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第一章 モフはモフを呼ぶ
第27話「空飛ぶ猫ふたたび!」
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一晩ゆっくり休んで、今日は午前中から冒険者ギルドにやってきた。
多くの冒険者が昨日帰ってきたばかりだからか、いつもよりギルド内が空いている。
討伐軍参戦は結構な報酬が出るみたいだし、しばらく遊んでる冒険者も多いのかもね。
「じゃあリルさんは、この2つの依頼でいいですね」
リルがギルドの受付嬢に、受ける依頼を伝えて許可をもらったところだ。
受付嬢はミーナの同僚で、カーミラという女性だ。
カーミラはおっとりした雰囲気をしてて、秘書風なミーナとは対照的だ。
「ウインドディアーとマーダービーだよね。今度は間違えないようにしないとだね」
リルが俺の方を見ながら苦笑いする。
初依頼でウインドディアーを間違えたことを思い出したのだろう。
「クルニャー(今度はこの前よりもしっかり特徴を聞いたから大丈夫だよ!)」
EランクのウインドディアーとCランクのマーダービーだ。
禍々しくない普通の鹿と、ちょっとだけ危なそうに見えるソフトボール大の蜂を倒せばいいはずだ。
ここ数日は、マーダービーがウインドディアーのいる場所に出るようになってしまったため、Eランクの冒険者には依頼できなかったらしい。
「じゃあいってきますね、カーミラさん」
「はい、夕方ならギルドマスターも時間が取れるそうですから、忘れずにお願いしますね」
ギルドマスターのおっちゃんが、討伐軍のことで話があったらしいけど、今は出かけているそうだ。
報酬とかについても、その時に直接話してくれるってさ。
今回はオークキングやジェネラルを倒したから、期待しちゃうよね。
しばらく楽できるくらいの報酬がもらえるかもしれない。
ミーナにもお世話になってるし、お礼することができるといいな。
◇◇◇
俺とリルは森の中を疾走している。
「シュン! そっちに二体行ったよ!」
「クルニャーン!(任された~!)」
俺の方に向かってくる2体のウインドディアーをサクッと仕留める。
以前の凶悪な鹿とは雰囲気も強さも別物だった。
使ってくる風魔法も、鹿自身の走る速度を補助するようなものだった。
マーダービーも多少素早い程度の動きだったから苦労せずに倒せた。
リルが念のために持ってきた毒消しも使うことがなくて何よりだ。
鹿と蜂をある程度倒したところで、その成果はすぐそこにある台車に山積みになっている。
これ以上はかさばって大変だから、まだ昼過ぎくらいだけど、ご飯を食べてから街に戻ることにした。
お昼は街で買ってきたパンと、獲ったばかりの鹿肉だ。
時間をかけないで作るということで、シンプルに鹿肉の焼肉にした。
「クルルゥニャーン!(リルのご飯はやっぱりおいしい~!)」
この鹿肉も、モニュ美味い!
この噛みごたえがクセになるね。
たしかに以前の高級鹿肉の方が、旨みが多くて美味しかったけど、これも十分美味しい。
手軽な食べ放題の肉にも、その良さってあるもんね。
「シュン、焼き加減はだいじょうぶ?」
「クルニャーン!(ばっちりだよ! このレアな感じが凄くいい!)」
今日もリルの作ったご飯が食べられて幸せだよ!
「シュン、あっちも食べる?」
あっち? まだ何かあったっけ……。
リルが指差した方には、マーダービーの死がいが……。
「ルニャッ!(あっちはノーだよ!)」
ブンブンと首を振ったところで、リルに意思が伝わったようで良かった。
以前、強くならなければいけない時に、虫でもサソリでもなんでも食べたけど、あの時は必死だったから味なんて覚えていない。
今は味わってまで食べたいと思わないかな。
食べると結構美味しいとは言うけどさ……。
そしてやってきました!
食べてる途中で、ウインドディアーのスキルの“風魔法”が手に入った。
持ってる火魔法の経験上、魔法は使用者の魔力量や魔力操作能力によって、威力や効果が大きく変わってくる。
つまり、ウインドディアーが使う風魔法と、俺が使う風魔法はいろいろと違ってくるんだ。
魔法自体まだ使いこなせてるとは言えないけど、風魔法で試してみたいことがあるんだ。
◇
「クルルニャー!(空飛ぶ猫ふたたび!)」
俺はミーアキャットのように、二本足で地面に立つ
「シュン、それ食べ終わるとやるあいさつか何かなの?」
リルが笑いながら問いかけてきた。
ワイバーンのときもやってたもんね。
「クルニャン!(まあ見ててっ!)」
俺には翼や羽がないから、何かで代用できないかと考えていた。
そこで思いついたのが風魔法だ。
ウインドディアーが推進力を増すために使っていた風魔法。
これを飛ぶ際の体のコントロールに使う。
とりあえずは風の通路を作って、そこを“飛行”で滑るイメージだ。
慣れてきたらもっと細かい動きができると思う。
「クルニャ~~~!!(俺は空を飛ぶ!)」
“飛行”と“風魔法”を合わせて使う。
スキル合成! 『飛翔』
スキルを発動させた瞬間、凄い勢いで上に引っ張られる。
視界が目まぐるしく変わる。
目に映るものが後ろに滑っていく。
「ルニャー!(目が回りそう~!)」
風魔法のコントロールで何とか体勢をととのえる。
少し慣れてきて、周囲を見回すと、そこは空中だった。
止まり方が分からず、空を滑っている感じだが、これは飛べていると言ってもいいだろう。
高さ10メートルくらいのところを、高速で滑るように飛ぶ猫。
風を切る気持ちよさを感じる余裕もでてきた。
俺は今飛んでいるぞ~!
