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第30話 猫は駆ける
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どれくらいの時間そうしていただろうか……
ドラゴンの体内は妙に落ち着く。周囲を濃密な魔力に包まれているのを感じる。
まどろみながらも周囲のドラゴンの肉を口にする。
急がなくてはと、まどろんでいる時間等無いという思いが頭をよぎったけど、不思議とこの時間は必要な時間だという思いもある。
『リル……今は少し待っていてくれ……』
そして何度目か意識を失った。
◇◇◇
「……シュ……ン…………シュンよ。意識をこちらに向けるのじゃ」
少女の声?
いや、この聞き覚えがある声は……えーと確か女神様?
「クルルッ」
声のした方に意識を向けると、そこにはオレンジ色の髪の猫女神様。シャスティって名前だっけ。
その姿は少女でありながら、とても神々しい。あの時はぼんやりと、傍から眺めていたような曖昧な記憶だ。
「うむ、可愛いのう。このモフモフがたまらんのう」
「クルニャン」
俺は女神様に身体をワシャワシャされている。つい目を細めてしまう。
「それにしても、加護をあのように使うとは思わなんだぞ。あー、妾の言葉は伝わっておるな?」
肯定のため、ニャン鳴いて頷いておく。
「そもそも加護は、異世界の男にこの世界は過酷すぎるから、少しは馴染みやすいと良いなという程度のつもりだったのじゃ。期待する気持ちがあったのも確かじゃが、加護にあそこまでの効果があるとは妾も知らなんだぞ」
どうやら、女神様の想定外の使い方をしていたらしい。まあ、自分からマグマに入っていくとか加護うんぬんの話じゃないもんね
でも、加護のおかげで助かったのは事実。リルを助けることができる可能性を見いだせたのは女神様のおかげだ。
「クルニャーン」
感謝の気持ちを込めて、女神様の膝にスリスリする。ついでにペロペロしてしまったのは猫だから許して欲しい。
「……ん、くすぐったいぞ」
そういって、女神様が背中を撫でてくれた。そのことでリルとの日々を思い出した。
リルに会いたい。
「あまり時間もなさそうじゃから、大事なことだけ言っておくぞ」
女神様を見上げると、少女らしからぬ真面目な表情をしている。
「まず、お主には言葉を発する下地ができている。あとは工夫すれば喋ることができるはずじゃ。」
あれ、そうなの? 全くそんな気配はなかったけど。
俺が頭にクエスチョンを浮かべている中、女神様は続ける。
「加護はある程度のことには役立つが、万能ではないことを知っておいて欲しいのじゃ。あの世界の今の時代は何事もなく過ぎていくかもしれん。それならそれでいいのじゃが、世界の理の外側にはまた別の世界の理が存在しておるのじゃ。お主の魂が元々あった世界然り、妾の居るこの場所然り、そして……」
女神様の言っている言葉自体は分かるけど、内容が全く頭に入ってこない。
「おっと、すまんな。そこまで話すつもりはなかった。無事に生きていれば、またお主と会うこともあるじゃろ。猫として、そして一人の男として、頑張るのじゃぞ」
女神様からの言葉を聞いていたところで、俺の視界は白く染まっていった――――
◇◇◇
目覚めたそこはドラゴンの体内だった。
女神様? あれは夢??
……いや、夢にしては現実感があった。世界の理か……覚えておくか。
それより、言葉が喋れるのか。
うん、今度いろいろ試してみよう……
それより、今は。
自己鑑定と。
---------------------------------------------------------------
名前:シュン
種族:ファイアドレイク・キャット
レベル:109
体力:241
魔力:302
スキル:「自動翻訳」「自己鑑定」「火無効」「毒無効」「暗視(強)」「毒弾」「咆哮」「火魔法」
称号:「シャスティの加護」「毒ノ主」「蠱毒の覇者」
---------------------------------------------------------------
『…………』
種族が変わっちゃった……
いや、別に何も不満は無いけどさ。ワイルドキャットだった種族がファイアドレイク・キャットに変わってる。「火竜猫」といった感じだろうか。
ドラゴンの肉を散々食べてたのが、血肉となり俺の体に馴染んだといったところだろうか。ドラゴンの肉を食べる前に比べて、体積が数倍になっている気がするしね。
そこでふと気づく。
失われていたはずの右腕がある。しかも右腕だけドラゴンの鱗に覆われていて、強そうでカッコいいではないか。眠っていた中学生二年目の心がもたげてくる。
『お、俺の右腕が……』
手のひらを自分の方に向けて、手をプルプル震えさせてみる。
肉球が可愛らしいではないか……
とまあ、それはさておき腕が生えたのはありがたい。腕無しに慣れてきていたけど、腕があれば走る速度も戦力も断然上がるからね。
スキルも増えている。「咆哮」と「火魔法」ともに二重鑑定したところかなり使えるスキルだった。
さて、今ならドラゴンの硬い鱗ごと内側から破壊できるはず。
右腕に魔力を集めるように意識する。それに火魔法を付加するように集中する。
右腕の赤い鱗が輝き始める。紅い輝き、熱量をもち、触れたものを燃やし尽くすが如く。
