3 / 5
2、孤独の王子は愛を知りたい
しおりを挟む
僕は生まれてから笑ったことがない。
泣いたことも。
ずっと無表情で、ずっと感情を出さない。
だからこそ、心配されてきたが、最近はほっぽられている。
僕は『愛』を知りたい。
感情はある。
生まれたときから。
でも、表には出したくない。
出すことがない。
出すことすら意味がない。
余計疲れるだけだ。
でも、感情を出さない変わりに、僕は祈ることが得意だった。
僕の心のなかには、感情が沢山ある。
人一倍、感情が沢山あるんだ。
その感情が、ぐちゃぐちゃになっていだけかもしれないが。
そのせいで『愛』が知りたいのかもしれない。
ロニカなら…教えてくれるだろうか?
愛の姫と呼ばれる彼女なら。
きっとロニカなら愛を知っているだろう。
僕は少しの期待が胸に広がった。
ロニカのことは大好きだから。
待っててロニカ。
貴女が、愛を教えてくれたら…
貴女に愛を届けるね。
もう…僕は『孤独の王子』何て呼ばれたくないのだから。
ロニカを僕のものにしたいんだ。
…でもどちらかというと
ロニカのものになりたいなぁ…
泣いたことも。
ずっと無表情で、ずっと感情を出さない。
だからこそ、心配されてきたが、最近はほっぽられている。
僕は『愛』を知りたい。
感情はある。
生まれたときから。
でも、表には出したくない。
出すことがない。
出すことすら意味がない。
余計疲れるだけだ。
でも、感情を出さない変わりに、僕は祈ることが得意だった。
僕の心のなかには、感情が沢山ある。
人一倍、感情が沢山あるんだ。
その感情が、ぐちゃぐちゃになっていだけかもしれないが。
そのせいで『愛』が知りたいのかもしれない。
ロニカなら…教えてくれるだろうか?
愛の姫と呼ばれる彼女なら。
きっとロニカなら愛を知っているだろう。
僕は少しの期待が胸に広がった。
ロニカのことは大好きだから。
待っててロニカ。
貴女が、愛を教えてくれたら…
貴女に愛を届けるね。
もう…僕は『孤独の王子』何て呼ばれたくないのだから。
ロニカを僕のものにしたいんだ。
…でもどちらかというと
ロニカのものになりたいなぁ…
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
ちゃんと忠告をしましたよ?
柚木ゆず
ファンタジー
ある日の、放課後のことでした。王立リザエンドワール学院に籍を置く私フィーナは、生徒会長を務められているジュリアルス侯爵令嬢アゼット様に呼び出されました。
「生徒会の仲間である貴方様に、婚約祝いをお渡したくてこうしておりますの」
アゼット様はそのように仰られていますが、そちらは嘘ですよね? 私は最愛の方に護っていただいているので、貴方様に悪意があると気付けるのですよ。
アゼット様。まだ間に合います。
今なら、引き返せますよ?
※現在体調の影響により、感想欄を一時的に閉じさせていただいております。
魅了の対価
しがついつか
ファンタジー
家庭事情により給金の高い職場を求めて転職したリンリーは、縁あってブラウンロード伯爵家の使用人になった。
彼女は伯爵家の第二子アッシュ・ブラウンロードの侍女を任された。
ブラウンロード伯爵家では、なぜか一家のみならず屋敷で働く使用人達のすべてがアッシュのことを嫌悪していた。
アッシュと顔を合わせてすぐにリンリーも「あ、私コイツ嫌いだわ」と感じたのだが、上級使用人を目指す彼女は私情を挟まずに職務に専念することにした。
淡々と世話をしてくれるリンリーに、アッシュは次第に心を開いていった。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる