」
と、言ってきたのだ。
「樹夏は漫画好きだったよね。現実に起きているこ
   とに関して何を感じている」
と、言ってきたのだ。樹夏は
「信じられないでいる」
と、行ったのだ。すると、誰か来たのだ。昼間見た人だ。まだ私がいることに驚いている。茉南華は、
「新しい住居人よ。もしかして驚いた。ごめん。
   言わなくて」
と、言って客と話し、客は帰って行った。
 その後
「茉南華お風呂お先でした」
と、香澄が出てきたのだ。次に
「樹夏どうぞ」
と、茉南華が言うとお風呂へ行ったのだ。数分経つと樹夏は上がってきたのだ。すると茉南華は、
「あんた先いく」
と、言ってきた。私はここは先輩たちが先だと思い
「茉南華さんが先でいいですよ」
と、言うと茉南華は何かを察したが
「じゃ先に」
と、言って入りに行ったのだ。樹夏も感が鋭いのだ。樹夏が
「あんた。自分が悪かったとか自分が後輩だからっ
    てべつに譲らなくていいのよ。茉南華よけい
    怒ってしまったじゃん。でも茉南華は優しい
    から黙っていたけど、私を含めみんな上下関係
   嫌いなの。仕事以外では、そういうの縛られたく
   ないの。怒らせたからってべつに反省しないで
    あまり怒ってなかったみたいだから」
と、言われたのだ。
「すみません」
と、言うと
「しょうがないわ」
と、みんなあきれていた。茉南華が上がってきた。
「どうぞ」
と、言われた。
「はい」
と、言ってお風呂入った。
 上がるとそこには食事があった。茉南華は私に気づき
「こっち」
と、誘ってくれた。
「食べるよ。いただきます」
と、みんなで食べ始めたのだ。私はお酒飲めなかったのだ。みんなは飲む。香澄も酒を飲めるみたいだ。私だけ飲めない。
 毎晩のように、パジャマで夜ご飯を囲み一緒にたべていたのだ。
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