前方のドラゴンの肉壁を切り裂くように腕を振る。
轟音とともに目の前にポッカリと穴が開いた。穴の外には洞窟の壁が見える。
さて、急がなければ。
寝てる間に何日か経っている可能性もあると思うと、焦燥感が生じてきた。
洞窟の出口に向かって全力で駆けた。以前の体とは比べ物にならない速度が出せた。
◇◇◇
休む時間を一切取らず、ひたすら全力で走り続けたところ、思っていたよりも早く侯爵領の領都が見えてきた。ここにリルが連れてこられているはずだ。
『間に合っているはず……』
若干の不安を感じながらも大丈夫だと自分に言い聞かせ、領都の城壁に近づく。
不自然な飛び方をしている鳥型の魔物は毒針で仕留めておく。おそらくあの魔物使いの「目」だろうからな。
そして、城壁に向けてドラゴンの体内から脱出した攻撃を放つ。轟音とともに一部が崩れる城壁。
ドラゴンよりもあっさりと破壊できたのは、さすがドラゴンといったところだろうか。
自重はしない。
この領都が大騒ぎになろうが知ったことではない。
俺にとってはリルこそが何よりも大事なのだ。国を敵に回すことになっても、最速最短でリルを助けると決意している。
近くの建物の屋根に飛び乗ると、街の全体の様子が何となく見渡せた。
街の中心にある大層立派な建物が侯爵の居場所だろうな。目標を定めそこに向けて駆ける。
一応、街の人は避けながら駆けているけど、周囲は結構な騒ぎになっている。「城壁が壊された」とか「魔物が侵入してる」とか云々。
周囲は気にせず駆けていると、あっという間に目的の場所に到着した。
壁の向こう側からは複数の人の気配がする。
そして、気が付いた時には目前の壁を壊していた。どうやら頭に血が上っているようだ。焦りと怒りが胸中でぐるぐるとしている。
ミスは許されない。怒りを制御しなくては。
そう思いながら、壁の向こうに歩みを進める。
壁を抜けた先には武器を構えた傭兵ども。見回すとガストマとザールの姿もある。
『!?』
リル!
奥に見える鉄格子のついた荷台の中にリルの姿を見つけた。クレアとアルフレッドもいる。どうやら、引き渡しのタイミングだったようだ。
「クルルッ!」
良かった、本当に良かった。間に合ったようだ。
リルの無事な様子に涙が出そうになる。
安心するにはまだ早いが、今の俺なら大丈夫なはずだ。
いざ参らん!
決意を胸に一歩を踏み出した――――
ドラゴンの体内は妙に落ち着く。周囲を濃密な魔力に包まれているのを感じる。
まどろみながらも周囲のドラゴンの肉を口にする。
急がなくてはと、まどろんでいる時間等無いという思いが頭をよぎったけど、不思議とこの時間は必要な時間だという思いもある。
『リル……今は少し待っていてくれ……』
そして何度目か意識を失った。
◇◇◇
「……シュ……ン…………シュンよ。意識をこちらに向けるのじゃ」
少女の声?
いや、この聞き覚えがある声は……えーと確か女神様?
「クルルッ」
声のした方に意識を向けると、そこにはオレンジ色の髪の猫女神様。シャスティって名前だっけ。
その姿は少女でありながら、とても神々しい。あの時はぼんやりと、傍から眺めていたような曖昧な記憶だ。
「うむ、可愛いのう。このモフモフがたまらんのう」
「クルニャン」
俺は女神様に身体をワシャワシャされている。つい目を細めてしまう。
「それにしても、加護をあのように使うとは思わなんだぞ。あー、妾の言葉は伝わっておるな?」
肯定のため、ニャン鳴いて頷いておく。
「そもそも加護は、異世界の男にこの世界は過酷すぎるから、少しは馴染みやすいと良いなという程度のつもりだったのじゃ。期待する気持ちがあったのも確かじゃが、加護にあそこまでの効果があるとは妾も知らなんだぞ」
どうやら、女神様の想定外の使い方をしていたらしい。まあ、自分からマグマに入っていくとか加護うんぬんの話じゃないもんね
でも、加護のおかげで助かったのは事実。リルを助けることができる可能性を見いだせたのは女神様のおかげだ。
「クルニャーン」
感謝の気持ちを込めて、女神様の膝にスリスリする。ついでにペロペロしてしまったのは猫だから許して欲しい。
「……ん、くすぐったいぞ」
そういって、女神様が背中を撫でてくれた。そのことでリルとの日々を思い出した。
リルに会いたい。
「あまり時間もなさそうじゃから、大事なことだけ言っておくぞ」
女神様を見上げると、少女らしからぬ真面目な表情をしている。
「まず、お主には言葉を発する下地ができている。あとは工夫すれば喋ることができるはずじゃ。」
あれ、そうなの? 全くそんな気配はなかったけど。
俺が頭にクエスチョンを浮かべている中、女神様は続ける。
「加護はある程度のことには役立つが、万能ではないことを知っておいて欲しいのじゃ。あの世界の今の時代は何事もなく過ぎていくかもしれん。それならそれでいいのじゃが、世界の理の外側にはまた別の世界の理が存在しておるのじゃ。お主の魂が元々あった世界然り、妾の居るこの場所然り、そして……」
女神様の言っている言葉自体は分かるけど、内容が全く頭に入ってこない。
「おっと、すまんな。そこまで話すつもりはなかった。無事に生きていれば、またお主と会うこともあるじゃろ。猫として、そして一人の男として、頑張るのじゃぞ」
女神様からの言葉を聞いていたところで、俺の視界は白く染まっていった――――
◇◇◇
目覚めたそこはドラゴンの体内だった。
女神様? あれは夢??
