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2019年11月27日。身体が疲れてきた『過ぎるくん』な僕

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 11月27日。

 今日は連日の運動や様々な目標への行動のせいか疲れが出てきた。作業所で一時くたくたになり、先生の1人に心配されてしまった。今はだいぶ落ち着いた。

 メンタルの疲れと言うより、肉体的な疲れだろうか。今日は作業所での人の数も動きも多く、人に酔ってしまった感じだ。

 だが、自分で自覚している『頑張り過ぎる自分』の弱さもある。

 僕は何をするにしても加減をするのがとても苦手だ。自分が頑張るとなったらどこまでも突き詰めてしまって、やがてぐったりとして前のめりに倒れてしまう。

 最近はそんな自分を客観視して自覚出来るようになってきたが、今だに『もっと頑張ろう! もっと行こう!!』と急かす自分に負け、自制しきれずに無理をし過ぎてしまう。


 リングフィットアドベンチャーを始めてから身体を鍛えられる喜びと共に、どこか気持ちが高揚しすぎてハイになっているのかもしれない。大抵無理をし過ぎるのは身体を鍛えるタイミングだ。オーバーワークになってしまう。そしてそんな自分のぺースを落とすことを『もっともっと!!』という自分が許さないのだ。これは直すべき悪癖だ。我の強さとか業だとしたら手の付けようもないかもしれないが、自分で客観視出来るのならある程度は直せるかもしれない。

 よく母に「mk-2くんは『過ぎるくん』やからねえ」と言われる。

 考え過ぎる、悩み過ぎる、迷い過ぎる、無理し過ぎる、やり過ぎる。

 何事も、ちょっとやり甲斐のあることを始めると、無理に自分を高めようとやり過ぎてしまう癖は、既に近しい人には周知の事実だ。案外SNSなどで交流している人も気付いている人は多いのではなかろうか。

 身体を鍛えるタイミングで『過ぎるくん』が出やすいのは、やはり身体を強化して体力の向上による行動範囲の拡大と美容、今の自分より強くなれることに過度な期待や愉しみを感じてしまうからだろう。

 まるでRPGのレベル上げだ。HPとMPが尽きる寸前まで戦い続けてしまう。これは現実を生きる自分にとっては当然無理がある。戦い『過ぎて』気が付けば回復手段もかなぐり捨てて、HPが0になってゲームオーバー。セーブポイントまで活動出来ず戻ってしまい、結果的に努力の効率が大幅に下がるのだ。


 何にせよ、繰り返しになりそうだが1日当たりはほんの小さな努力でも、継続出来ることこそが真の強さなのだ。

 長く続けること……それを成すには、やり過ぎず、時にはペースを落としたり休んだりすること。

 そうやって冷静に自制が出来る自分でいたいものだ。
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