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2019年11月29日。iPad Proを買った時の慌て話。
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11月29日。
不安で堪らなかったので、Uネクストは電話をサポートセンターにかけて対応してもらった。
幸い、オペレーターの人が親切かつ的確だったおかげで、何とか無事無料トライアル期間を終えたのち解約と退会が出来そうだ。何の齟齬も不手際も生じず事が済むだろうか…………(疑心暗鬼)
もうこちらで出来ることはやり尽くしたのだ。それ以上疑ったり不安がってもどうにもなるまい。よしんば何かまずいことが起きても向こうの不手際なんだし。しかし、本当に本当に自分は気が小さいな、と痛感する。今後、この手のサービスの利用は例え無料トライアル期間であってもより慎重になろう……昨晩はそう決めたのだった。
……だったら、絵描きソフトのiPad用クリップスタジオEXも、もしも利用を辞める時が来たら何の問題も無く辞められるか事前に確認しておいた方がいいのだろうか?
自分で調査すると共に、iPadでクリップスタジオEXを愛用している関西創作交流会のメンバーさんにも聞いてみよう。その人は楽天的な性格の人だからあまり気にせず使ってそうな気がするが。
iPad Proで本格的にデジタル作画をするなら、早く画面に貼るフィルムを調達しなければ。
iPad Proを買いに行った時の話をしよう。
最初にiPad Proを買いに家電量販店に行った時、僕は高額な買い物を前に例によって気の小ささが発動し、完全にテンパってしまい、買物資金を持っていくのに何故か500円貯金で貯めた大量の硬貨を一気に鞄に入れて手で運んでいた。当然めちゃくちゃ重い。亀仙人の修行か何かかよ。
しかも世間知らずな僕は銀行で硬貨をお札に替えようとしたのだが、土日など休日には銀行では硬貨の取り扱いをしていない。銀行員はいないしATMは硬貨投入口がしーんと止まったまま反応しない。
仕方なく、店頭へ行き店員さんにはお手数だが硬貨も混じえて精算することに。
ここで僕はもう一つミスをしていた。
iPad Proの公式サイトで値段を確認して、必要な額だけ持っていったつもりだった。
しかし、それはiPad Pro本体のみの価格だった。
てっきりiPad Proに付属でApple Pencilもkeyboardfolioも込みでの値段だと勘違いをしてしまっていたのだ。Apple Pencilとkeyboardfolioはオプション。併せて買うと想定よりも高く、僕は精算時死ぬほど焦った。
だが、こういう時の為に僕はささやかな備えをしていた。
外出先で予期せぬ出費があった時の緊急用として、ユキチを1枚財布の中に常に忍ばせている(なるべく所持金には数えず、飽くまでも非常用)。それを使い、硬貨も全部出して、財布の中身のお金というお金を出して……ギリッギリ足りたのだ。あっぶねえええ。
かくしてiPad ProをGETした僕だが、すっかりテンパっていて冷静ではなかった僕は、iPad Proの画面に貼るフィルムについて選択を誤った。
デジタル作画において、ペーパーライクな描き味で鉛筆のような感覚で描くには適しているが、代わりに光が遮られるので画面の繊細な色彩が損なわれるフィルムを選んでしまったのだ。これはモノクロイラストや漫画のみを描く人には適しているだろうが、総合的なデジタル絵描きとしては描き味にばかりに傾いている。
ひたすら画面の光量や色彩を美しくするフィルムもあったり、ブルーライトをカットするフィルムもあったり色々だが、ペーパーライクな描き味と解像度強化の折衷というか、中間ぐらいのフィルムは無いものか。
店舗でiPad Proとオプションを買った時点でかなりポイントが貯まったので、早く適切なフィルムを買いに行きたいところだが、店が遠くなかなか行けないでいる。この土日にでも意を決していくべきか。ポイントも有効期限があるわけだし。
さっきiPad Pro版クリップスタジオEXの月賦、年賦の支払い方法など作業所の先生に尋ねてみたが、どうやらAppleストアカードなどのプリペイドカードで支払い出来るような気楽な仕様らしい。これもひとつ安心だ。
現在、裸のままiPad Proでアイビスペイントを利用してクリスマスイラストを描いている。だが、以前のエッセイでも言ったように出来ればクリップスタジオEXで仕上げをやってみたいので、線画段階……もっとやってもベーシックカラーを置く程度にしたい。
絵や漫画を描く時間がもっと欲しい。だが無理をし過ぎるとどこかでダウンする。ああ、ジレンマ…………。
不安で堪らなかったので、Uネクストは電話をサポートセンターにかけて対応してもらった。
幸い、オペレーターの人が親切かつ的確だったおかげで、何とか無事無料トライアル期間を終えたのち解約と退会が出来そうだ。何の齟齬も不手際も生じず事が済むだろうか…………(疑心暗鬼)
もうこちらで出来ることはやり尽くしたのだ。それ以上疑ったり不安がってもどうにもなるまい。よしんば何かまずいことが起きても向こうの不手際なんだし。しかし、本当に本当に自分は気が小さいな、と痛感する。今後、この手のサービスの利用は例え無料トライアル期間であってもより慎重になろう……昨晩はそう決めたのだった。
……だったら、絵描きソフトのiPad用クリップスタジオEXも、もしも利用を辞める時が来たら何の問題も無く辞められるか事前に確認しておいた方がいいのだろうか?
