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2019年10月9日。『青い部屋』
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10月9日。
PS5の新情報が公開されたらしい。来年末発売予定だとか。PS4のソフトと互換性があるらしい。
新ハードが出る度に言われることだが、過去のハードのソフトとの互換性は……やはりあって欲しいと思えてしまう。PS4だけでなく、PS3もPS2もPSも…………なまじPS2でPSのソフトがそのまま遊べたというゲーム・エクスペリンスが大きすぎたのだろうか。不満に思うと欲が出てどこまでも己を満たす為のハードルを高くしてしまう。いや、僕も出来れば歴代全ハードのソフトが遊べるアルティメットハードとか遊んでみたいけども。
さて、何か書くにもネタがサッと思いつかない。
少し前の話だが、印象的だった夢の話でもしようか。
読者の方は『青い』夢を見たことがあるだろうか。
僕は見た。『青』が印象的な夢を。
夢が始まると、『青い部屋』にいて、椅子か何かに座っていた。その部屋は薄暗く、濃い青で統一された不思議な雰囲気の部屋だった。本棚などが並び、座椅子も並んでいる。
僕はその中で様々な本を手に取っては、両隣にいる人間なのか、単なる影なのか、物の怪なのかよくわからない存在と「この本、面白いね!」などとお互いの持つ本を褒めては次々と回し読みしていった。
ただそれだけの夢だったのだが、その夢の中の『青』がとにかく心に深く刻まれた。
薄暗くて青い部屋と言うと、真っ先に浮かぶのはペルソナシリーズに出てくるベルベットルームだ。あそこは作中によると精神と物質、夢と現実の狭間にある世界らしい。
ペルソナシリーズというと心理学や脳科学などをゲームを構成する重要な骨子にしているらしいし、何か精神的な暗示なのか、と興味が湧いたので、ちょっぴり調べてみた。
まず『青』が印象的な夢というのは、その人の高い知性と理性が働いている状態だという。青い部屋だけでなく、青空だとか青い海だとか。
ここで、『青』の印象で精神状態が分かれる。
夢の中の青が心地好い、清々しい青ならば、その人の精神は澄み切っていてポジティブなもので満たされている。
逆に、暗い印象だったり濃い青だった場合はその人の不安や心配、憂鬱な気持ちが表れているとのこと。
僕が見た『青い部屋』は、薄暗さが逆に心地好いとは感じたが、かなり濃い青だった。影法師のような物が傍に佇んでいる、というのもまるでペルソナシリーズのシャドウのようだ。
僕はメンタルの持病があり、この夢を見た辺りは不安に充ちていた。やはりこの夢を見た時は僕は憂鬱で不安に苛まれていたのだろう。
次に『部屋』の中にいたという内容だが、これは新たなパートナーとの『出会い』を予言している、というものもあれば、知性が働きさらに自己成長しようとする意志の表れだったり、精神力が漲り、ナーバスになっているので雑音を気にして心の静寂を求めているなど色々ある。
いずれも僕の現状に当てはまりそうではある。
どんなに自分を律しても、恋愛などには飢えているという意味では出会いを求めているだろうし、自己成長は常に願って目指している。心の平穏や静寂を求めているというのも至極真っ当だ。
ちらっと夢診断のサイトを読んだ程度ではあるが、どうやら『青い』夢というのは概ね吉夢であるらしい。知性と理性と精神力が漲っている状態。創作者としては前向きに受け止められそうな夢だった。
憂鬱な気持ちが表れているのも事実だと思うが、メンタルの持病を抱えているならそれは避けられないものだ。
前回に『夢分析はするな』と言ったばかりだが、やはり印象に残った夢は己の精神の深淵が見える。気になる夢を見てそれを事典で調べるくらいなら、まあほどほどにすれば大丈夫かもしれない。
夢にばかり頼っていられないが、更なるインスピレーションを求めていきたいものだ。
PS5の新情報が公開されたらしい。来年末発売予定だとか。PS4のソフトと互換性があるらしい。
新ハードが出る度に言われることだが、過去のハードのソフトとの互換性は……やはりあって欲しいと思えてしまう。PS4だけでなく、PS3もPS2もPSも…………なまじPS2でPSのソフトがそのまま遊べたというゲーム・エクスペリンスが大きすぎたのだろうか。不満に思うと欲が出てどこまでも己を満たす為のハードルを高くしてしまう。いや、僕も出来れば歴代全ハードのソフトが遊べるアルティメットハードとか遊んでみたいけども。
さて、何か書くにもネタがサッと思いつかない。
少し前の話だが、印象的だった夢の話でもしようか。
読者の方は『青い』夢を見たことがあるだろうか。
僕は見た。『青』が印象的な夢を。
夢が始まると、『青い部屋』にいて、椅子か何かに座っていた。その部屋は薄暗く、濃い青で統一された不思議な雰囲気の部屋だった。本棚などが並び、座椅子も並んでいる。
僕はその中で様々な本を手に取っては、両隣にいる人間なのか、単なる影なのか、物の怪なのかよくわからない存在と「この本、面白いね!」などとお互いの持つ本を褒めては次々と回し読みしていった。
ただそれだけの夢だったのだが、その夢の中の『青』がとにかく心に深く刻まれた。
薄暗くて青い部屋と言うと、真っ先に浮かぶのはペルソナシリーズに出てくるベルベットルームだ。あそこは作中によると精神と物質、夢と現実の狭間にある世界らしい。
ペルソナシリーズというと心理学や脳科学などをゲームを構成する重要な骨子にしているらしいし、何か精神的な暗示なのか、と興味が湧いたので、ちょっぴり調べてみた。
まず『青』が印象的な夢というのは、その人の高い知性と理性が働いている状態だという。青い部屋だけでなく、青空だとか青い海だとか。
ここで、『青』の印象で精神状態が分かれる。
夢の中の青が心地好い、清々しい青ならば、その人の精神は澄み切っていてポジティブなもので満たされている。
逆に、暗い印象だったり濃い青だった場合はその人の不安や心配、憂鬱な気持ちが表れているとのこと。
僕が見た『青い部屋』は、薄暗さが逆に心地好いとは感じたが、かなり濃い青だった。影法師のような物が傍に佇んでいる、というのもまるでペルソナシリーズのシャドウのようだ。
僕はメンタルの持病があり、この夢を見た辺りは不安に充ちていた。やはりこの夢を見た時は僕は憂鬱で不安に苛まれていたのだろう。
次に『部屋』の中にいたという内容だが、これは新たなパートナーとの『出会い』を予言している、というものもあれば、知性が働きさらに自己成長しようとする意志の表れだったり、精神力が漲り、ナーバスになっているので雑音を気にして心の静寂を求めているなど色々ある。
いずれも僕の現状に当てはまりそうではある。
どんなに自分を律しても、恋愛などには飢えているという意味では出会いを求めているだろうし、自己成長は常に願って目指している。心の平穏や静寂を求めているというのも至極真っ当だ。
ちらっと夢診断のサイトを読んだ程度ではあるが、どうやら『青い』夢というのは概ね吉夢であるらしい。知性と理性と精神力が漲っている状態。創作者としては前向きに受け止められそうな夢だった。
憂鬱な気持ちが表れているのも事実だと思うが、メンタルの持病を抱えているならそれは避けられないものだ。
前回に『夢分析はするな』と言ったばかりだが、やはり印象に残った夢は己の精神の深淵が見える。気になる夢を見てそれを事典で調べるくらいなら、まあほどほどにすれば大丈夫かもしれない。
夢にばかり頼っていられないが、更なるインスピレーションを求めていきたいものだ。
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