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第12話「森の異変」
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ブラジャーに書いてあった文字を読み上げたら、なぜかモカが焦っていた。
今は少し落ち着いたのか、俺に言いたいことがありそうにしている。
「まったく油断も隙もないんだから」
モカが頬をふくらませている。
怒っているというより、恥ずかしい思いをしてしまったという様子だ。
「ご主人様? ツンっと……」
シルヴィが、モカのふくらんでいる頬を指でツンと押した。
「プフッ……。ち、ちょっとシルヴィ、何するのっ?」
頬の空気が、もれた。
モカは顔を赤くしてワタワタする。
モカとシルヴィは仲良くて微笑ましい。
「何かを口に入れてるのかもと……」
シルヴィの無邪気さに、場が和む。
もしかして、“C”というのはこの聖剣の秘密だったのかもしれない。
そんなものを、軽々しく口に出してしまった俺がうかつだったのかもしれない。
“C”と聞いて思い浮かぶのは、冒険者ランクだ。
それも今の俺の冒険者ランクがちょうどCだ。
聖剣のランクだろうか?
そう考えると、なんだかそんな気がしてきた。
はっ!? もしかして、俺が強くなると表示が変わるとか?
今は“C”と書いてあるけど、もっと頑張れば“B”表示に変わるのかもしれない。
なぜか俺には分からないけど、モカはこのことについて質問されるのは嫌みたいだ。
男なら察するべきだろう。
俺は察しが良い男だからな。
俺はマックたちには聞こえないように、モカの耳元で囁いた。
「モカ、今はCだけど……、もっとブラジャーのランクが上がるように頑張るから。俺何でもするから……」
俺の言葉を聞いて、モカの顔が一気に赤くなった。
「ち、ちょっとマルス!? わたしに何する気っ?」
モカが自分の体を抱くように、胸の前で腕を組んでいる。
モカは、さらに一歩後ずさった。
「いや、何がって? 何でも頑張るつもりだよ」
ちょっと待ってくれ。
なんで身を引いてるのさ。
身を引いてるモカに右手をのばした。
「……その手で、揉む気なのね。……揉むと大きくなるって聞いたことあるけど。……こんな昼間からなんて。……異世界の常識は進んでる」
モカが小さい声でつぶやいているけど、小さすぎて全然聞き取れない。
耳の良いシルヴィだけは聞こえたみたいだけど、何のことか分からず頭にクエスチョンを浮かべている。
「ごほん……。すまないが、さっきから状況が分からないんだ。たしかマルス君だったね。以前一緒に依頼を受けた時は気づかなかったけど、とんでもなく強かったんだな。助けてくれて、ありがとう」
怪我をしてしゃがみ込んでいた、マックが声をかけてきた。
そうだった。
戦いと、ブラジャーに夢中ですっかり忘れていた。
バジリスクから彼らを助けるために、俺は飛び出したんだった。
俺たちは簡単に自己紹介をした。
それにしても、俺の名前を覚えてくれてたことに驚いた。
ベテランのBランク冒険者が、雑用だったDランクの俺のことを覚えてくれてたなんて。
「大丈夫ですか? 怪我をしてるみたいですけど……」
「ああ、ビアンカに肩を貸してもらえば、街に戻るくらいはできそうだ」
マックはそう言うけど、足の怪我は結構な重傷に見える。
「モカ……?」
モカに目で合図をおくる。
「うん……、はい」
ほんのわずかに躊躇ってから、“黒歴史ノートby萌香”を手渡してくれる。
冒険者には、「他の冒険者にあまり手の内を明かすべきではない」という暗黙のルールがある。
けど、俺は使わせてもらう。
情けは人の為ならず、という言葉もあるしね。
「マックさん、今から回復魔法を使います」
何をするか伝えないと、不審に思われることもある。
この人だったら、そんなことなさそうだけど一応ね。
「君は回復魔法も使えるのか?」
マックは驚いている。
冒険者は特化型が多いからね。
剣技なら剣技、回復魔法なら回復魔法と、一つのものを磨き上げることが多いからだ。
その方がその道の一流になれるし、足りない部分はパーティーを組んで補うものだからだ。
「いきますよ! 『――――――――今日もミラクル☆モカは悪を倒すの!テヘッ』」
マックと連れのビアンカを対象に、ノートの回復魔法を唱える。