「シュン~! 何それ~? 楽しそうでいいな~」
リルの声が下から聞こえる。
今度飛ぶのが上手くなったら、リルを乗せて飛ぶからね。
さてそろそろ一旦下りようかな。
「…………」
これって……どうやって止まるんだろ……。
スキーの初心者が、滑り出したら止まれなくなった感じだろうか。
大丈夫だ。
この前もっと高いところから落ちたことを考えたら、最悪落ちても大丈夫……。
スピードが結構やばくない……?
たしか衝撃って、スピードの二乗に比例する……だっけ。
よく分からないけど、このスピードで突っ込むとちょっとやばそうな気がする。
こうなったら……。
地面の土の柔らかそうなところに狙いを定める。
地面への突入角度は、可能な限り地面に水平に!
「クルニャ!(ここだ!)」
地面に突入する瞬間に、体を丸める。
俺は丸い何かだ、と自分に言い聞かせる。
!?!?
地面に接した瞬間に、凄い勢いで転がる。
自分がボールになった気分だ。
…………。
どれくらい転がっただろうか……。
徐々にスピードが落ちて、なんとか止まることができた。
丸まっていたのが解けて、その場に大の字になる俺。
尻尾があるから“大”の字じゃなくて“木”の字が正しいかもしれない……。
「シュン、なんだか楽しそうだったね。空飛んでたねっ」
あおむけになっている俺を、リルがのぞき込んできた。
「ルルウニャ……(目が回ってる……)」
「ころころ転がるのも、丸い毛玉で可愛かったよ」
笑顔でそんなことを言われてしまっては……。
失敗したのも悪くないと思うしかないじゃんか。
飛翔は、もっともっと練習しないとだね。
でも、空を飛ぶ大きな一歩になったのは間違いないだろう。
目が回りながらも、俺はその結果に満足したのだった。
多くの冒険者が昨日帰ってきたばかりだからか、いつもよりギルド内が空いている。
討伐軍参戦は結構な報酬が出るみたいだし、しばらく遊んでる冒険者も多いのかもね。
「じゃあリルさんは、この2つの依頼でいいですね」
リルがギルドの受付嬢に、受ける依頼を伝えて許可をもらったところだ。
受付嬢はミーナの同僚で、カーミラという女性だ。
カーミラはおっとりした雰囲気をしてて、秘書風なミーナとは対照的だ。
「ウインドディアーとマーダービーだよね。今度は間違えないようにしないとだね」
リルが俺の方を見ながら苦笑いする。
初依頼でウインドディアーを間違えたことを思い出したのだろう。
「クルニャー(今度はこの前よりもしっかり特徴を聞いたから大丈夫だよ!)」
EランクのウインドディアーとCランクのマーダービーだ。
禍々しくない普通の鹿と、ちょっとだけ危なそうに見えるソフトボール大の蜂を倒せばいいはずだ。
ここ数日は、マーダービーがウインドディアーのいる場所に出るようになってしまったため、Eランクの冒険者には依頼できなかったらしい。
「じゃあいってきますね、カーミラさん」
「はい、夕方ならギルドマスターも時間が取れるそうですから、忘れずにお願いしますね」
ギルドマスターのおっちゃんが、討伐軍のことで話があったらしいけど、今は出かけているそうだ。
報酬とかについても、その時に直接話してくれるってさ。
今回はオークキングやジェネラルを倒したから、期待しちゃうよね。
しばらく楽できるくらいの報酬がもらえるかもしれない。
ミーナにもお世話になってるし、お礼することができるといいな。
◇◇◇
俺とリルは森の中を疾走している。
「シュン! そっちに二体行ったよ!」
「クルニャーン!(任された~!)」
俺の方に向かってくる2体のウインドディアーをサクッと仕留める。
以前の凶悪な鹿とは雰囲気も強さも別物だった。
使ってくる風魔法も、鹿自身の走る速度を補助するようなものだった。
マーダービーも多少素早い程度の動きだったから苦労せずに倒せた。
リルが念のために持ってきた毒消しも使うことがなくて何よりだ。
鹿と蜂をある程度倒したところで、その成果はすぐそこにある台車に山積みになっている。
これ以上はかさばって大変だから、まだ昼過ぎくらいだけど、ご飯を食べてから街に戻ることにした。
お昼は街で買ってきたパンと、獲ったばかりの鹿肉だ。
時間をかけないで作るということで、シンプルに鹿肉の焼肉にした。
「クルルゥニャーン!(リルのご飯はやっぱりおいしい~!)」
この鹿肉も、モニュ美味い!