……いや、夢にしては現実感があった。世界の理か……覚えておくか。
それより、言葉が喋れるのか。
うん、今度いろいろ試してみよう……
それより、今は。
自己鑑定と。
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名前:シュン
種族:ファイアドレイク・キャット
レベル:109
体力:241
魔力:302
スキル:「自動翻訳」「自己鑑定」「火無効」「毒無効」「暗視(強)」「毒弾」「咆哮」「火魔法」
称号:「シャスティの加護」「毒ノ主」「蠱毒の覇者」
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『…………』
種族が変わっちゃった……
いや、別に何も不満は無いけどさ。ワイルドキャットだった種族がファイアドレイク・キャットに変わってる。「火竜猫」といった感じだろうか。
ドラゴンの肉を散々食べてたのが、血肉となり俺の体に馴染んだといったところだろうか。ドラゴンの肉を食べる前に比べて、体積が数倍になっている気がするしね。
そこでふと気づく。
失われていたはずの右腕がある。しかも右腕だけドラゴンの鱗に覆われていて、強そうでカッコいいではないか。眠っていた中学生二年目の心がもたげてくる。
『お、俺の右腕が……』
手のひらを自分の方に向けて、手をプルプル震えさせてみる。
肉球が可愛らしいではないか……
とまあ、それはさておき腕が生えたのはありがたい。腕無しに慣れてきていたけど、腕があれば走る速度も戦力も断然上がるからね。
スキルも増えている。「咆哮」と「火魔法」ともに二重鑑定したところかなり使えるスキルだった。
さて、今ならドラゴンの硬い鱗ごと内側から破壊できるはず。
右腕に魔力を集めるように意識する。それに火魔法を付加するように集中する。
右腕の赤い鱗が輝き始める。紅い輝き、熱量をもち、触れたものを燃やし尽くすが如く。
前方のドラゴンの肉壁を切り裂くように腕を振る。
轟音とともに目の前にポッカリと穴が開いた。穴の外には洞窟の壁が見える。
さて、急がなければ。
寝てる間に何日か経っている可能性もあると思うと、焦燥感が生じてきた。
洞窟の出口に向かって全力で駆けた。以前の体とは比べ物にならない速度が出せた。
◇◇◇
休む時間を一切取らず、ひたすら全力で走り続けたところ、思っていたよりも早く侯爵領の領都が見えてきた。ここにリルが連れてこられているはずだ。
『間に合っているはず……』
若干の不安を感じながらも大丈夫だと自分に言い聞かせ、領都の城壁に近づく。
不自然な飛び方をしている鳥型の魔物は毒針で仕留めておく。おそらくあの魔物使いの「目」だろうからな。
そして、城壁に向けてドラゴンの体内から脱出した攻撃を放つ。轟音とともに一部が崩れる城壁。
ドラゴンよりもあっさりと破壊できたのは、さすがドラゴンといったところだろうか。
自重はしない。
この領都が大騒ぎになろうが知ったことではない。
俺にとってはリルこそが何よりも大事なのだ。国を敵に回すことになっても、最速最短でリルを助けると決意している。
近くの建物の屋根に飛び乗ると、街の全体の様子が何となく見渡せた。
街の中心にある大層立派な建物が侯爵の居場所だろうな。目標を定めそこに向けて駆ける。
一応、街の人は避けながら駆けているけど、周囲は結構な騒ぎになっている。「城壁が壊された」とか「魔物が侵入してる」とか云々。
周囲は気にせず駆けていると、あっという間に目的の場所に到着した。
壁の向こう側からは複数の人の気配がする。
そして、気が付いた時には目前の壁を壊していた。どうやら頭に血が上っているようだ。焦りと怒りが胸中でぐるぐるとしている。
ミスは許されない。怒りを制御しなくては。
そう思いながら、壁の向こうに歩みを進める。
壁を抜けた先には武器を構えた傭兵ども。見回すとガストマとザールの姿もある。
『!?』
リル!
奥に見える鉄格子のついた荷台の中にリルの姿を見つけた。クレアとアルフレッドもいる。どうやら、引き渡しのタイミングだったようだ。
「クルルッ!」
良かった、本当に良かった。間に合ったようだ。
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