何度か練習したことによって、詠唱を短縮できるようになってきた。
視界にチラリと映ったモカが、少しもだえている。
魔法が発動し、光がマックとビアンカを包みこんだ。
「なっ! なんだこの効果の大きさはっ! 一瞬で傷がふさがったぞ! それに疲れも取れた気がする」
ベテランの冒険者が驚くほどの回復魔法だったのか。
そういえば、見たことのある回復魔法って、応急処置的なものが多かった気がする。
「助けてくれてありがとうございます!」
マックの連れのビアンカにお礼を言われた。
「お礼なら、この魔術書の著者の……、……すごい人に伝えておきます」
そうだった、モカはあまり自分が著者だということを広められたくないんだった。
うっかり言ってしまいそうだったよ。
「凄いな君は……。魔法も近接戦闘も、一流じゃないか……」
マックが素直な称賛を伝えてくる。
「俺が凄いわけじゃないですよ。武器や人に恵まれてるだけですよ」
俺が戦えるのは地球産のアイテム、ひいてはモカがいるからだ。
俺にいたっては、まだまだ日々の研鑽が必要だ
「ふっ、一流の冒険者ほど皆そういうことを言うのさ」
マックが優しい目をして告げてくる。
なんか良い人だな。
助けられて良かったよ。
「それにしても、オーガバジリスクが出るなんて珍しいですね」
ちょっと気になっていたことを聞いてみる。
オーガバジリスクは、かなりレアな魔物だ。
強さも危険な部類で、街の近くで出るのはちょっとした問題のはずだ。
「実は……、この森で異変が起こっているかもしれない……」
マックが真剣な表情になる。
「異変ですか?」
「ああ……。実はギルドに上がってきている報告で、この森での上位種との遭遇が、通常時の数倍になっているんだ」
「……上位種。そういえば、この前オークジェネラルと遭遇しました……」
モカと出会ってすぐ、オークに囲まれたことを思い出す。
たしかにオークジェネラルって、ギルドの資料では見たことあったけど、実際に見たのはあの時が初めてだ。
「やはりか……。俺が受けた依頼は異変の調査なんだ……」
マックが受けた依頼について教えてくれた。
ギルドはBランク以上の冒険者に、最近の森での異変の調査を依頼しているとのことだ。
マックはオーガバジリスクとのエンカウントで、森の異変はほぼ確定的だろう言う。
ただちにギルドに報告して、今出ている通常依頼を取り下げる必要があるとのことだ。
いつものように依頼を受ける冒険者にとって、危険すぎるからだ。
上位種の大量発生か……。
この森で何が起こってるんだろうな。
そんな考え事をしていた時のことだ。
「マルスさまっ! あっちから何かが近づいてくるにゃ!」
シルヴィの人より良く聞こえる猫耳が、何かを聞き取ったようだ。
シルヴィが指差している方から、バキバキと木々を倒す音が聞こえる。
「何かくるぞ!!」
マックが音のする方に向いて構える。
すぐに音の正体が判明する。
正面の木々を倒しながら、それは姿を現した。
「なっ!? ティターンだと!」
マックがその姿を見て、Aランクの魔物の名前を叫ぶ。
「巨人!?」
「でかいにゃ……」
モカが巨人と呼ぶそれは、高さが人の三倍はあろうかというほどだ。
重さにいたっては十倍以上だろうか。
「グアアァァァアッ!!!」
巨人の咆哮に空気が震えた。
それはAランクの魔物にふさわしい迫力だった。
皆が驚きで動きを止める中、俺は戦うための心の準備をしていた。
今は少し落ち着いたのか、俺に言いたいことがありそうにしている。
「まったく油断も隙もないんだから」
モカが頬をふくらませている。
怒っているというより、恥ずかしい思いをしてしまったという様子だ。
「ご主人様? ツンっと……」
シルヴィが、モカのふくらんでいる頬を指でツンと押した。
「プフッ……。ち、ちょっとシルヴィ、何するのっ?」
頬の空気が、もれた。
モカは顔を赤くしてワタワタする。
モカとシルヴィは仲良くて微笑ましい。
「何かを口に入れてるのかもと……」
シルヴィの無邪気さに、場が和む。
もしかして、“C”というのはこの聖剣の秘密だったのかもしれない。
そんなものを、軽々しく口に出してしまった俺がうかつだったのかもしれない。
“C”と聞いて思い浮かぶのは、冒険者ランクだ。
それも今の俺の冒険者ランクがちょうどCだ。
聖剣のランクだろうか?