この噛みごたえがクセになるね。
たしかに以前の高級鹿肉の方が、旨みが多くて美味しかったけど、これも十分美味しい。
手軽な食べ放題の肉にも、その良さってあるもんね。
「シュン、焼き加減はだいじょうぶ?」
「クルニャーン!(ばっちりだよ! このレアな感じが凄くいい!)」
今日もリルの作ったご飯が食べられて幸せだよ!
「シュン、あっちも食べる?」
あっち? まだ何かあったっけ……。
リルが指差した方には、マーダービーの死がいが……。
「ルニャッ!(あっちはノーだよ!)」
ブンブンと首を振ったところで、リルに意思が伝わったようで良かった。
以前、強くならなければいけない時に、虫でもサソリでもなんでも食べたけど、あの時は必死だったから味なんて覚えていない。
今は味わってまで食べたいと思わないかな。
食べると結構美味しいとは言うけどさ……。
そしてやってきました!
食べてる途中で、ウインドディアーのスキルの“風魔法”が手に入った。
持ってる火魔法の経験上、魔法は使用者の魔力量や魔力操作能力によって、威力や効果が大きく変わってくる。
つまり、ウインドディアーが使う風魔法と、俺が使う風魔法はいろいろと違ってくるんだ。
魔法自体まだ使いこなせてるとは言えないけど、風魔法で試してみたいことがあるんだ。
◇
「クルルニャー!(空飛ぶ猫ふたたび!)」
俺はミーアキャットのように、二本足で地面に立つ
「シュン、それ食べ終わるとやるあいさつか何かなの?」
リルが笑いながら問いかけてきた。
ワイバーンのときもやってたもんね。
「クルニャン!(まあ見ててっ!)」
俺には翼や羽がないから、何かで代用できないかと考えていた。
そこで思いついたのが風魔法だ。
ウインドディアーが推進力を増すために使っていた風魔法。
これを飛ぶ際の体のコントロールに使う。
とりあえずは風の通路を作って、そこを“飛行”で滑るイメージだ。
慣れてきたらもっと細かい動きができると思う。
「クルニャ~~~!!(俺は空を飛ぶ!)」
“飛行”と“風魔法”を合わせて使う。
スキル合成! 『飛翔』
スキルを発動させた瞬間、凄い勢いで上に引っ張られる。
視界が目まぐるしく変わる。
目に映るものが後ろに滑っていく。
「ルニャー!(目が回りそう~!)」
風魔法のコントロールで何とか体勢をととのえる。
少し慣れてきて、周囲を見回すと、そこは空中だった。
止まり方が分からず、空を滑っている感じだが、これは飛べていると言ってもいいだろう。
高さ10メートルくらいのところを、高速で滑るように飛ぶ猫。
風を切る気持ちよさを感じる余裕もでてきた。
俺は今飛んでいるぞ~!
「シュン~! 何それ~? 楽しそうでいいな~」
リルの声が下から聞こえる。
今度飛ぶのが上手くなったら、リルを乗せて飛ぶからね。
さてそろそろ一旦下りようかな。
「…………」
これって……どうやって止まるんだろ……。
スキーの初心者が、滑り出したら止まれなくなった感じだろうか。
大丈夫だ。
この前もっと高いところから落ちたことを考えたら、最悪落ちても大丈夫……。
スピードが結構やばくない……?
たしか衝撃って、スピードの二乗に比例する……だっけ。
よく分からないけど、このスピードで突っ込むとちょっとやばそうな気がする。
こうなったら……。
地面の土の柔らかそうなところに狙いを定める。
地面への突入角度は、可能な限り地面に水平に!
「クルニャ!(ここだ!)」
地面に突入する瞬間に、体を丸める。
俺は丸い何かだ、と自分に言い聞かせる。
!?!?
地面に接した瞬間に、凄い勢いで転がる。
自分がボールになった気分だ。
…………。
どれくらい転がっただろうか……。
徐々にスピードが落ちて、なんとか止まることができた。
丸まっていたのが解けて、その場に大の字になる俺。
尻尾があるから“大”の字じゃなくて“木”の字が正しいかもしれない……。
「シュン、なんだか楽しそうだったね。空飛んでたねっ」
あおむけになっている俺を、リルがのぞき込んできた。
「ルルウニャ……(目が回ってる……)」
「ころころ転がるのも、丸い毛玉で可愛かったよ」
笑顔でそんなことを言われてしまっては……。
失敗したのも悪くないと思うしかないじゃんか。
飛翔は、もっともっと練習しないとだね。
でも、空を飛ぶ大きな一歩になったのは間違いないだろう。
目が回りながらも、俺はその結果に満足したのだった。
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