自分で調査すると共に、iPadでクリップスタジオEXを愛用している関西創作交流会のメンバーさんにも聞いてみよう。その人は楽天的な性格の人だからあまり気にせず使ってそうな気がするが。
iPad Proで本格的にデジタル作画をするなら、早く画面に貼るフィルムを調達しなければ。
iPad Proを買いに行った時の話をしよう。
最初にiPad Proを買いに家電量販店に行った時、僕は高額な買い物を前に例によって気の小ささが発動し、完全にテンパってしまい、買物資金を持っていくのに何故か500円貯金で貯めた大量の硬貨を一気に鞄に入れて手で運んでいた。当然めちゃくちゃ重い。亀仙人の修行か何かかよ。
しかも世間知らずな僕は銀行で硬貨をお札に替えようとしたのだが、土日など休日には銀行では硬貨の取り扱いをしていない。銀行員はいないしATMは硬貨投入口がしーんと止まったまま反応しない。
仕方なく、店頭へ行き店員さんにはお手数だが硬貨も混じえて精算することに。
ここで僕はもう一つミスをしていた。
iPad Proの公式サイトで値段を確認して、必要な額だけ持っていったつもりだった。
しかし、それはiPad Pro本体のみの価格だった。
てっきりiPad Proに付属でApple Pencilもkeyboardfolioも込みでの値段だと勘違いをしてしまっていたのだ。Apple Pencilとkeyboardfolioはオプション。併せて買うと想定よりも高く、僕は精算時死ぬほど焦った。
だが、こういう時の為に僕はささやかな備えをしていた。
外出先で予期せぬ出費があった時の緊急用として、ユキチを1枚財布の中に常に忍ばせている(なるべく所持金には数えず、飽くまでも非常用)。それを使い、硬貨も全部出して、財布の中身のお金というお金を出して……ギリッギリ足りたのだ。あっぶねえええ。
かくしてiPad ProをGETした僕だが、すっかりテンパっていて冷静ではなかった僕は、iPad Proの画面に貼るフィルムについて選択を誤った。
デジタル作画において、ペーパーライクな描き味で鉛筆のような感覚で描くには適しているが、代わりに光が遮られるので画面の繊細な色彩が損なわれるフィルムを選んでしまったのだ。これはモノクロイラストや漫画のみを描く人には適しているだろうが、総合的なデジタル絵描きとしては描き味にばかりに傾いている。
ひたすら画面の光量や色彩を美しくするフィルムもあったり、ブルーライトをカットするフィルムもあったり色々だが、ペーパーライクな描き味と解像度強化の折衷というか、中間ぐらいのフィルムは無いものか。
店舗でiPad Proとオプションを買った時点でかなりポイントが貯まったので、早く適切なフィルムを買いに行きたいところだが、店が遠くなかなか行けないでいる。この土日にでも意を決していくべきか。ポイントも有効期限があるわけだし。
さっきiPad Pro版クリップスタジオEXの月賦、年賦の支払い方法など作業所の先生に尋ねてみたが、どうやらAppleストアカードなどのプリペイドカードで支払い出来るような気楽な仕様らしい。これもひとつ安心だ。
現在、裸のままiPad Proでアイビスペイントを利用してクリスマスイラストを描いている。だが、以前のエッセイでも言ったように出来ればクリップスタジオEXで仕上げをやってみたいので、線画段階……もっとやってもベーシックカラーを置く程度にしたい。
絵や漫画を描く時間がもっと欲しい。だが無理をし過ぎるとどこかでダウンする。ああ、ジレンマ…………。
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