そう考えると、なんだかそんな気がしてきた。
はっ!? もしかして、俺が強くなると表示が変わるとか?
今は“C”と書いてあるけど、もっと頑張れば“B”表示に変わるのかもしれない。
なぜか俺には分からないけど、モカはこのことについて質問されるのは嫌みたいだ。
男なら察するべきだろう。
俺は察しが良い男だからな。
俺はマックたちには聞こえないように、モカの耳元で囁いた。
「モカ、今はCだけど……、もっとブラジャーのランクが上がるように頑張るから。俺何でもするから……」
俺の言葉を聞いて、モカの顔が一気に赤くなった。
「ち、ちょっとマルス!? わたしに何する気っ?」
モカが自分の体を抱くように、胸の前で腕を組んでいる。
モカは、さらに一歩後ずさった。
「いや、何がって? 何でも頑張るつもりだよ」
ちょっと待ってくれ。
なんで身を引いてるのさ。
身を引いてるモカに右手をのばした。
「……その手で、揉む気なのね。……揉むと大きくなるって聞いたことあるけど。……こんな昼間からなんて。……異世界の常識は進んでる」
モカが小さい声でつぶやいているけど、小さすぎて全然聞き取れない。
耳の良いシルヴィだけは聞こえたみたいだけど、何のことか分からず頭にクエスチョンを浮かべている。
「ごほん……。すまないが、さっきから状況が分からないんだ。たしかマルス君だったね。以前一緒に依頼を受けた時は気づかなかったけど、とんでもなく強かったんだな。助けてくれて、ありがとう」
怪我をしてしゃがみ込んでいた、マックが声をかけてきた。
そうだった。
戦いと、ブラジャーに夢中ですっかり忘れていた。
バジリスクから彼らを助けるために、俺は飛び出したんだった。
俺たちは簡単に自己紹介をした。
それにしても、俺の名前を覚えてくれてたことに驚いた。
ベテランのBランク冒険者が、雑用だったDランクの俺のことを覚えてくれてたなんて。
「大丈夫ですか? 怪我をしてるみたいですけど……」
「ああ、ビアンカに肩を貸してもらえば、街に戻るくらいはできそうだ」
マックはそう言うけど、足の怪我は結構な重傷に見える。
「モカ……?」
モカに目で合図をおくる。
「うん……、はい」
ほんのわずかに躊躇ってから、“黒歴史ノートby萌香”を手渡してくれる。
冒険者には、「他の冒険者にあまり手の内を明かすべきではない」という暗黙のルールがある。
けど、俺は使わせてもらう。
情けは人の為ならず、という言葉もあるしね。
「マックさん、今から回復魔法を使います」
何をするか伝えないと、不審に思われることもある。
この人だったら、そんなことなさそうだけど一応ね。
「君は回復魔法も使えるのか?」
マックは驚いている。
冒険者は特化型が多いからね。
剣技なら剣技、回復魔法なら回復魔法と、一つのものを磨き上げることが多いからだ。
その方がその道の一流になれるし、足りない部分はパーティーを組んで補うものだからだ。
「いきますよ! 『――――――――今日もミラクル☆モカは悪を倒すの!テヘッ』」
マックと連れのビアンカを対象に、ノートの回復魔法を唱える。
何度か練習したことによって、詠唱を短縮できるようになってきた。
視界にチラリと映ったモカが、少しもだえている。
魔法が発動し、光がマックとビアンカを包みこんだ。
「なっ! なんだこの効果の大きさはっ! 一瞬で傷がふさがったぞ! それに疲れも取れた気がする」
ベテランの冒険者が驚くほどの回復魔法だったのか。
そういえば、見たことのある回復魔法って、応急処置的なものが多かった気がする。
「助けてくれてありがとうございます!」
マックの連れのビアンカにお礼を言われた。
「お礼なら、この魔術書の著者の……、……すごい人に伝えておきます」
そうだった、モカはあまり自分が著者だということを広められたくないんだった。
うっかり言ってしまいそうだったよ。
「凄いな君は……。魔法も近接戦闘も、一流じゃないか……」
マックが素直な称賛を伝えてくる。
「俺が凄いわけじゃないですよ。武器や人に恵まれてるだけですよ」
俺が戦えるのは地球産のアイテム、ひいてはモカがいるからだ。
俺にいたっては、まだまだ日々の研鑽が必要だ
「ふっ、一流の冒険者ほど皆そういうことを言うのさ」
マックが優しい目をして告げてくる。
なんか良い人だな。
助けられて良かったよ。
「それにしても、オーガバジリスクが出るなんて珍しいですね」
ちょっと気になっていたことを聞いてみる。
オーガバジリスクは、かなりレアな魔物だ。
強さも危険な部類で、街の近くで出るのはちょっとした問題のはずだ。
「実は……、この森で異変が起こっているかもしれない……」
マックが真剣な表情になる。
「異変ですか?」
「ああ……。実はギルドに上がってきている報告で、この森での上位種との遭遇が、通常時の数倍になっているんだ」
「……上位種。そういえば、この前オークジェネラルと遭遇しました……」
モカと出会ってすぐ、オークに囲まれたことを思い出す。
たしかにオークジェネラルって、ギルドの資料では見たことあったけど、実際に見たのはあの時が初めてだ。
「やはりか……。俺が受けた依頼は異変の調査なんだ……」
マックが受けた依頼について教えてくれた。
ギルドはBランク以上の冒険者に、最近の森での異変の調査を依頼しているとのことだ。
マックはオーガバジリスクとのエンカウントで、森の異変はほぼ確定的だろう言う。
ただちにギルドに報告して、今出ている通常依頼を取り下げる必要があるとのことだ。
いつものように依頼を受ける冒険者にとって、危険すぎるからだ。
上位種の大量発生か……。
この森で何が起こってるんだろうな。
そんな考え事をしていた時のことだ。
「マルスさまっ! あっちから何かが近づいてくるにゃ!」
シルヴィの人より良く聞こえる猫耳が、何かを聞き取ったようだ。
シルヴィが指差している方から、バキバキと木々を倒す音が聞こえる。
「何かくるぞ!!」
マックが音のする方に向いて構える。
すぐに音の正体が判明する。
正面の木々を倒しながら、それは姿を現した。
「なっ!? ティターンだと!」
マックがその姿を見て、Aランクの魔物の名前を叫ぶ。
「巨人!?」
「でかいにゃ……」
モカが巨人と呼ぶそれは、高さが人の三倍はあろうかというほどだ。
重さにいたっては十倍以上だろうか。
「グアアァァァアッ!!!」
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